bitFlyerという国内初のビットコイン(Bitcoin)の販売所(取引所)があります。
三井住友・みずほ・三菱UFJの三大メガ・フィナンシャル・グループ、リクルート、第一生命、三井住友海上、SBIのVCが主要株主で信頼性が高いビットコイン取引所です。
日本最大手で世界的にも大手であり、大手家電量販店のビックカメラとも提携しています。
仮想通貨のビットコインを売買するならば最有力候補です。ユニークなビットコインFX、先物のサービスも提供しています。
bitFlyer(ビットフライヤー)のメリット・デメリットに関して評判を検証して、個人的な口コミについてまとめます。
目次
bitFlyerは安全性が高い
bitFlyerはビットコイン取引所として2014年4月にサービスを開始した老舗です。ビットコインの購入、売却を簡単にできるシステムを提供しています。
シード・プランニング社の調査(2017年2 月仮想通貨取引所ビジネスの市場規模調査)によると、ビットコインの取引量は日本一となっています。
bitFlyerはクラウドファンディング(fundFlyer)や仮想通貨に関する情報メディア(BTC News)も展開しています。
1秒でビットコイン送付ができる「bitWire」や、事業者向けEコマース決済サービスなど、ビットコイン(Bitcoin)の総合プラットフォームとして万全のセキュリティによる安全な取引を実現しています。
顧客のビットコイン保管中のリスクを補償する損害保険を国内大手損害保険会社と契約しています。
bitFlyerは、三菱UFJなど大手金融グループ傘下のベンチャーキャピタル、リクルート・電通などのグローバルカンパニーから出資を受けている日本最大のビットコイン企業です。
株主名 | 概要 |
---|---|
三菱UFJキャピタル株式会社 | 三菱UFJ銀行の三菱UFJ FG傘下のVC |
SMBCベンチャーキャピタル | 三井住友銀行の三井住友FG傘下のVC |
みずほキャピタル株式会社 | みずほ銀行のみずほFG傘下のVC |
三井住友海上キャピタル株式会社 | 大手損保の三井住友海上のグループ会社 |
第一生命保険株式会社 | 日本屈指の大手生保 |
リクルート インキュベイトファンド | リクルートのグループ会社 |
株式会社電通デジタル・ホールディングス | 電通のグループ会社 |
株式会社QUICK | 日本を代表する金融情報ベンダー |
SBIインベストメント株式会社 | 住信SBIネット銀行のSBI HD傘下 |
GMO VenturePartners 株式会社 | GMOインターネットのグループ会社 |
日本のビットコイン事業者では唯一、監査法人(新日本有限責任監査法人)との契約を締結しており、上場企業と並ぶ企業ガバナンスを実現しています。
仮想通貨交換業者として金融庁の第一号登録も受けています。日本での仮想通貨・ブロックチェーン業界のリーディングカンパニー的な存在です。
日本でビットコインを取引するならば最も安心という評判・口コミが多いです。資本金は38億9,152万円(資本準備金含)と膨大です。
ビットコインは銀行預金における預金保険の保護、証券会社における投資者保護基金のような公的保護の仕組みがありません。
したがって、ビットコインの売買で最も重要なのは、業者の安全性です。ビットコイン取引所はマウントゴックスの破産、coincheckのシステム障害での一時取引停止が記憶に新しいところです。
この点、bitFlyerはメガバンク、電通、大手生損保、リクルート、QUICK等の資本が入っており、ダントツの安心感があります。
顧客のビットコイン保管中のリスクを補償する損害保険を国内大手損害保険会社と契約しています。資本金、主要株主は他の取引所と比較すると圧倒的なNo.1と評価できます。
ビットコイン取引所名 | 資本金 (資本準備金込) | 主要株主 |
---|---|---|
bitFlyer | 38億9152万円 | 三菱UFJキャピタル SMBCベンチャーキャピタル みずほキャピタル 三井住友海上キャピタル 第一生命保険 リクルート インキュベイトファンド 電通デジタル・ホールディングス QUICK SBIインベストメント GMO VenturePartners |
QUOINE | 非公開 (約20億と推定) | ジャフコ |
DMM Bitcoin | 12億9000万円 | 非公開 |
Zaif(テックビューロ) | 8億3013万円 | 朝山貴生 朝山道央 日本テクノロジーベンチャーパートナーズCC投資事業組合 |
