マイナス金利の導入以降、普通預金の金利は極限まで低下しています。メガバンクやゆうちょ銀行は普通預金だけではなく、定期預金でも年利0.01%が定着しました。
メガバンクは定期預金が10年ものまで全て0.01%になり、普通預金の金利は0.001%まで低下しています。
しかし、ネット銀行や新興銀行だとこのご時勢でも高い金利をキープしている普通預金があります。
1000万円までならペイオフの対象になり、預金保険で保護されるので、ノーリスクで高い金利を享受できます。
マイナス金利後も普通預金の金利がお得な銀行について、2025年1月の最新の状況をまとめます。
目次
普通預金が高金利の銀行ランキング
金利低下は銀行業にとって明白なマイナスであり、長期の金利までが低下して長短スプレッドが潰れています。新たな当座預金残高にペナルティが課されると、預金に対して低い金利を提示せざるを得ません。
しかし、銀行預金に他のサービスの利用促進効果があり、企業内の他のサービスで利益を上げられる場合は、高金利の提示が可能になります。
したがって、最も高金利の傾向があるのは、銀行・証券連携を推進している銀行、店舗への来店やクレジットカード加入促進の観点がある銀行です。
普通預金が高金利である銀行のランキングは以下の通りです。一部の地域の方のみが加入できる信用金庫・信用組合などは除いています。
- あおぞら銀行 BANKの年利0.2%、GMOあおぞらネット銀行:年利0.11%
- イオン銀行:年利0.10%
- 楽天銀行:年利0.10%
- 野村信託銀行:年利0.02%
- SBJ銀行:年利0.02%
- 住信SBIネット銀行:年利0.01%
- 大和ネクスト銀行:年利0.005%
- SBI新生銀行:年利0.002%~0.003%(1000万円以上)
- スルガ銀行ANA支店:年利0.002%
- スルガ銀行Vポイント支店:年利0.002%
第1位:あおぞら銀行 BANK / GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行には、円普通預金、円定期預金、外貨普通預金の3つの預金商品があります。
円普通預金は年0.001%、円定期預金は6ヶ月以上1年未満が0.03%、その他は0.02%と妙味がない水準です。
しかし、証券コネクト口座の場合、普通預金の金利がなんと年0.110%(税引後年0.0876%)となり、日本最高水準に昇華します。
還元率0.6%で自動的にキャッシュバックされるVisaデビットカードも魅力的です。
お得なキャンペーンも豊富に開催されています。
より普通預金・定期預金が好金利の銀行をご希望の場合は、親会社のあおぞら銀行 BANKがおすすめです。
あおぞら銀行BANKは、ATM手数料、好金利の普通預金、ネット定期預金が魅力的なネット銀行です。
- ゆうちょ銀行・郵便局のATMで無料で入出金可能
- 普通預金が年0.2%(変動金利、税引後年0.159%、基準日:2022年1月4日)
- 定期預金(1年)が年0.2%(税引後年0.159%、基準日:2022年1月1日)
振込手数料は 他行振込154円/回、同行間無料となっています。
BANKに預けている残高やVisaデビットの使用状況に応じて、他行あての振込手数料が無料になるサービスもあります。
あおぞら銀行BANKは、インターネット支店ならではの好金利、ATM手数料無料がハイスペックであり、大いなる魅力があります。
普通預金はなんと日本一の0.2%であり、マイナス金利の情勢では圧巻の好金利を誇っています。
※実際に適用される金利は預入時点の金利となり、記載した金利と異なる場合もあります。あおぞら銀行ホームページにてご確認ください。
第2位:イオン銀行
イオン銀行はクレジットカードの「イオンカードセレクト」を保有すると、簡単に普通預金の金利を100倍の0.1%にすることができます。
高金利の条件は誰でも簡単にクリア可能
イオンカードセレクトは、クレジットカード(イオンカード)の機能、イオン銀行のキャッシュカードの機能、電子マネーWAONの機能が三位一体となっているカードです。
年会費無料のクレジットカードなので、保有することのコストは一切かかりません。
イオン銀行では2018年4月1日から「イオン銀行Myステージ」が始まり、取引状況に応じて特典が変化します。
