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日本株が暴落!2015年8月以降、株価はどう動くか予想

更新日: マーケット・経済の分析

夜の月の明かり

2015年8月24日の日本株は、久しぶりに暴落と言える下落でした。特に個人投資家主体の新興市場の中小小型株は大きく下落しました。

先週から軟調な展開が続いており、株式の買い方には辛い展開となっています。今後の日本株の株価について予想します。


2009年の大底から今年は6年目であり、そろそろ下落トレンドの可能性が時節的には出てくる頃合いです。

この下落が「終わりの始まり」なのか、それとも上昇トレンドにおける一時的調整なのかが重要ですね。

株価は上昇はゆっくりで、下落は急落となりがちです。イメージ的には高値警戒感が出ている雰囲気です。

日経平均の2016年3月期の予想EPSは約1,267であり、PER15倍で19,010円です。現在は程よい水準まで価格調整が進んでいます。

PER2010~2013年の平均から標準偏差-1σだとPER13.7倍となり、17,311円です。ファンダメンタルに変化がないと仮定するならば、ここらへんが下値の目処となります。

日経平均先物は一時的に17,000円に接近しており、この水準となっています。

PER予想EPS-10%15年3月期予想EPS予想EPS+10%
2013年4月23.426,68929,65532,620
節目20.022,81125,34627,881
標準偏差+218.921,53423,92726,319
標準偏差+117.119,54921,72223,894
10-13年PER平均15.417,56519,51721,468
標準偏差-113.715,58017,31119,043
標準偏差-211.913,59615,10616,617
2008年10月9.510,87012,07713,285

相場の短期的なボトムを推測するのに役に立つと思われる信用評価損益率(買い方)は、松井証券の最新のデータで約-17%まで悪化しています。

ITバブル崩壊、2003年の日本の金融危機、リーマンショックなどの余程の下落相場でない限りは、-20%前後で相場は下げ止まる事が多いです。

信用評価損益率

過去4年のボトムは以下の通りでした。

  • 2014年4月・・・-15.61%
  • 2013年6月・・・-14.57%
  • 2012年6月・・・-20.02%
  • 2011年8月・・・-19.33%

株価がひたすらに上昇し続けることはありません。どんな上昇トレンドでも大抵は押し目があります。前回の上昇トレンド(2003~2007年)は、以下の通りでした。

 高値安値下落率
2003年11,2399,615-14.4%
2004年12,19610,490-14.0%
2005年11,97510,771-10.1%
2006年17,56314,046-20.0%
2007年18,30016,533-9.7%

今回の上昇トレンド(2009年~)は、以下の通りです。

 高値安値下落率
2009年10,5779,076-14.2%
2010年11,4088,796-22.9%
2011年10,8928,136-25.3%
2012年10,2558,239-19.7%
2013年15,94312,416-22.1%
2014年16,16413,885-14.1%

2015年は6月30日の20,952.円→18,540円まで約-11.5%の調整となっています。

大局的な上昇トレンドにおいても、10~25%の調整は普通にあります。短期間に大きく下落しているのでインパクトが大きいですが、今回もまだ調整の範囲内と言えます。

6月30日の高値からは-15%は17,809円、-20%は16,762円です。

以上を総合考慮すると、「終わりの始まり」でない限りは、日経平均17,000円前後で下げ止まるのではないかと考えています。

そして、今回の中国問題はまだ世界的金融危機に発展するようなイベントではなく、2009年からの上昇トレンドの終焉はまだ先だと個人的には考えています。

どこまで下落するかは誰にもわかりませんので、「頭と尻尾はくれてやれ」の精神で、まとまった金額は下げ止まったような動きになってから投下する予定です。

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