GMOコイン | 7億5000万円 | GMOインターネット GMOクリックホールディングス GMOグローバルサイン Fitech Source,Inc. 高島 秀行 |
ビットバンク | 3億8100万円 | セレス |
コインチェック | 1億円 | マネックスグループ |
BitTrade | 5100万円 | ロバート・ルーク・コリック FXトレード・フィナンシャル 閏間 亮 |
みんなのビットコイン | 1500万円 | トレイダーズインベストメント |
2016年11月30日には、大手監査法人のデロイトトーマツグループ、三菱UFJ、みずほ、三井住友銀行が、「国内の銀行間振込業務におけるブロックチェーン技術の実証実験に係る報告書」を公開しました。
報告書では、日本の市中銀行を結ぶ全銀システムにブロックチェーン技術を適用するメリットがあると結論付けています。
この実証実験で使われたのが、bitFlyerが独自開発したプライベートブロックチェーン技術「Miyabi」です。
bitFlyerは大手家電量販店のビックカメラや百貨店のマルイとも提携しており、ビックカメラや丸井でのビットコイン決済(ビットコイン払い)のシステムを提供しています。
金融業界の関係者になくてはならないブルームバーグ端末に対しては、ビットコイン価格情報の配信を行っています。
ビットフライヤーはブルームバーグ端末で世界中に日本のビットコイン価格情報を提供しているワールドワイドな存在です。
VプリカやGポイント、Amazonギフト券との交換サービスも提供しています。顧客のビットコイン保管中のリスクを補償する損害保険を国内大手損害保険会社と契約しています。
bitFlyerは日本国内では資本金が最も大きく、世界では2番目の企業です。また、2017年1月の取引量は3,200億円超、顧客数は40万人超であり、取引量が世界で最も多い仮想通貨取引所です。
bitFlyerは最高強度のDigiCert次世代暗号で、 コールドウォレットでビットコインを保管しており、高度のセキュリティを確保しています。
銀行預金のような公的保護がない中で、ビットコインを売買するならば、ビットコイン業界では日本最大で世界的にも大手であるbitFlyerの一択だと考えます。
bitFlyerは簡単にアカウントを作成可能
ビットフライヤーはメールアドレスの入力で簡単にアカウントを作成可能です。アカウント作成・維持手数料は無料です。
個人なら、Facebook、Yahoo! ID、Google IDでも作成可能。法人はメルアドのみです。
登録できる法人の種類は、株式会社・有限会社・合同会社・合資会社・社団法人に限られています。財団法人・協同組合・学校法人・宗教法人・監査法人などはアカウントを作れません。
Yahoo! IDで作成したところ、瞬時に認証されて、以下4点に同意したらすぐにbitFlyerを始められます。
- 利用規約とプライバシーポリシーに同意します。
- ビットコイン取引におけるリスクについて理解しました。
- 私は米国の居住者ではありません。
- 取引時交付書面を読んで理解しました。
アカウントを作成したら「ウォレットクラス」となります。ビットコイン預入・送付が可能ですが、日本円の入出金、ビットコイン購入・売却、ビットコインFXの取引はできません。
ビットコイン購入、ビットコインFXの取引を行う場合は、引き続き以下の3点を行う流れとなります。
- 本人情報の登録
- 銀行口座を登録して、口座にデポジットを振り込む
- 免許証またはパスポートを登録
- 取引時確認
本人情報の登録画面では、氏名、住所、電話番号を入力します。Yahoo!やGoogle、Facebookでビットフライヤーに登録した場合は、情報が自動入力されているので便利です。
銀行口座情報の登録では、必ず本人名義の銀行口座を登録する必要があります。登録した口座から、bitFlyerの「お客様用口座」(三井住友銀行か住信SBIネット銀行)へ振り込むことになります。
本人確認資料の提出画面では、運転免許証、パスポート、個人番号カード、住民基本台帳カード(顔写真あり)、健康保険証、年金手帳、福祉手帳、印鑑登録証明書、住民票の写し、在留カード、特別永住者証明書、外国公的書類のいずれかをUPします。
免許証は表面だけではなく、住所変更がない場合でも裏面の提出が必須となっています。
JPG、PNG 形式の画像ファイル (4 MB以下)をアップすることになるので、書類をスマホやケータイなどで写真撮影するかスキャンして、画像ファイルを選択しましょう。
暗号化技術 SSL(Secure Sockets Layer)により、通信経路における安全性が確保されています。
