「Revolut」というVisaブランドのプリペイドカードがあります。
低コストの外貨建決済・現地ATMからの外貨引出(ほとんどのクレジットカードよりお得)、クレジットカードの入会キャンペーン等の条件クリアのためのチャージで人気を博していました。
しかし、2023年5月17日からクレジットカード・プリペイドカードによるチャージには、1.7%(税込)の手数料が発生するので、今後はコスト面で妙味が低下します。
利用金額達成用プリペイドカードの代わりとしては、クレジットカードによるチャージ手数料が無料の「B/43」がおすすめです。
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また、同じくチャージ手数料が0円の「IDARE」も選択肢となります。
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なお、IDARE新規入会はポイントサイト経由がおすすめです。時期によって還元額は異なりますが、1,000円前後を得られる時期が多くなっています。
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— まつのすけ (@matsunosuke_jp) December 11, 2021
外貨建決済の代わりの候補としては、海外ショッピング手数料0円&為替手数料が僅少なANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETがおすすめです。
三井住友 プラチナプリファード、アメックスプラチナなど、外貨建決済3%の特典がある年会費高額カードを除いて、大多数のクレジットカードよりお得です。
公式サイトANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET 公式キャンペーン
以下、外貨建決済の代わりの候補について、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
目次
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETは、ソニー銀行のデビットカードです。
入会金・年会費は無料ですので、コスト0円で維持できます。
Revolut同様に主要通貨の海外ショッピング手数料が0円で、為替手数料もクレジットカードと比較するとリーズナブルな傾向となっています(ソニー銀行の外貨預金)。
そして「円からアシスト」という機能があり、外貨の普通預金に残高がない場合、円普通預金を自動的に不足分の外貨に換えてくれて便利です。
しかも国内利用額に応じて0.5%ANAマイル還元を享受でき、外貨建決済は大多数のクレジットカードよりお得です。
三井住友 プラチナプリファード、アメックスプラチナなど、外貨建決済3%の特典がある年会費高額カードを除き、大多数のクレジットカードより低コストで、海外旅行や外国のオンラインサイトでの支払いが可能となります。
公式サイトANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET 公式キャンペーン
ATMからの現地通貨引出しの代替候補
ANA マイレージクラブ / Sony Bankのデメリットは、海外ショッピングはお得な反面、海外ATMでの現地通貨引出しは現地ATM手数料が発生する点が挙げられます。
海外キャッシング(海外ATMでの現地通貨引出し)が最も低コストなのは、アコムACマスターカードです。
デビットカードとは異なり、クレジットカードは法令の関係で、海外の現地ATM設置機関利用手数料は、原則として請求されません。
ただし、法外な手数料は対象外なので、「INCLUDES 10% MARK UP(手数料10%)」といった表示が出たら別のATMを使いましょう。
現地ATMで外貨を引き出すと即座に会員サイトに情報が反映されて、すぐに会員サイトで繰り上げ返済できるので、当日中に返済したら金利手数料が発生しないのがメリットです。
僅かな為替コストのみで現地通貨を引き出せるので、卓越した利点があります。即日発行も可能となっており、すぐに入手できるクレジットカードです。
海外旅行でおすすめのクレジットカードであり、Sony Bank Walletと合わせて、おすすめの持ち物です。
三井住友カード プラチナプリファードは外貨建て決済3%
年会費有料カードでもOKの場合、外貨建決済は、三井住友カード プラチナプリファードも選択肢です。
ETC利用分と外貨建て決済は3%となり、国内の特約店では2%以上の還元率です。
SBI証券での投信積立、プリファードストアで特典を受けられて、ソラシドエアマイルに交換すると2倍のマイル還元となります。
Revolutの最大のメリットは、低コストでの外貨建て決済(ごくわずかな為替コストのみ)でしたが、今後は1.7%のチャージ手数料が発生します。
三井住友カード プラチナプリファードは2%(税抜)の外貨事務処理手数料が必要で、為替コストもRevolutより高い傾向です。
