クイーンズ伊勢丹が日本最大級の共通ポイント「Vポイント」を導入します。2016年8月1日からクイーンズ伊勢丹の全店でのお買い物でVポイントが付与されるようになりました。
また、1ポイント1円で利用できます。三越伊勢丹グループ百貨店(三越・伊勢丹・岩田屋・丸井今井・JR 京都伊勢丹)に続き、スーパーのクイーンズ伊勢丹にも導入となりました。
しかし、2018年3月末頃にVポイントのサービスを終了しました。約1年10ヶ月の短期間で終焉となります。
おそらく社長の交代による経営方針の転換が影響しているのでしょう。今後はエムアイカードのプラチナカード発行、提携カードの拡充、自社ポイントのエムアイポイントのグループ外への拡大に集中していく方針です。
クイーンズ伊勢丹とVポイントの提携についてまとめます。
クイーンズ伊勢丹とVポイント
三越伊勢丹ホールディングスはTSUTAYAのCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)と包括的に提携しており、2016年5月25日からは、三越伊勢丹の国内百貨店でVポイントが利用できるようになりました。

デパートに引き続き、グループの三越伊勢丹フードサービスが運営する⾼品質スーパーマーケット「クイーンズ伊勢丹」の全店でVポイントが導入されました。
エリア | 店名 |
---|---|
東京 | 笹塚店 新高円寺店 仙川店 小石川店 石神井公園店 杉並桃井店 白金高輪店 ひばりが丘店 クイーンズアイ三鷹 武蔵境店 目白店 |
埼玉 | 北浦和店 大宮店 |
神奈川 | 横浜店 藤沢店 |
クイーンズ伊勢丹でのお買い物時にTカードを提示すると、100円(税抜)ごとにVポイントが1ポイント得られます!
Vポイントは還元率0.5%(200円ごとに1ポイント)という加盟店が多い中で、クイーンズ伊勢丹は還元率1.0%です。これはナイスですね^^
ただし、⼀部レートの異なる店舗があります。また、煙草、送料等⼀部対象外の商品があります。
クイーンズ伊勢丹の店頭では、オリジナルデザインの「クイーンズ伊勢丹Tカード」の発⾏も行われます。
カードフェイスは縦縞のストライプであり、ベージュと白のツートンカラーとなっています。「QUEEN'S ISETAN」という文字が中央に記載されています。
左上にはVポイントのロゴ、右上には「T-CARD」という文字が記載されています。
かつてTカードは一人一枚が原則の時期もありましたが、現在は複数のTカードに貯まったポイントを別のTカードに移行することも可能です。

Tカードの種類、発行方法については、以下で徹底的に解説しています。

貯めたVポイントで1ポイント1円でお買い物することもできます。スーパーは日常使いに適しているので、近所にクイーンズ伊勢丹がある場合は実用的で嬉しいですね^^
他のスーパーでは、マルエツ、東武ストア、マミーマートなどもVポイントを導入しています。クイーンズ伊勢丹がVポイント連合に加盟します。
他の共通ポイントでは、ライフの一部店舗がPontaポイントを導入しています。

残る陣営の楽天ポイントカードに注目が集まります。楽天ポイントを貯めたり使えます。
期間限定の楽天ポイントをリアルの店舗で少額を消化できるのが絶大なメリットです。

楽天ポイントカードが大手スーパーで使えるようになると、訴求力がアップすると思います。動向に注目します。dポイントもスーパーと提携するのかに注目です。
クイーンズ伊勢丹でのVポイントは2018年3月末にサービス終了となります。
Vポイント終了に関する問い合わせ先は、三越伊勢丹HD 業務本部総務部 コーポレートコミュニケーション担当となります。電話番号は03-6205-6003です。
三越・伊勢丹でのお買い物は、三越伊勢丹の「エムアイカード」がお得です。クイーンズ伊勢丹では100円(税抜)につき2ポイントが得られます。還元率2%でお得です!
また、全国の三越伊勢丹グループ百貨店では、5~10%還元が受けられます。空前の低金利のご時世では驚異的な還元率ですね。
三越伊勢丹グループのお店をよく利用する場合はお得なカードです。
JALマイル、ANAマイルと交換できるようになり、マイラーにとっても威力が大きいカードに昇華しました。JTBトラベルポイントとも交換できます。

クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「百貨店がお得なカード」としてエムアイカード プラスを挙げられていました。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、デパートでおすすめのカードとしてエムアイカードプラスを挙げていらっしゃいました。
エムアイカードプラスシリーズはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

