Yahoo! JAPANが「ポテンシャル採用」(通年採用)を導入すると発表しました。
米国のヤフーが青色吐息でインターネット事業を売却して別会社になろうとしている中で、日本のヤフーは依然として存在感があります。
通年採用の仕組みは応募から2年以内に入社するという制約のもとで、一年を通していつでも求人に応募できるというシステムです。
ヤフー以外も、親会社のソフトバンクや、ユニクロのファーストリテイリングが通年採用を行っている。
今後、日本企業に通年採用が拡大していく可能性があります。それへの対応は会社員にとって重要な課題となります。
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通年採用の導入の趣旨は、典型的な大学卒業生の新卒採用や、即戦力となる中途採用にとらわれず、多様な人材を確保することにあると推察できます。
目下のところでは、経済同友会は一括採用から通年採用への切り替えを提言しています。今後、日本全体に拡大していく可能性があります。
年度の途中で転職しやすくなる可能性があります。また、海外での生活を送って帰国した人なども、転職の可能性が広がります。
2020年代が近づいている現在においては、前例踏襲だけで生き残れるような生温い状況は多くの組織で「古き良き時代」となり、イノベーションが問われるようになってきています。
また、高齢化社会の進行で人数が多い世代が続々とリタイアしていき、また2012年以降は大局的には景気も持ち直していることから、失業率は極限まで低下しつつあり、人手不足の状況も露呈してきています。
このような状況の変化によって一律的な金太郎飴式の採用だけでは人材を確保できないことから、今後は通年採用が拡大していく可能性があります。転職においては強力な追い風となります。
会社員の世界の恐ろしいところは、何とも言えぬ「評判」が発揮する威力が絶大になることです。
良い評判が広がっていくと、居心地がよくなり、仕事の上でも多少の無茶が効くようになり、そもそも良い仕事が来るようになったりします。
逆に悪い評判が広がっていくと、居心地が悪くなり、仕事の上では融通が効かなくなり、質がよくない(面倒な手間がかかって成果は上がりにくかったり、成長できないような)仕事が来るようになってしまいがちです。
悪い評判が確立してしまった場合、失敗したら遠慮無く詰められて、たとえ成功してもあまり評価されないという悪夢のような陥穽に嵌まるリスクがあります。
転職の大きなメリットの一つとしては、評判をリセットできることです。ゼロからのスタートとなるので、今現在の評価が不当な場合は、転職で一から評判を築くという選択肢もあります。

ホワイトで楽で待遇がいいグレートな職場への転職できる可能性がかつてない程に高まっています。

転職において重要な要素の一つがタイミングです。突然に人材をライバルに引き抜かれた、退職者が出た、病気で倒れた人が出たなどで、企業は急遽人員を補充する必要が生じることがよくあります。
そうして企業が募集をかけるタイミングと、自分が転職するタイミングがマッチしたら、ラッキーにも良い企業に転職することができる可能性があります。
戦闘力80点の人がタイミングが良かったので90点級の企業に転職できることがあります。

重要なのは、とにかく転職市場に参加しておくことです。転職エージェントのサイトなどに登録しておき、優良企業が募集をかける時を逃さないことが重要となります。
自分一人で自己解決するのではなく、転職支援サービスを利用するのも一つの方策です。
一例としては就職・転職業界では雄であるリクルートの「リクルートエージェント」というサービスがあります。利用は完全無料で一切費用は発生しません。
30万人以上の転職成功実績のあるリクルートのアドバイザーが、自分の志向にあった求人を紹介してくれます。各業界の事情に精通しているプロから無料でアドバイスをもらえます。
2016年10月21日現在のリクルートエージェントの人気求人ランキングには、北陸電力の事務職があります。日本全体の中ではホワイトな方に属すると思われます。
また、企業によっては一般の転職サイトには掲載せずに、リクルートエージェントに紹介を依頼する会社もあります。いわゆる「非公開求人」です。
業界最大手のリクルートエージェントは非公開求人も多数集まります。なんと保有している非公開求人数は、業界最大級の12万件以上です!(2016年10月21日現在)
一例としては、ファミリーマート、出光、富士フィルム、ダイキン工業、P&G、キーエンス、神戸製鋼所、武田薬品工業、参天製薬、ロクシタンジャポン、野村総合研究所、スクウェア・エニックス、デンソー、ニトリ、ドン・キホーテなどの非公開求人も取り扱っています。
しかも面接通過率が35%UPしている人気セミナーに無料で参加できます。企業の採用担当を勤めた元人事担当者から面接のアドバイスをもらえます。
転職を検討しているけど時期はまだ未定という方でも申し込めます。また、転職をしなければならないわけではありません。サービスを利用したらかといって、転職に応募する必要はありません。
リクルートはハイクラス専門の厳選ヘッドハンターにキャリアの相談をできる「CAREER CARVER」というサービスも提供しています。
女性に特化した無料転職サポートとしては、マイナビAGENTというサービスがあります。
高い専門性を兼ね備える業界専任のキャリアアドバイザーが、女性のためのキャリアカウンセリング・書類添削・面接対策などについてサポートしてくれます。
経歴・希望条件などを登録すると、それにマッチした求人が出た際に、メールで連絡してくれるサービスもあります。
こちらから積極的に企業情報をチェックして応募する時間がなかなか取れない場合は、こうした受身でOKのサービスはありがたいです。一例としてビズリーチがあります。
ビズリーチは会員制の転職サイトであり、世の中に流通しにくいハイクラスで良質な情報を集約したサイトです。
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新興企業・ベンチャー企業では、価格.com、オイシックス、はてな、DeNA、freee、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ピーチ、エアアジア・ジャパンなどもビズリーチを使って人材を採用しています。
企業サイドは年代、経験職種、業種などの様々なワードで検索したり、基本情報・職務経歴書をチェックすることで、ニーズに合った人材を選んでいます。

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