楽天バーチャルプリペイドカードというインターネットでのお買い物にクレジットカードと同様に使えるサービスがあります。楽天カードを保有していたら利用できます。
au PAY(旧WALLET)へのチャージに使えて、ポイント二重取りが可能であり高還元になります。
au PAY(WALLET)へのチャージがおすすめのクレジットカード
キャンペーン期間中に楽天カードで「楽天バーチャルプリペイドカード」を購入し、そこからau PAYにチャージすると、還元率2.5%~3.5%になることもありました。
「面倒くさそう」、「よくわからない」という方もいらっしゃると思います。
そこで楽天バーチャルプリペイドカードのメリット・デメリット・使い方と、楽天カード→楽天バーチャルプリペイドカード→au PAYの手順を徹底解説します。簡単です!
目次
楽天バーチャルプリペイドカードとは
楽天バーチャルプリペイドカードはインターネット専用のプリペイドカードです。あらかじめ購入した金額まで、Mastercard加盟店でクレジットカードと同様に決済できます。
手数料は無料で一切費用はかかりません。楽天カード会員なら購入可能です。楽天カードで購入すると、1%の還元となります。
普通のクレジットカードと同様に、カード名義、カード番号(16桁)、有効期限、セキュリティコードが発行されます。
カード名義は自由に設定できます。「本人認証サービス」に登録すれば、3Dセキュア認証が必要なサイトでも利用可能です。
楽天バーチャルプリペイドカードのメリット
楽天カードにはないメリットが、バーチャルプリペイドカードには存在しています。
データ漏洩のリスクを低減
信頼性が定かではないネットサイトで買い物をしたり、クレジットカードに利用明細を残したくない場合に非常に便利です。
Amazonなどの著名サイトであればクレジットカードを登録することに心理的抵抗はありませんが、信頼性が確立されていないサイトですと、クレジットカードの情報を打ち込むのは難しいですよね。
しかし、代引きだと手数料が余計にかかったりします。銀行振込は無料の銀行もありますが、休日や平日の夜間だと即時に反映されず、買い物したものが送られてくるまで時間がかかることもあります。
楽天バーチャルプリペイドカードを使うと、気軽にインターネットでお買い物することが可能になります。大きなメリットです。
万が一楽天バーチャルプリペイドカードの情報が流出しても、本体の楽天カードの番号を知られることはありません。
楽天バーチャルプリペイドカードはいつでも再発行して、番号を新しくすることが可能です。
楽天カードの還元率が2~3%になるキャンペーン(現在は未開催の時期が多い)
楽天バーチャルプリペイドカードを楽天カードで購入すると、楽天ポイントの還元率が2倍~3倍(2~3%)になるキャンペーンが開催されたことがあります。
2015年までは年3回ほど(約6~8ヶ月間)ほど行われていました。
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この時に楽天カードで楽天バーチャルプリペイドカードを購入すると、楽天カードの還元率が2~3倍になりました。
エントリー&購入&利用でポイント2倍(2%)となり、初めての方だと追加で+100ポイントのキャンペーンを行っていたこともあります。
楽天カードは年会費無料で利便性が高い楽天ポイントが貯まるので、使い勝手が良いクレジットカードです。しかし、還元率が1%と今一つなのが難点です。
しかし、このキャンペーン中に楽天バーチャルプリペイドカードを購入して、楽天バーチャルプリペイドカードでインターネットでお買い物すれば、楽天カードの還元率が2~3%にアップします。
これは強烈にお得ですね。ただし、2016年以降はこのキャンペーンは行われていません。ただし、今後も復活する可能性はあります。
クレジットカードの利用明細が残らない。
クレジットカードは利用明細が残ります。
しかし、楽天バーチャルプリペイドカードの購入の場合は、楽天バーチャルプリペイドカードで何を買ったかは、楽天カードの明細には出てきません。
これも何に使ったのかの明細を残したくない場合はメリットの一つです。
楽天バーチャルプリペイドカードのデメリット
楽天バーチャルプリペイドカードの欠点の一つは、有効期限が1年間である点です。
有効期限が切れそうな場合は、新しく楽天バーチャルプリペイドカードを購入すれば、そちらに残高を移行して合算することができます(金額は5万円が上限)。
期限が切れそうな場合は、Amazonギフト券を買うのが有効です。Amazonギフト券は1円単位で購入金額を決められます。
