JCBオリジナルシリーズのクレジットカードは特約店のJCBオリジナルシリーズパートナーではポイント2倍~10倍などの特典があります。
その中でも特に利用頻度が高い店舗の一つがイトーヨーカドーでした。ポイント3倍で1.5%還元とパワフルでした。
JCB CARD W / W plus Lは何と2%還元で、セブン&アイのクレジットカード「セブンカード・プラス」を上回る還元率になっていました。
しかし、2018年5月末で無念の終了となります。また、ルートインホテルズは2018年5月15日、ヒューマンアカデミーは2018年7月19日で終了となります。
他方、ビックカメラ、木曽路グループが特約店に新しく加わり、スターバックスカードへのチャージが10倍になるなど、改善点もあります。
JCBオリジナルシリーズのイトーヨーカドーのポイント3倍終了後、代わりのクレジットカードについて解説します。
イトーヨーカドーでの還元率低下
2018年5月31日(木)まで、JCBオリジナルシリーズのカードは、イトーヨーカドーで嬉しいポイント3倍を享受できました。
カード名 | 年会費(税込) | 特徴 |
---|---|---|
JCB一般カード | 年50万円以上で無料 | 「JCB ORIGINAL SERIES」のスタンダードカード。パートナーの店舗では高還元 |
JCB CARD EXTAGE | 無料 | 20代の若年層向けカードでポイント優遇 5年以内に解約すると2千円必要 |
JCB GOLD EXTAGE | 3,300円 | 20代の若年層向けゴールドカードでポイント優遇 |
JCB CARD W / W plus L | 無料 | 39歳以下の方が発行できて40歳以上も継続利用可能。還元率が1%〜5.5%。plus Lの方は女性向け特典が付帯 |
JCBゴールドカード | 11,000円 | 空港ラウンジ、トラベルサービス、健康・介護・育児などに関する無料電話相談、充実した保険など特典充実 |
JCBゴールド ザ・プレミア | 11,000円 | ゴールドカードの特典に加えてプライオリティ・パス、京都ラウンジを利用可能 |
JCBプラチナ | 27,500円 | 上質の24時間コンシェルジュ、USJラウンジ、海外ラグジュアリーホテルプランなど豊富な特典 |
JCB THE CLASS | 55,000円 | コンシェルジュやディズニーラウンジ、メンバーズセレクションなど至高の特典 |
JCB CARD R | 無料 | 初回の支払いから手数料が発生するリボ払い専用カード。リボ手数料発生時はポイント4倍 |
対象カードでのクレジットカード決済の利用代金が対象で、イトーヨーカドーでのQUICPay(Apple Pay含む)の利用分は対象外でした。
イトーヨーカドー内の専門店、Ario専門店、グランツリー専門店、ザ・プライス、ネットスーパーでの利用分は対象外なので、今回の改悪の影響はありません。
また、JCB法人カード(JCB一般法人カード、JCBゴールド法人カード、JCBプラチナ法人カード)は元々対象外だったので改悪の影響はありません。
また、ルートインホテルズのホテルルートイン、ルートイングランティアではポイント7倍となりました。しかし、こちらは2018年5月15日(火)をもって終了します。
資格取得、就職・転職、キャリアアップを目指す方のための通信講座「ヒューマンアカデミー」のポイント10倍は、2018年7月19日(木)でフィニッシュです。
他方、2018年3月19日(月)~7月31日(火)まで、ビックカメラがポイント2倍となっています。利用前に1度だけキャンペーンの登録が必要です。
また、木曽路グループが常にポイント2倍の店舗に加わっています。スターバックスカードへのチャージは5倍から10倍に頑健化しました。
他社ではセゾンカードの「nanacoポイントが貯まるサービス」(合計1.5%還元)も、2018年6月末でイトーヨーカドーが終了します。
イトーヨーカドーに対する締め付けが強化されています。セブンカード・プラスの1.5%に並ぶ還元率の制度は撲滅するというセブン&アイの意向を感じます。
代わりの候補
イトーヨーカドーでJCBオリジナルシリーズのカードを利用していた方にとっては、今回の改悪は手痛い打撃となります。青天の霹靂、吃驚仰天、驚天動地、驚愕動転ですね。
しかし、まだまだイトーヨーカドーでお得なクレカは多数あります。改悪後の代替候補についてまとめます。
セブンカード・プラス
セブンイレブンの運営企業であるセブン&アイグループが発行している「セブンカード・プラス」ですと、セブン-イレブン、イトーヨーカドーでのお買い物が、セブンマイルプログラムとの合計で1.5%と高還元になります。
8日・18日・28日はイトーヨーカドーで対象商品5%割引とクレカのポイントを合わせて、合計で約6.5%もお得になります!
