モスバーガーで2017年5月16日から電子マネー楽天Edy、7月4日からSuica・PASMO・manaca・ICOCA等の交通系電子マネーが使えるようになります。
2018年3月14日からはクレジットカード決済も導入しました。Visa、Mastercard、銀聯カードが利用可能です。JCB・アメックス・ダイナースは使えません。
今後はポストペイ型電子マネーのiDにも対応する予定です。2011年以来6年ぶりのPOSシステム刷新によって具現化しました。
小銭を数えてできるだけ減るように計算するという手間から解放されます。
また、お会計でポイント、マイル、キャッシュバックなどを受けることができて地味に得します。
モスバーガーの電子マネー、クレジットカード決済の導入についてまとめます。
モスの電子マネーとクレジットカード対応
モスバーガーで利用できるクレジットカードの国際ブランドは、Visa、Mastercard、銀聯です。
JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、DISCOVERは利用できません。
モスバーガーは三井住友カードとの提携によって、クレジットカード決済の導入、電子マネー決済の拡大を実現しました。三井住友カードには以前にインタビューしたことがあります。
電子マネーはSuicaやPASMO、TOICA、manaca、ICOCA等の交通系電子マネーに加えて、楽天Edy、iDにも対応します。
クレジットカード決済と電子マネー決済に対応したマルチ決済端末の導入によって実現しました。
クレカや電子マネーでサクサクと支払って、モスバーガーをお得に楽しむことができます。
現金払いだと1円も得しませんし、小銭が出るのが煩わしいです。経費処理を行える場合は、経費処理にややこしい手間が発生するので、できる限り現金払いは避けたいのが人情です。
しかし、今回のクレジットカード対応、取扱い電子マネーの拡大によって、大多数の方がクレカ・電子マネー払いが可能になりました。
具体的には2017年~2018年に以下の電子マネー・クレジットカードに対応します。
区分 | 名前 |
---|---|
2017年5月16日~ | 楽天Edy |
2017年7月4日~ | 交通系電子マネー ・Kitaca、Suica、PASMO ・TOICA、manaca(マナカ) ・ICOCA、SUGOCA ・nimoca、はやかけん |
2018年3月14日~ | クレジットカード |
2018年中 | iD |
リクルートカードでチャージした楽天Edyで決済するとポイント二重取りとなり、還元率は合計1.7%と高還元になります。
訴求力の高いポイント二重取りが可能です。将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
今回のモスバーガーでのクレジットカード、電子マネー決済の拡大は朗報です。マクドナルドに続いてモスが英断を下しました。
クレカ・ポイントの導入がファミレスは進む一方、ファーストフードではまだまだ普及していませんでした。
今後もモスバーガーと同様の動きが全国各地で広がっていくのを期待します。
日本ではまだまだクレジットカードの利用率が低いです。もっと利用頻度を上げると経済効果が発生するので、より一層の普及を期待します。
モスバーガーでの利便性・お得度が一気に向上しました。
「便利」かつ「お得」です。どちらか片方を満たしていることはあっても、両方を高い次元で充足しているのは卓越しています。
モスバーガーで使うクレジットカードとしては、第一に高還元カードをおすすめします。年会費を無料にできるカードも多いです。
その他、おすすめのクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
モスバーガーをよくお使いの方ですと、モスカードが最高にお得です。モスバーガーで使える事前チャージ型のプリペイドカードです。
通常は3,000円以上の入金で1%相当のMOSポイントが得られてクレジットカードのポイント等と合わせてポイント二重取りが可能です。
毎月25~29日の「モスカードの日」は1,000円以上の入金で4%相当のMOSポイントが得られます。MOSポイントは10ポイント10円相当でモスバーガーでの飲食に使えるので現金同様です。
「モスカードプログラム」のランクに応じたベネフィットもあります。シルバーとゴールドは誕生月プレゼント(抽選)、ランク別クーポン、ランク別プレゼントキャンペーンの特典を受けられます。
