交通系電子マネーのPASMOは、クレジットカードでのオートチャージが可能です。
現金でのチャージとは異なり、ポイントや航空マイルを得ることができるので、格段にお得になります。パスモを活用する上ではクレカの利用が重要です。
PASMOのオートチャージを利用できるクレジットカードで、お得にポイントが貯まっておすすめのカードについて、徹底的に解説します。
目次
PASMOチャージとクレジットカードの関係
PASMOとは関東の私鉄、東京メトロ、東京都交通局などが運営している交通系電子マネーですね。
パスモを使って電車・バス等に乗車するとポイントが貯まる制度、払戻手数料が不要、防犯メールサービス(東急・小田急)などがSuicaにはないエッジ・優位性です。
PASMOには現金でのチャージの他、クレジットカードでのオートチャージができます。
あらゆるクレカで可能というわけではなく、一部のカードでのみ可能です。
PASMOにはSuicaにおけるJRE POINT(旧・Suicaポイントクラブ)のようなポイントプログラムはありません。
しかし、一部のクレジットカードだと、紐付けたPASMOでの有料乗車で、現金同様のポイントが貯まるオトクな制度が用意されています。
基本的には日常的に搭乗する電車がプロデュースしているクレジットカードを選びがちですが、ライフスタイルによっては他の鉄道会社のクレカを選ぶことも選択肢の一つとなります。
PASMOオートチャージの初期設定では、残高が2,000円以下になった時に改札を通過すると、3,000円がチャージされるようになっています。
この2つの金額は1,000円単位で変更可能です。オートチャージには1日10,000円、1ヶ月50,000円という上限があります。
オートチャージが発動するのは、PASMOエリア、Suicaエリアのみとなります。TOICAやICOCA、その他エリアの改札ではオートチャージは発動しません。
なお、モバイルPASMOはPASMO協議会に加盟している鉄道会社以外のクレジットカードからもチャージでき、一部のカードはポイント還元の対象です。
以下、PASMOのオートチャージに利用できるクレジットカードで、特におすすめのクレカについてブレイク・ダウンします。
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOは、東京メトロが株式会社ジェーシービー、三菱UFJニコス株式会社と提携して発行しているクレジットカードです。
決済ブランドはJCB、VISA、Mastercardの3種類です。PASMO定期券との一体型も選択できるカードです。
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOの本会員の年会費は初年度無料です。2年目以降の年会費は2,000円(税抜)となります。
家族会員の年会費は、初年度は無料、2年目以降はJCBが400円(税抜)、Visa・Mastercardが1,000円(税抜)となります。
本会員は年間利用額50万円以上利用すると、翌年度の年会費が無料になります。本会員の年会費が無料の場合、家族会員の年会費も無料となります。
初年度は無料なので、年間50万円以上Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOを利用すれば、ずっと年会費無料で利用可能です。
基本還元率は0.5%でPASMOへのオートチャージでも0.5%のポイントが貯まります。また、年間の利用金額に応じてポイントアップします。
- 年間50万円以上の利用→翌年度のポイントが10%アップ(0.55%)
- 年間100万円以上の利用→翌年度のポイントが20%アップ(0.6%)
東京メトロの定期券購入でポイント二重取りで1%の高還元となります。将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
東京メトロ乗車でメトロポイント付与が付与されます。平日は1乗車あたり10ポイント(10円相当)、土休日は1乗車あたり20ポイント(20円相当)が貯まります。
例えば、平日のお買い物で勤務先の日本橋から銀座まで乗った場合、168円で10円もキャッシュバックとなります。なんと約5.95%です。
休日に自宅の神楽坂から後楽園に遊びに行った場合、なんと168円で20円もポイントがたまります!約11.90%です^^
空前の低金利で金利が0%に張り付いている中では、とてもお得ですよね。運賃一覧とそれに対する還元率は下表の通りです。
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO をお持ちの方はPASMOで乗車する方がほとんどなので、ICカードでの還元率を掲載します。
運賃 (ICカード) | 平日乗車 | 休日乗車 |
---|---|---|
168円 | 5.95% | 11.90% |
199円 | 5.13% | 10.05% |
242円 | 4.22% | 8.26% |
283円 | 3.60% | 7.07% |
314円 | 3.25% | 6.37% |
東京メトロによくお乗りになる方ですと、ザクザクとポイントが貯まります。
また、「メトロポイントPlus加盟店」でPASMO電子マネーを利用すると、メトロポイントが貯まります。
- 店舗 :200円(税込)につきメトロポイント1ポイント
- 自販機:100円(税込)につきメトロポイント1ポイント
東京メトロの利用で貯まるメトロポイントは、たったの10ポイントでPASMOに10円チャージできるので利便性が高いです。
ショッピングで貯まるカード会社のポイントも、1ポイントをメトロポイント5ポイントに移行できるので便利です。