しかしながら、ポイント還元率が3%(ソラシドエアマイルへの交換なら6%マイル還元)なので、コストを上回る価値を享受できます。
さらに年100万円利用ごとにボーナスポイントを獲得可能で、コンシェルジュはメール依頼可能で使い勝手がよいVPCCです。
一般加盟店でも諸々のボーナスを考慮すると、年間利用額別の高還元カードです。なお、ジャックスカードプラチナは改悪で妙味がなくなりました。
下表は特定の加盟店でのポイントUPは考慮しておらず、基本還元率・年間利用額などに応じたボーナスから、年会費をマイナスしたデータです。
利用額 | おすすめカード | 還元率 | 還元 |
---|---|---|---|
何円でも 一律還元 | P-one Wiz | 1.3%~1.4% | 1%キャッシュバック 0.3~0.4%のポイント ※0.4%はファミマ関連 |
リクルートカード | 1.2% | リクルートポイント | |
Vポイントカード Prime (日曜日限定) | 1.5% | Vポイント | |
年100万円 | 三井住友カード ゴールド(NL) ※Visa・Mastercardの2枚持ち可能 | 2.0% (リボ有) 1.5% (リボ無) | Vポイント |
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド | Vポイント | ||
エポスゴールドカード | 1.5% | エポスポイント | |
JQ CARD エポスゴールド | 1.5% | JRキューポ | |
JQ CARD セゾンゴールド | 1.5% | 永久不滅ポイント | |
年150万円 | 日本盲導犬協会カード | 実質1.37% | Jデポ (利用額に充当) |
年200万円 | 日本盲導犬協会カード | 実質1.45% | Jデポ |
三井住友カード プラチナプリファード | 実質2.05% (※) | Vポイント | |
年300万円 | 三井住友カード プラチナプリファード | 実質2.2% (※) | Vポイント |
日本盲導犬協会カード | 実質1.52% | Jデポ | |
年400万円 | 三井住友カード プラチナプリファード | 実質2.28% (※) | Vポイント |
※基本1%+特定のボーナス0.5%+年間ボーナス1%+投信積立のゴールド(NL)との差(年60万円まで4%相当)。その他、外貨建決済・ETC3%、他特約店で2%以上の高還元も上表では考慮なし
年200万円以上利用する方で、SBI証券での投信積立を月5万円利用する方は、三井住友カード プラチナプリファードがお得。100万円ごとに1%相当のボーナスポイントがあり、年400万円で最高還元です。
お得な入会キャンペーンも魅力的となっています。
アメックスプラチナは外貨建て決済2.4%~3.0%マイル還元
外貨建て決済の還元率が、優れているのはアメックス・プラチナです。アメックス・センチュリオンは取得難易度が高過ぎるので除外します。
外貨建て決済でポイント3倍の特典があり、ANAマイル3%、その他多くの外資系航空マイル2.4%還元になります。
また、空港ラウンジ特典も充実。プライオリティパスのプレステージ会員に無料でなることが可能です。家族会員も無料で発行でき、更に同伴者も1名無料である点が優れています。
プライオリティパス無料は本会員のみで、同伴者は1名から有料というクレカが数多くある中でエッジが効いています。
世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港VIPラウンジが使い放題となります。
搭乗する航空会社、搭乗クラスに関係なくラウンジを利用できるのが大きなメリット。格安航空券利用時も使えますし、1日に2回以上ラウンジを使うことも可能です。
通常は年会費469米ドルであるプレステージ会員が0円です。1ドル157.72円(2025/1/1時点)換算だと年会費73,970円が無料になります。
アメックス・プラチナは、本会員・家族会員のいずれも無料入会でき、かつ同伴者1名無料です。
したがって、夫婦でカードを持つと4名まで無料で利用可能です。子供が2名いる場合は便利です。無料でプライオリティパスが利用できる人数では、日本3位と卓越しています。
また、デルタ航空搭乗時にデルタスカイクラブを利用できます。一例として羽田空港のラウンジは秀逸なクオリティでした。
アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジコレクションによって、エコノミークラスでもビジネスクラスのラウンジを利用できて、食事やアルコールを堪能できます。
更に海外の空港に設置されているセンチュリオンラウンジも利用できます(例:香港のセンチュリオンラウンジ)。
2019年4月8日からはインターネットでアメックス・プラチナの自己申し込みが可能になりました。
お得な入会キャンペーンを開催しており、大量のポイントを獲得可能です。初年度は実質的な保有コストを抑えて試せます。
公式サイトアメックスプラチナ 公式キャンペーン