7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchでは、おサイフケータイに類似するサービス「Apple Pay(アップルペイ)」が利用可能です。
ポケットカードのクレジットカードはApple Payの発表当初は対応していませんでした。しかし、2017年3月1日からはApple Payを利用可能になります。
iD加盟店でのお買い物、Suicaチャージが可能です。JCBとMastercardの場合、アプリやインターネットでの決済も可能です。
代表的なカードは、P-one Wiz、 P-oneカード<Standard>、ファミマTカード、Tカード プラスです。
ポケットカードとApple Pay、Suicaチャージ時のポイント付与についてまとめます。
なお、MastercardとJCBブランドのポケットカードをApple Payに設定している場合、2022年3月1日~3月31日にカードの再設定が必要です。
2023年3月にネットワークの接続方法が変更されるので、再設定を行わなければApple Payの利用ができなくなります。
前提として、Apple Payの内容、仕組み、使い方については以下にまとめています。
7以降のiPhoneにフェリカの読み取り機と信号をやり取りする機能が搭載されて、フェリカ対応の読み取り機があるコンビニ、自販機、改札などで、iPhoneでの決済が可能となりました。
モバイルSuicaに類似した仕組みで、iPhoneによってお店でお買い物をしたり、電車・バスなどに乗ることができるようになりました。
Suica、PASMO(モバイルPASMO)、nanaco、WAONは使えますが、SMART ICOCA、PiTaPaには対応していません。
Apple PayではPontaやdポイントも搭載できて便利です。
ポケットカードをApple Payに登録すると、iDとして割り当てられて、全国のiD加盟店でお買い物できます。
クレジットカードだとサインが必要なお店では、特にメリット大(使えるお店一覧)。主な店舗は下表の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブンイレブン、ローソン、ローソンストア100、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラ、生活彩家、セイコーマート |
スーパー等 | イトーヨーカドー、イオングループ、サミット、平和堂、ユニー、オークワ、イズミ、近商ストア |
ディスカウントストア | ダイソー、ドン・キホーテ、ジャパン、やまや |
ドラックストア | ツルハドラッグ、スギ薬局、サンドラッグ、マツモトキヨシ、ココカラファイン、セイジョー、薬王堂、ドラッグセガミ、クスリのアオキ、くすりの福太郎、富士薬品(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等) |
カフェ | ドトール、エクセルシオールカフェ、タリーズコーヒー、プロント、コメダ珈琲店、カフェ・ベローチェ、カフェ・ド・クリエ |
食事 | ガスト・バーミヤン・ジョナサン、デニーズ、マクドナルド、吉野家、モスバーガー、ロッテリア、すき家、CoCo壱番屋、海鮮三崎港、すし三崎丸、とんかつ浜勝、ステーキのどん、かっぱ寿司 |
居酒屋 | 北海道などコロワイドグループ、大庄グループ、和民などワタミグループ、白木屋、月の雫、東方見聞録、花の舞、笑笑、魚民、旨い屋 |
本・CD/DVD | 紀伊國屋書店、丸善、ブックオフ(一部)、タワーレコード、八重洲ブックセンター(一部)、ブックファースト |
家電 | ヨドバシカメラ、ビックカメラ、エディオン、コジマ、ソフマップ、ノジマ、ドコモショップ |
カーライフ | ENEOS(セルフSS)、コスモ石油、オリックスレンタカー |
カラオケ等 | 歌広場、快活CLUB、カラオケの鉄人、自遊空間、BIG ECHO |
ファッション | AOKI、EARTH、洋服の青山、紳士服のフタタ、TAYA、Paris Miki、美容室アッシュ、マックハウス、Levi's |
トラベル | 東京ディズニーランド/シー、ANA FESTA、INTERCONTINENTAL TOKYO BAY、スパリゾートハワイアンズ、東京サマーランド、箱根小涌園ユネッサン、富士急ハイランド、ROUTE INN、としまえん、豊島園 庭の湯 |
その他、iDの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
ちなみにJCB、エポスカード、オリコカード、アメックス等の場合は、Apple Payに登録すると「QUICPay」として割り当てられます。QUICPayとiDの違いは以下で比較しています。