JCBブランドですと、QUICPay(nanaco)とプラスEXが使えます。
カレッタ汐留等の施設、椿山荘・ヒルトン東京・ロイヤルパークホテル等のレストラン・バー、各種博物館で優待特典があります。
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOは東京メトロによくお乗りになる方、PASMO定期券・PASMOチャージでマイルを貯めたい方にピッタリのクレジットカードです。
ザクザクとポイントを貯めることができ、PASMOにチャージして電車にタダで乗れますし、お買い物もできます。
現在はお得な入会キャンペーンを開催しています。
- Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO 公式キャンペーン(JCB)
- Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO 公式キャンペーン(Visa/Mastercard)
ANA To Me CARD PASMO JCB
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)とは、ANAカード、東京メトロのTo Me CARD、PASMO定期券が一体となったクレジットカードです。
決済ブランドはJCBです。年会費は初年度無料、2年目以降は2,200円(税込)となります。家族会員の年会費は、初年度は本会員が無料の場合、家族会員も無料、2年目以降は1,100円(税込)となります。
ETCカードは無料です。 QUICPay(無料)、 PiTaPa(年1度利用で無料)も発行できます。
ソラチカカードは定期券一体型であり、カードの枚数を減らせます。現代社会においては多種多様なカードがあるため、財布の中がカードで膨れがちです。
ANAカード、To Me CARD、PASMO定期券の三位一体型のソラチカカードですと、財布をコンパクトに薄く軽くできます。
入会時は定期券情報の記入欄が空白となっています。定期券を利用しない場合は、空白のままとなります。
還元率は0.5%のANAマイルが基本となり、「10マイルコース」というサービス(年5,000円/税抜)に加入すると、マイル付与率1.0%となります。
JCBスターメンバーズが適用されて、年間50万円以上の利用で翌年度はマイル付与率が+0.03%、年間100万円以上の利用だと+0.06%の上乗せがあります。
手間はかかりますが、スマリボを上手く運用すると最大1.54%還元になります。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します(ANAマイルの使い道)。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~5円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
PASMOチャージで0.5%~1.06%のANAマイルを得られるのがソラチカカードのエッジ・優位性です。
「メトロポイントPlus」が適用されて、ソラチカカードのPASMO機能で東京メトロの改札を通って電車に乗ると、1乗車ごとに以下のメトロポイントが貯まります。
- 平日 :1乗車5ポイント(5円相当)
- 土休日:1乗車15ポイント(15円相当)
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMOと比較すると5ポイント少ないですけれども、十分にお得です。
メトロポイントPlus加盟店にてPASMO電子マネーを利用すると、メトロポイントが貯まります。
また、ソラチカカードを10マイルコースにしてQUICPay(nanaco)を使うと、セブン-イレブンでは最大1.75%のANAマイルを得られます。
PASMOのオートチャージでの還元率は、原則通り0.5%か1%のANAマイルです。
渋谷駅の地下に設置されている「渋谷ちかみちラウンジ」を利用できます。トイレ、休憩、身だしなみチェック、歯磨き、おむつ替えなどに便利です。
PASMO定期券との一体型でPASMOへのチャージでポイントが貯まり、東京メトロ乗車ポイントも得られます。
毎年1,000マイルの継続ボーナスがあり、ANAカードとTo Me CARDの割引特典をダブルに使えて、割引が受けられるサービスが多いのも地味なメリットです。
PASMOチャージでANAマイルを貯めたい方、ソラチカルートを活用したい方におすすめです。
実際にソラチカカードをフル活用したところ、流麗なANAマイル還元を享受できました。
東京メトロ乗車で最大級のメトロポイントを得られて、スマリボの活用で1.5625%ANAマイル還元となるゴールドカードもあります。
お得な入会キャンペーンも魅力的なクレジットカードです。
入会キャンペーンでは大量のANAマイルを得ることができます。
公式サイトANA JCB / ソラチカカード 公式キャンペーン
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOとは、東急カードがJALと提携して発行しているクレジットカードです。
PASMO定期券との一体型カードで便利です。決済ブランドはVISA、Mastercardの2種類です。
年会費は初年度無料、2年目以降は1,000円(税抜)です。家族会員の年会費は初年度は無料、2年目以降は300円(税抜)となります。
一般のお店でTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOを利用すると、200円につき2ポイントが付与されます。1ポイント1円相当なので還元率1.0%です。