また、クレジットカード・電子マネーの導入と合わせて、共通ポイント制度の導入も期待したいところです。
ライバルのマクドナルドでは全国の店舗でdポイントが導入されており、お会計時にdカード、dポイントカードを提示すると、お買上げ1回あたり、 購入額100円(税込)ごとに1ポイントのdポイントが貯まります。還元率1%です。
2017年6月1日からは日本全国のマクドナルドで、楽天ポイントカードが導入されました。貯まるポイントをdポイントか楽天ポイントかで選べるようになりました。
モスバーガーでもTポイント、Pontaポイント、WAON POINT、楽天ポイントカード、dポイント等の共通ポイントが貯まるようになると、より一層お得になります。
ポイント二重取りが可能
電子マネーはポイント二重取りが可能である点も大きなメリットです。代表例は以下の組み合わせです。
クレジットカードに抵抗がない方でも活用するとお得です。
将棋において飛車だけよりは、飛車・角の方が強いのと同様に、ポイントも一つだけよりは二つ獲得できる方が嬉しいですね。
モスバーガーで使うクレジットカードとしては、第一に高還元カードをおすすめします。年会費を無料にできるカードも多いです。
その他、おすすめのクレジットカードについては、以下で徹底的に解説しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
年会費無料のおすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
マイルが貯まりやすいクレジットカードは以下をご参照ください。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、VISA、Mastercardにまとめています。
銀聯カードは日本国内でも三井住友カードや三菱UFJニコスが発行しています。
三井住友カードの銀聯カードはポイント付与の対象で、しかも定期的にポイント5倍(2.5%還元)のキャンペーンを行っています。
この期間中は三井住友銀聯カードを活用するとお得です。
おすすめの組み合わせ
モスバーガーでは多種多様なクレジットカード、電子マネーの利用が可能です。どれがいいのか迷ってしまいますね。
そこで以下では初心者の方向けにおすすめの決済方法をレコメンドします。
リクルートカード+楽天Edy
リクルートカード(VISA/Mastercard)は、年会費無料で1.2%の高還元です。楽天Edyへのチャージもポイント付与の対象です。JCBだとNGである点に注意しましょう。
Edyチャージ時に1.2%、利用時に0.5%で合計1.7%還元となります。
しかも、カード利用で貯まるリクルートポイントを小口で消化できるのが大きなメリットです。楽天Edyへのチャージはリクルートカードがベストです。
電子マネーチャージ利用分は、1枚あたり合計で月30,000円までがポイント付与の対象となります。
月3万円まではEdyチャージ時に1.2%、利用時に0.5%で合計1.7%還元となります。
JCBの場合はEdyチャージはできませんけれども、nanaco、モバイルSuicaへのチャージはポイント付与の対象です。
実際にJCBとMastercardの2枚のリクルートカードで電子マネーチャージしたところ、月6万円(720ポイント)まではしっかりと獲得できました。
リクルートポイントはじゃらん、ポンパレモール、ホットペッパーグルメ、ホットペッパーティーなどのリクルートのサービスで、1ポイント1円で使えます。
また、リクルートポイントはPontaポイントと1ポイント単位で等価交換(1対1)が可能です。しかもリアルタイムに交換できます。
Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、GEO、シェル、ビックカメラ、コジマ、ピザハット、ライフなどにて1ポイント1円で使えるので便利です。
ポンタは普通に使うと1ポイント1円ですが、ポン活で「ローソンお試し引換券」を使うと、20~110ポイントで多種多様な商品と代えられます。
Loppiお試し引換券でPontaを使うと、1ポイント1.5~3円の価値が出ます。つまり、リクルートカードの実質的な還元率が1.8~3.6%となります。
リクルートカードは総合的にお得なクレジットカードであり、活用すると家計が頑健化します。日々の生活を豊かに彩ることができます。その他、詳細は以下にまとめています。
専門家がおすすめのJCBカードでもあり、実際に発行して使い倒したところ、日々のお買い物や電子マネーチャージでザクザクとポイントを得られました。