2017年11月30日からは、Yahoo!ショッピングのiOSアプリでApple Pay払いが可能になり、一気に利便性がアップしました。
また、Apple Payで、各国際ブランドのタッチ決済も利用可能です。
日本では交通系電子マネー・iD・QUICPay・楽天Edy・WAON・nanacoなどが普及しているので必要性に乏しいですが、海外(特に電車)では大活躍します。
ポケットカードはApple PayでのSuica利用分は、1%のキャッシュバックもポイント付与も対象外です。Suicaチャージだけではなく、定期券やSuicaグリーン券の購入も同様です。
モバイルSuicaチャージでポイントが得られないのと同じ取扱いとなります。また、オートチャージはできません。
2018年3月17日から、SuicaとPASMOは改札に入る時だけではなく、出場する時もオートチャージが発動するようになりました。
Apple PayとSuica、国際ブランドの関係については、以下にまとめています。
アップルペイはセキュリティも高く、安心に利用できるような頑健な仕組みとなっています。個人情報は、暗号化された状態で安全にデバイス内のセキュア・エレメントに保管されます。
Apple Payを使っている端末を紛失した場合、「iPhoneを探す」機能で紛失モードに設定すると、簡単にApple Payの利用を一時停止できます。
新しいiPhoneやApple Watchに、Suicaのチャージ残高や定期券を移行することも可能です。Apple Payが使えるクレジットカードについては、以下で比較しています。
その中でおすすめ
Apple PayのSuica機能の詳細、アップルペイでのSuicaチャージでポイントが貯まるクレジットカードについては、以下で分析しています。
実際にApple Payを使ってみた感想については、以下にまとめています。
iPhone Xではホームボタンの廃止に伴い、Face IDでの顔認証でApple Payの認証も行うことになりました。ただし、Suica払いの際はこれまで通り認証は不要でかざすだけでOKです。
Face IDによる顔認証が導入されたApple Payの使い方、注意点、感想については以下にまとめています。
iPhoneの機種変更の際、Apple Payの設定を移行する方法については以下で解説しています。
P-one Wizは、P-oneカードの特徴である1%OFFに加えて0.4%のポイントが貯まり、合計で1.4%還元となります!
リボ専用カードですが、全額一括払いの設定が可能です。初回のリボ手数料は無料なので、全額一括払いに設定すれば通常のクレカの一回払いと同様に手数料無料で使えます。
年会費が完全無料であるにもかかわらず、還元率が1.4%となるのはP-one Wizが日本最高峰です。一番は正義ですね。
しかも1.4%のうち1%は請求額から直接割引となるのが大きなメリットです。
例えば1万円のお買い物ですと、9,900円が引き落としとなります。ポイントを貯めて交換という手間がかかりません。
完全に年会費無料で高還元のクレカといえば、まずP-one wizが候補に挙がります。おすすめのカードです。
リボ払い専用カードに抵抗がある場合、還元率は落ちますが、1%還元で自動キャッシュバックのクレジットカードであるP-one カード Standardがおすすめです。
P-oneカード(standard)は年会費無料で、使った金額が自動的に1%OFFになるカードです。100円毎に1円割り引かれます。
還元率は1%でP-one Wizの1.5%と比較すると低いです。しかし、シンプルな1%OFFだけでポイントの交換・使用という作業が皆無なのがメリットです。
ポイントの交換が面倒だったり、ポイントを使う機会がない場合は最有力候補です。ポケットポイントは不要という場合はP-one WizではなくP-oneカード(standard)という選択肢もあります。
P-oneカード(standard)、P-one Wizはキャッシュバックがお得なクレジットカードの筆頭です。
ファミマTカードは、かつてファミリーマートでお得になり、Vポイントがお得に貯まるクレジットカードでした。
しかし、2019年6月~7月にかけて、相次いでポイント3倍のカードの日・ファミランク等の特典が終了して妙味はなくなりました。
ただし、月2万円超のファミペイチャージに使えて、0.5%のVポイントが付与される点が大きなメリットです。
お得な入会キャンペーンも魅力的となっています。
総合的には月2万円超のファミペイチャージを使う場合、依然として大きな魅力が備わっています。
公式サイトファミマTカード 公式キャンペーン
Tカード プラスはTSUTAYAでカード提示だけで特別な高還元となるので、TSUTAYAを利用する機会がある方ですと、バリューが高いクレジットカードです。