年会費・入会金・発行手数料は無料なので、サブカードとしても使いやすいクレジットカードです。
セブンカード・プラスのコスト | 費用 |
---|---|
入会金・発行手数料 | 無料 |
年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
データ維持費・事務手数料など | 無料 |
更新手数料 | 無料 |
解約手数料・中途解約違約金 | 無料 |
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「コンビニ・スーパーでお得なカード」としてセブンカード・プラスを挙げられていました。
セブンカード・プラスは他のクレジットカードとは異なり、nanacoのオートチャージも利用可能です。
オートチャージを実行するnanaco残高は、1,000円~10,000円(千円単位)、15,000円、20,000円から選択が可能です。
オートチャージ金額は、5,000円~10,000円(千円単位)、15,000円、20,000円、25,000円、30,000円から選べます。
nanacoのオートチャージの詳細は、以下で丹念に分析しています。
セブンカード・プラスの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
実際に多面的な角度で分析したところ、ザクザクとnanacoポイントを獲得可能なスペックを備えていました。
2018年7月25日からは、「街」を背景に「虹色」の気球に乗った「笑顔」のミッキーマウスが描かれているディズニーデザインが発行開始しました。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、nanacoチャージにおすすめのカードとしてセブンカード・プラスを挙げていらっしゃいました。
セブンカード・プラスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
上位カードとして、年会費が無条件で無料のゴールドカードもあります。一般カードを保有して多額の利用を行うと、インビテーションが届きます。
年会費無料のゴールドカードは稀有です。セブン&アイが渾身の力を込めたクレジットカードであり、この一枚がある生活は優美でエレガントです。
セブンカード・プラスは、現在は新規入会+利用+各種設定・登録で最大4,100nanacoポイントがプレゼントされます。以下のページからご入会すると、オンライン新規入会限定のお得なキャンペーンが適用されます。
公式サイトセブンカード・プラス 公式キャンペーン
クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン
西武・そごうもよく使うという方におすすめなのは、年会費無料のクラブ・オン/ミレニアムカード セゾンです。
セブン&アイグループとクレディセゾンの合弁企業「セブンCSカードサービス」が発行しているカードであり、純粋なセゾンカードとは異なります。
セブンカード・プラスに準じたセカンド・プロパーカードなので、改悪リスクは低いです。
クラブ・オン/ミレニアムカード セゾンは通常の還元率は0.5%ですが、セブン&アイグループ加盟店ではポイントを二重取りできます。
0.5%のポイントが特別に付与されて、セブンマイルプログラムも含めて合計還元率が1.5%に上がり、高還元に昇華します。
また、セブン&アイグループの西武百貨店・そごうで5.5%以上の高還元となります。
他の百貨店でお得なクレジットカードとは異なり、年間利用額が小さい場合でも5.5%還元と質実剛健です。
その他、クラブ・オン/ミレニアムカード セゾンについては、以下で精緻に分析しています。
ANA QUICPay+nanaco
年会費が発生してもOKの場合は、ANA JCBカードも候補となります。
最も年会費が安いのは、若年層向けカードのANA JCB ZEROを除くと、2,000円(税抜)のソラチカカード、ANA JCB一般カードです。
セブンイレブン、イトーヨーカドーは「ANAカードマイルプラス」の対象店舗なので、ANA JCBカードで決済すると0.5%のマイルが特別に貯まります。
5マイルコースだと合計で1.0%のANAマイルが付与され、10マイルコースだと1.5%になります。イトーヨーカドーで1.5%マイル還元とパワフルです。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
ANA JCBカードは後払い方式の電子マネー「QUICPay」(クイックペイ)を利用できます。
QUICPayはnanaco、楽天Edy、Suicaとは異なり、事前にチャージする必要がないので使いやすい電子マネーです。
使った金額は後日、登録したクレジットカードから引き落とされます。残高を気にする必要がないので利便性が高い電子マネーです。
ANA JCBカード会員は、「ANA QUICPay+nanaco」に申し込めます。
QUICPay、nanaco、ANAのSkipサービスが三位一体となったキーホルダー型のQUICPayです。