リクルートカードは6,000円以上のポイントを獲得できるお得なキャンペーンを開催しています。
ビックカメラSuicaカード+Suica
ビューカードの中で年会費が緩い条件で無料になる稀有なクレジットカード「ビックカメラSuicaカード」は、Suicaチャージで1.5%還元となります。
年会費は年1回の利用で無料になります。この利用にはSuicaチャージも含まれるので、年会費無料で維持するのは至極容易です。
ビックカメラSuicaカードは一般加盟店でクレジット決済した場合も1%と高還元です。
しかも、SuicaチャージならVIEWプラスが適用されて1.5%還元となるので、対応店舗ではSuica払いした方がお得です。
リクルートカード+Edyの1.7%還元と比較すると0.2%低くなりますが、ビックカメラSuicaカードはSuica機能もあるので、1枚のカードで完結するのがメリットです。
また、SuicaはJR東日本グループの電子マネーなので、ビューカードによるSuicaチャージの還元率は、改悪リスクが小さいのもメリットです。
ビックカメラSuicaカードは年会費が年1回の利用で無料、基本還元率1%、Suicaチャージ・JR東日本の定期券やきっぷ等の購入は1.5%還元と魅力的なクレジットカードです。
活用すると家計改善に大活躍してくれるクレジットカードであり、大量のポイントが得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
ANA VISA/Mastercard+ソラチカカード
モスバーガーでの支払いでマイルを貯めたい方におすすめなのが、ANAカードです。
ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
マイル還元率の側面では、ANA VISAカード、ANA Mastercardが、マイ・ペイすリボの活用でザクザクとポイントが貯まる仕組みがあります。
年会費80,000円~155,000円(税抜)のANA プラチナ・プレミアムカードを除くと、ANAカードの中ではお手軽に高還元にできます。
「マイ・ペイすリボ」を利用すると、リボ払い手数料の請求がある月は、ポイント(マイル付与率)が+0.3%になります。なんとANAマイルが1.3%還元に!
注目すべきなのは、リボ払いで支払った上で「リボ払い手数料」の口座引き落としが1円でも発生すれば、その月の利用代金のすべてポイントアップ(マイル付与率+0.3%)となる点です。
例えば、ある月の利用額合計が110,700円だった場合、マイ・ペイすリボの金額を110,000円に設定すれば、リボ払いの手数料は700円の部分にしか発生しません。
それでポイントが上がるので、リボ払いの手数料よりも、得られるポイントの方が圧倒的に大きくなります。
ANA一般カードとANAワイドカードの場合、マイル移行手数料が発生しますが、スケジュール管理を工夫すると3年に1回で済みます(1年あたり税抜2,000円)。
- 2021年4月1日に通常コース(手動移行)に登録(2022/3/31迄1ポイント→2マイルに)
- 2022年3月31日に全ポイントをマイルに移行
- 2022年4月1日~2024年3月31日の期間はポイントを交換しない(※2022年4月の獲得ポイントの有効期限は2024年4月末)
- 2024年4月にポイントをマイルに交換(※4月末までに交換しないとポイントが失効する点に注意)
後はこれを繰り返せば、マイル移行手数料の支払いは3年に1回で済みます。
年会費が上がってゴールドカードでもOKの場合は、ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードに魅力があります。マイル移行手数料が発生しないので、シンプルな運用が可能です。
マイル付与率は最大1.3%まで上昇し、年会費は9,500円(税抜)で継続ボーナスが3,000マイルもらえます。フライトボーナス・独自特典も充実。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANA VISA/マスター ワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは、クレジットカードのレジェンドも高く評価しています。
年会費は跳ね上がりますけれども、ANA VISAプラチナ プレミアムカードだと、マイ・ペイすリボの活用でマイル付与率が最大1.8%も貯まります。