点数が100点だと「ゴールド」となり、1ヶ月あたり他行ATM手数料3回無料、他行宛振込手数料3回無料、普通預金金利UPの特典を享受できます。
他の銀行の普通預金金利は0.001%という金融機関が多いので、イオン銀行のゴールドだとなんと100倍とファンタスティックです。他行宛振込手数料が月3回無料になるのも地味なメリットです。
イオンカードセレクトを保有して、インターネットバンキングに登録するだけで40点となります。
これに加えて、これらのカードに付帯している電子マネーWAONで1円以上支払うか、イオンカードを1円以上使えば50点になってシルバーをクリアできます。
イオングループを日常的に使っている場合、月1回以上は使うことがほとんどでしょうから、極めて容易にクリアできます。
もしイオングループの店舗が近くになく、普通預金の金利UPのみを利用したい場合は、月1回イオンカードで決済するようにしましょう。面倒な場合は、Amazonギフト券のオートチャージが便利です。
また、その他いくつか取引を行うとゴールドに到達して、他行宛振込手数料・ATM手数料が月3回無料になり、普通預金の金利がUPします。
所定の条件をクリアすると、メガバンクの普通預金の10000%、定期預金の1000%の高金利を享受できます。
イオン銀行の普通預金は一般的な銀行の普通預金と法令上の取り扱いは同一であり、1000万円までならペイオフの対象になり、預金保険で保護されます。完全ノーリスクです。
現在、イオンカードセレクト以外のイオンカードを保有している場合でも、イオンカードセレクトに切り替えられます。
イオンカードセレクト加入時には、イオン銀行にも同時に口座開設できるので、簡単で手続きも便利です。
既にイオン銀行の口座を持っている場合は、イオンカードセレクトに申し込むだけで、入会時からイオン銀行Myステージが優遇されます。
イオンカードセレクトは、イオングループで毎月20日・30日に5%割引、毎月10日はポイント5倍(2.5%還元)、いつでもポイント2倍(1%還元)となり、イオングループでお買い物する場合は絶大なメリットがあります。
イオンカードセレクトは、電子マネーWAONへのチャージでもポイントが貯まる唯一のイオンカードです。
WAONへのチャージ分で0.5%、WAON利用分で0.5%で、合計で1%還元となります。イオングループ以外でもWAON決済でお得になるメリットがあります。
年会費無料で特典が充実しているイオンゴールドカードのインビテーションが届くのも魅力的です。
その他、イオンカードセレクトの詳細については、以下で徹底的に解説しています。
イオン銀行Myステージでの優遇もあり、銀行がお得になるクレジットカードの筆頭に挙げられるハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「スーパーでお得なカード」としてイオンカードセレクトを挙げられていました。
イオンカードはショッピング保険でスマホが対象なのも大きなメリット。他社カードのショッピング保険はスマートフォンが対象外のことが多いです。
しかも期間は180日間とたっぷりで、年間50万円(税込)まで補償されます。年会費無料のクレジットカードとしては秀逸なクオリティです。
クレジットカードのレジェンド・菊地崇仁さんは、保険が充実しているカードとしてイオンカードセレクトを挙げていらっしゃいました。
今なら数千円相当のWAON POINTが得られるお得なキャンペーンが開催されています。
以下のイオンカードセレクト公式サイトからご入会すると、ネット限定キャンペーンが適用されます。カード発行・年会費は完全無料です。
↓
イオンカードセレクト 公式キャンペーン
ATMも拡大・資金移動も便利
普通預金なので、現金を引き出したい場合は、いつでもコンビニ・スーパー等のATMで現金を出したり、インターネットバンキングで振り込むことが可能です。
イオン・イオンモール・マックスバリュ・ダイエーなどのスーパー・ショッピングモールだけではなく、街中にあるミニストップや、まいばすけっとにも、イオン銀行のATMが設置されています。
イオン銀行のATMは夜間でも休日でも、入出金手数料は無料です。
ネット証券に無料でクイック入金して他の銀行に資金移動することも可能です。GMOクリック証券はイオン銀行からのクイック入金(無料)に対応しています。
