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投資家必見の相場格言!頭と尻尾はくれてやれ

投稿日: 資産運用の考え方 株式

頭と尻尾がない焼き魚の切り身

株式投資や投資信託・ETFの投資において難しいのは利益確定のタイミングです。特に現在のように上昇相場が続いている場合は大きな課題となります。凄腕の投資家の間でも「いつ売るかは難しい」という意見が多いです。

「いつ売るか」を決める際に心においておきたい格言があります。


一般論としては、「利食いは遅く」が望ましいと言われます。これはその通りです。ちょっと利益が出たらすぐに売っていては、パフォーマンスをあげにくいです。

デイトレードのスキャルピングは例外です。中長期投資やスイングトレードの話です。

「利食いは遅く」を実践する上で参考にできる相場格言が「頭と尻尾はくれてやれ」です。

底で買って天井で売るのは非常に難しいです。それを当てようとするのではなく、底を確認してから買い、天井を売って株価が崩れ始めてから売るというのも一つの手段です。

例えばここ1年間で大化けした銘柄であるゲンキー(2772)という例があります。株主優待廃止&再開を行ったことから優待族の間では知名度が高い銘柄です。

2014年の始値は2,140円でしたが、1年足らずで高値9,000円まで4倍以上も上昇しました。

株価が上昇してきたら利食いたくなるのが人情ですが、2倍の4,280円で利益確定していたら、その後の更なる大幅な株価上昇を指を加えて見るしかない状況となりました。

上昇トレンドにおいては、天井で売ろうとせずに、株価が崩れるまでは売らないというのも手です。以下のチャートはYahoo!ファイナンスです。

ゲンキーの日足チャート

12月3日の9000円をピークに株価が一気に崩れ、12月4日の始値は7,920で安値は7,280円でした。高値からの下落率は、-12.0%、-19.2%でした。

もちろんゲンキーはここがピークではないかもしれませんが、ここまで利益確定を我慢していたら、比較的「利食いは遅く」となり、高パフォーマンスとなりました。

留意点としては、投資対象の流動性と自分の保有量のバランスの考慮です。出来高が少ない銘柄を大量に保有している場合は、崩れてから売ろうとすると、株価が自分の売りで一気に暴落する恐れがあります。

流動性が低い銘柄を大量に抱えている場合は、崩れてから売りではなく、そろそろ良いというところで徐々に売り始めた方が無難でしょう。

投資信託・ETFも同じです。「頭と尻尾はくれてやれ」の精神で、上昇トレンドの最中に売るのではなく、価格が崩れてから売るという考え方は有効だと思います。

個人的には今はJ-REITがこの状況です。平均分配金利回りが3.09%まで低下しており、過熱感があるのは否めません。

しかしながら、異次元緩和で金利・イールドカーブが盛大に潰されている状況がありますし、J-REITバブル再びとなる可能性もあります。早売りするのは避けたいです。

J-REITのチャート(2014年)

できるかぎり引っ張ろうと思います。高値から10%下落までは売らずについていこうと思います。

もちろん、他にもっと良い投資対象が見つかった場合は、利益確定して乗り換えるというのは合理的行動です。

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