The Goal

某機関投資家で働く会社員のブログです。経済、資産運用、IPO、株主優待、保険、クレジットカードなどについて発信

新聞社を見て再認識した損切りの重要性

投稿日: 資産運用の考え方

男性の横顔

新聞社を見て、損切りの重要性を再認識しました。特にトレーディングでレバレッジをかけている場合はリスク管理の観点で重要ですね。長期投資の場合でも、投資した理由がなくなった時や、投資した時と状況が変わった場合は、売却するのは大事です。

誤りを認識したら、損切りして手仕舞いするのが無難です。損切りが遅れると、ズルズルと損失が拡大して取り返しがつかない状況に陥るリスクがあります。


トレーディング・モメンタム投資は損切りルールが重要

上がるから買う、もしくは下がるから売るというトレーディングやモメンタム投資においては、とりわけ損切りは重要だと思います。

ポジった瞬間に利が乗るのが理想であり、一時的にマイナスになることはあっても浅いところで反発しなければ、容赦なく切るのが無難でしょう。

特に大きなレバレッジをかけている場合は、ポジった瞬間にロスカットの逆指値注文を置いておくくらいでもいいかもしれません。損切りのタイミングをその都度判断するのもよいですが、一定の基準・ルールを設けるのもリスク管理の観点で重要でしょう。

避けるべきなのは、短期トレードで買ったのに、含み損が出たら「長期投資」に変えてしまうことです。例えば「ガンホーで儲けている人が多いらしい。株価はまだまだ上がりそうだし、祭りに参加しないと損!」と考えてガンホーの株式を買って、あれよあれよと評価損が膨らんだ場合は、損切るべきです。

そこで、「ガンホーは凄い、みんなパズドラやっている。海外進出したら更に伸びる。株価もいずれ戻るだろう。成長性を買って長期投資だ」と買った理由を変えてポジションを維持するのはリスキーです。

評価損が大きく膨らんでしまう危険性があります。「モメンタム投資→含み損→長期投資に変更」は絶対にやるべきではないと個人的には考えます。

ガンホーのチャート
楽天証券のマーケットスピード

長期投資

チャラチャラした新興市場銘柄のトレーディングだけではなく、長期投資でも誤った場合の手仕舞いは重要です。例えば2006~2007年の任天堂は、Wiiや任天堂DSの大ヒットで飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

あの成長は無限に続くような感もありました。真面目な長期投資として、任天堂の株式を買った人も多かったかもしれません。

しかし、ケータイゲームやネットゲームの普及とともに勢いに陰りが出て、買った時の成長性が止まってしまった場合は、「買った理由がなくなった、状況が変わった」ということで手仕舞いを考えるべき局面です。

任天堂のチャート
楽天証券のマーケットスピード

個別株ではなくインデックス投信・ETFでも同じです。先進国や新興国全体などの場合ではなく、特定の国のインデックスファンドを買う場合は、その国が沈む場合は大きくやられてしまいます。

2000年代後半はBRICs全盛で新興国投資が流行りました。高成長の国の株式を買うべきだという声が多かったです。ただし、高成長の国でも、予想より成長が低かった場合、期待が高すぎた場合は株価は下落する可能性があります。

2007年に中国は無限の成長が続くとして上海株式指数・上証50連動型ETFを買った場合、その後ずっとホールドしていたら大きなダメージを被りました。

上海株式指数投信のチャート
楽天証券のマーケットスピード

損切りのタイミングは本当に難しいですが、新聞社を反面教師として、誤りを認識した場合や投資した理由がなくなったら迅速に手仕舞うこと、損切りを躊躇しないことを心掛けます。

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