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ソニー銀行の住宅ローンのメリット・デメリットまとめ

更新日: 住宅ローン

ソニー銀行

ソニー銀行の住宅ローンはネット銀行ならではの低金利です。変動金利から、幅広い年限の固定金利が揃っています。

変動金利は最低で0.457%という低金利、保証料・団体信用生命保険料が無料、来店不要、繰り上げ返済手数料無料、金利タイプの変更もインターネットで可能などのメリットがあります。

来店は不要ですが、担当のローンアドバイザーのサポートが受けられるので安心です。

ソニー銀行の住宅ローンのメリット、デメリット、お得な使い方についてまとめます。

ソニー銀行の住宅ローンの特徴

新規購入で自己資金10%以上の場合、ただでさえ低い金利から更に0.05%引き下げられるのが特徴です。

例えば、5000万円の住宅ローンの場合、自己資金が500万円以上で新規購入だと優遇の対象です。

変動セレクト住宅ローン金利プランは、変動金利がなんと0.507%(新規購入で自己資金10%以上の場合は0.457%)という空前の低金利です。

これは新生銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行など、低金利で定評がある他の銀行の中でも最も低金利の水準です。

繰り上げ返済は1万円から可能で、回数制限もなく、契約書類などの再提出も不要です。繰り上げ返済手数料は無料です。

ソニー銀行は保証会社を利用していないため、保証料がかかりません。団体信用生命保険料もソニー銀行の負担で無料です。

ソニー銀行の賞状・感謝状

金利タイプの変更がインターネット上でいつでも可能です。ソニー銀行は、毎月中旬に翌月の金利を発表するので、金利タイプを変更する時は、今月と翌月を比較してからタイミングを選べます。

当面は低金利が続くので変動金利にしておき、金利が上がり始めたら固定金利に切り替えるという戦略の場合、ソニー銀行はいち早く金利変動を察知できます。

固定金利適用中に金利タイプを変更する場合はソニー銀行所定の変更手数料がかかります。

ソニー銀行の住宅ローンは、「変動セレクト住宅ローン金利プラン」、「住宅ローン金利プラン」の二種類があります。

変動セレクト住宅ローン金利プランは変動金利専門であり、住宅ローン金利プランは変動金利と固定金利の両方があります。

ソニー銀行の住宅ローンの借り入れ時上限年齢は65歳未満、完済時の上限年齢は80歳の誕生日迄です。年配の方でも問題なく契約することが可能です。

変動セレクト住宅ローン金利プラン

子供を見守る夫婦

変動金利の引き下げ幅が大きいのが特徴のプランです。借り入れ後に固定金利へ変更することも可能ですが、固定金利の利率は住宅ローン金利プランより高めです。

今後も低金利が継続すると想定しており、変動金利を中心にローンを組みたい方には最適のプランです。

また、資金に余力があり、住宅ローン控除が終了する11年目に一気に繰り上げ返済して、住宅ローンの残高を減らせるような方に向いています。

変動金利の年利は0.507%です。新規購入で自己資金10%以上の場合、更に金利を年0.05%引下げて変動金利年利0.457%になります!

金利は1月29日現在(2019年2月適用分)で、基準金利から引き下げ後の金利です。以下、全て同様です。

「自己資金10%以上」とは、借り入れ総額が、購入価格および建築する物件の建築請負価格(取扱手数料を除く諸費用)の合計額に対して90%以内という意味です。

なんと0.5%を切る圧巻の低金利です。利息を抑えることができて、住宅取得のコストを低下させることができます。

借り入れ後に変更する場合には、固定3年は年利0.777%、固定10年は年利0.990%となります。

取扱手数料(事務手数料)は借入金額×2.16%(税込)となります。借入金額が高くなる程に手数料も上がる形式です。

借入額取扱手数料手数料率
10,000,000216,0002.16%
20,000,000432,0002.16%
30,000,000648,0002.16%
40,000,000864,0002.16%
50,000,0001,080,0002.16%
60,000,0001,296,0002.16%
70,000,0001,512,0002.16%
80,000,0001,728,0002.16%
90,000,0001,944,0002.16%
100,000,0002,160,0002.16%

住宅ローン金利プラン

家のイラストと1万円札と計算機

借り入れ時の取扱手数料(事務手数料)が低いプランです。変動金利・固定金利いずれの選択も可能です。

  • 変動金利年利:0.807%
  • 固定3年年利:0.727%
  • 固定10年年利:0.940%

新規購入で自己資金10%以上の場合、さらに金利が年0.05%引下げとなります。

  • 変動金利年利:0.757%
  • 固定3年年利:0.677%
  • 固定10年年利:0.890%

取扱手数料は一律43,200円(税込)です。借入額が1000万円でも1億円でも43,200円ポッキリです。少額の借入れだと負担が重くなりますが、多い場合は負担が軽くなります。

