イオンカードにはイオンシネマの映画を1,000円(税込)で鑑賞できる特典付きクレジットカードがあります。
合計で3枚あり、そのうちイオンカードセレクト(ミニオンズ)は、イオン銀行の口座がないと保有できず、ハードルが高いです。
イオン銀行の口座がなくても申し込めてお手軽なのは、イオンカード(ミニオンズ)、TGC CARDの2種類となっています。
どっちにするか迷う方もいらっしゃるでしょう。そこでイオンカード(ミニオンズ)と、TGC CARDの違いについて、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に比較します。
イオンカード(ミニオンズ)とTGCの相違点の比較一覧
まずイオンカード(ミニオンズ)、TGC CARDの基本スペック、優待特典、年会費、ポイントについて、一覧で比較します。
スペック | イオンカード(ミニオンズ) | TGC CARD |
---|---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard | JCB |
年会費 | 本会員:無料 家族会員:無料 ETCカード:無料 | |
イオンシネマ | 年12回映画1,000円 (税込) 年18回映画1,400円 (税込、ポップコーン&ドリンク付) ※2023年10月1日から (2023年9月末までは年30回1千円) | |
ポイント還元率 | 基本0.5%、イオングループでは1% | |
USJでポイント10倍 | ◯ | × |
イオングループ優待 | 5%OFFデー、ポイントUPデー、サンキューパスポート等 | |
ショッピング保険 | 年間50万円(購入から180日) ※スマートフォンも対象 | |
旅行傷害保険 | × | ○ |
特定の施設での特別優待 | ○ | |
ゴールドカードのインビテーション | × | |
電子マネーWAON | 非搭載 | 搭載 (一体型) |
WAON POINT機能 | ○ (一体) | |
Apple Pay、iD | ○ | |
イオンカード GG | × |
イオンシネマ特典の留意点
- ミニオンズデザインはVisa、Mastercardブランドでの発行
- 沖縄県・西日本など一部のイオン商業施設内の他社映画館や、「割引対象外」表示がある特別興行等では利用不可
- 対象カード会員が「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット要(前売券)を優待料金で購入できる特典。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引」が適用
- 「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバー IDの登録が必要(無料)
- 利用対象興行の 3D/4D/IMAX などの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金で利用可能
- 一人あたりの購入枚数には上限あり
- シネマチケットの購入は本人認証( 3D セキュア)登録済みのイオンカード(ミニオンズ)・ TGC CARD のクレジット払いのみ
- 本特典はイオンエンターテイメント(株)が提供。販売画面の記載事項も合わせて確認
- 本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合あり
- 本優待特典は本カードの番号が発行されてから利用可能(店頭受取の即時発行カードはNG)
- 発行当日から利用希望の方は、 スマートフォン(イオンウォレット)即時発行で申込み
イオンカードとしての主要特典は、ミニオンズ・TGCデザインのどちらも対象です。
主なメリット
- お客様感謝デー(月2回の5%OFF)
- ありが10デー(毎月10日はポイント5倍)
- お客さまわくわくデー(5日・15日・25日はポイント2倍)
- サンキューパスポート(イオン・イオンスタイルなど利用できるクーポン)※5%~10%OFF等
サンキューパスポートはイオンでお買物しないと郵送されてきません。まいばすけっとのみではNGです。
イオンシネマの特典は共通
イオンカード(ミニオンズ)、TGC CARDは、イオンシネマをお得に鑑賞できます。通常のイオンカードにはない目玉特典です。
料金
- 年12回:映画1,000円(税込)
- 年18回:映画1,400円(税込) ※ポップコーン&ドリンク付
この映画ベネフィットの内容は完全に同一となっており、優劣はありません。
インターネットでサクッと簡単に1,000円(税込)で映画鑑賞チケットを購入できます。
イオンシネマ目当てで申し込む場合は、どちらでも問題ありません。
どちらのクレジットカードも、イオンシネマにおいて類稀で強力な割引特典があります。
ナンバーワンになれなくてもオンリーワンならいいどころの話ではありません。No.1でもあり、Only Oneでもあるのです。
映画を見る機会がある方なら作らないと損といって過言ではないハイ・クオリティー・カードです。
専業主婦・学生の方でも世帯主に収入があれば発行できますし、個人事業主・パート・アルバイト・年金生活者・自由業の方でも審査に通過します。
主な相違点
イオンカード(ミニオンズ)とTGC CARDの違いは、主に4つとなります。
相違点
- 国際ブランド
- USJでのポイント10倍特典
- 電子マネーWAONの付帯
以下、違いについてブレイク・ダウンします。
