楽天証券のクレカ積立はどの楽天カードがおすすめ?一般・ゴールド・プレミアムの種類を比較

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楽天カードの種類

楽天証券のクレカ積立の上限が月10万円になりました。

年会費有料の楽天ゴールドカード以上でも、メリットが増幅。どの楽天カードがいいか迷う方もいらっしゃるでしょう。

そこで楽天証券のクレカ積立でどの楽天カードがお得なのかについて、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。

即売りなら楽天カードが圧倒的におすすめ(買いたい投信は現金積立でOK)

月1回会員サイトやアプリで投信売却の手間を許容できる場合は、年会費無料カードサブカードとしてもおすすめの楽天カードが圧倒的にお得です。

年間還元額・年会費をマイナスした実質リターンは下表のとおりです楽天カードの種類

名前年会費クレカ積立の還元/年実質リターン
楽天カード無料6,000円 or
12,000円
6,000円 or
12,000円
楽天ゴールドカード2,200円(税込)9,000円 or
12,000円
6,800円 or
9,800円
楽天プレミアムカード11,000円(税込)12,000円1,000円
楽天ブラックカード33,000円(税込)24,000円-9,000円

低コストインデックス投信を積み立てる場合は、確かに楽天ゴールドカードの方が年800円お得です。

しかし、信託報酬のうち代行手数料が年0.4%(税込)以上の投資信託は、楽天カード・楽天ゴールドカードのどちらも1%還元です。

楽天カードにて、1%還元の投資信託を即売りし、積み立てたい低コストインデックス投信は現金で積立設定すれば、楽天カードの方がお得になります。

具体的な銘柄としては、東京海上・円資産バランスファンド(愛称:円奏会)がおすすめです。

楽天証券の販売会社分の信託報酬(代行手数料)が0.451%なので、1%還元となり、かつ価格変動リスクが概ね1日あたり±0.3%以内と低いからです(記事公開時点の過去3ヶ月の平均騰落率は+0.01%)。

以下では、月1回の売却作業は嫌という方向けに、低コストインデックス投信の積み立ての最適解についてブレイクダウンします。

低コストインデックス投信なら基本的に楽天ゴールドカードがおすすめ

楽天ゴールドカード

積立設定以降は何も作業したくないという方の場合、低コストインデックス投信は、楽天カード0.5%、楽天ゴールドカード0.75%、楽天プレミアムカード1%、楽天ブラックカード2%です。

年会費マイナス後、最もお得になるのは楽天ゴールドカードとなります。

名前年会費クレカ積立の還元/年実質リターン
楽天カード無料6,000円6,000円
楽天ゴールドカード2,200円(税込)9,000円6,800円
楽天プレミアムカード11,000円(税込)12,000円1,000円
楽天ブラックカード33,000円(税込)24,000円-9,000円

上限の月10万円、低コストインデックス投信を積み立てる場合は、楽天カードよりも楽天ゴールドカードがおすすめです。

楽天ゴールドカード
国際ブランド
  • Visaのロゴ
  • Mastercardのロゴ
  • JCBのロゴ
電子マネー・Pay・NFC決済
  • 楽天Edyのロゴ
  • Apple Payのロゴ
  • Google Payのロゴ
  • Kyashのロゴ
  • 楽天ペイ
  • d払いのロゴ
  • au PAYのロゴ
  • Visaのタッチ決済を使える店舗のマーク
  • Mastercardコンタクトレス決済のマーク
  • ETC
  • 家族カード
  • 分割払い
  • リボ払い
  • 海外旅行保険
年会費(税抜)発行スピード
本会員家族会員
2,000円500円最短3営業日
還元率マイル還元率ポイント名
1.0%0.5% (ANA・JAL)楽天ポイント
  • SPUにて楽天市場でポイント3倍~16.5倍
  • 投信積立が0.75%~1%還元
  • 誕生月は楽天市場・楽天ブックスでポイント+1倍
  • 国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジ無料(年2回)
  • ETCカードの年会費、紙の利用明細が無料
  • 問い合わせ窓口が楽天プレミアムカードデスク

楽天プレミアムカードは特典で+5,800円をペイできるか

楽天プレミアムカード(JCB)