借入額取扱手数料手数料率
10,000,00043,2000.432%
20,000,00043,2000.216%
30,000,00043,2000.144%
40,000,00043,2000.108%
50,000,00043,2000.086%
60,000,00043,2000.072%
70,000,00043,2000.062%
80,000,00043,2000.054%
90,000,00043,2000.048%
100,000,00043,2000.043%

2つのプランの違い

2つのハートを持つ男性

変動セレクト住宅ローン金利プランと住宅ローン金利プランの商品特性の比較は下表の通りです。

項目 変動セレクト住宅ローン金利プラン住宅ローン金利プラン
基準金利からの引き下げ幅新規購入で自己資金10%以上変動金利選択中:年-1.35%
固定金利選択中:年-0.95%
年-1.05%
新規購入で自己資金10%未満、借り換え変動金利選択中:年-1.3%
固定金利選択中:年-0.9%
年-1.0%
取扱手数料(税込)借入金額×2.16%一律43,200円
借入時に選べる金利変動金利のみ(借入後に変更可能)変動金利・固定金利を選択可能

変動セレクト住宅ローン金利プランは変動金利専門で金利が優遇されています。金利がかなり低い代わりに取扱手数料が高くなっています。

住宅ローン金利プランは固定金利も選べます。取扱手数料は一律となっており、借入額が大きい場合は取扱手数料がお得な傾向になります。

変動金利で借入れ金額が多い場合、どちらがいいのかが気になりますよね。そこでトータルコストを比較してみました(借入期間35年間で試算)。

 3000万7000万
変動セレクト住宅ローン金利プラン変動セレクト住宅ローン金利プラン
月々の返済額77,86281,904181,678191,110
年間の返済額934,344982,8482,180,1362,293,320
総返済額32,708,12834,409,55476,319,26080,289,288
取扱手数料 (税込)648,00043,2001,512,00043,200
トータルコスト33,356,12834,452,75477,831,26080,332,488

変動セレクト住宅ローン金利プランの低金利は圧巻の秀逸さなので、いくら借入額が大きくて事務手数料が高くなっても、変動セレクト住宅ローン金利プランの方がお得です。

変動金利で借り入れて、固定金利に変えることがないのであれば、変動セレクト住宅ローン金利プランで決まりです。

ただし、住宅ローンがまだたっぷりと残っている状態で、途中で固定金利に切り替えた場合は、結果的に住宅ローン金利プランの方がお得になる場合があります。

当面は日銀の金融緩和が継続することが見込まれ、金利は低位安定すると思われます。仮にインフレ率が上昇したとしても、金融引き締めはハードルが高いです。

インフレをある程度許容して金融緩和を継続して金利の低位安定を図る状態が続くと予想します。

ソニー銀行の住宅ローンの利用者はどちらのプランを選んでいるかは以下の通りです。

  • 新規購入:変動セレクト住宅ローン71%、住宅ローン29%
  • 借り換え:変動セレクト住宅ローン25%、住宅ローン75%

「借り換え」の方は借り入れの時の費用を抑えたい傾向があることから、取扱手数料を抑えた「住宅ローン」を選好する傾向となっています。

「新規購入」の方は、変動金利の引き下げ幅が大きい「変動セレクト住宅ローン」を選択される方が多くなっています。低金利は総返済額を抑えられるのが魅力です。

2015年にソニー銀行の住宅ローンを利用した方の内訳は、変動金利49.0%・固定金利51.0%と拮抗しています。具体的には以下の通りです。

  • 変動金利:49.0%
  • 固定金利(2年):6.5%
  • 固定金利(3年):6.2%
  • 固定金利(5年):10.7%
  • 固定金利(7年):4.4%
  • 固定金利(10年):10.1%
  • 固定金利(15年):2.2%
  • 固定金利(20年):1.9%
  • 固定金利(20年超):4.9%
  • 部分固定金利特約:4.1%

部分固定金利特約でミックスローンも可能

家を想像する女性のイラスト

ミックスローンとは

住宅ローンで選択できる代表的な金利タイプに、変動金利と固定金利があります。どちらにするのか、固定金利の場合は何年のタイプを選択するか、迷いますよね。

しかしながら、将来の金利動向を正確に予測することはできないので、どのタイプを選択するのかは、最終的にはベット(賭け)となります。

固定金利を選択したら返済額が増える心配はありませんが、当面の低金利の恩恵を受けたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

