moomoo証券は、日本の大手ネット証券では見られない情報を確認できるのが最大のメリットです。
ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス等の著名投資家の売買情報、米国株のファンダメンタルズ分析・テクニカル分析、世界市場の最新ニュースなどの多様な機能がある金融アプリ「moomoo(ムームー)」を提供しています。
アメリカで開発されたアプリで利用者は世界2000万人超です。
moomoo証券のメリット・デメリット、有意義な使い方について解説します。
目次
moomoo証券とは
moomoo証券(ムームー証券)は、日本株・米国株や金融市場に関する幅広い情報が手に入るアプリを運営する会社です。
主な特徴
- NASDAQ上場企業グループ
- 日本の大手ネット証券では見られない情報もあってエッジあり
- アプリの利用料は無料(希少な情報・最新ニュース・株価・テクニカル指標などを確認可能)
- 学習コンテンツも豊富で初心者にも有意義
- 開始はiOSアプリまたはAndroidアプリをダウンロードしてアカウントを無料登録するだけで簡単
moomoo証券は、株式投資の初心者から経験者まで幅広い方に有用なネット証券です。
リアルタイムの株価・板情報、最新のマーケットニュース・テクニカル指標などはもちろん、大手ネット証券にはない情報もあって希少価値が高くなっています。
iOSアプリ、Androidアプリをダウンロードすると、誰にも簡単に利用可能です。
社名 | moomoo証券株式会社 |
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Moomoo Securities Japan Co., Ltd. | |
設立 | 大正9年4月 |
資本金(資本準備金含む) | 56億2千5百万円(令和4年9月時点) |
本店住所 | 東京都渋谷区渋谷1丁目2-5 MFPR渋谷ビル11階 |
代表者 | 代表取締役社長 伊澤 フランシスコ 慶応義塾大学法学部卒、ソシエテ・ジェネラル証券・リーマン・ブラザーズ証券などのトレーディング部門で株式・デリバティブ取引に充実。 その後、SBI証券のマーケティング部長、サクソバンク証券社長を経て、moomoo証券代表取締役社長 |
連絡先 | clientservice@jp.moomoo.com |
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第 3335 号 |
第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業 | |
加入協会 | 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会 |
取引所資格 | 東京証券取引所 総合取引参加者 |
大阪取引所 先物取引等取引参加者 | |
投資者保護 | 日本投資者保護基金 |
経営状況 | 業務及び財産の状況に関する説明書、財務諸表 |
東京支店 | 東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目10番7号 蛎殻町ビルヂング5階 |
大阪支店 | 大阪市北区西天満4丁目6番12号 第一住建裁判所前ビル4階 |
問い合わせ先 | 【カスタマーサービス(本店)】 電話:0120-58-7133(固定のみ無料・携帯不可) 03-6387-9318 メールアドレス:clientservice@jp.moomoo.com |
moomoo証券は2022年10月に、次世代金融情報アプリ「moomoo(ムームー)」を日本で開始しました(金融庁の金融商品取引業者として登録)。
Moomooグループは200以上の国・地域でサービスを展開しており、世界中で人気を博しています。
銘柄のチェックや分析、管理が一つのアプリで手間なくできて、株式投資に必要な情報を簡単に手に入れられます。
デモトレード・オンラインセミナーなどの学習コンテンツも豊富となっており、初心者の方でも知識を習得可能です。
moomoo証券は多様な賞を受賞しており、高く評価されています。
- Best Trading Platform(2022 FinTech Breakthrough Awards)
- Best Active Trading App(2021 Investing Simple Awards)
- mergind Wealth Broker Junding Award(2021 Securities Times)
- Finrech Award for Trading Services(SBR Technology Excellence Awards 2021)NASDAQ上場企業グループのサービスなので安心
moomoo証券ではメンバーシップ・ポイントプログラムがあり、moomooポイントを利用して特典を利用可能です。
マイページにある「ミッション」のクリア、アプリのログイン、キャンペーン等でポイントを獲得できます。
moomooポイントの有効期限は2年間で、現金への交換、ポイントの譲渡は不可能です。
moomoo証券のメリット
日本のネット証券では入手しにくい海外市場ニュース、上場企業の情報が多数あり、外国株投資に興味のある人に役立ちます。
また、国内株についても主要株主などでは、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券、その他のネット証券では見られない希少な情報があり、エッジが効いています。
SNSのような機能もあり、他の投資家の意見をウォッチして、自分自身の投資・分析に活かすことも可能です。
主なメリット
- ウォーレン・バフェットなど有名大口投資家、機関投資家の売買動向をチェック可能
- 指標のチェックが便利(構成銘柄別の騰落率もわかりやすい)
- 豊富な市場ニュース
- スマート&スピーディーに米国株・日本株や世界中の指数の分析が可能
- 投資家コミュニティでの意見交換
moomoo証券のアプリの登録・利用は無料なので、お手軽に試すことが可能です。
日本の証券会社では入手しにくい情報をGET可能
moomooの最大のメリットは、日本のネット証券では提供されておらず、機関投資家でないと入手しにくい投資情報を閲覧できる点が挙げられます。
また、分析したい銘柄の個別ページの「分析」タブをタップすると、多様なデータを参照可能です。
主な例
- 空売り出来高
- 空売り残高
- テクニカル指標総合分析