楽天ゴールドカードの上位カードとしては、楽天プレミアムカードがあります。

独自のベネフィットがあり、それで年間の実質還元の差(+5,800円)をペイできるか否かが重要です。

項目楽天ゴールドカード楽天プレミアムカード
国際ブランドJCB、Visa、MastercardJCB、Visa、Mastercard
、アメックス
年会費(税抜)本会員2,000円10,000円
家族会員500円500円
楽天市場での還元率3倍~17.5倍3倍~17.5倍
投資信託の積立の還元率
(抵コストインデックス投信)
0.75%1.00%
プライオリティ・パス×◯ (改悪後は年5回無料)
楽天関連優待コース×◯(3つから1つ)
誕生月のポイントアップ+1% (上限2千P)+1% (上限1万P)
初期利用限度額最高200万円最高300万円
楽天カードハワイラウンジ×アラモアナで専用エリア
楽天ビジネスカード×申込可能
紙の利用明細無料無料
ショッピング保険
(購入品の破損・盗難等)
-年間300万
国内旅行傷害保険 付帯条件利用付帯自動付帯
傷害死亡・
後遺障害保険金
-5000万
傷害入院保険金-5000/日
傷害通院保険金-3000/日
海外旅行傷害保険付帯条件利用付帯自動付帯
死亡保険金2000万5000万
後遺障害保険金2000万5000万
傷害治療保険金200万300万
疾病治療保険金200万300万
賠償責任保険金2000万3000万
携行品損害保険金20万(1旅行/年間)50万(1旅行/年間)
救援者費用保険金200万200万

最も大きな違いは、選べる3つのコース、低コストインデックス投信の積立還元率の差(0.25%)、自動付帯の海外旅行保険、プライオリティパスが年5回無料の点です。

楽天市場での利用がお得になる優待コースが3つ用意されていて、そのうち1つを選べます。誕生月のポイント優遇もあります。

海外旅行傷害保険は自動付帯になり、補償額もアップします。最も利用頻度が高くて重要な傷害治療費用・疾病治療費用は300万円であり、安価なプラチナカードを凌駕することもある高水準です。

自動付帯の国内旅行傷害保険、安心してお買い物できるショッピング保険も付帯します。

誕生月のポイントアップの月間上限利用額は、楽天プレミアムカードが格段に上昇します。

この他では、楽天プレミアムカードを持っていると、個人事業主・中小企業経営者向けの「楽天ビジネスカード」も発行可能です。年会費は2,000円(税抜)です。

引き落とし口座を分けて支払いが可能、楽天ETCカードを個人用・会社用と複数保有可能といった業務上の経理処理に役立つメリットがあります。

楽天ビジネスカードも基本還元率1%で楽天ポイントが貯まり、ビジネスカードとしては高還元の方です。

日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる菊地崇仁さんは、おすすめのビジネスカードとして楽天ビジネスカードを挙げていました。

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その代わり、楽天プレミアムカードは本会員10,000円(税抜)、家族会員500円(税抜)と年会費が上がっています。

選べる3つのコース、自動付帯の海外旅行保険、プライオリティパス年5回無料、誕生月の楽天+1%の上限などに、年5,800円の価値を見出すか否かが重要なポイントです。

楽天プレミアムカード
国際ブランド
  • Visaのロゴ
  • Mastercardのロゴ
  • JCBのロゴ
  • アメックスのロゴ
電子マネー・Pay・NFC決済
  • 楽天Edyのロゴ
  • Apple Payのロゴ
  • Google Payのロゴ
  • Kyashのロゴ
  • 楽天ペイ
  • d払いのロゴ
  • au PAYのロゴ
  • Visaのタッチ決済を使える店舗のマーク
  • Mastercardコンタクトレス決済のマーク
  • ETC
  • 家族カード
  • 分割払い
  • リボ払い
  • 海外旅行保険
  • 国内旅行保険
  • ショッピング保険
年会費(税抜)発行スピード
本会員家族会員
10,000円500円最短3営業日
還元率マイル還元率ポイント名
1.0%0.5% (ANA・JAL)楽天ポイント
  • SPUにて楽天市場でポイント3倍~16.5倍
  • プライオリティ・パスの特典
  • 楽天関連でお得な優待特典(選べる3つのコース)
  • 抵コストインデックス投信の積立が1%
  • 誕生月は楽天市場・楽天ブックスが+1%
  • 充実の付帯保険、ハワイラウンジでは専用ゾーン

海外旅行傷害保険は、年会費無料カードでも数百万円は確保でき、プライオリティパスは他カードの方が使い放題でオトクなので、楽天での+1%特典をどこまで重視するかがキーファクターだと考えます。

-クレジットカード, 証券会社, 投資信託・ETF, 楽天カード