そこで資産運用のポートフォリオ管理と同じように、「複数の金利タイプや複数の固定金利期間を組み合わせて住宅ローンを借り入れる」という第三の道があります。

一般的には「ミックスローン」と呼ばれています。デメリットは住宅ローンが日本になることで余計な費用が発生することです。

ソニー銀行では「部分固定金利特約」によってミックスローンが可能になります。

ソニー銀行の「部分固定金利特約」の場合、一つの住宅ローンで変動金利と固定金利を同時に利用できます。

また、最大3つまで複数の固定金利期間を設定できるのが特徴です。

固定金利適用期間中でも変動金利に変更は可能です。ただし所定の手数料がかかります。

ソニー銀行の「部分固定金利特約」は自由度が高く、金利変動リスクのポジションを自在に操り、将来の変化にもフレキシブルに対応することが可能となります。

部分固定金利特約の仕組み

変動金利の住宅ローンについて、金利スワップ取引の手法を応用して、変動金利の利息の一部を固定金利の利息と交換します。

住宅ローン本体の金利タイプは変動金利のままとなります。

つまり、部分固定金利特約を契約すると、変動金利の住宅ローンの一定の割合(部分固定金利設定割合)について、部分的に選択した年限の固定金利で利息を支払うことになります。

小難しい表現で述べると、金利スワップ取引とは、今後一定期間に支払う変動金利の利息を相手方から受け取って相殺して、その代わりに同じ期間の固定金利の利息を相手に支払うという取引です。

この金利スワップ取引によって、変動金利の支払利息は実質的に固定金利の支払利息に交換できます。

部分固定金利設定割合・期間

1つの部分固定金利に設定できる割合は10%以上100%以内(5%ごと)です。最大3つまで設定できます。

2・3・5・7・10・15・20年、20年超(全期間)のいずれかの期間を選べます。

ただし、おちろん、本体の住宅ローンに付随する特約なので、残存期間の範囲内となります。

例えば、住宅ローンの残りが17年なのに、20年間の部分固定金利を設定することはできません。

部分固定金利設定割合の変更

適用中の部分固定金利の設定割合は引き下げることが可能です。

例えば、現在は50%が部分固定金利で、より一層の金利低下を予想して30%に引き下げることができます。

部分固定金利設定割合を変更する場合、部分固定金利設定内容変更手数料が必要となります。

手数料はディスカウントキャッシュフロー(DCF)法の概念を応用した計算プロセスで算出されます。残存期間・市中金利によって手数料が変わってきます。

適用中の部分固定金利の部分固定金利割合を増加させることはできません。

部分固定金利が2つ以下の場合、追加設定することはできます。

3大疾病保障特約

3の数字を知らせる女性

ソニー銀行の住宅ローンは、団体信用生命保険は無料です。しかも、がんと診断確定された場合、住宅ローン残高が半分になる特約が付帯しています。

それに3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)を保障する特約を追加できます。

3大疾病保障特約」は、団体信用生命保険で保障されている死亡・高度障害に加えて、悪性新生物(がん)・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病の保障が加わります。

3大疾病に罹患し、所定の状態となった場合には、住宅ローンの残高と同額の保険金が出て、住宅ローンがチャラとなります。

3大疾病保障特約を追加した場合、住宅ローンの金利は年0.3%上乗せされます。一例として、変動セレクト住宅ローン金利プランの場合、金利は最低で年0.457%ですが、これが年0.757%となります。

融資実行時の年齢が満50歳未満、完済時の年齢が満75歳未満の方が加入できます。

契約関係は、ソニー生命が引受生命保険会社、ソニー銀行が契約者・保険金受取人、ソニー銀行から住宅ローンを借り入れた方が被保険者である生命保険契約の特約です。

看護師

住宅ローンの返済完了までの期間が35年を超える場合は、その超える期間は保障対象外となります。

また、返済期間が35年以下であっても、住宅ローンの契約者の年齢が満75歳を超える場合、その超える期間は対象外です。

住宅ローンの借入額)が3,000万円を超える場合や、ソニー生命が必要と判断する場合には、医師の診断書等を別途提出する必要があります。

また、特約に加入できるのは、融資実行時の年齢が満50歳未満、完済時の年齢が満75歳未満の方となります。

所定の悪性新生物(がん)には、上皮内がんや皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんが含まれません。ただし、これは他の銀行の住宅ローンも同様の取扱いであることが大多数です。