よりベネフィットが充実したゴールドカードもあります。こちらはお得意様サロンが使えるのが最大のメリットです。

新しいエムアイ プラチナカードは、お帳場/お得意様カード(黒帯付)に準じたベネフィットが付帯すると思われます。
カードの年間の三越伊勢丹グループでの利用額を不問に、一律で10%のエムアイポイント還元などの特典が期待できるでしょう。

また、三越・伊勢丹のデパートでは、三越・伊勢丹グループの友の会「エムアイ友の会」もお得です。こちらは食料品・レストランも対象なのがメリットです。

Vポイントは便利!
Vポイントは多様なジャンルの店舗にて1ポイント1円で使えるので、現金同様の利便性があります。
一例としては、ファミリーマート、マルエツ、ウエルシア、すかいらーくグループ、吉野家、ロッテリア、ENEOS、オートバックス、TSUTAYA、エディオンなどで利用可能です。
ガストでは糖質控え目の「1日分の野菜のベジ塩タンメン」もあります。ダイエットに資する一品です。
Vポイントを現金化する方法については、以下にまとめています。

その他、Vポイントについては以下で徹底解説しています。Vポイントカードを提示するとリアルの店舗で使えます。

2018年4月からはヤマト運輸の宅急便の発送時、梱包資材の購入時などに、Vポイントが貯めて使えるようになりました。

Vポイントは吉野家でも導入されました。吉野家では200円(税込)あたりVポイント1ポイントが得られます。還元率0.5%です。

ホームセンターでもVポイントを導入する企業が登場しました。ジョイフル本田で還元率0.5%でVポイントが貯まり、使えます。オリジナルデザインのTカードもあります。

アシックスでもVポイントが導入されて、オリジナルデザインのTカードも発行されます。

あのメルセデス・ベンツもVポイントを導入しました。オリジナルデザインのTカードはさすがオシャレです。

ウエルシアかふるさと納税で使うと最強
Vポイントの使い道で最強にお得なのは、ドラッグストア・ウエルシア(welcia)での利用です。
ウエルシアを使う機会がある方であれば、毎月20日はウエルシアの「お客様感謝デー」で、会計にてVポイントを200ポイント以上利用すると、なんと1.5倍のお買物ができます。
例えば、Vポイント200ポイントを使うと、300円分の買い物ができます。お会計が378円だった場合、200ポイントと78円で決済できます。2,000ポイント利用したら3,000円分となります。
貯まったVポイントは20日にウエルシアでまとめ買いすると最強にお得です。
1,000円前後の高級目薬は普段は買いづらいですけれども、Vポイントの価値が1.5倍になる日にお買い物するとお得です。
面白いところでは、「Yahoo!公金支払い」というサイトでふるさと納税をする際に、支払いにVポイントが利用できます。ふるさと納税は僅かな負担で多数の特産品を得られる制度です。詳しくは以下にまとめています。

ふるさと納税は一旦お金を出す必要がありますが、Vポイントで決済するとお金を出さずして特産品を頂けます。
Vポイントを現金化することはできませんが、ふるさと納税を使うと、間接的に住民税をVポイントで支払っている結果となり、更に多種多様な特産品がプレゼントされます。
1ポイントからふるさと納税に使えて、差額はクレジットカードで決済できます。
例えば、1万円ふるさと納税する場合で、Vポイントを700ポイント使う場合は、9,300円の支払いと700ポイントで決済できます。
ちなみに「楽天ふるさと納税」では、Vポイントと同様に楽天ポイントをふるさと納税に使えます。

Yahoo!公金支払い経由なら、NHK受信料をVポイントで払うこともできます。また、SBIネオモバイル証券ではVポイント投資が可能です。
Vポイントが最強に貯まるのは
Vポイントが最強に貯まるのはExtreme Card(エクストリームカード)でした。還元率1.5%でポイントが貯まり、Vポイントに交換できました。
ウエルシアで20日にVポイントを使うと、実質的な還元率は2.25%に跳ね上がりました。税抜3,000円と年会費は高めですが、年30万円以上の利用で無料となりました。
月25,000円以上使えばいいので、固定費をクレカ払いにしたらすぐに到達しました。年会費は実質無料と言ってよいでしょう。
ただし、エクストリームカードは募集停止となり、リーダーズカードに変更されることになりました。
今後はクレジットカードでVポイントを貯めたい場合は、基本1%・日曜は1.5%のVポイントカード Primeがおすすめです。
Yahoo! JAPANカードはPayPayカードにリニューアルされて、Vポイントは貯まらなくなりましたが、Yahoo!ショッピング・LOHACOで3%還元となってお得です。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「ネット通販でお得なカード」として現PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)を挙げられていました。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのネット通販で得するクレジットカードとして挙げていらっしゃいました。
現PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)はクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

