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マジで?ジム・ロジャーズの2013年の予想の結果が驚愕

更新日: 資産運用の考え方

驚く猫

IRフェスタか投資戦略フェスタで、2013年に発行された商品先物取引に関する本をいただきました。

そこには『すべての投資に挑戦し成功してきた「伝説の投資家」に直撃!』と題してジム・ロジャーズのインタビューが載っていました。

その予想の結果は驚くべきものとなりました。


ジム・ロジャーズは、ジョージ・ソロスとともにクォンタム・ファンドを設立し、10年の間に3365%のリターン(同時期のNYダウ平均は20%)を得て名声を高めました。

投資家なら世界中で知らない人はいないカリスマ投資家です。多数の書籍を出版しています。

そのジム・ロジャーズは本の中で「価格上昇はまだまだ続く。商品は最も有望な投資先」旨の見解を表明していました。

「米国、EU、日本は今まで以上に景気刺激策を打ち出し、中央銀行はもっとお金を刷り始めます。お金の量が増えると、お金の価値が下がり、商品の価値は上がります。人々は金や銀などの商品をよりいっそう買うようになります。」と述べていました。

では実際の商品の価格推移はどうだったか見てみましょう。まずはジム・ロジャーズがインタビューで言及していた金です。COMEX金先物の2013年以降のチャートは以下のとおりです。

COMEX金先物
(※マネックス証券より)

見事なまでの右肩下がりですね。あまりにも華麗で魅入ってしまう水準です。

ゴールドはここ最近は軟調でしたが、それ以外の商品が堅調ならまだOKでしょう。では商品全体のチャートを見てみましょう。CRB商品先物のチャートです。

CRB商品先物

商品全体の値動きも、右肩下がりが続いていました。途中で切り返す局面があったものの、2014年半ばからは原油安の影響で大きく下落してしまいました。

書籍で大投資家が言うことだからという理由でコモディティ関連のETFや投資信託、商品先物を買っていたら大打撃となりました。

ジム・ロジャーズの大曲げから得られる教訓は、「大投資家とはいえ見通しを誤る事がある」ということです。

大投資家や成功している投資家の見解はとても参考になります。時として非常に勉強になることもあります。

しかし、100戦100勝のヒクソン・グレイシーのような完全無欠は投資の世界ではあり得ません。億り人や自由億投資家とはいえ、6勝4敗で利を伸ばしてトータルでプラス・リターンといった地味な作業を繰り返しています。

大投資家の見解は参考にしつつ、最終的には自分で意思決定するというスタンスが重要ですね。

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