- 企業評価(PER・PBR・PSR)
- 機関投資家の持ち株比率
- アナリスト評価
- 目標株価
また、米国株の株価は0.3秒ごとに更新されてパワフルなスピードを誇っていますし、板情報(上下60本の気配値)も確認可能です。
さらに、数十種類のテクニカル指標を擁しているチャート機能、アナリストの株価予想など、多様な機能があります。
豊富な市場ニュース
moomooでは多様な情報に素早くアクセスでき、取引に活かすことができます。
主な情報元
- 株探
- みんかぶ
- Bloomberg
- Dow Jones
- InvestorePlace
- Benzinga
ブルームバーグや、ウォール・ストリートジャーナル運営のDow Jonesなど、多様な情報を閲覧可能。海外メディアの情報は翻訳されているので安全・安心です。
カレンダーから今後発表予定の重要な経済指標、配当などの予定も確認でき、25種類以上のカスタマイズ通知を設定できます。
投資家コミュニティでの意見交換
アプリのタブ「Moo」から、SNSのように他の投資家の投稿を閲覧でき、集合知を活かすことができます。
Feedからあらゆる投稿を時系列でチェックしたり、特定銘柄の個別ページでコメントをチェックすることも可能です。
moomoo証券は、日本の他のネット証券では見られない情報をチェックでき、高機能ツール・投資情報を得られます。iOSアプリまたはAndroidアプリをインストールするだけでスタートできます。
スマホ・PC・タブレットで利用可能
スマホアプリは、iOSアプリまたはAndroidアプリに対応。Windows Phone、ブラックベリーは対象外です。
moomoo証券のアプリ・サービスは、パソコン・iPad等のタブレットでも無料で利用可能です。
iPadで利用する場合も、App Storeからアプリを無料でダウンロード可能です。
大きな画面で閲覧できるため、チャートや板情報も見やすいでしょう。
PCブラウザから閲覧する場合は、moomoo証券の公式サイト右上にある「ログイン」からアカウントにログインしてサービスを利用します。
また、デスクトップアプリもあり、投資家フレンドリーです。
デメリット
moomoo証券には利点が多い反面、欠点も存在しています。
主なデメリット
- 株式や投信の取引はまだ非対応
- スペシャルな高機能の利用にはポイントが必要
- バッテリーの消費が早いという意見
- 海外ニュースの和訳が今ひとつなケースも
実際の取引はまだ非対応(デモトレードは可能)
記事公開時点では、moomooで可能な売買はデモ取引のみとなっており、実際の株式の売買はできません。
moomoo証券のアプリで銘柄や市況分析を行い、そのまま発注したい方にとっては、短所となりえます。
しかし、今後アップデートによって取引できる可能性もあります。
最上級のツール・機能利用はポイントが必要
moomoo証券は他のネット証券では見られず、プロ投資家も参照するような希少なデータを利用することができます。
しかし、NASDAQ TotalView、NYSE OpenBook、デリバティブLV2、SG先物LV1リアルタイム相場、香港株LV2リアルタイム相場など、一部機能はmoomooポイントの利用が必要です。
バッテリーの消耗が早いという意見
SNSではバッテリー消費が早いという評判・口コミがあります。
ただし、多機能であるがゆえの現象なので、仕方ないでしょう。
海外ニュースの和訳が今ひとつなケースも
moomooの海外ニュースは自動翻訳が可能ですが、日本語としてやや不自然に訳されるケースがあります。
総合的に短所より長所が優れている
確かにmoomooには欠点があります。しかし、これらは大多数の投資家にとっては問題ないでしょう。以上の短所は敢えて挙げたものであり、大きな問題ではありません。
まとめ
次世代の金融アプリmoomoo(ムームー)は、2018年にアメリカのシリコンバレーで産声を上げました。
ユーザー数2000万人以上の人気金融アプリで、親会社はNASDAQ上場企業です。
moomoo証券はアメリカで開発されたアプリで、情報格差を埋めるために、多様な情報を提供しています。
香港オンライン証券ではNo.1のシェアで、なんと成人の45%がダウンロードしています。
リアルタイム株価、米国株・日本株・中国A株・香港株。米国株の板情報、先物のリアルタイム。ダウ・ジョーンズの情報も見られて、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事も閲覧できました。
ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析に加えて、流動性分析も。注文・約定分析、市場建玉分布、積極売買トレンド、空売り、機関投資家の持株比率、大口投資家、変化率もチェック可能です。
テクニカル指標の過去1年のバックテスト結果も表示されます。
ポイントプログラムも提供しており、moomooポイントを特典に交換することができます。
- moomoo証券では、米国株など世界中の株式・マーケットに関する幅広い情報を無料で閲覧可能
- 学習コンテンツも豊富で初心者にとっても有意義
- iOSアプリまたはAndroidアプリのダウンロード&アカウント無料登録で開始が簡単
moomoo証券は、NASDAQ上場企業であるFutu Holdings Limitedのグループ会社です。
親会社のFutu Holdings Limitedは、技術的イノベーションを通じて安全・便利・オープンなデジタル金融情報サービスのプラットフォームを展開している次世代フィンテック企業です。
日本での知名度は高くありませんが、NASDAQ上場企業ということで、一定の安心感があります。
moomoo証券はわが国の金融庁の金融商品取引業者として登録されており、日本証券業協会・日本投資顧問業協会に加入しており、一定の法令・ガイドラインの遵守を期待できます。
moomooは株式投資に興味があり、他のネット証券では見られない情報に興味がある方にとっては大きなメリットがあります。
米国株の投資情報が充実しており、日本株も多くの主要株主など他ネット証券では見られない情報を閲覧できます。株式投資を行っている方には特におすすめです。
価格情報・銘柄・市況に関する情報・ニュースを簡単に取得でき、取引のチャンスを逃しにくくなります。
moomooは取引情報が充実しているので、メインの証券会社のサブ口座としてもおすすめです。
実際に私もフル活用しており、投資に役立てています。