1年間で最も株主優待の権利確定企業が多いのは3月末です。早いものでもう4月になりました。
毎月必ず権利確定日の企業があるのは株主優待の魅力です。 三菱UFJ eスマート証券のクロス取引(株主優待タダ取り)の手順についてまとめます。
クロス取引
ローリスクで株主優待を手に入れる手法については、以下で徹底解説しています。

本エントリーでは、三菱UFJ eスマート証券での具体的なクロス取引の手順について細かく掲載します。
三菱UFJ eスマート証券は、翌日の一般信用取引可能銘柄は19時に発表されます。申し込み受付時間は19時~20時です。在庫よりも多くの方が一般信用売りを申し込んだ場合は、抽選となります。
20時半以降から翌日の15時までは、普通に一般信用売りを注文できます。ザラ場で発注する場合は、普通に注文するといきなり約定してしまうため、買いと売りで同じ価格で約定できなくなります。
ザラ場で注文する場合は必ず「引け成り」か「寄り成り」で発注しましょう。慣れないうちはザラ場では発注せずに場が開いていない夜のうちに発注しましょう。
ログインした後の信用取引の画面で見ることができます。また、「kabuステーション」というツールでも確認できます。kabuステーションについては以下にまとめています。

以下では初心者向きにログイン後の画面での手順について述べます。
1.一般信用売り注文
ログイン後、「お取引」→「信用」→「一般信用(長期・売短)売建可能銘柄一覧」の順にクリックします。
すると一般信用売りが可能な銘柄一覧の画面が出てきます。検索することもできますし、コード順の画面から辿ることもできます。
発注したい銘柄の右側にある「新規」ボタンをクリックすると注文画面に進めます。数量を入力し、「成行」ボタンにチェックを入れ、「確認画面へ」をクリックし、次の画面で注文を確定させます。
19時~20次の注文は抽選となります。抽選結果はログイン後の画面で確認できますし、メールでも連絡が来るように設定することもできます。
20時半以降から翌日の15時までは、普通に一般信用売りを注文できます。在庫がない銘柄も誰かが注文を取り消すことによって、たまに復活することがあります。
どうしてもほしい銘柄がある場合はマメにチェックしてみるのも一つの手です。
2.買い注文
一般信用売り注文を入れた後は、買い注文の方を入れます。
「お取引」→「現物株式」→「買注文」の順にクリックして、銘柄名やコードで検索します。もしくは画面右上の検索ボックスに入力して、「株式買注文」をクリックします。
注文画面に進むので、数量を入力し、「成行」ボタンにチェックを入れ、「確認画面へ」をクリックし、次の画面で注文を確定させます。
買いと売りの両方の注文を出したら準備は完了です。両方ともに成り行きで、同じ数量を注文するようにしましょう。以下はスマホの注文確認画面です。
3.品渡
権利落ち日には、「お取引」→「信用」→「品受・品渡」の順に進み、信用の建玉一覧画面を出します。そこで建玉を選び、「品渡」ボタンをクリックします。
返済数量を入力し、「確認画面へ」をクリックし、次の画面で注文を確定させます。
すると、一般信用売りと現物株式が相殺されて、両方のポジションがなくなります。きれいにクローズとなります。これでクロス取引の完成となります。
現物買いよりも、信用買い&現引きがお得
これまでの説明では、現物買いと信用売りを組み合わせると述べました。
しかし、実は現物買いではなく、信用買いをした後に現引き(品受)を使うと、手数料を安く抑えられる約定金額が多いです。不安定要素が多い株式投資において確実なリターンを生むことができます。

信用買いが約定した後に、「お取引」→「信用」→「返済注文」か「品受・品渡」と進み、建玉一覧の画面から品受を行います。
まとめ
一般信用売りはローリスクで着実な超過リターンを生むことができます。2本の売買注文と品受・品渡注文を入れるだけですので、手間もそれ程にはかかりません。100万円の資産運用でも大活躍します。
三菱UFJ eスマート証券は一般信用売り以外にも数多くのメリットがあります。詳しくは以下で徹底解説しています。

有識者による三菱UFJ eスマート証券の口コミについては、以下にまとめています。