銀行口座情報、本人書類の確認は即座に終了するわけではなく、一定の時間がかかります。私の場合は約7時間でアップグレードしてビットコインの取引が可能になりました。
あとは職業、取引目的の確認などの取引時確認を行えば、ビットコインを取引できるようになります。
ビットフライヤーのアカウントの種類
ビットフライヤーのアカウントクラスは、ウォレットクラス、トレードクラスの2段階となっています。違いは下表のとおりです。
項目 | ウォレットクラス | トレードクラス |
---|---|---|
仮想通貨預入・送付 | ◯ | ◯ |
仮想通貨購入・売却 | - | ◯ |
日本円の入出金 | ◯ | ◯ |
bitWire / ビットコイン決済 | ◯ | ◯ |
Lightning | Futures | 現物 FX Futures |
最大仮想通貨送付・決済額 | 10 万円 | 制限なし |
最大仮想通貨売買金額 | - | 制限なし |
トレードクラスになるための要件は下表のとおりです。
個人 | 法人 | |
---|---|---|
必要書類 | 本人情報の登録 本人確認資料の提出 取引目的などの確認 転送不要の書留郵便の受取 | 法人情報の登録 取引責任者情報の登録 実質的支配者の登録 登記簿、銀行認証を含む法人確認書類 転送不要の書留郵便の受取 |
以前は個人口座の場合は以下の6段階でしたので、遥かにシンプルになりました。各クラスの確認書類、可能な取引は下表のとおりでした。
取引内容 | スタンバイクラス | エコノミークラス | プレミアムエコノミー | エグゼクティブエコノミー | ビジネスクラス | ファーストクラス |
---|---|---|---|---|---|---|
確認資料 | メール | 携帯電話認証 or Facebook 連携 | 銀行認証 | 本人確認資料の提出 | 銀行認証と本人確認資料の提出 | ファーストクラスへの招待状と現住所確認書留 |
ビットコイン預入・送付 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
日本円の入出金 | × | × | ◯ | × | ◯ | ◯ |
ビットコインご購入・ご売却 | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Lightning | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
bitWire/E コマース | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
最大取引量/日 | - | 5 万円 | 50 万円 | 500 万円 | 制限なし | |
最大取引量/月 | - | 25 万円 | 250 万円 | 2,500 万円 | 制限なし |
以前は飛行機の座席のような名前がついていました。現在はシンプルで分かりやすくなっています。
ビットフライヤーに口座を開設すると、自然に「トレードクラス」になるように、銀行認証と本人確認資料の提出を促されます。
特にこだわりがない場合は、画面の案内どおりに銀行口座の認証と本人確認書類のアップロードを済ませて、トレードクラスになりましょう。
もちろん、後で種類を変更することもできます。会員ページにログインして、「アカウントクラス」欄の下部の「アカウントクラスをアップグレードする」から手続き可能です。
本人情報の登録、本人確認資料の提出、取引目的などの確認を行うと、ビットコインを売買できるようになります。
ただし、転送不要の書留郵便を受け取らなかった場合は取引が停止されます。ハガキ1枚が郵便局の書留で送られてくるので、サインして受け取れば手続完了です。
初期設定ではログインするとメールが送られてくる仕組みとなっています。
アカウント凍結用URLも記載されているので、不正アクセスがあった場合は迅速にアカウントを凍結でき、セキュリティも高くなっています。
ビットフライヤーは高度なセキュリティが確保されており、仮想通貨取引所の中では最も安心して取引可能だと考えます。
ビットコインを簡単に売買可能
ビットフライヤーのアカウント作成・維持手数料は無料です。bitFlyerでビットコインを買うチャネルは以下3つです。
- ビットコイン販売所
- ビットコイン取引所
- bitFlyer Lightning(プロ向け取引所)
ビットコイン販売所では、取引の相手はbitFlyerとなり、bitFlyerの提示する価格で売買することができます。無難な取引であり、初心者はまずはここから始めましょう。
