アメックス・ゴールドを作成して使い始めています。アメックスは利用金額100円毎に1ポイントが付与されます。
月間のトータルの利用金額合計に対して、100円ごとに1ポイントではなく、利用ごとに100円未満の端数が切り捨てられます。
実際に使ってみて、ポイント切り捨てのクレジットカードの損得についてデータを踏まえて考察しました。
アメックス・グリーンなどのアメリカン・エキスプレス・カード以外にも、100円ごとに端数の利用金額が切り捨てられるクレジットカードは多いです。
一例を挙げると、ダイナースクラブカード、ライフカード、P-oneカード(standard)などです。
「実際のところどの程度影響があるのか?」を改めてじっくりと見てみました。以下はアメックス・ゴールドの直近の20明細です。
合計で115,425円利用して、得られたポイントは1,145ポイントです。
115,425円の1%は1,154ポイントです。実際に付与されたのは1,145ポイントですので、切り捨てによって9ポイント損したことになります。
例えば、アメックス・プラチナで485,885円使いました。
1ヶ月の合計額に付与する方式だと 4,858ポイントとなります。1回ごとの切り捨てでも4,844ポイントでした。
多額の利用をドーンとした訳ではなく、利用回数は合計46回、平均利用額は10,563円、利用額の中央値は3,580円です。
スーパー、ファミレス、ネットでの小口課金など、満遍なく一般的な日常使いで利用しました。
485,885円の利用で切り捨てられて損したポイント数は14ポイント(0.0028%)にとどまっています。
これに関する評価は人それぞれでしょうが、個人的には許容範囲です。このくらいなら100円未満切り捨てはあまり気にする必要がないと判断しました。
100円未満切り捨てのクレジットカードを利用する場合、注意すべき点は小口の決済です。
コンビニなどで98円とか198円などの小口の利用を積み重ねると、100円未満切り捨てのダメージが大きくなります。
コンビニではクオカードでの決済がおすすめです。クレジットカードでチャージしたnanacoでクオカードを購入すると、年会費無料のカードでも合計3%も得します。