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2016年の購買力平価からドル円の買いどころを探る

更新日: マーケット・経済の分析

ニューヨーク・タイムズスクエア

為替の変動要因は、時間軸によって異なります。需給による短期的動向、金融政策・金利差・景気循環などによる中期的サイクル、購買力平価による10年以上の長期的サイクルです。

2016年現在のドル円の購買力平価の状況について再確認します。


購買力平価説は、とある国と他の国の通貨の交換価値(為替レート)は、長期的には購買力の比率で変動するという観念が理論的な骨子となります。詳細については以下にまとめています。

購買力平価説と為替の関係について
ここに来て原油安でインフレ率が低下傾向となっています。しかし、ドル円の購買力平価が大局的には円安方向に向きつつあります。投資...

一定の説得力はある議論となります。次にどの物価を基準に購買力平価を計算するのかが問題となり、世界各国で共通して販売されている品目のバスケットで算定されることになります。

しかし、各国の税制や商慣行など調整すべき項目は百家争鳴であり、かつどこまで調整するか、調整手法はどうするか等で計算結果にバラつきが生じます。

したがって、各国が公表している物価指数で測定した基準時点から、一定の期間のインフレ率の差によって、当該期間の相対的な購買力平価の変化の方向を出す手法がよく用いられています。

相対的なインフレ率の差を測る尺度として使う物価には、企業物価、消費者物価、輸出入物価など幾つかあり、全てを使うのが一般的です。

長期的には為替レートは購買力平価に沿って揺れ動いてきました。変動相場制に移行した後は、ほぼ恒常的に米国のほうが日本よりインフレ率が高かったことから、購買力平価もドル円も大局的には中長期の円高トレンドを形成していました。

ドル円購買力平価と実勢相場(2016年6月)
公益財団法人国際通貨研究所より)

購買力平価は絶対的な為替レートの基準を追求するのに使うというよりは、方向性をチェックしてあまりに乖離した場合は、中期的な反転リスクに備えるといった使い方に資すると思います。

足元では、ドル円は企業物価の購買力平価96.85円に近づいてきています。OECDが発表しているPPP for GDP(2015年)はドル円105.33円であり、大雑把には95円~105円程度が購買力平価において居心地がいい水準と言えそうです。

ちょうどドル円100円前後というのは、2014年の異次元緩和2の発動前に長らく揉み合った水準であり、現在は一つの均衡レートとして参考になりそうです。

重要なのは直近の変化ですね。ここ最近の傾向を見ると、常に右肩下がりだった購買力平価が底入れして、ここに来て底打ちしつつありましたが、再び円高方向に進みつつある気配が漂っています。

特に顕著なのが輸出物価であり、企業物価も円高方向に向かいつつあります。

ドル円購買力平価と実勢相場(2008~2016年)

これまでどおり「日本<米国」のインフレ率が続くとなると、長期的には円高バイアスがかかることになります。「日本=米国」だと長期的にはボックス、「日本>米国」だと長期的には円安となる可能性が高いです。

米国が利上げ停止・再び緩和方向に進むことがあったら再び強烈な円高トレンドが発生するリスクが高そうです。

これがない前提だと、金利の格差(ネガティブ・キャリーでの円ロングポジションでのコスト)、金融政策の方向性の違いから、購買力平価よりも円高に一時的に差し込むことがあっても円安方向にしぶとく回帰する動きが強そうです。

ここ1年ほどは米国がズッコけるか否かですが、当面はドル円100円以下のところでは、長期スパンでポジションを維持するのを前提にするなら、ドル円ロングでOKという相場観でいます。

ただ、強く円を売りたい場面ではありませんので、しばらくは様子見を維持します。

短期的な為替レートの値動きは購買力平価は全く無関係に揺れ動くので、短期トレードでは完璧に役立たない指標です。

やはり百人百色の投資法に出ているFXマスターのように、テクニカル分析、反射神経、ポジション管理などの手法が重要になってきます。

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