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Yahoo!マネー(ヤフーマネー)はヤフオク!の売上金受取で1%還元が最大のメリット!

更新日: 電子マネー・ポイント

かごに入った千円札

Yahoo! JAPANが新しい電子マネー「Yahoo!マネー」(ヤフーマネー)を開始します。

ヤフオク!で売却した金額をヤフーマネーにチャージすると1%のTポイントが付与されるのが最大のメリットです。

クレジットカード、デビットカード、国際ブランド付きプリペイドカードは使いたくない方には便利な電子マネーとなります。

Yahoo!マネーのメリット、デメリット、使い方についてまとめます。


Yahoo!マネーとは

「Yahoo!マネー」は、ヤフオク!、Yahoo!ショッピング、LOHACO(ロハコ)でのお買い物に1円単位で利用できる電子マネーです。

「Yahoo!ウォレット」のスキームを活用して2016年5月26日から始まったサービスです。初回は利用登録が必要です。チャージは銀行口座、コンビニから100円以上1円単位で行うことができます。

ヤフオク!での落札、Yahoo!ショッピング、LOHACOでのお買い物に利用でき、通常の銀行振込やクレジットカード決済と同様に基本1%のTポイント(ストアポイント)が付与されます。

かつてはヤフーマネーの利用で0.5%の期間固定Tポイントが得られるキャンペーンが開催されていましたが、これは終了しました。

期間固定Tポイントは用途がヤフー関連サービスに限定されているポイントです。良い消化方法については以下で徹底解説しています。

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キャンペーンは楽天市場のSPUと同様に「予告なく終了する場合がある」という注意書きがあり、その通りに終了しました。SPUはまだ続いています。

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2016年の導入当初は、Yahoo!マネーは「GYAO!」「Yahoo!ゲーム」など、Yahoo! JAPANの他のサービスでも導入される予定でしたが、一向に進んでいません。

ヤフー以外のオンラインストアへの導入も拡大し、2017年を目標にリアルの店舗でも決済サービスを開始する予定となっていましたが、これも頓挫している模様です。

現在はヤフオク!、Yahoo!ショッピング、LOHACOでの支払い専用電子マネーとして落ち着いています。

クレジットカードを保有している場合は1%を超える還元率のカードは多数あります。ただし、クレジットカードは使いたくないという方も多いでしょう。

クレカ以外では、デビットカードでも楽天銀行デビットカード(JCB)は還元率1%です。デビットカードとしては還元率が最高峰でお得なカードです。

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キャッシュバックで高還元のデビットカードがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。

優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。

Sony Bank WALLET

ソニー銀行はデビットカード以外にも、振込手数料無料などお得な仕組みがあるネット銀行です。

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国際ブランド搭載プリペイドカードでは、JCB加盟店で原則として使えるLINE Payカードは還元率2%です。

ソフトバンクユーザーが持てるソフトバンクカード(VISA)は、チャージ残高が不足の場合でも決済できて、不足分は後日に指定口座から引き落とす仕組みの「おまかせチャージ」だと還元率1%です。

これらのカードを保有している場合はそれで決済すれば簡便なので、Yahoo!マネーのメリットは大きくありません。

しかし、「デビットカードや国際ブランド搭載プリペイドカードも使いたくない」という方もいらっしゃると思います。そういう方がヤフー関連サービスで決済する場合は便利な電子マネーです。

また、ヤフオク!で出品して落札された金額をYahoo!マネーで受け取ると、いつでも落札代金の1%のTポイントを獲得できます。

例えば、ヤフオクで2万円で売却した場合は、20,000円相当のヤフーマネーと200円相当のTポイントを受け取ることができます。合計で20,200円相当となります。

Yahoo!マネーはヤフオク!の落札代金の受け取り以外では、「預金払い」という決済サービスに対応している銀行からチャージすることができます。

また、今後は、Yahoo!JAPAN関連サービスのキャンペーンなどで、Yahoo!マネープレゼントといった企画が続出すると思われます。

残念ながらクレジットカードによるチャージには対応しておらず、クレカ・ポイントファンにとって嬉しいポイント二重取りはできません。大きなデメリットです。

あくまで基本は「預金払い」によるチャージとなります。以下、預金払いについて説明します。

2016年7月31日(日)23:59までは、新規に「預金払い用口座」の登録をし、「本人確認手続き」を完了されると、Yahoo!マネー500円相当がプレゼントされました。

更にキャンペーン期間中に、Yahoo!マネーまたは預金払いを利用して、ヤフオク!、Yahoo!ショッピング、LOHACOで1回1,000円以上支払うと、1回毎に期間固定Tポイント100ポイントがプレゼントされます。

合計10回までもらえるので、得られるのは最大で1,000ポイント分(100ポイント×10回)となります。ヤフオク!、Yahoo!ショッピング、LOHACOで合わせて10回までが対象です。

Yahoo!マネーのみの利用、預金払いのみの利用、Yahoo!マネーと預金払いの併用利用分が対象となります。

Yahoo!マネーはこのようなお得なキャンペーンを定期的に開催しています。


預金払いとは

「預金払い」は、対象の銀行口座をYahoo!ウォレットに登録すると、ヤフオク!、Yahoo!ショッピング、LOHACOでのお買い物において、支払いの際に銀行口座から即時に代金が引き落とされる決済手段です。