イオン銀行からGMOクリック証券に入金して、GMOクリック証券から他の銀行に出金(無料)すれば、無料でイオン銀行から他の銀行に資金移動することが可能です。
メガバンクとの圧倒的な格差!期限なし
メガバンクの普通預金の金利は0.001%が基本となっています。イオン銀行は圧巻の高金利です。例えば、100万円を預け入れた場合の金利の比較は下表のとおりです。
年数 | 0.10% | 0.001% | 差額 |
---|---|---|---|
1年 | 1,000 | 10 | 990 |
2年 | 2,000 | 20 | 1,980 |
3年 | 3,000 | 30 | 2,970 |
4年 | 4,000 | 40 | 3,960 |
5年 | 5,000 | 50 | 4,950 |
6年 | 6,000 | 60 | 5,940 |
7年 | 7,000 | 70 | 6,930 |
8年 | 8,000 | 80 | 7,920 |
9年 | 9,000 | 90 | 8,910 |
10年 | 10,000 | 100 | 9,900 |
10年スパンでは9,900円となります。吉野家の牛丼26杯分となります。美味しい牛丼を26回も多く食べられるのは嬉しいですね!
イオン銀行の普通預金の金利0.1%サービスは、特に有効期限は定められていません。期間限定のキャンペーンというわけではありません。
マイナス金利の導入後、イオン銀行は定期預金の金利は引き下げましたが、普通預金の金利は高い水準をキープしています。
イオン銀行は旧・日本振興銀行を吸収するなど急速に拡大・成長中です。住宅ローンも絶好調となっています。
普通預金の金利で他行を引き離して圧倒的No.1となり、イオンカードセレクトの加入者を拡大して、しいてはイオングループへの来店を促す戦略があるのでしょう。
このようなグループの相乗効果がある点と成長意欲が高い点に鑑みると、今後もイオンカードセレクト保有による高金利の継続が期待できます。
公式サイトイオン銀行 公式キャンペーン
第2位:楽天銀行
証券会社にとってはマイナス金利はプラスの側面があります。そこで証券会社を使ってもらう観点で、銀行と証券の口座を連携させると、普通預金に高金利を適用しているネット銀行があります。
楽天銀行がこのタイプです。楽天銀行には「マネーブリッジ」というサービスがあります。無料で利用できます。
楽天銀行と楽天証券の口座を連携することで、楽天銀行の普通預金金利が5倍の優遇金利となり、年0.10%(税抜)となります。税引き後は年0.079%です。
楽天銀行の普通預金はメガバンクの20倍という高金利です。例えば100万円を預け入れた場合の金利の比較は下表のとおりです。
年数 | 0.10% | 0.001% | 差額 |
---|---|---|---|
1年 | 1,000 | 10 | 990 |
2年 | 2,000 | 20 | 1,980 |
3年 | 3,000 | 30 | 2,970 |
4年 | 4,000 | 40 | 3,960 |
5年 | 5,000 | 50 | 4,950 |
6年 | 6,000 | 60 | 5,940 |
7年 | 7,000 | 70 | 6,930 |
8年 | 8,000 | 80 | 7,920 |
9年 | 9,000 | 90 | 8,910 |
10年 | 10,000 | 100 | 9,900 |
10年スパンでは9,900円となります。吉野家の牛丼26杯分となります。美味しい牛丼を26回もたくさん食べられます^^
また、シングル・サインオンの機能があり、銀行と証券の相互ログインがはかどります。
証券の取引に応じて楽天ポイントが貯まり、銀行のサービスも充実するようになります。
楽天銀行にはハッピープログラムという優遇プログラムがあります。利用は無料で料金は一切かかりません。
ATM手数料が最大7回/月、振込み手数料が最大3回/月まで無料になるのがメリットです。また、取引ごとに楽天ポイントが貯まります。ハッピープログラムについては以下で徹底解説しています。
楽天銀行に口座を保有していると、楽天銀行デビットカードが年会費無料で使えます。
楽天銀行のキャッシュカードの機能と、クレジットカードの国際ブランドの加盟店でお買い物できる機能があるカードです。
JCBのデビットカードは、なんとクレジットカード並みの1%という高還元率です。お買い物100円ごとに楽天ポイント1ポイントが得られます。