ANA JCB一般カードはJCB発行のカードですので、「QUICPay(nanaco)」も使えます。
QUICPay(nanaco)とは、事前に申し込んでおくと、本来はプリペイド式のnanacoが後払いのQUICPayとして利用できるサービスです。
セブン-イレブンでANA QUICPay+nanacoか、nanacoカードに搭載されているQUICPayでお買い物すると、200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。
更にQUICPayに登録したANA JCBカードのポイント/マイルも貯まります。
セブン-イレブンではクレジットカードでの決済だけではなく、「ANA JCBを指定しているQUICPayでの支払い」もマイル付与率が1.0%/1.5%となります。
500nanacoポイントは250ANAマイルに交換できるので、セブン-イレブンでは更にQUICPay(nanaco)は0.25%のANAマイルが取れることになります。
5マイルコースだと合計で1.25%、10マイルコースだと合計1.75%のANAマイルが得られます。キーホルダー型のANA QUICPay+nanacoも同様です。
厳密にはカード利用分とANAカードマイルプラス利用分は税込で、QUICPay(nanaco)の分は税抜なので、端数が出ない場合の最大還元率が1.73%となります。
以下はQUICPay(nanaco)で約400円(税抜)のお買い物をして、クレジットカードの還元以外に2nanacoポイントを獲得した履歴です。
QUICPayでお買い物するには、店員さんに「クイックペイで払います」と言えば、店員さんが端末を操作してくれて決済が完了します。
QUICPay(nanaco)の利用は、会員サイト「MyJCB」から申し込めます。ログイン後、メニューの「各種お申し込み・購入」の中にある「QUICPay」から手続きできます。
登録はnanacoカードとクレジットカードが同一名義であることが条件。おサイフケータイのnanacoモバイル、一部の提携nanacoでは使えません。
ANA JCBカードは大量のマイルが得られるお得なキャンペーンを開催しています。
まとめ
JCBオリジナルシリーズパートナーが改悪されて、2018年5月31日をもってイトーヨーカドーは対象外となります。セブン-イレブンはこれまで通り対象です。
イトーヨーカドーで対象カードを使うと、還元率は最低でも1.5%となりました。
年間利用額に応じたJCBスターメンバーズのボーナスポイントを加えると更に高還元となり、JCB CARD W / Wplusなら無条件で2%還元でした。
しかし、2018年6月以降はミッション・インポッシブルとなります。イトーヨーカドーを定期的に使っている方にとっては痛い改悪です。
ただし、依然としてイトーヨーカドーで1.5%以上の還元率をキープできるクレジットカードが多数あります。
そのようなクレカを利用すれば、これまで通りイトーヨーカドーでバリュー購入が可能になり、家計が頑健化します。
浮いた分を貯金したり他のことに使えるようになり、生活を豊かに彩ることができます。
名前 | 年会費(税抜) | 還元率 | 備考 |
---|---|---|---|
クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン | 無料 | 1.0% | 西武・そごうで5.5%以上 |
セブンカード・プラス | 無料 | 1.0% | 月3回5%OFF |
ANA JCBカード | 2,000~70,000 | 1.5% | ANAマイル還元 |
イトーヨーカドーの改悪は残念ですけれども、JCBオリジナルシリーズは依然としてお得なベネフィットが豊富なクレカが満載です。
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズは、卓越したT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が魅力的なクレジットカードです。
また、Amazon・セブン-イレブン・スターバックス等のJCBオリジナルシリーズパートナーでは還元率が高い隠れ高還元カードです。
Oki Dokiランドというモールを経由すると、Amazonだけではなく、楽天市場、Yahoo!ショッピング、LOHACOなどのネット通販がお得になるというメリットもあります。
貯めた「Oki Dokiポイント」は、魅力的な多種多様な商品と交換できます。詳細、あらゆる交換先一覧については、以下にまとめています。
スマホアプリ「MyJCB」は利用金額の確認、キャンペーンの応募が便利です。会員サイトMyJCBは公共料金の支払い設定も可能です。
JCBトッピング保険、J-Basketなどのオプションも用意されており、ニーズに応じてサービスを追加できます。
残高不足となった場合は、一度だけではなく複数回引落しをかけてくれます。中には月末まで毎営業日実施してくれる銀行もあり、JCBは口座振替も便利です。
JCB PLAZAなど日本人が海外で活用できるJCBカード共通特典も充実しています。JCBオリジナルシリーズの特徴、メリット・デメリットについては、以下で徹底解説しています。
