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押し目は買い

更新日: マーケット・経済の分析

下を見る猫

バズーカ2が発動されて3連休をはさみ、初日の戦いとなった昨日は、大方の予想通り寄り天となりました。不動産・その他金融などの材料株は寄りがやたらと高く、その後は軟調な銘柄が多かった印象があります。本日も途中は軟調な時間帯がありました。


こういうことはよくあります。大きな材料が勃発して、大きく株価が動いた後は、しばらく上に下に振れながら落ち着きどころを探し、再度動意づくことは多いです。

昨年の異次元緩和発動時も、窓を開けて急騰した後、上に下にもみ合った末に再上昇という流れでした。

日経平均のチャート2013年1月9日~5月

今回のバズーカ2も株価は大きく上昇しており、短期的な過熱感があります。目先は一時的に下落する局面もあるでしょう。

日経平均のチャート2014年6月~10月

しかし、ここの押しは買いだと思います。インパクトある金融緩和が採用された後の急騰の初押しは買いが報われることが多いです。

本日はマツダを買いました。想定レート100円で通期予想据え置きとなっており、上方修正の余地が満載かなと思いました。また、我慢できずドル円ロングを1万通貨だけ追加しました。禁断の材料株、アイフルにも500株だけ手を出してしまいました。。

もちろんバズーカ2が実体経済に波及するかは不透明です。しかし、金融市場の資産価格には刺激を与える政策です。今後、株価・インフレ率・経済情勢が軟調に推移したら、バズーカ3の光臨の可能性もあるでしょう。

円安については批判の声も強まっており、財界からも懸念の声が出ています。センシティブな問題になっています。マネタリーベースの増加もどこまで効果があるのかという定量的問題はあります。

しかし、株価については誰も上がって文句を言う人はいません。株価が軟調に推移したらマインド、経済への期待に悪影響が及ぶのは自明の理であるため、デフレマインドの醸成をストップするために、ETFの買い入れ4倍増という方策が出てきそうですよね。

もちろん中央銀行が民間企業の株式を大量に保有する姿が適切であるか否かという問題はあります。しかし、黒田日銀はそうした理念上の問題よりも資産価格の底上げを最優先しています。

先日も述べましたが、「バーナンキ・プット」のような「黒田・プット」が市場参加者の脳裏に鮮明に焼き付いています。腰を据えて大規模に売り崩そうとする主体は、大いなる胆力が必要な情勢です。

インフレ率が2%に向けて順調な上昇が進んでテーパリングの可能性が浮上したら要注意です。逆に言うと、インフレ率が2%を超えない限りはバズーカの援護射撃が止まりません。

かつてはバブル退治に奔走して平成の鬼平と呼ばれた日銀総裁がいましたが、黒田総裁は上の方向へ萌芽を生み出すことに奔走しており、まさに「逆・平成の鬼平」です。

日経平均19,000円あたりまで上昇したら、さすがにPER的にそれより上は要警戒ゾーンだと思います。それまでは、下がったら買いを繰り返せば大局的には報われると思います。

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