楽天銀行デビットカード(JCB)はデビットカードとしては日本一の還元率です。異例なほどに高還元で圧巻のお得さがあります。
もちろん普通のキャッシュカードもあります。かつてキャッシュカードの発行手数料が1,050円もかかった時代がありましたが、2012年9月24日からは新規発行手数料が無料となりました。
クレジットカードの機能とキャッシュカードの機能が一体化した楽天銀行カードも有ります。
その他、楽天銀行は、高金利の普通預金、使えるATMの種類が豊富、楽天銀行間の振込手数料が無料、定期預金のキャンペーン、株式の配当受取で10円プレゼント、セキュリティの機能が豊富などのメリットがあります。
優遇プログラムのハッピープログラムのステージに応じて、ATM手数料の無料回数と振込手数料が優遇されます。
残高100万円以上あると、他行宛て振込手数料が月3回まで、ATM手数料が月5回まで無料になれます。このステージに到達したら、メインバンクとして日常的に使うことも可能です。
給与・賞与・公的年金を楽天銀行の口座で受け取ると、他行宛振込手数料が月3回無料となるのも大きなメリットです。
他行口座からの振込、口座振替(自動引落) 、楽天銀行即時入金サービスなど、こちらに手数料がかからない取引でもポイントが貯まります。
楽天銀行は普通預金が高金利名だけではなく、上手く活用すると様々な局面でお得なネット銀行です。私も口座を保有しており、フル活用しています。
第4位:野村信託銀行
野村證券で有名な野村ホールディングスには「野村信託銀行」という銀行があり、個人客の預金も受け入れています。
普通預金の金利は年0.02%とメガバンクの20倍となっています。証券口座との連携がある銀行は高金利の傾向があります。
インターネット取引サービス「野村ホームバンキング」では、他行宛振込手数料が月30回(楽天銀行宛は月2回)無料になる点もメリットです。
野村ホームバンキングを利用するには、野村證券の証券総合サービスと野村ホームトレードに契約する必要があります。
どちらも口座開設・維持手数料は無料です。費用を一切かけずに高金利にすることができます。
デメリットは、野村證券口座からの入金か、他の金融機関から振込で入金する必要がある点です。野村證券口座との入出金は無料です。
第4位:SBJ銀行
SBJ銀行は、韓国の大手銀行である新韓銀行を中核とする「新韓金融グループ」の日本現地法人です。新韓金融グループは、ニューヨーク証券取引所に上場(証券コード:SHG)しています。
韓国資本ですが、全国銀行協会に加入しており日本の金融庁の統制下にあります。もちろん預金保険の対象で1000万円までの元本と利息が保証されます。
普通預金の金利は年0.02%と野村信託銀行と並んで第3位です。メガバンクの20倍の水準です。
ネットバンキングの「SBJダイレクト」では、他行宛振込手数料が月7回まで無料というメリットもあります。
楽天銀行も対象で、8回目以降の送金は200円(税抜)です。SBJ銀行間の振込は無料です。
条件は特にありません。口座開設・維持手数料も無料です。ただし、郵送での口座開設の場合は、50万円以上&1年以上の定期預金が必要となります。
トークン(ワンタイムパスワード生成機)も発行手数料無料で利用できます。
SBJダイレクト契約の際にトークンを選択し、預金残高が3万円相当額以上または借入残高がある個人(個人事業主含む)だと、無料で使えます。
SBJ銀行は1週間定期預金「なのかちゃん」が0.1%と短期定期預金では屈指の高金利です。
通常の定期預金も高金利です。1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・3年・5年が用意されています。
第6位:住信SBIネット銀行
SBIホールディングスと三井住友信託銀行のネット銀行「住信SBIネット銀行」も、楽天銀行と同様に銀行・証券連携によって高金利になります。
SBI証券に口座を開いたら、「SBIハイブリッド預金」という普通預金に預けられます。
SBIハイブリッド預金の残高はSBI証券での投資に利用できるのが特徴です。預金であると同時に証券の予備資金となります。
もちろん、証券取引は一切せずに普通預金のみを利用することができます。証券会社の煩わしい勧誘などは皆無です。
住信SBIネット銀行の開業直後から口座を保有していますが、一度たりとも電話がかかってきたことはありません^^;