JCBは不正監視システムで24時間365日、不正利用を監視しており、高いセキュリティを確保しています。
万が一の4桁の暗証番号・3Dセキュア突破時も、絶対補償しないではなく、一定の条件では補償してくれます。
更新カードを発送する際にも、住所変更がないか確認してくれてユーザーフレンドリーです。
世界文化遺産「東寺」での貸切イベント、USJでのハロウィーン・パーティー、USJクリスマスパーティー、JCB MUSIC LOUNGE、妙心寺 退蔵院 特別拝観など、会員限定のイベントも充実しています。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
JCBカードの種類は多様であり、ハイ・クオリティー・カードが揃っています。おすすめカードについては、以下で丹念に分析しています。
JCBオリジナルシリーズのスタンダードカードであるJCB一般カードについては、以下で徹底的に解説しています。
39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本還元率が1%〜5.5%と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。
どちらも年会費無料で高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
ゴールドカード以上のJCBカードは、GOLD Basic Serviceを利用できます。詳細は以下で徹底解説しています。
JCBゴールドは保険が充実しており、安価なプラチナカードを凌駕することもある高水準です。
空港ラウンジ、JCB GOLD Service Club Off、健康・介護・育児などに関する無料電話相談(24時間・年中無休)、充実の海外旅行保険、航空機遅延費用保険、空港手荷物無料宅配など特典も充実しています。
JCB一般カードとJCBゴールドは最短で即日発行も可能です。迅速にカードを作成できてすぐに使えます。
若年層向けのJCB CARD EXTAGE、JCB GOLD EXTAGEも用意されており、ポイント還元率・年会費がお得になっています。
JCBゴールドを保有して、2年連続でショッピングを100万円以上利用すると、「JCB GOLD THE PREMIER」(JCBゴールド ザ・プレミア)のインビテーションが届きます。
JCBゴールド ザ・プレミアは、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,300ヵ所以上の空港ラウンジを0円で利用できるプライオリティ・パスを無料で発行できます。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル146.28円(2023/9/2時点)換算だと年会費68,603円が無料になります。
また、JR京都駅ビル内にある「JCB Lounge 京都」を利用できます。ドリンク、ガイドブック・情報誌の閲覧、手荷物の一時預かり、無料Wi-Fiなどのサービスが受けられます。PC作業もOKです。
JCBプレミアムステイプランという、JCB上級カード会員限定のホテル・旅館の優待も受けられます。
JCBゴールドのカード年会費とは別に、JCBゴールド ザ・プレミアのサービス年会費が5,000円(税抜)かかります。
しかし、初年度は無料ですし、2年目以降もショッピング利用金額が合計100万円以上だと無料となります。
つまり、JCBゴールド ザ・プレミアはJCBゴールドと全く同じ年会費でプライオリティ・パスなどの特典を享受できます。
コストパフォーマンスに優れた非常にお得なゴールドカードであり、空港ラウンジを使えるゴールドカードの中でもエッジが効いています。
JCBゴールド ザ・プレミアを入手するためには、まずJCBゴールドに加入することが必要です。
公式サイトJCBゴールド 公式キャンペーン
JCBオリジナルシリーズ、法人カード、JALとの提携カードには「プラチナ」というラインもあります。
2017年10月24日からは自己申込可能なプラチナカード「JCBプラチナ」が登場しました。
コンシェルジュ、USJラウンジ、グルメ・ベネフィット等の卓越したベネフィットを利用できます。年会費を取り戻せる高級カードの筆頭です。
JCBゴールド、ゴールド ザ・プレミア、プラチナの相違点については、以下で丹念に解説しています。
JCBプラチナとザ・クラスの比較は以下で精緻に分析しています。
JCBの最上位カードは「JCB THE CLASS」(JCB ザ・クラス)です。JCBの頂点に君臨しており、JCBのプロパーサービスは全て利用可能です。
年会費は50,000円(税抜)です。家族カードは8枚まで発行できて年会費は全て無料。8名無料というカードは滅多にありませんね。パワフルです。
JCB THE CLASSは卓越したベネフィットが豊富で、JCBブラックカードの真骨頂を発揮しています。
- 24時間対応コンシェルジュサービス
- プライオリティ・パス
- 東京ディズニーリゾートの会員専用ラウンジ
- メンバーズセレクション(年1回のプレゼント)※ドンペリで正月に乾杯も可能!