TOKYUグループ以外のTOKYU POINT加盟店なら、1%のプレミアムポイントに加えて、更に0.5%~5.0%の加盟店ポイントが得られます。
TOKYUグループのお店・サービスの利用時は加盟店ポイントのみとなります。
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは、PASMOにオートチャージした際は200円ごとに2ポイント貯まります。還元率1%です。
JR東日本のビューカードの還元率(1.5%)よりは低いものの、交通系ICカードへのチャージとしては、還元率は高水準です。
毎年、TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOで東急線の定期券購入時には、購入金額の1%のポイントが貯まります。上限は10万円です。
また、「電車とバスで貯まるTOKYUポイント」というお得な制度があります。
東急グループのお店でTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOを使うと、加盟店ポイントが得られます。一般加盟店よりもお得な還元率となります。
東急系列のお店をよく利用する方だと、東急カードを作っておくとザクザクとポイントが貯まっていきます。
代表例
- 東急百貨店、ShinQs:3.0%~10.0%
- 東急プラザ、109、その他SC・モール:3.0%
- 東急ストア・プレッセ:1.5%+ボーナス
- 東急ストアネットスーパー:1.5%
- 東急ハンズ、東急ホテルズ:1.0%
便利なスーパーマーケットの東急ストアでは、カード提示で毎月5日・15日は5%OFFの割引を享受することもできます。
貯めたTOKYU POINTは、東急ポイント加盟店で、日々のお買物に1ポイント単位1円として、1ポイント単位で使えます。
また、1,000ポイント単位で1ポイント1円相当でPASMOにチャージして、電車やバスに乗ったり、交通系電子マネー加盟店舗でのお買い物に使うことができます。
モバイルPASMO(Apple PayのPASMOも)、モバイルSuica・Apple PayのSuicaにチャージすることも可能です。
2,000 TOKYUポイントを1,000 JALマイルに交換することも可能。交換レートは半減してしまいますが、1マイル2円の価値があると考えると実質的に1対1での交換となります。
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは東急グループやPASMOを使う方ですとメリットが大きい東急カードです。
主なメリット
- 東急グループで1%~3%程度(最大10%)と高還元
- PASMOへのオートチャージで1%還元
- 東急線の定期券購入で1%のポイントプレゼント
- 専用端末へのタッチで毎日10ポイント
- TOKYU POINTモールでネット通販がお得
- nanaco、楽天Edyへのチャージでポイント付与
- TOKYU POINTは現金同様で便利
その他、詳細は以下で徹底的に解説しています。
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOは、ポイントがプレゼントされるなど、定期的にお得な入会キャンペーンを行っています。
公式サイトTOKYU CARD ClubQ JMB PASMO 公式キャンペーン
ちなみに東急カードにはPASMO一体型ではありませんが、ゴールドカードもあります。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、ANA(全日空)と三井住友カード、東急カードが提携して発行しているANAカードです。
年会費を特定の支払い方法の活用で下げることができるのが特徴です。年会費は本人会員751円(税抜)、家族会員475円(税抜)で維持できます。
学生限定ANAカードや、18歳~29歳の社会人限定の「ANA JCBカード ZERO」を除くと、年会費751円(税抜)はANAカードの中で年会費最安値です!
マイ・ペイすリボは初回はリボ払いの手数料がないので、毎月のリボ払いの金額を、カード利用限度額の全額に設定しておけば、全く手数料はかかりません。クレカの通常の1回払と同じように使えます。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードにはPASMO機能があり、定期券を搭載させることも可能です。
PASMOオートチャージでの基本マイル付与率は、5マイルコースの場合は0.5%、10マイルコースの場合は1.0%。
ANA一般カードとANAワイドカードの場合、マイル移行手数料が発生しますが、スケジュール管理を工夫すると3年に1回で済みます(1年あたり税抜2,000円)。
- 2024年4月1日に2倍コース(応募方式)に登録(2025/3/31迄1ポイント→2マイルに)
- 2025年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2025年4月1日~2027年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2025年4月の獲得ポイントの有効期限は2027年4月末)
- 2027年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。
コストパフォーマンスでは幾多のANAカードの中でも一際エッジ・優位性があり、マイル獲得力が高い陸マイラーの間では大人気を誇っています。