年会費無料で還元率はいつでも1%で、Yahoo!ショッピングとLOHACOではショップポイントも合わせて3%です。詳しくは以下で解説しています。

実際に発行して使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量のVポイントを得られたのが嬉しかったです。Vポイントがお得に貯まるクレジットカードの筆頭です。


その他、お得なクレジットカードの入会キャンペーンが多数開催されています。

TSUTAYAをよくご利用する方は、Tカードプラスがおすすめです。年会費が無料で、TSUTAYAでお得な仕組みが満載のクレジットカードです。
TSUTAYAのお会計でTカードプラスを提示するだけで、共通ポイントのVポイントが3倍~5倍となり、還元率1.5%~2.5%となります。
Tカードプラスを提示して高還元クレジットカードで決済すると、破格の還元率となります。TSUTAYAをよく利用する方にはおすすめです。
TSUTAYAの会員証の機能があり、レンタル更新の手続き・レンタル更新費用は一切不要です。毎年自動更新されます。

ニッセンをよく使う方はn,カードJCBがお得です。

東京電力も、電気料金に応じてVポイントが付与されます。東京電力の新プランについては以下で徹底解説しています。

新電力のENEOSでんきでもVポイントが貯まります。電気料金でも共通ポイントが得られる時代になりました。

VポイントはANAマイルに交換可
VポイントはANAマイルにも交換できます。500ポイントが250マイルとなります。交換レートは半減してしまいますが、1マイル2円の価値があると考えると実質的に1対1での交換となります。
頑張ってビジネスクラスと交換したら1マイル2.5~5円、ファーストクラスなら8円以上の価値が出てきます。Vポイントのマイルへの交換手順は以下で精緻に分析しています。

手間を許容できる場合は、Vポイント→JRキューポ→Gポイント→永久不滅ポイント(JQ CARD セゾンが必要)→ANAマイルと交換すると、70%の高レートでVポイントをANAマイルに移行できます。

クイーンズ伊勢丹をよく使う方の中にはマイルを貯めている方も多いと思います。今後はスーパーで貯めたVポイントをANAマイルに交換することもできます。
ANAマイルを貯めている方におすすめのクレジットカードは、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)です。
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボを活用して繰り上げ返済の手間をかけると、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となります。

ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。

ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。

ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
年会費が上がってゴールドカードでもOKで、コンビニATMでの繰り上げ返済に抵抗がある場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。
会員サイトで手続きできる特定の支払い方法の活用で、年会費は10,500円(税抜)となり、継続ボーナスが2,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。

クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。

よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。

ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。

以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。

ダイナースプレミアムだと、年会費は高いものの、カード利用だけで国内1.5%・海外2%のANAマイルを得られます。手間が一切かからない点にエッジ・優位性があります。
ANAダイナースプレミアムは一般加盟店は1.5%、ANA航空券等は2.5%還元です。
クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカード、高還元カードとして、ダイナースクラブ プレミアムカードを挙げていらっしゃいます。

利用額が大きい場合は高い年会費をペイすることも可能になり、卓越したバリューがあります。

レギュラーカードも含めたダイナースのポイント共通の貯め方・使い方は以下をご参照ください。

株主優待でもVポイントが貯まります。ウエルシアホールディングス(3141)の株主優待でVポイントが得られます。
東証プライム上場企業であり、権利確定日は8月末です。100株以上3,000ポイント、500株以上5,000ポイント、1000株以上10,000ポイントが得られます。
ただし、株式は当然に価格変動リスクが有ります。株価が下落して損してしまうのは避けたいですよね。
そこで株価変動リスクを回避して少々の手数料で株主優待を取得できる技があります。SBI証券、松井証券、楽天証券、三菱UFJ eスマート証券などでの一般信用取引を活用したクロス取引です。
クロス取引・つなぎ売りについては以下で徹底解説しています。

SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
制度信用クロスはSBIネオトレード証券の活用を検討し得ます。
SBIネオトレード証券はネット証券全体の中でも、手数料が秀逸な低コストである点が絶大なメリットです。やはり手数料を第一に考える場合は最有力候補です。
現在はお得なキャンペーンを開催しています。
2015年2月24日からは、1マイルからANA SKYコインに交換できるようになったので、ANAマイルを無駄なく消化できるようになりました。
ANA SKYコインは、ANAのWebサイトで航空券・旅行商品の支払いに使える電子クーポンです。
他にも、ANAマイルを1マイル1円単位で、ネット通販の「ANAショッピング A-style」で使えます。ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワイン等が魅力的です。
JALの2,000マイルでスタジオアリス撮影券、通販サイトで使用できるクーポン、カタログギフトクーポン等と交換できる制度(JALミニマイル特典)も良い制度ですが、1マイルから交換できるANAのマイル制度も良いシステムです。