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2015年は軟調!しかし、米国株の株価は再上昇と判断

更新日: マーケット・経済の分析

外国人OL

ここ最近、米国株の株価が軟調な展開が続いています。FRBの利上げがいよいよ近づいており、それを意識して上値が重くなっているのかもしれません。

2009年3月のボトムからは既に6年以上、7年近く上昇トレンドが続いているため、高値警戒感が出てくる局面です。

ただし、米国株が調整する局面ではまだ買いのチャンスであり、大天井はまだ先だと考えます。


FRBの利上げが12月までズレこむ可能性はあるものの、余程のことがない限りは2006年以来の利上げが近づいてきています。

先日発表された雇用統計では、非農業部門の雇用者数が21万5000人増となり、失業率は前月から横ばいの5.3%となっています。これは概ね予想通りですけれども、労働時間が増加しました。

米国の失業率の推移

米国の利上げが着々と近づきつつあることはマーケットに織り込まれ始めており、ドルインデックスは、レーガノミックスの時期、1990年代のアメリカ黄金期に次ぐ第3の上昇トレンドが続いています。

ドルインデックス

これに伴い、米国のグローバル企業はドル高でドルベースでの業績に影が出ています。米国株は軟調な展開となっています。

ここ半年間は円ベースのS&P500のETFとTOPIX-ETFでは、分配金落ちがあったのにTOPIXの圧勝でした。

TOPIXとS&P500の比較

前回の利上げ局面は2004年6月から2006年6月まで約2年間でした。その局面ではS&P500は一時的に下落したものの、その後も2007年半ばまで上昇を続けました。

FFレートとS&P500

今回も利上げ前後で米国株は軟調な展開があるかもしれませんが、大天井はまだ先だと考えます。

最初の利上げで株価が崩れることはほとんどなく、何度か利上げして、利上げが打ち止めになってからしばらくして崩れることが多いです。

警戒すべきは、最初の利上げではなく、最後の利上げです。

「NYダウに三尊天井が現れた」、「米株、大天井サイン点灯か」という記事が日本経済新聞に載りましたけれども、今年の米国株が調整する局面は押し目だと考えます。

経常赤字で実質成長率が悪化している新興国は為替・株価のいずれも軟調ですが、米国の利上げがあったら一旦は材料出尽くしとなり、反発する可能性もあると思います。

大局的には2016年までは株価はまだ持つのがメインシナリオです。

既に保有ポジションは満足しているリスク量なので現時点で買い増しはしませんが、底を打って再上昇するような値動きになったら、買い増しも検討します。

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