公式サイトANA VISA/マスターカード 公式キャンペーン
これは他のANAカードにはない特典。PASMOチャージ・定期券購入で最大1.0%のレートでマイルに移行できるのがメリットです。
ANAカード特約店では更にマイルが獲得でき、ANAマイルがザクザクと貯まるANAカードです。iD機能、空港内店舗「ANA FESTA」や機内販売の10%OFFも地味にお得です。
東急グループの共通ポイント「TOKYU POINT」の機能もあります。三井住友カードの「ココイコ!」を利用できます。これで東急百貨店が更にお得になります。
セキュリティの側面では、三井住友カードが発行・管理しているので安心・安全です。
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。
その他、カードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
ANA東急カードはマイルが得られるお得な入会キャンペーンを行なっています。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの公式キャンペーン
なお、一般加盟店ではANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
JALカード TOKYU POINT ClubQ
JALカード TOKYU POINT ClubQは、JALカードと東急カードが提携して発行・運営しているクレジットカードです。
年会費(税抜)は普通カードは2,000円、JAL CLUB-Aカードは10,000円、JAL CLUB-Aゴールドカードは16,000円です。
家族カードの年会費(税抜)は、普通カードは1,000円、CLUB-Aカードは3,500円、CLUB-Aゴールドカードは8,000円です。
普通カード、CLUB-Aカードの場合、日常のショッピングでのマイル付与率が0.5%(特約店は1.0%)です。
ただし、年4,500円(税抜)のJALカード ショッピングマイル・プレミアムに加入すると、マイル付与率が2倍となり、通常は1.0%(特約店は2.0%)となります。
PASMOにオートチャージした際は、2017年3月31日までは0.5%か1%のJALマイルを得られました。
しかし、2017年4月1日以降は、ショッピングマイルプレミアムの加入の有無を問わず、200円あたり1 TOKYU POINT(還元率0.5%)となります。改悪となりました。
東急ポイントは2ポイント1マイルでJALマイルに移行できるので、マイル付与率は0.25%にとどまります。
PASMOチャージで最大限にJALマイルを貯めたい場合は、小田急のJALカード OPクレジットの方がお得です。
JALカード TOKYU POINT ClubQは、JALカードと東急カードのベネフィットが1枚に融合している点で魅力的なクレジットカードです。
JALカード TOKYU POINT ClubQは大量のJALマイルがプレゼントされるお得な新規入会キャンペーンを行っています。
公式サイトJALカード 公式キャンペーン
OPクレジットカード
OPクレジットカードは、小田急電鉄グループの小田急カードと、JCBまたは三菱UFJニコスが提携して発行しているクレジットカードです。
PASMO一体型ではなく、定期券は搭載できません。
年会費は初年度無料です。2年目以降の年会費は500円(税抜)ですが、年1回以上のクレジットカード利用で2年目以降も無料となります。
家族会員の年会費も初年度無料で、2年目以降も年1回の利用で無料になります。全く利用がない場合は、100円(税抜)となります。
一般のJCB/VISA/Mastercard加盟店でOPクレジットカードを利用すると、200円(税込)につき小田急ポイント1ポイントが付与されます。1ポイント1円相当なので還元率0.5%です。
PASMOにオートチャージした際も、0.5%の還元率でポイントが付与されます。
OPクレジットカードは、小田急グループやPASMOを使う方ですとメリットが大きいクレジットカードです。
主なメリット
- 小田急グループで最大10.5%と高還元
- PASMOへのオートチャージでポイント還元
- 小田急線乗車で最大7%のポイント付与
- 小田急線の駅構内の自販機・カフェ等で+1%の小田急ポイント
Odakyu OX ストアが最大3%のポイント還元、小田急百貨店・ネットショッピングが最大10%割引となるのが特に嬉しい特典です。
スーパーが3%還元となるのは嬉しいですね!
小田急線の駅構内の自販機・カフェ等で+1%の小田急ポイントが得られるのも着実に役立つメリットです。
OPクレジットは年会費が実質無料で、PASMOチャージ・小田急グループでお得になる点が魅力のクレジットカードです。
現在はOPクレジットカードへの新規入会でポイントがプレゼントされるお得なキャンペーンを行っています。
JALカード OPクレジット
JALカード、小田急カード、JCBと提携して発行・運営しているクレジットカードです。国際ブランドはJCBのみです。
年会費(税抜)は普通カードは2,000円、JAL CLUB-Aカードは10,000円、JAL CLUB-Aゴールドカードは16,000円です。
家族カードの年会費(税抜)は、普通カードは1,000円、CLUB-Aカードは3,500円、CLUB-Aゴールドカードは8,000円です。
JALカードの機能に加えて、電車乗車で至高の利便性があるPASMOにチャージできて、0.5%の小田急ポイントを得られます。
小田急カードの機能もあり、小田急グループの電車、スーパー、百貨店などを使っていくと、ザクザクと小田急ポイントが貯まります。