売買注文はビットコインの数量を入力して、「コインを買う」または「コインを売る」ボタンを押すだけとシンプルです。
ビットコイン取引所、bitFlyer Lightning(プロ向け取引所)では、取引の相手は他のユーザーとなり、価格はユーザー同士の需給によって決定します。指値注文も可能です。
資産の一部をビットコインにしておく分散投資(純投資)の観点でビットコインを買う場合は、ビットコイン販売所と取引所でついている価格を比較して、手数料を考慮して有利な方で買いましょう。
ビットコインの購入方法については、以下で徹底的に解説しています。
bitFlyerで買ったビットコインは、外に出してリアル店舗での支払いに使うことも可能です。以下の2ステップでOKです。
- 管理している外部のビットコインウォレットのアドレスを bitFlyer 「設定」メニューの「外部ビットコインアドレス設定」で設定
- 「入出金」メニューの「ビットコインご送付」で送付
また、ビットコインを外部から受け取ることもできます。入出金メニュー内の「BTCお預入」タブより、「お客様用ビットコインアドレス(お預入)」を確認できます。
このアドレスへビットコインを送付すると、bitFlyerのアカウントでビットコインを受け取ることができます。
実際に外部のWalletからbitFlyerにビットコインを送付したところ、即座に反映されて、1時間で承認されました。
bitFlyer Lightningは、ビットコインの現物・FX・先物取引、イーサリアムの現物の取引に対応した取引所です。
現物取引では日本円でビットコインを買うこともできれば、持っているビットコインを売って、円に替えることもできます。
Lightning FX(ビットコイン FX)・ Lightning Futures(ビットコイン先物)では、最大17倍のレバレッジを効かせ、値上り値下り双方で利益を狙うことができ、多様な戦略での投資が可能です。
高速な取引スピードの取引ツールが用意されており、大手金融機関よりも強度の高い暗号化通信が採用されています。
80% 以上のビットコインをコールドウォレットで安全に保管しており、複数署名を必要とするマルチシグに対応して安全になっています。
ビットコイン販売所と bitFlyer Lightning の違いは下表のとおりです。
項目 | ビットコイン販売所 | bitFlyer Lightning |
---|---|---|
内容 | ビットコインの販売・買取 | ビットコイン現物・ビットコイン先物・BTC-FX・イーサ売買注文のマッチング |
価格 | bitFlyer の提示価格 | ユーザー同士の需給 |
手数料 | 当面無料 | Lightning 現物: BTC/JPY 0.01 - 0.15% |
Lightning 現物: ETH/BTC 0.20% | ||
Lightning FX/Futures: 当面無料 | ||
取引の相手 | bitFlyer | 他のユーザー |
レバレッジ | なし | 1 倍、2 倍、3 倍、5 倍、10 倍、15 倍(Lightning FX/Futures) |
bitFlyer Lightningはアカウントのクラスが「トレードクラス」以上だと利用できます。
ビットコインFXや先物、アルトコインも取引可能
ビットフライヤーはビットコイン現物の取引だけではなく、Lightning FX(ビットコイン FX)、Lightning Futures(ビットコイン先物)も提供しています。
Lightning FX(ビットコイン FX)
Lightning FX(ビットコイン FX)とは、証拠金を預入れて主に差金決済によりビットコインを売買できるサービスです。
最大17倍のレバレッジをかけることができ、ショートポジションが取れるので、ビットコインの価格が下落した際にも収益を計上できる可能性があります。もちろん土・日・祝日の取引も可能です。
ビットコインはドル/円と比べるとボラティリティーが約10倍であり、ハイリスク・ハイリターンのボラを求めているトレーダーにとっては選択肢の一つとなります。
Lightning FX(ビットコイン FX)は最低取引金額が0.001 BTC(単位)です。
2017年4月の1ビットコイン価格(約135,000円)で換算すると、およそ 135 円(レバレッジ15倍の場合、預入証拠金9円)から取引ができます。
様々な特殊注文が可能であり、APIが公開されています。Web API だけでなく、PubNubによるリアルタイムフィードも実装しています。