SBIハイブリッド預金は金利の優遇もあり、年利0.01%とメガバンクの10倍です。
ただし、ATMで入金したり、給与・収入が普通預金に入金されただけでは、優遇金利(0.06%)が適用されません。
高金利にするには、普通預金からSBIハイブリッド預金へ振替えの手続きが必要です。また、SBIハイブリッド預金のままATMで出金できないのもデメリットです。
出金するには普通預金への振替えが必要です。もっとも、Webサイトやスマホでサクッと手続きは可能です。
「スマートプログラム」という制度があり、前月末の取引状況に応じて、翌月の手数料無料の優遇を受けられるメリットがあります。
項目 | ATM入出金手数料 | 他行宛振込手数料 |
---|---|---|
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
若年層優遇の制度もあり、30歳未満だと無条件でランク2となります。ランク3以上の判定条件は30歳以上の方と同一です。
どのランクでもミライノカード(JCB)の利用、外貨預金・仕組預金の月末残高によって最大で月200ポイントを得られます。
ミライノカード ゴールドを持つとスマプロランクが2ランクUPします。年100万円の利用で年会費が無料になり、特典も充実していて質実剛健です。年会費無料のゴールドカードは稀有です。
なお、自行宛振込手数料、預入時のATM手数料はどのランクでも無制限に無料です。ボーナスポイントは1ポイント1円でキャッシュバックされます。
ランクの判定、その他スマートプログラムの詳細については、以下で徹底解説しています。
このうちランク2(ATM月5回・他行宛て振込月5回無料)までは容易に達成可能です。
SBI証券に口座開設して、SBIハイブリッド預金に1,000円預け入れ、1南アフリカランド(6~13円程度で推移)を外貨預金すればランク2に到達します。
SBI証券の口座開設・維持手数料は無料で口座維持に一切費用はかかりません。
住信SBIネット銀行はまずSBI証券に口座開設して、その後にSBI証券の会員サイトから申し込むのも選択肢です。
こうすれば当サイト限定のSBI証券のタイアップ・プログラムを利用でき、3,000円分のAmazonギフト券がもれなくプレゼントされます。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。住信SBIネット銀行との同時口座開設も可能です。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
↓
当サイト限定キャンペーンで口座開設
口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。
SBI証券分のキャンペーンは不要だったり、証券口座を開きたくない場合は、住信SBIネット銀行の口座開設のみもできます。
住信SBIネット銀行にはデビットカードもあります。国際ブランドはVISAです。
月間のデビット利用金額合計の0.3%分がポイントとして貯まります。更に、対象機関利用金額に応じて最大17,500ポイントのスペシャル(ボーナス)ポイントも付きます。
住信SBIネット銀行の口座開設と同時にデビットカードも発行できます。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
住信SBIネット銀行は、容易に振込手数料が月3回まで無料・ATMの手数料は月5回まで無料にできるので、口座を作っておくとお得です。詳細は以下にまとめています。
住信SBIネット銀行はお得なキャンペーンにエッジ・優位性があります。
第7位:大和ネクスト銀行
大和ネクスト銀行という大和証券グループのネット銀行があります。大和証券との連携があるネット銀行なので、金利が高金利となってます。
普通預金の金利は年利0.005%であり、メガバンクの5倍です。
他行宛振込手数料が月3回まで無料というメリットもあります。楽天銀行も対象です。4回目以降の送金はは200円(税抜)です。
楽天銀行・SBI新生銀行・GMOあおぞらネット銀行以外なら、本人名義の口座への振込は何度でも無料。また、他の大和ネクスト銀行の口座への振込も無料です。
他の金融機関の他人名義口座、楽天銀行・SBI新生銀行・GMOあおぞらネット銀行への振込は、月3回まで無料、それ以降は200円(税抜)となります。
