QUOカードPay(クオカードペイ)が2019年3月14日から販売開始となり、2019年3月下旬から店舗で利用可能になります。
クオカードは贈答品や株主優待で人気を博しています。
1万円の券面だと10,180円(1.8%のプレミアム)がつくことから、加盟店での利用頻度が多い方には自分でのデイリーユースでもフル活用されています。
nanacoチャージがポイント還元のクレジットカードでチャージしたnanacoによって、セブン-イレブンにて1万円のクオカードを購入すると、3%還元となってお得です。
この度はクオカードがデジタルギフトとなり、「クオカードペイ」となりました。
名前とは裏腹に各種Payサービスとは異なり、使う側は面倒な会員登録・初期設定は不要なので、誰でも簡単にサクッと利用することが可能です。
QUOカードPayについて、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
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使い方
クオカードペイの使い方はシンプルです。購入者・贈答する側のステップは以下のとおりです。
- 会員登録(初回のみ):必要事項を記入
- 注文:ECサイトから購入(額面・枚数・デザイン等を自由に指定可能)
- 入金:銀行振込にて入金
- 納品:着金確認後、1営業日以内にギフト用デジタルコード(URL)のCSVファイルがマイページからダウンロード可能
- 送信:ギフトを贈る方にメール・SNS等でギフト用デジタルコード(URL)を送信
非常にシンプルなスキームとなっており、コスト・手間をかけずにプレゼントすることが可能です。
クオカードペイを使う側は、届いたURLを開いて、お店での会計時にスタッフに呈示するだけでOKです。サイン・本人認証などは不要!
残高がある限り何度でも利用でき、現金とも併用可能で、端数が無駄になる心配もありません。
これ以上ないほどにシンプルでわかりやすくユーザーフレンドリーです。
一度タップするだけでOKなので、現金派の方でもこれなら使うことに抵抗は小さいのではないでしょうか。
専用アプリのインストールや会員登録の必要はなく、届いたURLを開くだけですぐに利用可能なのは流麗ですね!
インターネットの普及・深化で面白いコンテンツや役に立つ記事は無限に膨張しており、とにかく時間がないという方も多いと思います。
忙しい現代人はウルトラマンと同様に3分たりとも無駄には出来ません。面倒な作業は極力避けたいのが人情です。手間フリーなのはナイス。
なお、専用アプリも用意されており、アプリを使うとより便利に利用することが可能です。
詳細は未発表ですが、利用履歴の照会、受け取ったクオカードペイの一覧、残高の合算などの機能が搭載されるでしょう。
使える店・加盟店
クオカードペイを使える店は、サービス開始当初はローソンのみとなっています。
すかさず新しいキャッシュレス決済に対応するのは、決済手段の多様化に非常に積極的なローソンの真骨頂を発揮しています。
株式会社クオカードは、今後どんどんQUOカードPayの加盟店を拡大していく方針となっています。
物理型カードタイプのクオカードは全国約57,000店で利用可能であり、コンビニ、ドラッグストア、ファミレス、ガソリンスタンド、カフェで幅広く利用可能です。
代表的な店舗は、セブン-イレブン、ローソン、ファミマ、スリーエフ、ポプラ・生活彩家、マツモトキヨシ、ENEOS、デニーズ、上島珈琲、HMVです。
これらの店舗でもクオカードペイが導入される可能性があるでしょう。
デメリット
クオカードペイのデメリットは、現状ではWebでの購入のみとなっており、銀行振込しか決済手段がなく、クレジットカード決済が対象外である点です。
クレジットカードのポイントで得することはできません。額面1万円購入時に180円のプレミアムがつくか否かは未発表となっています。
既存のクオカードはお得に購入する方法がありますが、現状ではQUOカードPayの方は不透明です。
ただし、今後は個人客の購入も視野に入れて、セブン-イレブンにてnanacoで購入できるようになる可能性があるでしょう。
銀行振込の場合は、振込手数料が無料の銀行から振り込むとお得です。
まとめ
QUOカードPay(クオカードペイ)が2019年3月から導入されます。デジタル化から遠かったクオカードがついにカードレスの分野に参入します。
使う側は面倒な会員登録・初期設定は不要なので、誰でも簡単にサクッと利用することが可能です。購入する方は初回のみ会員登録が必要です。