また、楽天EdyやSuica、nanaco等の電子マネーへのチャージには利用できません。ただし、au PAYにはチャージできます。
不正利用の際の保証はありません。クレジットカードとは異なるデメリットです。
端数を使い切りたい場合
楽天バーチャルプリペイドカードをau PAYへのチャージではなく、普通にインターネットでの買い物で使う場合は、端数が出てきます。
端数を使い切りたい場合は、Amazonギフト券が最も手軽です。Amazonギフト券は1円単位で購入金額を決められるので、楽天バーチャルプリペイドカードの残高と同じ金額を買えばOKです。
Amazonギフト券は自分用にも買えます。Amazonギフト券(チャージタイプ)ですと、直接、自分のアカウントの残高にプラスされるので便利です。
「金額」において5,000円・2万円・4万円を選択可能。また、100円~50万円までの任意の金額を入力して、1円単位で購入金額を指定できます(Eメールタイプは15円~50万円)。
プリペイドカード・バーチャルカードの残高が例えば2,708円の場合、2,708円のAmazonギフト券(チャージタイプ)を購入するときれいに使い切れます。
馴染みがあるEメールタイプの場合は、購入画面で金額の右側の欄に、バーチャルカード・プリペイドカードの残った金額を入力します。
そして、「宛先」の右に自分のメールアドレスを入力して、「レジに進む」を選択します。それ以外の項目は入力しなくてもOKです。
レジの画面でバーチャルカード・プリペイドカードのカード番号を打ち込んで、決済すればOKです。
Amazonギフト券を買うと、バーチャルカード・プリペイドカードをきれいに使い切って0円にすることが可能です。
楽天Edyを持っている場合はEdyへのチャージも有効でしたが、現在はEdyへのチャージはできなくなりました。
なお、楽天ポイントをリアルの店舗で使える楽天ポイントカードとEdyカード一体型のEdy-楽天ポイントカードが登場しました。
Edyと1枚で済み、かなり多くの店舗で利用できるので便利ですね。メール便なら送料無料です。
2022年7月19日には会員全体で、楽天ポイントの累計付与ポイント数がなんと3兆ポイントに到達しました。今後も対応サービスが拡大していくことが期待できます。
楽天バーチャルプリペイドカード購入の手順
楽天カードを用意
まず、クレジットカードの楽天カードを用意します。楽天ポイント5,000円分以上の入会キャンペーンも行っています。
2015年までは楽天バーチャルプリペイドカードを楽天カードで購入すると、楽天ポイントの還元率が2倍~3倍(2~3%)になるキャンペーンがありました。
この時にau PAYにズドンとチャージしておくと最強にお得でした。ポイント2倍(2%)で初めてだと+100ポイントのキャンペーンがあったこともあります。
ただし、2016年以降はこのキャンペーンが開催されなくなりました。キャンペーン未開催時でも1%のポイントは得られます。
楽天バーチャルプリペイドカードの購入
楽天バーチャルプリペイドカードのサイトに行きます。楽天会員のログイン画面が出てきたら、楽天のメルアドとパスワードを入力してログインします。すると購入画面が出てきます。
カードデザインを選択し、購入金額とカード名を入力します。カード名は適当でOKです。 私は「エーユーウォレット」と入力しました。
次に画面下部の同意欄にチェックを入れ、楽天カードのセキュリティコードを入れて「確認画面へ」をクリックします。
購入確認画面が出てくるので、「購入する」をクリックします。
購入画面では、「※2014年4月23日(水)より、楽天バーチャルプリペイドカードの利用先として楽天Edy・Suica・au wallet等の電子マネーへのチャージにはご利用いただけません」と表示されています。
しかし、au WALLETへはそれ以降もチャージ可能な状態が続いています。実際に直近では2020年8月2日にチャージを行なっており、問題なく可能となっています。
購入完了画面で「ご利用開始手続き」をクリックします。
カード名義にアルファベットを入れて、「確認画面へ」をクリックします。カード名義はau PAYへのチャージの際は自分の名前となります。
確認画面で決定し、次に出てくる画面の「利用中カード一覧へ」をクリックします。購入したカードが出てくるので、右側の「詳細」をクリックします。
カード券面にマウスを乗せると、カード番号、セキュリティコードが表示されます。これをサイトで入力すると、普通のMasterCardクレジットカードと同様に買い物やチャージが出来ます。
