綿半ホールディングス (3199)が株主優待を導入しました。
目的は「株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社株式への投資魅力を高め、より多くの株主様に長期的に保有していただくこと」です。
綿半ホールディングスは2014年12月に上場したばかりの東証2部上場企業です。1年ルールでの最短の東証一部昇格があるとすると、2015年12月頃となります。
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綿半ホールディングスの株主優待
綿半ホールディングスの株主優待は以下3点から一つで選べます。
- 長野県特産品2,000円相当
- ポイント2倍カード
- 社会貢献活動への寄付2,000円
ポイント2倍カードは、ブルーカードとの併用で通常ポイントの2倍のポイントが貯まる株主優待カードです。ホームエイド店舗での利用に限ります。ポイントアップキャンペーン等との併用はできません。
本社は東京都新宿区四谷1-4ですが、長野県飯田市北方1023-1に本店があり、長野県でホームセンター事業を展開しています。
権利確定日は9月末の年1回です。
綿半ホールディングスの概況
綿半ホールディングスはホームセンター事業(綿半ホームエイド)、建設事業(綿半鋼機、綿半テクノス)、貿易事業(ミツバ貿易)を展開しています。
2015年3月期の事業別売上高構成比は、ホームセンター事業54.7%、建設事業40.5%、貿易事業4.5%、その他0.3%です。
ホームセンター事業は、2015年6月末現在で「ホームエイド」の商号でスーパーセンター9店舗(全て長野県)、小型スーパーセンター1店舗(長野県)、ホームセンター7店舗(長野県6店舗、愛知県1店舗)を展開しています。
建設事業で内外装工事、土木緑化工事等の各種専門工事などを手掛けています。貿易事業では医薬品原料、化成品原料の輸入販売などを行っています。
1949年2月、長野県飯田市に株式会社綿半銅鉄金物店を設立し、66年4月に綿半鋼機に商号を変更しました。
1977年1月、長野市にホームセンター事業を目的に綿半ホームエイドを設立し、95年4月に鉄構事業部を独立させて綿半テクノスを設立しました。
2010年4月にミツバ貿易を100%子会社化して、2014年12月に東証2部に上場しました。
売上高・利益
売上高は緩やかな減収の年度もあるものの、大局的には緩やかな右肩上がりとなっています。営業利益・経常利益・純利益・1株利益(EPS)はボックス推移となっています。
1株あたり配当は15円が続いており、配当性向は概ね10~16%で推移しています。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | EPS | 1株配当 | 配当性向 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2013/03(実) | 83,665 | 970 | 1,017 | 751 | 92.7 | 15.0 | 16% |
2014/03(実) | 85,374 | 1,195 | 1,378 | 958 | 118.3 | 15.0 | 13% |
2015/03(実) | 83,596 | 1,018 | 1,139 | 1,333 | 155.9 | 15.0 | 10% |
2016/03(予) | 88,101 | 1,132 | 1,252 | 1,148 | 116.4 | 15.0 | 13% |
キャッシュ・フロー
営業CFは純利益を下回っています。
決算期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF |
---|---|---|---|---|
2013/03(実) | - | - | - | - |
2014/03(実) | -172 | -700 | 1,191 | -872 |
2015/03(実) | -351 | -1,738 | 1,354 | -2,089 |
利益率・CFマージン・ROE
マージンは日本企業らしい低空飛行が続いています。
最新のROE(15.4%)を分解すると、財務レバレッジ(総資産÷自己資本)4.52倍、総資産回転率2.13回、純利益率1.59%です。
財務レバレッジは高めであり、資産から売上を作る回転率(資産効率)は高めで、売上から利益を作る利益率は業種からは標準的です。
決算期 | 経常利益率 | 純利益率 | CFマージン | ROE |
---|---|---|---|---|
2013/03(実) | 1.2% | 0.9% | - | - |
2014/03(実) | 1.6% | 1.1% | -0.2% | - |
2015/03(実) | 1.4% | 1.6% | -0.4% | 15.4% |
2016/03(予) | 1.4% | 1.3% | - | - |
指標
予想配当利回りは1.64%(配当性向16%)であり、株主優待利回りは2.19%です。配当+優待利回りは年3.83%です。
PBR0.91倍、予想PER6.94倍、自己資本比率22.1%です。有利子負債は146.9億円、現金等は15.2億円、営業CFは-3.5億円です。
綿半HDの過去3ヶ月・2年間・5年間の株価チャートは以下の通りです。
竹本容器、綿半HD、大冷の2014年12月上場の東証2部三兄弟は全てホールドしていました。
私が買った時からは、綿半は日経平均・TOPIXを大きく上回るパフォーマンスでしたが、竹本容器には大きく見劣っていました。綿半HDも東証一部昇格候補に挙げていました。
株主優待新設ということで、東証一部昇格がかなり期待できる状況となりました。今後に期待します。
※その後、実際に東証一部に昇格し、株価は大きく上昇しました(綿半ホールディングスの最新株価)。
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