小田急ポイントは2,000ポイントを1,000 JALマイルに交換でき、ポイントをマイルに集約できます(PASMOオートチャージのJALマイル還元率は0.25%)。
ライバルのJAL東急カードと還元率は同一です。
地上も空中もこれ1枚で制覇できるクレジットカードです。JALカード OPクレジットは大量のJALマイルがプレゼントされるお得な新規入会キャンペーンを行っています。
公式サイトJALカード 公式キャンペーン
京王パスポートPASMOカードVISA
京王電鉄と三井住友カードが提携して発行しているクレジットカードです。決済ブランドはVISAです。PASMO定期券を搭載できます。
還元率0.5%でPASMOオートチャージが可能です。年会費は初年度無料です。2年目以降の年会費は239円(税抜)です。
しかし、本会員・家族会員いずれかのカードで年1回以上PASMOオートチャージを利用するだけで、2年目以降も会員全員の年会費が無料となります。
京王線・井の頭線沿線に住んでいて、京王グループやPASMOを使う方ですとメリットが大きいクレジットカードです。特に大きなメリットは以下5点です。
- 京王グループで1.5~11%と高還元(定期券も含む)
- PASMOへのオートチャージでポイント還元(0.5%)
- 専用端末へのタッチで毎日5ポイント
- 京王PAS×PASポイントサービスのポイントが2倍
- クレジットカード・京王パスポート・PASMO定期券の一体型
京王の電子マネー加盟店で、京王パスポートPASMOカードVISAでオートチャージしたPASMOで支払うと、3つのポイントが貯まりポイント三重取りができます。
- 京王グループ共通ポイントの「お買い上げポイント」
- 京王PAS×PASサービスのポイント(1.0%)
- PASMOオートチャージ時のVポイント(お買い上げ額の0.5%ポイント)
1と2は京王グループ共通ポイントです。
京王PAS×PASサービスのポイントは、京王ストア等の京王の電子マネー加盟店で貯まります。以下のマークが目印です。この店舗ではPASMOで支払う方がお得です。
京王グループ共通ポイントは加盟店でのお買い物に使えるので、利用する機会がある場合は現金同様で便利です。PASMOチャージには使えません。
ポイント券は、京王グループ共通ポイントサービス加盟店で利用できます。京王プラザホテル(新宿・八王子)でのお茶やレストランでも使えます。
ポイントは、本会員ならびに家族全員4名まで合算することも可能。家族のポイントをまとめて、リッチな食事やお買い物を楽しむこともできます。
2017年7月1日からは、京王グループ共通ポイントは、加盟店でのお会計時に1ポイント単位で利用可能となり、利便性が格段に向上しました。
京王百貨店、京王ストア、キッチンコート、啓文堂書店などで使えるので、京王線・井の頭線の沿線に住んでいたら現金同様の利便性があります。
京王百貨店では最大10%と卓越しています。
京王電鉄の他のクレジットカードには、「京王パスポートVISAカード」、「京王パスポートVISAキラリナカード」があります。
こちらも京王グループでのお買い物や京王電鉄でお得なカードです。
京王グループ共通ポイントサービス加盟店での決済でクレジット利用ポイント(0.5%)が貯まるのが独自メリットです。
キラリナカードの方は、誕生月にキラリナ京王吉祥寺で合計1万円(税込)以上購入すると、京王グループ共通ポイント500ポイントがプレゼントされる特典もあります。
他方、PASMO機能がない点、京王PAS×PASポイントサービスでのポイント還元が、京王パスポートPASMOカードVISAの半分である点がデメリットです。
3つの京王カードの相違点をまとめると下表のとおりです。優れている項目は太字にしています。
カード名 | 京王パスポート PASMOカードVISA | 京王パスポート VISAカード | 京王パスポート VISAキラリナカード | |
---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 239円 ※年1回以上のPASMOオートチャージ利用で無料 | 239円 ※年1回以上のクレジットの利用で無料 | ||
京王グループ共通ポイント | お買上げポイント | 0.5-10% | 0.5-10% | |
クレジットご利用ポイント | × | 0.5% | ||
Vポイント | 0.5% | 0.5% | ||
PASMOオートチャージ | 手続き | 自動付帯 | 登録が必要 | |
還元率 | 0.5% | 0.5% | ||
京王線の定期券購入時還元率 | 1.5% (2018年3月末まで2.5%) | 1.5% | ||
京王PAS×PASポイントサービス | 手続き | 自動付帯 | 登録が必要 | |
電子マネーご利用ポイント | 1.0% | 0.5% | ||
電車・バス同日利用ポイント | 1日20pt | 1日10pt | ||
電車・タクシー同日利用ポイント | 1日20pt | 1日10pt | ||
誕生月ポイント | × | × | ○ | |
PASMO機能 | ○ | ×(別カードが必要) | ||
PASMO定期券 | 搭載可能 | ×(別カードが必要) | ||
支払日 | 原則として毎月15日に締め切り、翌月10日に引落し | |||
家族カード | ○ | |||
ETCカード | 年1回の利用で無料(全く利用しない場合は税抜500円) |
PASMO・定期券一体型がいい場合、京王PAS×PASポイントサービスの対象店舗をよく使う場合は、京王パスポートPASMOカードVISAにエッジ・優位性があります。