楽天バーチャルプリペイドカード利用手続きを行い、一度カードの名義を設定した後でも、カード名義を変更することが可能です。
カード画面の「カードの詳細・設定」の「カードご利用メニュー」の「カードの情報変更」を選択します。
次の画面で氏名を変更できます。例えば、子供のau PAYにチャージする場合、親の楽天カードで買った楽天バーチャルプリペイドカードを子供の名義にして、au PAYにチャージすることが可能です。
本人認証サービスへの登録
au PAYへのチャージの際は、「本人認証サービス」を登録しておく必要があります。カード券面の右側をクリックします。
次に出てくる説明画面の下の方の「本人認証サービスに登録する」をクリックします。次の画面で「パスワード」を入力し、「確認画面へ」をクリックします。
次の画面で「登録する」をクリックすると完了です。楽天バーチャルプリペイドカードの手続きはこれで完了です。
au PAY(旧WALLET)へのチャージ方法
次にau PAYの会員サイトに行き、ログインしてから、トップページ右側の「チャージ(入金)」をクリックします。
チャージ方法の選択画面で、「クレジットカード」を選択します。
次の画面で「クレジットカードを登録」をクリックします。
楽天バーチャルプリペイドカードの番号、名義、有効期限を入力して、「登録してチャージを行う」をクリックします。
チャージ金額を入れてボタンをクリックすると、本人認証サービスの画面が出てきます。楽天バーチャルプリペイドカードの手続きで設定した「パスワード」を入力します。
するとチャージ完了画面が出てきます。明細を見ると、無事チャージできています。楽天バーチャルプリペイドカードでチャージした場合も、「クレジットカード」と表示されます。
購入の最終画面では、「※2014年4月23日(水)より、楽天バーチャルプリペイドカードの利用先として楽天Edy・Suica・au wallet等の電子マネーへのチャージにはご利用いただけません」と表示されています。
しかし、au PAY プリペイドカードへは、それ以降もチャージ可能な状態が続いています。
ただし、連続チャージすると使えなくなることがあるようです。
まとめ
楽天バーチャルプリペイドカードは、楽天カードを持っていれば費用が一切かからないのが魅力的です。
インターネットショッピングでセキュリティを気にされる方、信頼性が定かではないオンラインショップ・アプリで決済する場合は便利です。
au PAYへのチャージすると、ポイント二重取りが可能で合計で1.5%以上の還元となってお得。年会費も無料です。
楽天カードからau PAYへのチャージ時に1%の楽天ポイントが付与され、利用時に基本0.5%のPontaポイントが付与されます。
訴求力の高いポイント二重取りが可能です。将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
少々手間はかかりますけれども、慣れるとスムーズに短時間でチャージできます。キャンペーン時に楽天バーチャルプリペイドカードチャージするとお得です。
楽天バーチャルプリペイドカード、楽天カード、au PAY(旧WALLET)のお得三銃士で、還元率1.5%~ライフを送ってみませんか?
もちろん、通常の楽天カードだけではなく、楽天PINKカード、楽天ANAカード、楽天プレミアムカードなどあらゆる楽天カードが利用可能です。
楽天カードの種類、比較については、以下で精緻に分析しています。
実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。
どの楽天カードもお得なベネフィットが豊富なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」として楽天カード、ゴールドカードとして楽天ゴールドカード、空港ラウンジがお得なカードとして楽天プレミアムカードを挙げられていました。
また、クレカの専門家・菊地崇仁さんも、おすすめの年会費無料カードとして楽天カード、ゴールドカードとして楽天プレミアムカードを挙げていらっしゃいました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマも、楽天カードを高く評価しています。
2021年6月に入ってからは、幅広い組み合わせで異なる種類の楽天カードを同時保有することが可能になりました。
また、異なる国際ブランドやデザインカードを追加して2枚持ちできます。
なお、au PAY プリペイドカードとクレジットカードの相違点については、以下で精緻に分析しています。