PubNub を使えば iOS、Android、Ruby、JaveScript、Java、Objective C、.NET や Node.js でもデータを受けることができます。システムトレーダーですと便利です。
Lightning FX では、日本円だけではなくビットコインを証拠金として預入れることができます。評価額は Lightning 現物(BTC/JPY)の最終取引価格に80%を乗じた額をもとに日本円に換算されます。
為替のFXと同様にスワップポイントの受渡しが発生します。買い建玉・売り建玉のどちらも0.04%/日の支払いとなります。
Lightning Futures(ビットコイン先物)
ビットコイン先物は最大で15倍のレバレッジを効かせられて、証拠金を預入れて差金決済によりビットコインを売買できるサービスです。単位は「BFT」です。
建玉は満期日までであれば反対売買による差金決済を行うことで解消できます。
満期日までに反対売買による差金決済を行わなかった場合、建玉は満期日に決定するSQ(清算値)で自動的に差金決済されます。
SQ(清算値)は、ビットコイン現物板の満期日の決められた時間における板寄せによる一本値で決められます。
イーサ・ライトコイン
bitFlyerでは、ビットコイン以外の仮想通貨であるイーサリアム、ライトコインも取引できます。いわゆるアルトコインの一種です。
アルトコインとは「Alternative Coin」の略語で、ビットコイン以外の暗号通貨(価値記録)の総称です。
ほとんどのアルトコインの根本的な仕組みはビットコインと変わりません。全世界で500種類以上の仮想通貨が生成されています。
代表的なアルトコインに、イーサリアム、ライトコイン、ドージコイン、ピアーコイン、日本発祥のモナーコインなどがあります。
またコインを価値の交換以外に使われる用途を持ったコインは機能性コインとも呼ばれ、Ether、Augur、Nameコインなどがあります。
ビットコインの次に時価総額が大きい仮想通貨はイーサリアムです。単位はイーサです。
2017年6月2日時点で、イーサリアムの時価総額は約2兆3,500億円であり、ビットコインは約4兆4,000億円です。
仮想通貨全体の時価総額は約10兆円なので、イーサリアムは約23.5%、ビットコインは約44.0%です。
これら2つの仮想通貨で、仮想通貨全体の時価総額の約 67.5%を占めています。
bitFlyerではログイン後に左サイドバー「アルトコイン取引所」を選択して、「イーサ(イーサリアム)」か「ライトコイン」を選択すると、それぞれの仮想通貨を取引できます。
ビットコインだけではなく、それ以外の人気仮想通貨もお手軽に取引できるのは、bitFlyerのメリットの一つです。
売買手数料は当面無料
ビットコイン販売所、アルトコイン販売所、Lightning FX/Futuresのビットコイン売買手数料はしばらく無料です。終了する場合は2週間前に告知してくれます。
ビットコイン簡単取引所、Lightning現物は0.01%~0.15%の手数料が発生します。具体的には下表のとおりです。
直近 30日の取引量 | 手数料率 |
---|---|
10 万円未満 | 0.15% |
10 万円~20 万円未満 | 0.14% |
20 万円~50 万円未満 | 0.13% |
50 万円~100 万円未満 | 0.12% |
100 万円~200 万円未満 | 0.11% |
200 万円~500 万円未満 | 0.10% |
500 万円~1,000 万円未満 | 0.09% |
1,000 万円~2,000 万円未満 | 0.07% |
2,000 万円~5,000 万円未満 | 0.05% |
5,000 万円~1 億円未満 | 0.03% |
1 億円~5 億円未満 | 0.02% |
5 億円以上 | 0.01% |
手数料と価格の差をチェックして、販売所と取引所のうち有利な方で買いましょう。
その他、以下の手数料が発生します。
- アルトコイン売買手数料(Lightning 現物): 0.20%
- ビットコイン送付手数料:最大0.0005 BTC
- アルトコイン送付手数料:モナコイン以外は発生
- クイック入金手数料:300円(税抜)/件
- 日本円出金手数料:200円~700円(税抜)
クイック入金手数料がかかるので、同行間振込手数料が無料の住信SBIネット銀行からの振込が簡便です。
もしくは、他行宛振込手数料が無料の銀行から振込みましょう。
住信SBIネット銀行はまずSBI証券に口座開設して、その後にSBI証券の会員サイトから申し込むのも選択肢です。