京王PAS×PASポイントサービスのPASMO払い対象外のお店をよく使う場合は、京王パスポートVISAカードの方がお得になります。
京王パスポートVISAカードとキラリナの違いは、キラリナの方は誕生月にキラリナ京王吉祥寺で合計1万円以上利用すると500ポイントがプレゼントされる点のみです。
キラリナ京王吉祥寺を使う場合、カードフェイスが好みの場合は、京王パスポートVISAキラリナカードも候補となります。
SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン
西武プリンスクラブカード セゾンは、西武グループ、クレディセゾンが提携して発行している年会費無料のクレジットカードです。
年会費は無料でPASMO一体型タイプ・定期券搭載型はありません。
西武グループでのオリジナルベネフィット、セゾンカードの特典が融合したカードです。PASMOへのオートチャージで0.5%の永久不滅ポイントが貯まります。
西武鉄道・西武バスの定期券・特急券の購入や、全国のプリンスポイント加盟店での支払いで、約1%のプリンスポイントと0.5%の永久不滅ポイントが貯まります。
- 100円(税抜)ごとに1 プリンスポイント(1円相当)
- 1,000円(税込)ごとに1 永久不滅ポイント(5円相当)
インターネットで特急券を購入し、チケットレスで特急レッドアロー号に乗車できる「Smooz」も利用できます。
利用時に必要な「特急ポイント」の積み立てで、「プリンスポイント」と「永久不滅ポイント」 が二重取りできます。
西武プリンスクラブカード セゾンを持っていたら、毎月20日はペペ・グランエミオでのお買物が5%割引となります(請求時に割引)。
対象店舗は、西武新宿ペペ、西武本川越ペペ、西武飯能ペペ、西武入間ペペ、新横浜プリンスペペ、グランエミオ大泉学園です。
日常的にこれらの店舗を利用している場合は、絶大なメリットがあります。一部除外店舗・除外品があります。
また、プリンスホテルでのチェックアウト時間の延長、指定レストラン&バーでの5%~10%OFF特典もあります。
ホテル以外でも、パッケージツアー割引、ゴルフ、プール、ボウリング、水族館、遊園地、水族館、温泉など、西武グループでの多彩なオリジナル優待を受けられます。
西武プリンスクラブのポイントカード&高還元クレジットカードの組み合わせにないメリットとしては、カードの枚数が1枚で済むことです。
単一カードとしては西武グループでは卓越したベネフィットが付帯しており、オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーがあります。
その他、カードの詳細については、以下で精緻に分析しています。
西武グループを利用している方にとっては、慈愛さえ感じるようなお得さがあり、無尽蔵に湧出される豊潤さには身震いする程です。
京急カード
京急カードという京急グループでのお買い物などがお得になるクレジットカードがあります。PASMO一体型・定期券搭載型はありません。
一般カードの「京急プレミア ポイント シルバー」、格安ゴールドカードの「京急プレミア ポイント ゴールド HANEDA AIRPORT PLUS」があります。
京急プレミアポイント シルバーの年会費は無料です。ゴールドの方は初年度は無料、2年目以降は1,905円(税抜)です。
登録型リボ「楽Pay(らくペイ)」に登録すると、2年目以降の年会費は半額となり、952円(税抜)となります。
年1回、利用分を翌月以降に繰り越して手数料が発生すればOKです。リボ金額を変更して、少額を繰り越すようにしましょう。
PASMOチャージで0.5%のポイントを得られます。ゴールドは一般加盟店では1%還元ですが、PASMOオートチャージは0.5%となります。
京急プレミアポイント加盟店での買い物で利用すると、基本ポイントとクレジットポイントが付与されて、合計還元率が約1.5%~6%還元となります。
京急百貨店、京急ストア、ウィング、京急タクシーなどがお得になります。
京急カードで貯まる京急プレミアポイントは、500ポイントごとに500円相当のポイント券に引き換えて、京急プレミアポイント加盟店で使えます。
また、ANAマイルに交換することもできます。1,000ポイントが400マイルとなります。
京急プレミア ポイント ゴールド HANEDA AIRPORT PLUSには以下の独自特典が付帯しています。
- 羽田空港の店舗では10%割引&ポイント最大2%
- 年間100万円以上利用で1万円分のプレゼント
- ポイントを家族で貯められる「ファミリープログラム」
- 海外旅行傷害保険、国内渡航便遅延保険、ショッピング保険
- ゴールドデスク
京急ゴールドカードの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
シルバーカードとゴールドカードの比較は下表のとおりです。
カード名称 | ゴールド | シルバー |
---|---|---|
カードブランド | 三菱UFJカード | UCカード |
年会費(税抜) | 初年度無料 翌年以降1,905円 楽Payなら952円 | 無料 |
基本ポイント | ◯ | ◯ |
ボーナスポイント | ◯ | ◯ |
ファミリープログラム | ◯ | − |
クレジットポイント | ◯ | ◯ |
京急プレミアポイント加盟店 | 1% | 1% |
一般加盟店 | 1% | 0.5% |
京急の鉄道・バス定期券 | 0.5% | 0.5% |
PASMOオートチャージ | 0.5% | 0.5% |
京急オンライン書店boox | 5% | 5% |
ETCカード | ◯ | ◯ |