- ザ・クラス会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ(利用した体験談)
- ザ・クラス 名食倶楽部、大相撲の溜まり席のチケット予約などザ・クラス会員限定イベント、高い利用限度額
- JCBプレミアムステイプラン(中にはザ・クラス会員限定のプランも)
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名無料)
- USJのJCBラウンジ
- 海外ラグジュアリー・ホテル・プラン
- JCB Lounge 京都
特に充実しているのは、ディズニーランド関連のオリジナル特典です。ディズニーリゾート内の会員専用ラウンジを利用できて、休憩後は待たずにアトラクションに搭乗できます。
ディズニーシーのストームライダーの後継アトラクションである「ニモ&フレンズ・シーライダー」にもJCBラウンジが設置されました。
メンバーズセレクションでは、ディズニーリゾートのパークチケット(パスポート)2枚、ディズニーグッズのセットが選べます。
年1回は夫婦や恋人でディズニーランドかディズニーシーを満喫できます。
パスポートは大人7,900~9,400円、グッズはダッフィー&シェリーメイのぬいぐるみだと8,800円なので、最大27,600円(税込)相当となり、年会費に占める金額はなんと約50.1%とパワフルです。
メンセレにはUSJスタジオ・パスとJCBプレモカードのセットもあり、年会費の半分近くはこれらの特典で元が取れてしまいます。
ディズニーやユニバーサル・スタジオ・ジャパンがお好きな方には絶大なメリットがあります。
USJのJCBラウンジを利用でき、1.5~3時間待ちの大人気アトラクションを並ばずに乗れて、上質の空間で休憩できます。
コース料理1名分無料サービスは、コンシェルジュの対応が優れている点において、他の高級カードと比較しても、エッジ・優位性があります。
JCB THE CLASSのコンシェルジュの質については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
わが国が誇る国際ブランドJCBの最上位カードであり、コスパ最上級のブラックカードです。ジョジョの奇妙な冒険で喩えると、第4部の副題「ダイヤモンドは砕けない」のようなカードです。
アメックス・プラチナ、ダイナースクラブ プレミアムカードに勝るとも劣らない卓越した魅力があります。アメプラ・黒ダイナースでも、JCB THE CLASSの魅力は砕けません。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのプラチナ/ブラックカードとしてJCB THE CLASSを挙げられていました。
JCB THE CLASSはクレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
2015年6月からのJCBのブランドメッセージは、日本国内では「世界にひとつ。あなたにひとつ。」であり、海外では「Uniquely Yours」です。
このブランドメッセージには、JCBがこれからも大切にしたいこと、「お客様志向」と「日本的」が反映されています。JCBの思いは以下の通りです。
それぞれの願い。それぞれの夢。お客様一人ひとりの、かけがえのない想い。
JCBは約束します。そのひとつひとつをしっかりと受けとめ、耳を傾け、かなえるお手伝いをすることを。
私たちは、日本で生まれた、ただひとつの国際カードブランドとして、「おもてなしの心」「きめ細やかな心づかい」で一人ひとりのご期待に応えていきます。
そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、あなたにとっての世界にひとつを目指し続けます。
JCB THE CLASSはまさにこのブランドメッセージに込められたコンセプトを体現しているスーパーカードです。詳細については、以下で徹底解説しています。
メンセレ、東京ディズニーリゾートやUSJのラウンジ、会員限定イベント、プライオリティパスなどの特典があるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。
JCB THE CLASSはインビテーションを待つ必要があり、取得まで時間がかかります。ただし、年収は高くなくても問題ありません。利用額とフリークエンシーが最重視されています。
JCB THE CLASSの特徴としては、JCBでの利用履歴が非常に重視される点が挙げられます。JCBの保有履歴が長いとインビテーションが届きやすい傾向にあります。
将来的に日本が誇る至高の煌めきを放つJCB THE CLASSへの道が開けるのが、JCBゴールド、JCBプラチナの大きなメリットの一つです。
現在、JCBゴールド、プラチナは2023年9月30日(土)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。