完全ワイヤレスのBluetoothヘッドホン・イヤホンである「AirPods」を買いました。読み方は「エアポッド」ないし「エアポッズ」です。
画期的なメリットがある反面、デメリットもあります。総合的には狙い通り大満足でした。AirPodsを実際に使ってみた口コミについて、ブログとしてまとめます。
特におすすめなのはハンズフリーで電話ができる点、イヤホンの持ち運びが楽な点です。
AirPodsはアップル製品であり、ケースから取り出すだけで、近くにあるiPhone・iPad・Mac等のApple製デバイスとペアリングして使えるようになります。
面倒な設定は皆無であり、簡便さ・分かりやすさが秀逸です。この点はAppleの真骨頂が発揮されています。BluetoothをオンにしたiPhoneの近くで開封したら、すぐにペアリングされて爆速で使えるようになりました。
iPhoneやiPadを持っていて同じApple IDに登録している場合は、一度のペアリングでiCloudで同期されるので、全てデバイスで使えるようになります。
耳につけると自動的にAirPods経由で音楽を聞いたり、電話できるようになります。耳から外すと一時停止します。
AirPodにはボタンが全くありません。純正イヤホンでは音量のアップ・ダウン、再生・一時停止、曲のスキップなどができました。
AirPodの場合は、トントンとダブルタップするとSiriを起動します。ボリュームの上げ下げ、停止等はSiriで操作します。もちろん、それ以外のSiriの操作も可能です。
製品化しているので激しい運動をしない限りは落ちることはないのでしょうが、落ちるような感覚があったら使いづらくなります。
この点は全く問題ありませんでした。ジャスト・フィットの装着感があり、全く落ちるような感覚がありません。私だけではなく、頭を強めに振っても落ちないという評判・口コミが多いです。
1回の充電で5時間の音楽再生、2時間の連続通話が可能です。また、複数回充電できる充電ケースもついており、充電ケースで15分充電すると3時間再生できるようになります。
重量は左右ともに4gで合計8gです。軽くて負担感もなく、ずっと付けていても違和感がありません。充電ケースも38gだけであり、サイズもコンパクトです(44.3×21.3×53.5mm)。
合計で46gであり、持ち運びに不便は感じません。旅行や出張の際に荷物が増えますが、許容範囲です。大きさは目薬と大差ない水準です。
充電ケースはiPhone・iPadと同じLightningコネクタで充電できるので、ケーブルは増えません。Lightningケーブルも付属しています。
iOS 10以降を搭載したiPhone、iPad、iPod touch、watchOS 3以降を搭載したApple Watch、macOS Sierra以降を搭載したMacで利用可能です。iPhoneですと5以降ならOKです。
AirPodsの注意点としては、Siriの設定で「ロック中にアクセス」をオンにしていないと、AirPodsをダブルタップしてもSiriが起動しません。
ダブルタップしてもSiriが無反応の場合はここに原因がある可能性が高いです。ここはオンにしないと著しく不便になります。
BluetoothのところからAirPodsの設定も可能です。ダブルタップでSiri起動ではなく、音楽の再生/一時停止をするようにもできます。
再生/一時停止に割り当てた場合、音量の調整が本体のiPhoneかApple Watchを使わないといけなくなります。私にはApple Watchはないので、ここはSiriにしておきました。
AirPodsはBluetoothがどこまで届くか確認しました。数メートルは余裕で大丈夫です。
1階にiPhoneがある状態で数メートル離れた2階に行きましたが、途切れること無く再生・通話可能でした。
一戸建てで家中に掃除機をかけるような場合、身軽に音楽を聴きながら掃除が可能です。
また、外出時はマフラーが絡まないのが便利です。コード付きヘッドホンはマフラーと絡まってややこしい局面が多発します。
電話がかかってきたらダブルタップで取れてそのまま通話できるので便利です。私はこれ目的で買いました。
電話を耳に当てる必要が無いので両手が自由になり、通話をしながら別の作業・雑務が可能になり、時間効率が格段に上昇します。
証券会社の担当との電話で、売買報告、約定報告、マーケットの状況報告などで、どうでもいい話の時は、他のことをしながらイヤホンで電話していました。
ハイハイと聞き流しながら、家にいる時はパソコン、外出先はスマホを見ながら通話していました。
しかし、コードがあるイヤホンだと持ち運びが面倒なので、デスクを離れる時に持っていくのが煩わしいです。AirPodsのサイズならポケットに入れっぱなしにしておけるので大変便利です。
もうコード付きのヘッドホンには戻れません。
家のパソコン前にいる時も純正イヤホンは装着が面倒ですし、Bluetoothイヤホンでもコードが有るよりはAirPodsのようにない方が楽です。すぐにつけて通話が可能です。
音質はiPhoneの純正イヤホンのように可もなく不可もなしといった様相を呈していました。無難で車で例えるとカローラやプリウスといったイメージです。
家電量販店で視聴したハイレゾ高級イヤホンの音とはやはり違いますけれども、無難なクオリティで中庸ですので、音に対するこだわりがさほどではない方ですと特に音質に不満が出ることはないと思います。
デメリットはiPhoneのBluetoothをオンにする必要があり、バッテリー消費に悪影響である点、AirPodsも充電する必要が生じて、充電するアイテムが増えてしまう点です。
AirPodsはケースに入れると充電されます。ケースのバッテリーがなくなったらケースを充電する流れです。
また、音量のアップ・ダウンのボタンがないため、AirPodsをダブルタップしてSiriを呼び出し、音を上げて(下げて)と伝える必要があり、やや時間がかかります。
曲によって音量が変わったり、また外出時は周囲の騒音が変化することはよくあるため、音量の上下ボタンだけはどこかに装着されていればより便利でした。
例えば、ワンタップなら音量下げ、ダブルタップで音量上げ、トリプルタップでSiri呼び出しといった形になると最高になります。後は価格が18,140円(税込)とやや高いことです。
ただし、これは許容範囲でメリットとデメリットを総合考慮すると、メリットが遥かに上回っていると考えます。
電話がかかってきてから、イヤホンを慌ててつけるという作業から開放されるので、個人的には便利なガジェットです。
iPhoneの近くでAirPodsの充電器ケースを開けるとバッテリーが表示されます。
ランプでも見分けがつきます。AirPodsを入れた時に中央のランプが緑色だったらフル充電完了です。
Apple Storeでは6週間待ちとなっています。私が注文した時も6週間待ちで、少し早く着くかと淡い期待を抱いていました。
しかし、その希望は儚い蜃気楼となり、木っ端微塵に打ち砕かれてピッタリと6週間かかりました。
Amazonや楽天市場ではプレミアムがついており、一時3万円近くになっていました。
現在はタイムセールが開催されることもあり、インターネットでもお得に購入可能です。
AirPodsの新製品発売直後などで、ネットでプレミアムがついている場合、お得に購入する場合はヤマダ電機・ビックカメラ・ヨドバシカメラがおすすめです。
還元率は低下しますが、アップル製品でもポイントを獲得可能。ビックポイントはJALマイルにも交換できます。
税込の金額に対してポイントが付与されてユーザーフレンドリーです。
外資系のホテルですと税抜・サービス料抜の価格に対してポイントが貯まるホテルが多いです。税金はともかくとしてサービス料も対象外なのは今ひとつです。
この塩対応と比較するとビックカメラはさすがであり、日本の消費者のニーズを適格に把握しています。税金の分もしっかりとポイントを得られます。
ビックカメラはドラッグストアや酒類のショップが有る店舗があるので、そうした店舗ではビックポイントは現金同様に使い勝手が抜群です。