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投資家に向いている人、向いていない人

投稿日: 資産運用の考え方

読書する女性

今週の東洋経済は株式特集号でした。そこにひふみ投信のレオス・キャピタルワークスの藤野英人CIOのインタビューがありました。興味深い内容でした。

投資家に向いていない人に関する記述がありました。


インタビューの一部分で「潔癖すぎる人や、人間に対する理解が乏しい人は投資家に向いていない」と述べていました。これには深い同感を感じました。

株式でいうと、企業に資本を投じて、企業の活動の結果の果実を株価の値上がりや配当で享受する長期投資が基本と言われています。短期売買はギャンブラー扱いされることが多いです。

「良い銘柄を選定して長期保有する」というのがあるべき論として語られる事が多いです。イメージ的にはウォーレン・バフェットの投資スタイルです。

それが本来あるべきな投資である点には100%共感します。しかしながら、それが表の投資スタイルならば、裏の投資スタイルも様々なものが存在するのも事実です。

表のメインの通り道は賑やかである一方で、裏路地にも隠れた名店があったりするのと同じです。

投資というのは慈善事業ではありません。稼ぐことが究極の目的です。リターンがすべての世界です。極端に言えば投資スタイルは何でもOKです。

お金に色はなく、長期投資で得た1万円も、トレーディングで得た1万円も同じです。

潔癖になりすぎて、あるべき論や正義を振りかざすよりも、矛盾に満ちている人間に対する理解に基づき、収益に直結する方策を見出す方が投資家としては望ましいと思います。

投資スタイルは千差万別であり、「これが正しい」、「こうでなくてはいけない」というものはありません。成功している投資家も投資スタイルは多種多様です。

ETFの中には、市場でついている価格が理論的に本来あるべき価格よりも大幅に乖離している銘柄が時折あります。

これはよくないことなので是正すべきです。ただし、優秀な投資家は、文句を言うだけではなく、いずれどこかで乖離が是正する方向にベットして裁定でリターンを出したりします。

株主優待に文句を言うのも大いに結構ですけれども、それを利用して株主優待株に特徴的な値動きでリターンを上げる方が投資家としては優秀です。

正義を追求するのと、矛盾に満ちた現実を利用して収益を上げるのは両立します。「潔癖すぎる人や、人間に対する理解が乏しい人は投資家に向いていない」というひふみ投信の藤野氏の言葉は参考になりました。

ひふみ投信は評判・口コミどおりなのか?アクティブ投資信託の中ではおすすめ!

この他、東洋経済の中で面白かったのは「急落前に出現する4つのサイン」です。そろそろ調整が始まるのではという雰囲気が漂っている中では、気になる事項ですね。

その中でも特に先導株の急落には注意を払っています。

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