提示割引・優待サービス | ◯ | ◯ |
年1回の1万円相当プレゼント | ◯ | − |
羽田空港特典 | ◯ | − |
カード付帯保険 | 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 国内渡航便遅延保険 ショッピング保険 | − |
京急ポイントため~る | ◯ | ◯ |
ゴールドデスク | ◯ | − |
PASMOオートチャージはできないポイントカード「京急プレミアポイント クリスタル」も含めた京急カードの詳細は以下で丹念に論述しています。
京成カード
京成電鉄はオリコカードとの提携カード「京成カード(オリコ)」、三菱UFJにコストの提携カード「京成カード(MUFG)」を発行しています。PASMO一体型・定期券搭載型はありません。
オリコの方がスペックが高くておすすめなので、ここでは京成カード(オリコ)をご紹介します。
一般カードの京成カード(オリコ)の年会費は初年度無料、2年目以降は年1,250円(税抜)です。ただし、年間1回以上のカードショッピング利用で翌年度の年会費は無料となります。年会費は実質無料と評価できます。
京成ゴールドカード(オリコ)の年会費は10,000円(税抜)です。ゴールドカードの方は年会費割引の仕組みはありません。
カード利用の還元率はスタンダードカードが0.5%、ゴールドカードが1.0%です。
貯まった京成グループポイント(オリコ)は、500ポイントを超えると500円分のショッピングチケットとして、自動的に発行され、利用明細書とともに送られてきます。
ショッピングチケットは、京成グループの商業施設等で利用したり、PASMOにチャージすることができるので現金同様の利便性があります。
京成カード(オリコ)は、PASMOにオートチャージした際にもポイントが得られます。一般カードは還元率0.5%、ゴールドカードは1%です。
京成グループ商業施設(京成ストア、ユアエルム等)・ホテル・ゴルフ場等での利用は、1.5%のポイントが得られます。
京成バスの定期券購入、京成グループタクシー利用、全国のリッチモンドホテル、松坂屋上野店での利用時は、200円で2ポイント(1.0%)が付与されます。
京成グループではザクザクとポイントを貯められるクレジットカードです。
JAL ABC(成田空港内店舗)、博物館、美術館などの優待割引も受けられます。
国内外の旅行傷害保険も付帯しており、ゴールドカードは空港ラウンジも利用可能です。
相鉄カード
相鉄カードは相鉄グループのお店や施設で様々な特典があるのが魅力のクレジットカードです。
本会員・家族会員のいずれも年会費が無条件で無料です。PASMOは搭載していません。定期券も別となります。
PASMOチャージ、相鉄の鉄道・バスの定期券の購入で0.5%のポイントを獲得できます。
横浜西口のジョイナス、ザ・ダイヤモンド、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズではいつでもポイント2倍(1%)です。
後払い方式の電子マネー「iD」を利用可能です。海外でのお買い物にはショッピング保険も適用されます。
貯まったポイントは「相鉄グループお買い物券」と交換して、ジョイナス、横浜ベイシェラトン、相鉄フレッサイン等で利用できます。
相鉄カードはジョイナスポイントカード、そうてつローゼンウェルカムカードと併用が可能で、嬉しいポイント二重取りが可能です。
また、横浜美術館、よこはま動物園「ズーラシア」・金沢動物園、新江ノ島水族館、富士急ハイランド、ふじやま温泉、富士ゴルフコースでも優待や割引を受けられます。
東武カード
東武鉄道が三菱UFJニコスと提携して発行している「東武カード」、UCカードと提携して発行している「東京スカイツリー® 東武カードPASMO」があります。
どちらも国際ブランドは、Visa、Mastercard、JCBの3種類が揃っています。
どちらもPASMOのオートチャージで0.5%のポイントを得られます。その他、東武グループで至れり尽くせりのサービスを受けられるのがメリットです。
- 東武百貨店のお買い物:最大7%
- 東武鉄道定期券購入:最大1.5%
- 東武グループショッピングセンターのお買い物:1~2%
- 東武ホテルなど提携ホテルでの宿泊料金:10%割引
- 東武百貨店サンクスフェア:通常商品が10~20%優待割引
- 東武鉄道チケットレスサービス:3%還元
- タイムズ スパ・レスタなど提携店舗での割引
東武カードと東京スカイツリー東武カードPASMOの違いは、年会費と特典です。
項目 | 東武カード | 東京スカイツリー東武カードPASMO |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 初年度無料 2年目以降1,000円(税抜) 年10万円以上利用で1,100pt付与 |
ショッピング保険 | - | ◯ |
東武鉄道定期券購入 | 0.50% | 1.50% |
PASMO機能 | - | ◯ |
PASMO定期券 | - | 搭載可能 |
PASMOオートチャージ | 申込が必要 | 自動 |
東京スカイツリータウンでの特典 | - | 天望デッキ入場券(当日券)割引 駐車場料金1時間無料 |
年10万円以上クレジットカードを利用する場合は、東京スカイツリー東武カードPASMOも、ポイントバックで実質的に年会費無料になるので、こちらの方が圧倒的にお得です。
Pastownカード / パスタウンPASMOカード
JCBはPASMO一体型カードの「パスタウンPASMOカードJCB」と、他のPASMOと紐付ける親子型の「PastownカードJCB」を発行しています。一体型の方にも定期券は搭載できません。