こうすれば当サイト限定のSBI証券のタイアップ・プログラムを利用でき、3,000円分のAmazonギフト券がもれなくプレゼントされます。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。住信SBIネット銀行との同時口座開設も可能です。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
当サイト限定キャンペーンで住信SBIネット銀行とSBI証券の口座開設
買ったビットコインはリアル店舗での支払いに使うこともできます。ビックカメラで使った体験談は以下にまとめています。
ビットコインの具体的な使い方、利用手順については、以下で丹念に解説しています。
デパートの丸井でもビットコイン決済の試験導入が開始し、LCCのピーチも導入予定です。有名企業が続々と参入しています。
発生する税金
日本国内のビットコイン・アルトコインに関する税金の取扱いについて、現段階での日本の税務当局の見解は以下の通りです。ただし、将来において改正される可能性があります。
- ビットコインの取引で得た譲渡益(キャピタルゲイン)に対して所得税が課税
- ビットコインの売買取引については、消費税等が課税
- ビットコインと商品・サービスとの交換は、課税資産の譲渡(ビットコインと商品・サービスの交換では追加の消費税の税負担はなし)
- 日本非居住者の取引は資産の課税仕入れとみなされない可能性あり
ビットコインの売買益は所得税の課税対象なので、専業トレーダーや専業主婦(主夫)の方ですと、国民健康保険料がアップしたり、扶養から外れるリスクがあります。
また、FXや日経平均先物、CFDのように一律で約20%のフラットな税率ではなく、累進課税となります。
課税される所得金額 | 所得税率 |
---|---|
195万円以下 | 5% |
195万円を超え330万円以下 | 10% |
330万円を超え695万円以下 | 20% |
695万円を超え900万円以下 | 23% |
900万円を超え1,800万円以下 | 33% |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% |
4,000万円超 | 45% |
この他、住民税も発生することになります。税負担は自治体によって異なりますが、概ね10%前後です。
デメリット
bitFlyerのデメリットとしては、一般的なビットコイン取引のデメリットがあります。
価格変動リスク
ビットコイン価格は日々刻々と変動しています。ビットコインはボラティリティが高く、価格が急激に変動、下落する可能性があります。
また、ビットコイン価格がゼロとなる可能性もあります。
ビットコイン・ネットワークによるリスク
ビットコイン(ブロックチェーンへの取引の認証)における取引は、十分な取引確認が取れるまで一定時間保留状態が続きます。
ビットコイン・ネットワークにおいて十分な取引確認が取れて、かつbitFlyerが確認を行うまでbitFlyerアカウント残高へ反映されません。
ブロックチェーンで取引がキャンセルされる場合があります。
外部ウォレットのプライベートキー・パスワード等の紛失リスク
外部のウォレットを使用した場合、プライベートキーもしくはパスワードを紛失した場合、保有しているビットコインに一切アクセスできなくなる可能性があります。
その場合にbitFlyerは一切の責任を負わないため、補償はされません。
イメージ的には、銀行預金口座から現金を引き出して自宅の金庫に保管している場合、金庫の鍵を紛失した場合、銀行は補償しないのと似ています。
システムリスク
外部環境の変化等によってシステム障害が発生し、取引に支障が生じるリスクがあります。 ネット証券やFXと同じです。
bitFlyerのシステムの緊急メンテナンス・システム障害などによる機会損失については、過誤訂正処理は行われません。
また、bitFlyerのシステムが算出しているビットコイン購入・売却価格が異常値となる可能性がゼロではありません。
異常値での取引成立が発覚した場合、bitFlyerの判断で当該取引が取り消されることがあります。
破綻リスク
外部環境の変化等によってbitFlyerが破綻するリスクがあります。その場合は預け入れている資産については、倒産法、会社法、会社更生法、民事再生法等に基づき手続きが行われます。
銀行預金や証券会社のMRFのような公的保護はありません。
日本円で不正出金された場合の補償金支払いサービス
bitFlyerがメールアドレス・パスワード等を盗取され、不正に日本円で出金された場合の補償金支払いサービスを開始しました。ビットコイン取引所では日本初の仕組みです!
