マネックス証券は2019年11月から吉田恒氏がチーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長に就任して、為替情報をより一層強化しました。
高金利通貨の高い買いスワップポイント、ドル/円の0.2銭など低コスト、独自のオートレール、充実の取引ツールなどに加えて、FXの予想・情報サービスがパワーアップ。
この度は吉田恒氏の最新相場見通しセミナーに参加しました。「バブル開始、円安となる。」という刺激的な予想となっていたのでシェアします。
吉田恒氏の最新相場見通し~2020年は円安の年
2019年8月に105円近辺まで円高になり、そこから反発して109円に達しているのが現在の状況です。
日米の金利差とドル円の推移を重ね合わせるとドル円以上に反発しており、現在は日経平均との連動性が高まっています。
足元のドル円の円安傾向をよく説明しているのは株高。世界的に株価が上昇している流れの中、米国株のNYダウが史上最高値を更新するなど、リード役となっている状況です。
チャートを見ると1998年と今年の米国株が類似しており、1999年は大幅な株高・円安となりました。
1998年はグリーンスパンFRB議長(当時)が「世界で重圧が高まっている中で、米国が影響を受けずに繁栄のオアシスで有り続けられる保証はない」と発言。
アメリカの景気回復が続く中でも、FRBは9月~11月に3ヶ月連続で利下げ。国外の悪影響波及の予防・保険の収支があった3ヶ月連続の利下げが行われました。
3ヶ月連続FOMCで利下げした2019年は、1998年とFRBが似たような動きとなっています。
長期チャートでは現在ドル円は三角持ち合いとなっており、価格変動の収縮が発生している状況です。
間もなくどちらかにブレイクして値動きの収縮が終わる可能性が高い。ブレイクしたら持ち合いの最初の水準まで戻ることも多いので、125円の水準まで戻る見通しをたてられるとのこと。
2020年は上手く推移すると株高・円安が進み、大局的には2008年から続く長い上昇トレンドの最後のバブルとなる可能性があり、波乗りしたいところですね!
購買力平価からはドル円の消費者物価指数は約120円、生産者物価指数が95円。日米の経済構造が変わり、ドル円の安定相場は円安方向に切り上がっている可能性があるそうです。
ドル安のピークは、ドル高のピークは担っていると考えると、今後のレンジは95円~120円を想定可能。2020年に120円台でピークを付けて、その後は100円に戻る可能性も。
120円を超えたら反落する可能性があるというスタンスで利益確定を視野にいれるのが無難。
来年はバブルのクライマックスとなる可能性があり、ドル円も一段と上昇するシナリオを頭に入れて相場に退治したいと思いました!
2013~2014年(アベノミクス相場)では、円の実効相場は-25%となり、信用バブル時(2006~2007年6月末)は-10%でした。
リスクオンの局面では教科書どおり安全資産である円は売られる傾向があります。米ドルも下がることを想定しており、ドル円/、クロス円はどちらも上がる状況が訪れるとのこと。
主要通貨ペアの状況では、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、トルコリラ/円が割安とのこと。
まとめると、吉田恒 マネックス証券チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長の相場見通しは以下のとおりです。
ココがポイント
2020年は株高・円安の年。20%程度の株高・円安の可能性があり、2008年からの上昇トレンドのピークを迎える可能性あり。
ドル/円が120円を超えたら購買力平価からは円安が行き過ぎている側面があり、反落を警戒する必要がある。
2020年は米国大統領選挙ですので、トランプ米大統領にとっては再選のために何が何でも経済の好況維持が必要な状況です。
そのような側面では、株高&円安が何となくありそうなシナリオだと思いました!
マネックス証券のFX PLUSの強み
FX PLUSは店頭FXであり、マネックス証券らしい投資情報の充実に加えて、低スプレッド・高金利通過の高いスワップポイントが魅力的です。
株式投資に関しては手数料は競合他社と比較してやや高めですが、FXはスプレッド・スワップポイント面でも競争力があります。
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マネックス証券のFX PLUSでは、多種多様な取引ツール・チャネルがあり、ニーズに応じて選択できます。
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まとめ
吉田恒 マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長の2019年11月以降の為替ストラテジーは以下のとおりです。
ココがポイント
2020年は株高・円安の年。20%程度の株高・円安の可能性あり。ドル/円が120円を超えたら購買力平価からピークアウトしての円高を警戒
決して証券会社の関係者だから株高・円安を予想しなければならないという話ではなく、確かにシナリオとしてありそうだと感じました。
私もビッグウェーブが起こった際には、波乗りに遅れないような心構えをしようと思います。
2020年は2008年から続く大局的な株高のピークを迎えて、為替の側面でも円安になる可能性があるという点を頭に入れて、相場に対峙していきたいと思います。
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