ジャパンネット銀行のキャッシュカード

デビットカードのように利用代金は即時で銀行口座から引き落されるので、お金の管理がしやすく、使い過ぎの抑制につながります。

クレジットカード・デビットカードは使いたくないけど、ヤフオク!、Yahoo!ショッピング、LOHACOでお手軽に決済したいという場合に便利です。

預金払いに設定できる銀行は当初は25行でした。大手銀行、ネット銀行、地方銀行で対応している銀行があります。

区分 銀行名
ネット銀行 ジャパンネット銀行
大手銀行 三井住友銀行
みずほ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
地方銀行 北海道銀行
秋田銀行
岩手銀行
足利銀行
常陽銀行
千葉銀行
横浜銀行
北陸銀行
百五銀行
滋賀銀行
京都銀行
池田泉州銀行
南都銀行
鳥取銀行
山陰合同銀行
広島銀行
福岡銀行
親和銀行
西日本シティ銀行
北洋銀行

三菱東京UFJ銀行、七十七銀行、武蔵野銀行、千葉興業銀行、八十二銀行、静岡銀行、十六銀行、近畿大阪銀行、紀陽銀行、百十四銀行、伊予銀行、愛知銀行、熊本銀行でも対応して、現在は60の銀行でチャージできるようになります。

みずほ銀行のキャッシュカード

銀行口座から決済代金が即時に引き落とされる「預金払い」を使うと、ヤフーマネーの残高不足分は預金払いを併用して決済できるので便利です。

コンビニでもチャージ可能

2017年1月26日からは、Yahoo!マネーにコンビニでもチャージ可能になりました。

チャージできる店舗は、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、スリーエフ、デイリーヤマザキ、セイコーマートです。

ローソンファミリーマートミニストップ

チャージ可能額は1,000円以上1円単位で、1回あたり5万円未満の金額でチャージが可能です。

手数料無料で割り勘、送金が可能

レストランで食事をしながらスマホを見る女性

割り勘・個人間送金の機能に特化したアプリ「さっと割り勘 すぐ送金 from Yahoo!ウォレット」(iOS・Android)があります。

個人間でのYahoo!マネーを利用した割り勘や送金が手数料無料で簡単にできるスマートフォン向けアプリです。

割り勘機能を使うには、アプリをダウンロード後、Yahoo! JAPAN IDでログインして「Yahoo!マネー」の利用登録を行います。

割り勘する金額と人数を入力すると、自動で割り勘リストが作成されるので、割り勘する相手を選択して、支払い依頼を送ります。

「LINE」や「Facebook」の友だちにも支払い依頼を送ることが可能です。支払い依頼に対しては、「Yahoo!ウォレット」のWebサイトからも送金することができます。

フィンテック的で便利ではありますけれども、手間を考えると現金で割り勘した方が早い気もします。

個人間送金機能を使う場合は、「預金払い」に対応した銀行口座をYahoo!ウォレットに登録して、送金する相手を選択後、金額を入力してYahoo!マネーを送ります。

LINEやFacebookの友だちに送金することも可能です。受け手はYahoo!マネーの利用登録をしていれば、1タップでYahoo!マネーが受け取れます。アプリのダウンロードや「預金払い」用口座の登録は不要です。

 LINEの友だち同士なら手軽に送金、送金依頼、割り勘が可能なLINE Payに似ています。

既存の銀行では、楽天銀行の簡便な送金サービスに類似した個人間送金サービスです。

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ただし、送れるのはYahoo!マネーということで、なかなか利用するのはハードルが高い感があります。

受け取ったYahoo!マネーは現金として口座に払い出すことが可能ですが、払い出しには別途手数料がかかってしまいます。

まとめ

ヤフーの「Yahoo!ウォレット」の新たな決済手段として、Yahoo! JAPAN初の電子マネー「Yahoo!マネー」が登場しました。

ヤフオク!の売却代金をヤフーマネーにチャージすると1%還元なのが最大のメリットです。

クレジットカードによるチャージはできません。クレジットカードデビットカード保有者で、ヤフオク!で出品しない方にとってはヤフーマネーはメリットに乏しい状況です。

Yahoo! JAPANカードならヤフーショッピングやLOHACOでは、シンプルなカード決済による還元率は2%となってお得です。

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Yahoo!マネーはクレカ・デビットカードを作りたくないという方にはメリットがあります。

LINE PayならLINE Payカードを持てば、残高をJCBブランド加盟店で使えるので現金同様です。戦闘力が高い電子マネーです。

国際ブランド搭載プリペイドカードなので、クレジットカードのような審査もなく、お気軽に作成可能です。しかも還元率が2%とYahoo!マネーよりも圧倒的に高いのがメリットです。

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LINE Payとの比較を考慮すると、Yahoo!マネーの利用可能店舗が拡大して競争力がつかないと、なかなか利用は進まないと思います。

利用対象が限定・手数料などのデメリットと比較して、得られるメリットが大きくありません。

TSUTAYAの電子マネー「Tマネー」とYahoo!マネーが一体化したら、TSUTAYA・ファミリーマート等で使えるので活用余地が出てきそうですが、現時点ではその動きは皆無です。

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Yahoo!マネーもTマネーも単独ではインパクトに乏しい状況であり、LINE Payカードのスペックが強靭なことから利用者はなかなか広がらないと思います。

Yahoo!ポイントがTポイントに一本化されたように、こちらも合併した方が経済圏は確実に拡大するでしょう。

クレジットカード・ポイントファンとしては、Yahoo!マネーにクレジットカードによるチャージが可能になり、チャージでポイントが付与され、更にヤフー系サービスの利用でポイント二重取りが可能になることを期待します。

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