楽天証券が、 日本初のブロックチェーン技術など最先端のフィンテック技術を活用して、ID・パスワードが不要となる本人認証サービスを導入すると発表しました。
マートフォンによる指紋認証などの生体情報を使うことで、ID・パスワードの入力が不要になります。画期的で便利な新サービスとなります。
生体認証によるログインシステムは、セコムトラストシステムズ株式会社が、 ソラミツ株式会社のブロックチェーン、「Hyperledger いろは (Iroha)」の技術を用いて開発する本人認証プラットフォームを利用します。
Hyperledger いろは (Iroha)とは、Hyperledger Projectにおいて、世界で3番目のIncubationプロジェクトとして採用されたブロックチェーンです。
独自開発の合意形成アルゴリズム「スメラギ」により、 2秒以内のファイナリティを実現して、対面型決済、KYCをはじめ、様々な業界で利用できる汎用的なプラットフォームとなっています。
また、 iOS、 Android、Webのライブラリが用意されていることから、 モバイルプラットフォーム「いろは」としての利用も可能となっています。
楽天証券では、 このプラットフォーム上で本人認証サービスの開発を行い、 今後サービスを開始する予定です。
昨今、 なりすましやフィッシング詐欺など、 本人認証情報の不正な取得に関する脅威が増加しています。先日もマイクロソフトからのスパムメールが飛んで来ていました。
クレジットカードでは、本人認証サービスによるセキュリティ強化が図られています。Visaは「Visa Secure(Verified by Visa)」、Mastercardは「Mastercard SecureCord」、JCBは「J/Secure」という名前です。
しかし、これらはいずれも事前に設定したパスワードを入力する方式でした。
2016年には、三井住友カードが先陣をきってスマホアプリによるワンタイムパスワードを導入しました。JCBも追随しました。

利用のロック機能(ネット・海外・すべて)、利用の即日通知機能など、独自のセキュリティ施策に優れています。


JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。

万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。

これらは斬新で便利でセキュリティ面でも高いですけれども、コピー&ペーストの手間は発生しました。
しかし、楽天証券の新しい本人認証サービスでは、生体認証のみとなってやや簡便となります。
これまでは証券会社へのログインにおいては、 ユーザー個人と金融機関の2者の間のみでの認証キー(ID・パスワード)による本人認証を行っていました。
新しい本人認証サービスは、認証キーをユーザー、楽天証券、第三者機関としての役割を担うセコムトラストシステムズが分散保有し、 3者の認証キーの突合により本人認証を実施する仕組みとなります。
このシステムにはフィンテックのブロックチェーン技術が用いられており、本邦初の仕組みとなります。
ID・パスワードが不要となり、 認証キーの外部からの不正取得の懸念がなくなり、不正ログインが根絶される可能性があります。
ネットでの取引がより一層安全になります。セキュリティ面の懸念からネット証券・ネット銀行は一切使わないという方もたまにいらっしゃいますが、そのような方でも利用可能になる画期的なシステムです。
これらの認証は、 楽天証券とソラミツの間で2016年8月より共同開発を行ってきた「分散認証技術」を利用しています。
「ブロックチェーン技術を利用した本人確認(KYC)システム」、「Hyperledger いろは (Iroha) 」の技術をベースとしています。
セコムトラストシステムズはセコムグループでの高度な情報管理技術・ノウハウを提供していくことにより、 頑健な環境での認証キーの分散保管を実現する方針です。
楽天証券は将来的には、 認証キーの分散保管、 高セキュリティな環境を利用した本人確認に係る各種業務の代行や、 情報メンテナンス等を行うサービス提供を検討していく方針です。
いわゆるB to Cサービスだけではなく、B to Bの領域にも踏み込むことを検討しているようです。
クレジットカードの世界でも、カードによる読み取り、サインや暗証番号の入力を不要にできる生体認証の仕組みが研究されています。
一例として日本が誇る国際ブランドを運営しているJCBは、手のひらで決済できる技術の実用化を目指しています。