bitFlyerのユーザーがメールアドレス・パスワード等を盗取され、不正に日本円で出金された場合、出金額を限度として補償金が支払われます。
安心・安全な仮想通貨取引の普及推進を目的として、bitFlyerは日本国内で初めて不正出金の補償を開始したオンリーワンです。
ビットフライヤーが勝手に補償を宣言しているだけはなく、しっかりとした裏付けがあります。
グループが株主である三井住友海上火災保険と保険契約を締結しているので、三井住友海上火災保険が破綻しない限りは保護があります。
補償対象者は、アカウントクラスがトレードクラスで、ログイン時・日本円出金時の二段階認証を設定しているユーザーです。
二段階認証を設定していない場合は補償の対象外となるので注意しましょう。二段階認証は不正ログインによる被害の防止に資するセキュアなサービスなので、まだ未設定の場合は導入するのを強くおすすめします。
メールアドレス・パスワード等が盗取されて、銀行口座へ日本円で不正に振込まれた場合、被害額に対して補償金が支払われます。ビットコインの不正送金は補償対象外です。
被害額には不正払戻し等の額に相当する金額だけではなく、これに付随する手数料額も含められるので良心的です。条件をまとめると以下のとおりです。
- メールアドレス・パスワード等の盗取による不正なログインがあること
- 不正な登録銀行口座の変更もしくは追加が行われていること
- 不正な日本円出金が行われていること
- 不正な日本円出金に気づいてから補償対象期間内(14日間)にbitFlyerへの通知が行われていること
- bitFlyerの調査に対し、二段階認証登録ユーザーより一般的かつ客観的な説明が十分に行われていること
- 不正な日本円出金が行われてから 14日以内に警察署に被害届を提出し、受理されていることが確認できること。被害状況、警察への通知状況等について調査に協力していること。
2017年4月に改正法が施行された資金決済に関する法律で、 仮想通貨は「財産的価値」として定義されています。
インターネットでは、 ID ・パスワードが盗まれ不正使用される被害が増加しており、その手法も巧妙化していることから、被害が深刻化する傾向にあります。
このような情勢に鑑みて、bitFlyerはユーザーの保護、安心・安全な仮想通貨取引の普及推進のために補償制度を導入しました。
グッドジョブです。万が一の不正出金に遭った場合は、14日以内にビットフライヤーに連絡しましょう。
セキュリティに対する取り組みが充実
ビットフライヤーは2014年の創業以来、セキュリティ・顧客資産保護を経営上の最優先課題として取り組んできました。
コインチェックの580億円流出事件を受けて、「bitFlyer セキュリティ・ファースト」主義を発表しました。
コールドウォレットとマルチシグ、自社開発のビットコインデーモン、暗号学的に安全な擬似乱数生成器の使用、セキュリティ上問題のないコインに限った取り扱い、大手損保との保険契約などの取り組みを展開しています。
日本の仮想通貨取引所の中では最も安全性が高いと考えています。
bitFlyer VISA プリペイドカードでVisa加盟店で利用可能
bitFlyerがVisa搭載型プリペイドカード「bitFlyer VISA プリペイドカード」を発行開始しました。
ビットコインを円に換算した金額をチャージして、全世界のVisa加盟店で利用することが可能です。
チャージ後はインターネットだけではなく、リアル店舗のVisa加盟店にてお買い物が可能です。世界200以上の国・地域に約4000万店舗もあります。
VISAは世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。VISAが圧倒的No.1となっています。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
ビットコインが一部を除く世界中のVisa加盟店で利用できるようになり、よりビットコインがリアルの生活でも身近なものに昇華しました。
アメリカにも進出!