住宅ローン契約で優遇プログラムClub SでステージUP

ソニー銀行の住宅ローンプラザ

2017年1月4日(水)から、ソニー銀行では「優遇プログラムClub S(クラブエス)」が始まりました。

外貨預金、住宅ローン、投資信託や、FXを利用していると、振込手数料無料の回数がアップします。

優遇ステージ2016年11月末判定まで優遇プログラムClub S
シルバー月末の総残高合計300万円以上 or
「外貨預金の積立購入」月間合計額5万円以上
以下のいずれかに該当
・月末の総残高合計300万円以上
・「外貨預金の積立購入」月間合計額5万円以上
・「投資信託積立プラン」月間合計額5万円以上
ゴールド月末の外貨預金残高(円換算額)が500万円以上~1,000万円未満月末の外貨預金(円換算額)・投資信託・ロボアド残高が合計500万円以上~1,000万円未満
プラチナ月末の外貨預金残高(円換算額)が1,000万円以上月末の外貨預金(円換算額)・投資信託・ロボアド残高が合計1,000万円以上
ランクアップ条件なし・住宅ローン残高あり(最長5年)
・FX月間1,000枚以上の取引
※両方満たせば2ランクアップ

ステージに応じて外貨預金の際の為替手数料が優遇されます。その他、振込手数料・ATM手数料なども優遇され、最大でつき11回も振り込み手数料が無料になります。

項目ステージなしシルバーゴールドプラチナ
振込手数料無料回数Sony Bank WALLET あり月2回月4回月6回月11回
Sony Bank WALLETなし 月1回月3回月5回月10回
ATM利用手数料無料回数セブン銀行
イオン銀行
何度でも無料
その他提携ATM月4回まで無料、5回目より108円(税込)/回何度でも無料
仕向け外貨送金手数料無料回数0回(5,000円)月1回月3回
Sony Bank WALLET キャッシュバック率0.50%1.00%1.50%2.00%
Sony Bank WALLET 海外ATM利用料無料回数0回(216円/回)月1回月3回月5回

ATM出金手数料は2019年1月から変更

ソニー銀行の住宅ローンを契約していると、それだけで最長5年間は1ランクアップするので、デビットカードのSony Bank WALLETを持っているだけで、他行宛振込手数料が月4回も無料になるのが大きなメリットです。

ソニー銀行の新しい優遇プログラムの詳細については、以下で徹底解説しています。

ソニー銀行は2017年1月4日(水)から「優遇プログラムClub S(クラブエス)」を開始しました。外貨預金優遇制度がリニューアルされて、現...

その他、ソニー銀行の詳細については、以下で徹底的に解説しています。

ソニー銀行というネット銀行があります。ソニーのグループ会社であるソニーフィナンシャルホールディングスの銀行です。全国のコンビ...

デメリット

微笑みながら考える女性

ソニー銀行の住宅ローンのデメリットは、3大疾病保障特約を追加した場合は、0.3%の上乗せがある点です。

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、3大疾病保障特約を追加した場合の上乗せがないので、3大疾病保障込みの金利だと、住信SBIネット銀行の方にエッジがあります。

しかし、3大疾病保障特約が不要の場合は、ソニー銀行の金利の低さは驚異的です。

保障よりも金利の低さを重視する場合は、ソニー銀行にお得感があります。住宅ローン金利プランは事務手数料がネット銀行の中で最低水準なのがメリットです。

まとめ

ソニー銀行

ソニー銀行の住宅ローンはネット銀行らしい低金利が魅力です。新規購入で自己資金10%以上の場合、ただでさえ低い金利から更に0.05%引き下げられるのが特徴です。

変動セレクト住宅ローン金利プランは、変動金利がなんと0.507%(新規購入で自己資金10%以上の場合は0.457%)という空前の低金利です。

これは新生銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行など、低金利で定評がある他の銀行の中でも最も低金利の水準です。

繰り上げ返済は1万円から可能で、無料で回数制限もなく、契約書類などの再提出も不要です。

ソニー銀行は保証会社を利用していないため、保証料がかかりません。団体信用生命保険料もソニー銀行の負担で無料です。

金利タイプの変更がインターネット上でいつでも可能です。ソニー銀行は、毎月中旬に翌月の金利を発表するので、金利タイプを変更する時は、今月と翌月を比較してからタイミングを選べます。

当面は低金利が続くので変動金利にしておき、金利が上がり始めたら固定金利に切り替えるという戦略の場合、ソニー銀行はいち早く金利変動を察知できます。

固定金利適用中に金利タイプを変更する場合はソニー銀行所定の変更手数料がかかります。

大手格付け会社のJCRからは「AA-」、S&Pからは「A」の格付を得ており、メガバンクとほぼ同等の高い評価となっています。

ネット銀行でも心配は無用です。住宅ローンの内容や契約手続きで疑問点などが出た場合は、担当のローンアドバイザーが電話・メールでしっかりと最後までサポートしてくれます。

ソニー銀行の住宅ローン 公式サイト

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