当面は贈答用のデジタルギフトとしての販売が想定されていますが、今後は物理型カードタイプのようにデイリーユースを想定したサービスが開始する可能性もあるでしょう。
クオカードペイを使える店はローソンとなります。なお、ローソンの利用頻度が多い方は、ドコモのクレジットカードであるdカードの利用がおすすめです。
dカードは万人に開かれており、ドコモユーザー以外でも利用できるクレジットカードです。
dカードはローソンで3%割引になり、dポイント機能の1%、クレカ決済の1%と合わせて合計5%還元となります。
正確には3%の割引は、購入ごとに対象商品の合計金額(税抜)に対して3%を計算し(1円未満切り捨て)、1か月分を合計した金額となります。
したがって、税込324円(税抜300円)の商品だと割引額は9円となり、約2.78%となります。税込321円(税抜298円)なら割引額は8円となり、約2.49%となります。
ローソンでdカード(DCMX)にて支払った場合の合計還元率は、最大で約4.78%となります。ローソンをよく利用する方ですと、dカードを作らないと損です。
ドコモユーザーの方なら、年会費が発生してもむしろdカード ゴールドがお得です。
ドコモ料金が10%ポイント還元、年100万円の利用で年会費相当のプレゼントなど、幾多の特典があります。
以前NTTドコモに取材に行き、dカードをご担当なさっているスマートライフビジネス本部 金融ビジネス推進部の井芹さん、梶浦さん、久保田さん、井崎さんにインタビューしました。
dカードの特徴・歴史、dポイント、充実の特典、海外サポート、ゴールドカードのベネフィット、付帯保険、セキュリティの取組み、スマホアプリなどについて取材しています!
dカード GOLDには虎に翼、弁慶に薙刀の威力があり、優美なスペックが燦然たる輝きを放っていると改めて感じました。
ローソンをよく使う方なら、dカードを活用すると家計が頑健化します。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「コンビニがお得なカード」としてdカードを挙げられていました。
また、67枚のクレカをお持ちで合計年会費が約130万円のプロ・菊地崇仁さんも、おすすめのコンビニでお得なカードとしてdカードを挙げていらっしゃいました。
dカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
また、菊地さんはドコモユーザーにおすすめののゴールドカードとしてdカード GOLDを挙げていらっしゃいました。
ローソンでdカードを利用すると、8%還元(Apple Payだと11%還元)になるキャンペーンが開催されることもあります。
このようなお得なキャンペーンも定期的に開催されており、ローソンをよく使う場合はdカードを活用すると家計が頑健になります。
ローソンがJCBと提携して発行している「おさいふPonta」ですと、決済の1%+Pontaカード提示の1%で合計2%還元となります。
JALマイラーの方なら、JALカードでチャージしたJMB WAON決済がお得です。
WAONはチャージと利用で1.0~1.5%のJALマイルが貯まり、Pontaカードの提示で1%のPontaポイントを得られます。
2Pontaポイント→1マイルに2ポイント単位で交換できるので、JALマイルが合計で1.5%~2.0%還元となります。
1マイルの価値を2円と考えるならば、ショッピングマイルプレミアム加入時は4%還元です。
その他クレジットカードで普通に決済して、Pontaカードを提示するというシンプルな方法もあります。
年会費無料のおすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
還元率が高いおすすめクレジットカードについては以下で丹念に分析しています。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ちです。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
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クレジットカードの作成が難しい場合や使い過ぎるという方は、デビットカードも候補となります。
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