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衆院選の情勢が発表!衆院選後、株価・為替はどうなるか。

投稿日: マーケット・経済の分析

ヴァイオリンを弾く女性

日本経済新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞などの大手新聞社から衆院選の世論調査が発表されました。衆院選が株価・為替に及ぼす影響が注目されます。


公示前に295だった自民党が20~40議席程度減らすという予想が多かったですが、自民党は300議席を超える勢いとのことです。新聞社の調査は大きく外れることは少ないので、ほぼ結果は見えました。

円安による輸入物価上昇によるマイナスが大きく報道される中で、自民党が大勝するということは、異次元緩和2が信認を得たと評価できるでしょう。

株価上昇トレンドの終焉要因として、有権者の円安・インフレ批判が昂じることによって政治家から動きが出て、テーパリングが意識されるようになることを考えていました。

参考円安で困ると円安になる皮肉。投資家は世論の変化には要注意

現在の異次元緩和が巻き戻される場合は、少なくても一時的には株価・為替が大きく反落する可能性が高いでしょう。このリスクは大きく減退しました。

自民党が勝ち過ぎることで、安倍首相が本来やりたいことに積極的になり、経済がなおざりになり、日本株がアンダーパフォームとなった2014年前半のようになる懸念が一部で指摘されています。

確かに良し悪しは別にして、米国との関係悪化や、欧米勢が日本の地政学リスクを意識する状況になることは株価には好ましくありません。

しかし、その可能性はそれ程大きくないと考えています。安倍首相の最終目標のためには、気が早い話ですが、2016年の参院選が非常に重要です。2016年の参院選で参院の3分の2を確保して、悲願に道を開くことを考えているでしょう。

そのためには経済が重要です。世論調査を見ると、有権者が重視する事項の80%以上は経済です。米国等との関係悪化は避けて、経済を軌道に乗せる路線は大きくは変わらない気がします。

これまでは衆院選までは勝率が高いというアノマリー通りの展開になっています。大局的には株高が続き、2015年に日経平均2万円まで上昇する展開を予想しています。ただし、もちろん10~15%程度の中間反落はあるでしょう。

「皆が一方向を向いているトレードは怖い」という意見をよく耳にするようになりました。確かに株高は鉄板的な雰囲気には危うさもあります。

リスク要因としては、世界経済で何らかのショックが勃発、原油価格が急速に戻してインフレ率が2%を突破して異次元緩和のテーパリングが意識されるようになることなどが挙げられます。

いずれも可能性は高くないと考えており、ここは順張りでついていく局面だと捉えています。

ドラギECB総裁が、これまでの金融刺激策の効果を来年初めに再評価し、必要と判断すれば追加措置に踏み切るとしたことで米国株が下落しています。明日は日本株もちと下がるかもしれませんが、基本的には押したら買いの目線です。

時節的には1~2月に中間反落、4月に向けて上昇というパターンが美しいですね。

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