スキャナーで手のひらの画像を読み込み、登録してある手のひらと一致すれば、クレジットカードで決済できるようになる予定です。
いずれはカードがなくても手のひらだけでOKになる可能性があります。こうなるとますます便利ですね
証券の世界でもクレジットカードでも、今後は急速に生体認証が進化していく可能性があります。
楽天証券の動向に注目するとともに、生体認証でのログインの普及に期待します。懸念点としては、ログインのスピードが遅くなることです。
セキュリティが向上するのは素晴らしいことですけれども、読み取りエラーが起きやすいなどで、ログインに手間がかかるようだと不便になります。
ぜひ正確な生体認証による迅速なログインを可能になるように頑張っていただきたいと思います。
楽天証券は今後もより一層の発展を期待できる卓越したネット証券です。手数料が安い、商品のラインナップが豊富の両方を高い次元で満たしています。
国内株式の売買手数料は0円で競争力があります。立会外分売は勝率が高く、楽天証券での活用で着実なリターン獲得が可能です。
楽天グループならではのメリットとしては、取引で楽天ポイントも貯まります。
楽天ポイントはANAマイルに交換できるので、マイラーにとっても嬉しい仕組みです。
信用取引も充実しており、1日信用取引は屈指の低コストです。現引・現渡しの手数料が無料なので、デイトレーダーでなくても売買に有効活用できます。

一般信用売りも可能になり、つなぎ売りがしたい局面では非常に役に立ちます。
一般信用売りが可能なネット証券は限られており、その中でも楽天証券は手数料が安いので、低コストでトレードすることが可能です。

大口優遇制度もあり、専業トレーダーや資金量がある方の強い味方です。メールでも適用の連絡が来るので安心・安全です。
資金量が多い方の場合、キーエンス(6861)、任天堂(7974)、SMC(6273)、ファーストリテイリング(9983)等の値嵩株をクロス取引すると簡単に条件をクリアできます。
1日信用取引でもOKなので、特別空売り料がない銘柄だとコストなしで大口優遇を達成することも可能です。
大口優遇の期間中に再び1日でも条件をクリアしたら、その月末から3ヶ月後まで期間が延長されます。
大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用されるので便利です。他社は1ヶ月間というネット証券ばかりです。
一度でも1日の新規建玉残高(当日中に決済してもOK)、もしくは15時時点での信用建玉残高が3000万円以上になったら、3ヶ月も信用金利の優遇を受けられます。
マーケットスピード、マーケットスピード2、iSpeedという秀逸な取引ツール・アプリを提供しており、パソコンでもスマホ・タブレットでも快適な取引が可能です。
専業投資家だけではなく、兼業投資家にとっても有用なサービスです。
チャイエックス・ジャパンPTS、SBIジャパンネクストPTSの2つで取引でき、SOR注文によって取引所と比較して有利な価格で約定できる場合もあります。

投資信託では少額での積立が可能であり、他社ではポイント対象外の低コストインデックス投信も、楽天証券ではポイント付与の対象となっています。
楽天カードで投信積立が可能で、月5万円まで最大1%の楽天ポイントを獲得できます。

ポイントを利用した所定額の投信・米国株の購入で楽天SPUがポイントUPし、楽天市場でのお買い物がお得になるメリットもあります。

投資信託を楽天ポイントで購入することも可能になりました。

また、楽天証券に口座がなくても投資が可能な「ポイント運用 by 楽天PointClub」もあります。

2018年10月27日から楽天カードのクレジット決済で投信積立が可能になり、最大1%の楽天ポイントを貯めることも可能になりました。

楽天ポイントが貯まる楽天カードは資産運用できるクレジットカードの筆頭です。投資ができるカードは類稀であり、一歩先に進んだ画期的なスペックを備えています。
以前に楽天証券に取材に行った際には、「ネット証券という枠組みにとらわれず、フィンテックカンパニーとして、イノベーティブなサービス、利便性の追求を常に行なっていきます。」と力強いメッセージを頂きました。
まさにそれを具現化するような画期的な新サービスの導入です。

楽天銀行との連携サービスは自動スイープが秀逸な出来栄えで、証券口座の余剰資金は自動的に楽天銀行の最大0.1%という圧巻の高金利が適用され、かつATMで出金できます。楽天銀行の残高は証券の投資にいつでも使えます。

日本初のブロックチェーン技術を活用した高セキュリティな本人認証サービスの開発を進めていて、ID・パスワードが不要になるというプレスリリースがありました。

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以前に楽天証券を訪問して、iDeCoについて取材しました。管理画面のインターフェイスの工夫、シングル・サインオンの仕組みが独自のメリットです。

つみたてNISAでは楽天ポイントが利用可能である点がメリットです。

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