bitFlyerは、子会社であるbitFlyer USA, Inc.を通じて、2017年11月28日からアメリカで仮想通貨取引所事業を開始しました。
bitFlyer USA の本社はサンフランシスコ市街地にあり、2017年11月29日時点で米国42州にて仮想通貨取引所運営の許可を取得しています。
NYDFSが制定したBitLicensを世界で4番目に取得して、仮想通貨交換業者としてニューヨーク州でのサービス展開も可能となっています。
東京大学大学院工学系研究科修了後、ゴールドマン・サックス証券にてエンジニアとして自社決済システムの開発、トレーダーとしてデリバティブ・転換社債トレーディングに従事した、bitFlyer代表取締役 加納 裕三氏は以下のコメントを出しています。
「グローバルなビットコイン・ブロックチェーン企業を創りたいというのが創業時からの私のビジョンでした。
今回の米国での仮想通貨取引事業開始が当社グループの海外進出の第一歩となることを嬉しく思います。
なお、仮想通貨事業において当社グループは利用者保護とコンプライアンスを最も重要な課題の一つと捉えており、米国においても適切なライセンス取得に注力して参りました。」
bitFlyer USA COO Bartek Ringwelskiは以下のコメントを発表しています。
「私は bitFlyer は使いやすさ、流動性等様々な観点から世界でも最も優れた仮想通貨取引所だと信じており、bitFlyer のサービスを米国の投資家にもお届けできることを大変嬉しく思っています。
また今後、米国での流動性が向上していけば日本の投資家も恩恵を受けられるはずです。」
まとめ
ビットコインというと胡散臭いイメージがつきまとっています。しかし、ビットコインをはじめとする仮想通貨領域では、2017年4月1日に日本国内で改正資金決済法が施行されて、法整備も整ってきました。
「仮想通貨」という言葉が法律用語に昇華して、今後ビットコイン交換所は登録制となり、従来よりも安心してビットコインを使えるようになりました。
有名企業ではビックカメラの他、LCCのピーチもビットコイン払いに2017年12月末までに対応する予定となっています。
ビットコインを売買するならば、三菱UFJ FG、三井住友FG、みずほFG、第一生命、三井住友海上、電通、リクルートなどの資本が入っているbitFlyerが最有力候補です。
日本ではNo.1のビットコイン取引所であり、世界的にも第2位となっています。日本のビットコイン事業者では唯一、監査法人(新日本有限責任監査法人)と契約しています。
大手家電量販店のビックカメラ、百貨店のマルイ、旅行会社のエイチ・アイ・エスとも提携しています。
ビックカメラ、丸井、H.I.Sでのビットコイン決済(ビットコイン払い)のシステムを提供しています。
金融業界の関係者になくてはならないブルームバーグ端末に対しては、ビットコイン価格情報の配信を行っています。
ビットフライヤーはブルームバーグ端末で世界中に日本のビットコイン価格情報を提供しているワールドワイドな存在です。
bitFlyerは最高強度のDigiCert次世代暗号で、 コールドウォレットでビットコインを保管しており、高度のセキュリティを確保しています。
顧客のビットコイン保管中のリスクを補償する損害保険を国内大手損害保険会社と契約しています。
ビットコイン販売所、アルトコイン販売所、Lightning FX/Futuresのビットコイン売買手数料は当面無料であり、コスト面も優れています。
ビットコインを売買するならば、ビットコイン業界では日本最大で世界的にも大手であるbitFlyerの一択だと考えます。