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ジム・ロジャーズの御託宣。正しい投資法とは?

更新日: 資産運用の考え方

ジム・ロジャーズ

ここ最近ジム・ロジャーズが日本語のメディアに度々登場し、自身の見解を披露していました。ジム・ロジャーズは、アメリカ合衆国アラバマ州出身の著名投資家であり、ジョージ・ソロスとともにクォンタム・ファンドを共同設立したことで有名ですね。

日本株についても述べていました。もちろん外れていることも多々ありますが、意見の一つとして聞く分には有意義でしょう。ジム・ロジャーズの最近のインタビューをまとめました。


日経平均2万円超えは堅い

日本株については2年スパンでは強気の見解でした。日経平均2万円超えは必ずあるというS上氏やM者氏のような進軍ラッパでした。そうなったらいいですね。

  • 日本株については、インデックスファンドを保有している。おそらく2年後まで保有するが、5年後・10年後は多分持っていない。
  • 日経平均2万円超えは必ずある。3~4万円もあり得る。

大規模金融緩和の短期的影響・長期的影響

他方、安倍首相の金融・経済政策に対しては痛烈に批判しています。「安倍氏は大惨事を起こした人物として、歴史に名を残すことになるでしょう。20年後に今を振り返った時に、安倍氏は日本を崩壊させたと気づく」とまで述べています。ジム・ロジャーズは金融緩和が嫌いなので、その文脈で批判していました。

世界の中銀が金融緩和で紙幣を大量に刷っていることが世界経済の懸念事項とのことです。リフレ派の真逆の見解のようです。ただし、短期的には金融緩和は株式に大きなプラスという見解です。それはそうですね。

  • あれだけの紙幣を刷ることは、現段階では株式投資家には素晴らしいこと。大幅な金融緩和は長期的には良くないが、短期的には株式市場にとっては良い。
  • 短期間に大幅に上昇した市場は調整が入る。2014年の調整は自然なこと。この調整の後に上昇に入ることを祈ろう。

見放された割安資産を選好

現在は、モメンタム投資ではなく、人気がないが割安な資産・銘柄に逆張りで投資するのを好んでいるようです。米ドルに対しては相変わらず弱気でした。

  • ほとんどの人は上昇株を買いたがる。注目が集まっていない株は買いづらい。しかし、モメンタム株に投資するのは私のやり方ではない。割安な銘柄を探す。興味が失われて皆が見向きをしなくなった時が買い時。
  • 世界で最も好ましい市場はロシア。皆に嫌われているロシア市場に投資している。アルゼンチン、日本、中国株にも投資している。
  • ドルは保有している。混乱が市場であってドル高となるタイミングで売り抜けたい。底流にはドルに不利な条件があり、5年後、10年後にドルは持っていたくない。

ロシア、アルゼンチン、日本、中国という名前を挙げています。アルゼンチンの事例は将来わが国に万が一があった際は参考になりますね。円を手放して出来る限り外貨へシフトし、機を見て株と実物資産を仕込むのが基本になるでしょう。

正しい投資法は一つではない

ジム・ロジャースのインタビューで最も共感したのは、「自分のやり方で投資すればいい。正しいやり方は一つではない」という点です。「正しい投資法」は一つではないということですね。

首に青筋立てて口泡飛ばして「どれが正しい投資法か」を議論するのは時間の無駄の側面があります。デイトレード、スイング、イベント、歪み利用、バリュー株投資、インデックス投資など様々な手法があり、人によってどれが合っているか、どれが得意かは変わってきます。

私は何でもありの雑食系であり、様々な手法を導入しています。多くの手法に一長一短があると思います。幅広く貪欲に運用を探求することが視野が広がりプラスだと個人的には考えており、今後も「何でも頂く雑食」で行きます。

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