国際ブランド
イオンカード(ミニオンズ)の国際ブランドはVisa・Mastercardで、TGCデザインはJCBです。
JCBは日本発の国際ブランドということで、日本人として応援したいという方もいらっしゃるでしょう。JCB PLAZA等のJCBカード特典が充実しています。
我々には当たり前となっていますが、実は自国内の企業が大々的なクレジットカードのインフラを担っているというのは世界有数で凄いことです。
Mastercardは世界210カ国・4,330万ヶ所以上と、世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があります。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外では使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVisaかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で1位、Mastercardが約29%で2位です(NILSON REPORT 2023年5月)。MasterCardが26%で2位となっています。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
USJでのポイント10倍特典
イオンカード(ミニオンズ)は、USJでのカードショッピングがポイント10倍(5%還元)です。
頻繁にUSJを利用する場合は、メリットが増幅します。行く機会がなければ宝の持ち腐れとなります。
TGCは電子マネーWAON一体型
TGC CARDには電子マネーWAONの機能が搭載されており、電子マネー一体型のクレジットカードです。
他方、イオンカード(ミニオンズ)には、WAONの機能はありません。
とはいえ、どちらもWAONの利用はおすすめしません。TGCもWAONチャージはポイント対象外だからです。
カード型のWAONチャージでポイントを得られるクレジットカードは、イオンカードセレクト、イオンカードセレクト(ミニオンズ)、JALカードです。
カード型WAONの場合、これら3枚を活用しましょう。Apple PayのWAONの場合、多くのクレジットカードがポイント付与の対象です。
まとめ
イオンシネマがお得なクレジットカードで、イオン銀行の口座不要のカードには、イオンカード(ミニオンズ)とTGC CARDがあります。
スペック | イオンカード (ミニオンズ) | TGC CARD |
---|---|---|
国際ブランド | Visa、Mastercard | JCB |
年会費 | 本会員:無料 家族会員:無料 ETCカード:無料 | |
イオンシネマ | 年12回映画1,000円 年18回映画1,400円 (ポップコーン&ドリンク付) ※2023年10月1日から (2023年9月末までは年30回1千円) ※料金は税込 | |
ポイント還元率 | 基本0.5%、イオングループでは1% | |
USJでポイント10倍 | ◯ | × |
イオングループ優待 | 5%OFFデー、ポイントUPデー、サンキューパスポート等 | |
ショッピング保険 | 年間50万円(購入から180日) ※スマートフォンも対象 | |
旅行傷害保険 | × | ○ |
特定の施設での特別優待 | ○ | |
ゴールドカードのインビテーション | × | |
電子マネーWAON | 非搭載 | 搭載 (一体型) |
WAON POINT機能 | ○ (一体) | |
Apple Pay、iD | ○ | |
イオンカード GG | × |
イオンシネマでの割引優待特典、イオンカードとしての主要特典は、共通となっています。
代表例
- お客様感謝デー(月2回の5%OFF)
- ありが10デー(毎月210日はポイント5倍)
- お客さまわくわくデー(5日・15日・25日はポイント2倍)
- サンキューパスポート(イオン・イオンスタイルなど利用できるクーポン)※5%~10%OFF等
2つのカードの違いとしては、主に4つ存在しています。
相違点
- 国際ブランド
- USJでのポイント10倍特典
- 電子マネーWAONの付帯
イオンシネマの優待特典(税込1,000円)のみが目的なら、カードデザインの好みだけで決めてよいでしょう。
機能も重視する場合、国際ブランド、電子マネーWAONの搭載有無、USJでのポイント10倍などを考慮して検討することになります。
イオンカード(ミニオンズ)、TGC CARD、イオンカードセレクト(ミニオンズ)のどれかを持てば、イオンシネマの映画料金が常に安くなります!
本人だけではなく、同伴者も1,000円(税込)となります。もちろん年齢制限はなく、若年層やシルバーの方でなくても、誰でも利用可能です。
いちいち割引がある日まで待ったり、閑散期の不便な時間帯でなく、土・日・祝日の便利な時間帯も安くなります!
対象カードはいずれも年会費が無料で、既に他のイオンカードを持っている方も追加で申し込めます。
しかもインターネット限定でお得なキャンペーンも開催されており、二重に得することが可能となっています。
イオンカードセレクトを持っている方はイオンカードセレクト(ミニオンズ)には申し込めません。他の2枚のどちらかに申し込みましょう。
なお、イオンシネマ以外の映画館の場合、ベネッセ・イオンカード(WAON一体型)がおすすめです。クラブオフを無料で利用でき、多様な映画館で優待割引を受けられます。