口座開設・維持手数料も無料です。ただし、現在は大和証券に口座を開設することが必要です。
キャッシュカードは大和証券の「ダイワカード」を利用できます。セブン銀行ATMでの入出金手数料が無料です。
大和証券のオンライントレードに即時入金して、そこから大和ネクスト銀行に振り返ることもできます。
大和証券に即時入金できる銀行は、ゆうちょ銀行・三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・PayPay銀行です。
第8位:SBI新生銀行
SBI新生銀行は1000万円以上預け入れると普通預金の金利が年0.002%となり、メガバンクの2倍になります。
また、下記いずれか1つの条件を満たすと「新生プラチナ」というステージが適用されます。
- 預け入れ総資産の月間平均残高が2,000万円以上
- 所定の投資商品の月間平均残高が300万円以上
- 預け入れ総資産500万円以上かつ所定の投資商品10万円以上
- パワースマート住宅ローンのご利用
住宅ローンを組んでいるとプラチナになります。もしくは元本割れリスクが低い債券投信を300万円購入することでも充足できます。
プラチナになると普通預金100万円以上で普通預金の金利が年0.002%となります。1000万円以上だと年0.003%です。
普通預金の金額 | 新生スタンダード | 新生ゴールド | 新生プラチナ |
---|---|---|---|
100万円未満 | 年0.001% | 年0.001% | 年0.001% |
100万円以上 | 年0.001% | 年0.001% | 年0.002% |
300万円以上 | 年0.001% | 年0.001% | 年0.002% |
1000万円以上 | 年0.002% | 年0.002% | 年0.003% |
SBI新生銀行は無料でキャッシュカードが発行されます。口座開設・維持手数料に加えて、ATM手数料が無制限で無料なのが大きなメリットです。
SBI新生銀行、セブン銀行、イーネット、ローソン、ゆうちょ銀行、全都市銀行・信託銀行・商工中金などの提携ATMの入出金手数料が無制限無料です。これは大変に便利ですね!
SBI新生銀行は、1回1万円以上の振込入金があると、Vポイントが25ポイントもらえます。月2回までとなっており、1ヶ月あたり合計で50ポイントです。
SBI新生銀行は振込入金以外でも、ファミリーマート等にあるE-net(イーネット)のATM利用で1ヶ月30Vポイントが得られます。毎月80ポイントは手にすることができます。
取引 | 対象条件 | Vポイント数 |
---|---|---|
E-net(イーネット)の ATMの利用 | 入金もしくは出金 | 1回15ポイント 毎月最大30ポイント |
振込入金 (国内円建ての振り込み) | 1回10万円以上の他の 金融機関からの振込入金 | 1回25ポイント 毎月最大50ポイント |
合計 | 最大80ポイント/月 |
その他、自動引落新規登録・住宅ローンなどでVポイントが得られます。月末残高10万円を1口としてポイントが当たる抽選も行われます。
SBI新生銀行はポイント還元に強みがある銀行です。
第9~10位:スルガ銀行ANA支店/Vポイント支店
スルガ銀行ANA支店
スルガ銀行ANA支店は、スルガ銀行がANAと提携して運営しているネット銀行です。普通預金の金利は年利0.002%であり、メガバンクの2倍です。
普通預金が高金利であること以外にも、銀行取引でANAマイルが貯まるメリットがあります。
給与振込口座指定、クレジットカードの引き落とし、携帯電話等の引落とし、デビットカード利用などのお取引でザクザクとマイルが貯まります。
スルガ銀行のANA支店で毎月の給料が入金する度に、毎月50マイルがプレゼントされます。スルガ銀行が「給与」と認識できる10万円以上の入金が対象です。
セブン銀行は振込1件あたりnanacoポイント10ポイント、SBI新生銀行はVポイント25ポイント、スルガ銀行Vポイント支店は50ポイントです。
1マイルの価値は1.5~2円はあるので、スルガ銀行ANA支店は、最も豪華となっています。
クレジットカードなどの各種支払いをスルガ銀行のANA支店からの口座振替にすると、毎月の引き落とし1件あたり5マイルがもらえます。
