ノジマという中堅家電量販店があります。東証一部上場、JPX日経インデックス400に選出と波に乗っています。
ノジマは株主優待を実施していますが、上場市場変更を記念して追加で株主優待を実施します。ノジマ(7419)の株価・株主優待・株式についてまとめます。
ノジマの株主優待
ノジマは「当社の事業や強みであるコンサルティングセールスを含めたサービスを体験していただき、ご理解いただくこと」を目的として株主優待制度を実施しています。
「コンサルティングセールス」は2016年に一部の企業で一躍話題になったホットなイシューですね。
まずは通常の株主優待の内容です。ノジマの株式を3月末・9月末に保有していると、1枚につき10%割引(最大1,000円まで)を受けられる優待割引券をがもらえます。
また、株主来店ポイント券も得られます。以下の株主優待が年2回もらえます。
- 100株以上:5,000円分の10%優待割引券(1,000円分×5枚)、株主来店ポイント券(500ポイント)2枚
- 200株以上:10,000円分の10%優待割引券(1,000円分×10枚)、株主来店ポイント券(500ポイント)4枚
- 500株以上:25,000円分の10%優待割引券(1,000円分×25枚)、株主来店ポイント券(500ポイント)6枚、店頭サービス優待券1枚
- 1000株以上:50,000円分の10%優待割引券(1,000円分×50枚)、株主来店ポイント券(500ポイント)12枚、店頭サービス優待券2枚、ノジマPBエルソニック商品
年間還元相当額は、100株は最大12,000円、200株は24,000円、500株は62,480円、1000株は127,960円となります。
10%割引となるのは、現金・デビットカード・ノジマショッピングクレジット・ノジマジャックスカードにて支払った場合です。
クレジットカード、ノジマエポスカードで支払った場合は割引き幅は8%となってしまいます。
ノジマの株主優待利用時の支払は、1%還元で楽天ポイントが貯まる楽天銀行デビットカード(JCB)がベストです。
この度の上場市場変更を記念しての追加株主優待は、2016年9月末に100株以上保有で、ノジマ、ノジマモバイルの店頭に来店するだけでノジマスーパーポイントが付与される券です。
1枚につき500ポイントの券5枚(2,500円相当)となります。ただし、1日につき1枚までの利用制限があります。2,500円分を一気に使うことはできず、500円ずつ地味に使うしかありません。
来店ポイント付与の条件はノジマのモバイル会員であることです。来店時に新規会員登録をしても付与されます。
ノジマオンラインで利用した際は、商品等購入後にポイント還元されます。平成28年12月初旬頃の発送が予定されています。
ノジマの株価
ノジマは神奈川県地盤の家電量販店ですね。業界ではヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ヨドバシカメラ、ケーズデンキに次ぐ6位となっています。
関東圏を中心に店舗を展開して中堅の地位を固めて、2016年には東証一部に昇格しました。正月には福袋が人気を集めています。
エポスカードと提携してクレジットカードも発行しています。
中国・四国地方では、子会社の「西日本モバイル株式会社」がauショップのチェーンを展開しています。
業界に先駆けて、郊外型のAVC(オーディオ・ビジュアル・コンピュータ)主体のカテゴリーショップ、パソコン専門店、通信専門店を展開するなど、デジタル化に注力してきました。
2015年3月には全国規模で携帯電話販売を手掛けるITXを子会社化しました。
1959年に神奈川県相模原市に野島電気工業社が設立され。1962年には有限会社野島電気商会が設立しました。
1973年に単品コンポーネントオーディオ専門コーナーを相模原の店舗に設置し、1982年に全国初のAVCを主体としたカテゴリーショップを相武台(神奈川県)に出店しました。
1982年に株式会社に改組して、1991年に現商号に変更しました。1994年に携帯電話の各通信キャリアを一堂に集めた電話のデパート「でんわ館」を開設し、2008年に横浜ベイスターズとスポンサー契約を締結しました。
売上高・利益
売上高は減収、経常利益・EPSは減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。営業利益・純利益は美しい右肩上がりとなっています。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS | 1株配当 | 配当性向 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2012/03(実) | 211,051 | 743 | 3,262 | 2,119 | 111.8 | 20.0 | 18% |
2013/03(実) | 199,976 | 2,070 | 3,482 | 1,848 | 97.0 | 20.0 | 21% |
2014/03(実) | 218,402 | 6,105 | 7,632 | 4,394 | 213.5 | 24.0 | 11% |
2015/03(実) | 244,067 | 6,472 | 6,736 | 3,578 | 151.2 | 30.0 | 20% |
2016/03(実) | 454,842 | 14,593 | 14,892 | 13,226 | 276.6 | 22.0 | 8% |
2017/03(予) | 458,500 | 16,000 | 16,500 | 10,200 | 210.4 | 24.0 | 11% |
キャッシュ・フロー
営業キャッシュフローは純利益を大きく上回っている年度がほとんどです。一般論としては安心感があります。
決算期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF |
---|---|---|---|---|
2012/03(実) | 5,063 | -5,049 | 203 | 14 |
2013/03(実) | 8,032 | -7,799 | 1,122 | 233 |
2014/03(実) | 3,134 | -8,858 | 7,658 | -5,724 |
2015/03(実) | 6,932 | -47,281 | 43,682 | -40,349 |
2016/03(実) | 21,496 | -5,921 | -13,186 | 15,575 |
利益率・CFマージン・ROE
利益率、キャッシュフロー・マージンは、低空飛行が続いています。ROEは財務レバレッジが高いことから高めの数字となっています。
最新のROEを分解すると純利益率2.91%、総資産回転率2.26倍、財務レバレッジ(総資産÷自己資本)5.00倍です。
財務レバレッジは高めで、資産から売上を作る回転率(資産効率)はやや高めで、売上から利益を作る利益率は業種からは高めとなっています。
決算期 | 経常利益率 | 純利益率 | CFマージン | ROE |
---|---|---|---|---|
2012/03(実) | 1.5% | 1.0% | 2.4% | 9.9% |
2013/03(実) | 1.7% | 0.9% | 4.0% | 8.0% |
2014/03(実) | 3.5% | 2.0% | 1.4% | 15.9% |
2015/03(実) | 2.8% | 1.5% | 2.8% | 11.0% |
2016/03(実) | 3.3% | 2.9% | 4.7% | 32.9% |
2017/03(予) | 3.6% | 2.2% | - | - |
指標
100株保有の場合、ノジマの株主優待利回りは名目ですと15.7%となりますが、割り引く必要があると思われます。控え目に年2,000円換算だと約1.57%です。
予想配当利回りは1.88%(配当性向11.5%)であり、配当+優待利回りは名目で約3.45%です。
PBR1.33倍、予想PER6.12倍、自己資本比率20.0%です。有利子負債は842.8億円、現金等は127億円、営業CFは214億円です。
足元では株価が軟調な展開が続いています。ノジマの過去3ヶ月・2年間・5年間の株価チャートは以下の通りです。
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