相違点はPASMO一体型であるか否かのみで、他のカードスペックは同一です。オートチャージで0.5%のOki Dokiポイントを得られます。
その他、ポストペイ型電子マネー「QUICPay」を利用可能です。「Oki Dokiランド」というポイントモールを利用できます。
ポイントモール経由でAmazon、楽天、ヤフーショッピング、ロハコなどで買い物すると、クレジットカードやネット通販サイトのポイントとは別に、更に独自にポイントが貯まります。
本会員1,250円(税抜)、家族会員400円(税抜)の年会費が発生するのがデメリットです。
三井住友カードはVisaブランドのパスタウンPASMOカードを発行しています。PASMO一体型で定期券は搭載不可のタイプです。
こちらはカード利用、PASMOオートチャージで0.5%のVポイントが得られます。
楽天ポイント、Amazonギフト券、dポイント、Pontaポイント、iDバリューなど使いやすい交換先が揃っていて便利です。
こちらは本会員1,250円(税抜)、家族会員400円(税抜)の年会費が発生するものの、マイ・ペイすリボを使うと無料になります。
また、マイ・ペイすリボでの支払いだと日本国内での1回払いでもショッピング保険が適用されるので、パスタウンPASMOカードはJCBよりもVISAがおすすめです。
まとめ
これまでPASMOのオートチャージでポイントやマイルをお得に獲得できるクレジットカードをご紹介してきました。
中にはPASMO機能搭載型のカードや定期券機能があるタイプがあり、お財布に入れるカードの枚数を減らせて便利です。
一般的には自分がよく利用する鉄道会社のクレジットカードを発行する方が多いと思います。
しかし、例えばPASMOチャージでJALマイルを貯めたい場合は、0.5%TOKYU POINT還元のJAL東急カードではなく、最大1%マイル還元のJALカード OPクレジットという選択肢も有効です。
JALマイルは特典航空券が取りやすいのがメリットです。JAL国際線 特典航空券PLUSの導入によって繁忙期でも予約可能になっています。
PASMOオートチャージでJALマイルを貯めたい場合は、最大1%還元のJALカード OPクレジットがおすすめです。
PASMOチャージでANAマイルを得たい方は、以下どれかの選択肢が最強です。
- ANA東急カード:最大1.0%
- ソラチカカード:スマリボの活用で最大1.54%
- ソラチカゴールドカード:スマリボの活用で最大1.5625%
マイルに関心がない場合はその他のカードのお得度はほぼ同一なので、メインカードとして使っているクレカでいいでしょう。
クレジットカード名 | 年会費 (税抜) | 還元率 | PASMO |
---|---|---|---|
Tokyo Metro To Me CARD Prime PASMO | 2,000円 年50万利用で無料 | 0.5%-0.6% | 一体型 定期券 |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 2,000円 / 7,000円 | 0.5%-1.06% (マイル) | 一体型 定期券 |
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | 1,000円 | 1.0% | 一体型 定期券 |
東急ゴールドカード | 6,000円 | 1.0% | 一体型 定期券 |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMOマスターカード | 751円 / 6,751円 | 0.5%-1.48% (マイル) | 一体型 定期券 |
JALカード TOKYU POINT ClubQ | 2,000円 / 6,500円 | 0.5% (TOKYU POINT) | 別カード |
OPクレジットカード | 年1回利用で無料 | 0.5% | 別カード |
OPクレジットゴールド | 10,000円 年200万利用で無料 | 0.5% | 別カード |
JALカード OPクレジット | 2,000円 / 6,500円 | 0.5%-1% (マイル) | 別カード |
京王パスポートPASMOカードVISA | 年1回利用で無料 | 0.5% | 一体型 定期券 |
京王パスポートVISAカード | 年1回利用で無料 | 0.5% | 別カード |
SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン | 無料 | 0.5% | 別カード |
京急プレミア ポイント シルバー | 無料 | 0.5% | 別カード |
京急プレミア ポイント ゴールド | 1,905円 / 952円 | 0.5% | 別カード |
京成カード(オリコ) | 無料 / 10,000円 | 0.5% / 1% | 別カード |
相鉄カード | 無料 | 0.5% | 別カード |
東武カード | 無料 | 0.50% | 別カード |
東京スカイツリー 東武カードPASMO | 1,000円 年10万利用で無料 | 0.50% | 一体型 定期券 |
Pastownカード | 1,250円 | 0.50% | 別カード |
パスタウンPASMOカード(VISA) | 1,250円 マイ・ペイすリボで無料 | 0.50% | 一体型 |
2020年からはモバイルPASMOが開始、スマホでもサクッと任意のタイミングでチャージできて便利です。おすすめの電子マネーの一角です。
ちなみにPASMOのライバルであるSuicaでお得になるクレジットカードはPASMOとは異なります。