NTT・各種携帯電話の支払いをスルガ銀行のANA支店からの口座振替にすると、毎月の引き落とし1件あたり10マイルがもらえます。
生命保険・損害保険を口座振替で支払うと、1件あたり5マイルがもらえます。
預入れ金額に応じてANAマイルがプレゼントされる「マイル付き定期預金」があります。1年ごとの自動継続で、満期ごとにANAマイルが貯まります。
マイル付きダイレクト投資信託、マイル付き外貨定期預金、マイル付きローンもあります。
「ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード」を発行しています。
Visaデビットでの国内・海外ショッピングの前年のご利用額に応じて年1回ボーナスマイルがプレゼントされます。
- 100万円以上200万円未満:3,000マイル
- 200万円以上:8,000マイル
100万円ちょうど使った場合はマイル付与率0.3%(1マイル2円換算で還元率0.6%)、200万円ちょうど使った場合は、マイル付与率0.4%(1マイル2円換算で還元率0.8%)です。
ちなみにANAマイルを貯めている方におすすめのクレジットカードは、ANAカードです。
ソラチカカード、ソラチカゴールドカードなら、Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボを活用して繰り上げ返済の手間をかけると、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となります。
ANAカードの中では、ANA VISAカード、ANA Mastercardが、ソラチカカードとの併用でマイル付与率を格段に上げることができて魅力的です。
年会費80,000円~155,000円(税抜)のANA プラチナ・プレミアムカードを除くと、ANAカードの中ではお手軽に高還元にできます。
ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。
ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。
ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
年会費が上がってゴールドカードでもOKで、コンビニATMでの繰り上げ返済に抵抗がある場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。
会員サイトで手続きできる特定の支払い方法の活用で、年会費は10,500円(税抜)となり、継続ボーナスが2,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。
ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。
以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。
スルガ銀行ANA支店は、給与振込み、クレカや携帯等の口座振替、定期預金などでマイルが付与されるのがお得です。詳細については、以下で徹底解説しています。
スルガ銀行Vポイント支店
スルガ銀行にはVポイント支店という支店もあります。普通預金の金利は年利0.002%であり、メガバンクの2倍です。
Vポイント支店は毎月の給料が入金する度に、毎月Vポイント50ポイントがプレゼントされます。スルガ銀行が「給与」と認識できる10万円以上の入金が対象です。
スルガ銀行Vポイント支店では、「VisaデビットTカード」が発行されます。デビットカード、Tカード、銀行キャッシュカード、ローンカードの4つの機能が一つになったカードです。
東京スター銀行
東京スター銀行は東京都港区赤坂に本店を置く第二地方銀行です。紆余曲折を経て現在は台湾の CTBC Bank(中國信託商業銀行)の傘下となりました。
かつては普通預金の金利は年0.02%と野村信託銀行、SBJ銀行と並んで第3位で、メガバンクの2000%という高金利でしたが、現在は年0.001%とメガバンクと同等水準まで低下してしまいました。
定期預金のキャンペーンも定期的に開催されており、メガバンクよりも高金利となっています。
ゆうちょ銀行のATMで無料で入金できます。出金はゆうちょ銀行に加えてセブン銀行のATMでも無料で行えるので便利です。
高島屋の店内に店舗があり、土日も営業している支店もあります。
短期の定期預金
普通預金ではありませんが、1週間・2週間・1ヶ月といった短期の定期預金も、予備資金の預け入れ先として有力候補です。
解約にペナルティがない短期定期預金ですと、普通預金に準じた形で置くことができます。
何もしなかったら自動的にロールオーバー(同じ期間の定期預金に再度預け入れ)するように設定できます。期間が来るごとに再度預け入れる手続きは不要です。
SBI新生銀行には2週間定期預金があります。1口50万円以上(インターネットの場合)は、年0.05%となります。
SBI新生銀行は電話でいつでも定期預金を中途解約できて、解約ペナルティで元本割れすることはないので利便性が高いです。電話は24時間営業となっています。
ネット銀行であるオリックス銀行のeダイレクト預金金利は、50万円以上の場合は、2週間ものが0.04%~0.07%で推移しています。
SBJ銀行は1週間定期預金が年0.10%です。SBI新生銀行よりも入出金や振込手数料の面で弱いですが、金利は高めとなっています。
静岡銀行のインターネット支店「WebWallet」は、高還元の定期預金キャンペーンが定期的に開催されています。
まとめ
マイナス金利移行、メガバンク・ゆうちょ銀行の普通預金の金利は年0.001%に張り付いています。
仕方ないことですけれども、どんな状況下でも少しでも金利を獲得したいですよね。
小売店舗やクレジットカードの利用促進、銀証連携による証券サービスの利用促進の効果がある銀行は、マイナス金利の状況でも普通預金に高金利を提示しています。
普通預金が高金利である銀行のランキングを再掲します。一部の地域の方のみが加入できる信用金庫・信用組合などは除いています。
- あおぞら銀行 BANKの年利0.2%、GMOあおぞらネット銀行:年利0.11%
- イオン銀行:年利0.10%
- 楽天銀行:年利0.10%
- 野村信託銀行:年利0.02%
- SBJ銀行:年利0.02%
- PayPay銀行:年利0.01%(100万円以上は年0.015%)
- 住信SBIネット銀行:年利0.01%
- 大和ネクスト銀行:年利0.005%
- SBI新生銀行:年利0.002%~0.003%(1000万円以上)
- スルガ銀行ANA支店:年利0.002%
- スルガ銀行Vポイント支店:年利0.002%
日常の利用や他の利便性も考慮する場合に最もおすすめなのは、銀証連携口座を許容できるならGMOあおぞらネット銀行、証券口座は開きたくないならイオンカードセレクト発行でイオン銀行で0.1%の金利を獲得することです。
ただし、イオン・マックスバリュ・ダイエー・ミニストップ・まいばすけっとが近くにないと、ATMでの入出金に手数料がかかってしまいますし、クレカを作成するのに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
セカンドベストとしては、楽天銀行です。楽天証券に口座を開設して銀行と証券口座を連携させることで年0.1%になります。
住信SBIネット銀行もスペックが高くて、普通預金以外にも振り込み手数料無料などのメリットがあります。SBI証券との連携で高金利となります。
住信SBIネット銀行はまずSBI証券に口座開設して、その後にSBI証券の会員サイトから申し込むのも選択肢です。
こうすれば当サイト限定のSBI証券のタイアップ・プログラムを利用でき、3,000円分のAmazonギフト券がもれなくプレゼントされます。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。住信SBIネット銀行との同時口座開設も可能です。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
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当サイト限定キャンペーンで住信SBIネット銀行と同時口座開設
口座開設・キャンペーンの手順については、以下にまとめています。
SBI証券分のキャンペーンは不要だったり、証券口座を開きたくない場合は、住信SBIネット銀行の口座開設のみもできます。
証券口座を開設するのがいやな場合は、東京スター銀行、SBJ銀行、PayPay銀行が有力候補です。