上場!マクアケ(4479)のIPOの初値予想

更新日: IPO

マクアケ

マクアケ(4479)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2019年11月26日(火)~12月2日(月)、上場日は2019年12月11日(水)です。

新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,550円(1単元15.5万円)です。仮条件は2019年11月25日(月)、公募価格は2019年12月3日(火)に決定。予想PERは50.5倍です。

初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

1,700〜2,500円(想定価格比+9.7%~+61.3%)

マクアケは世にない新しいものが最初に見つかり、手に入る場所を提供することを目的に、国内NO.1購入型クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」を展開しています。

監査法人は有限責任監査法人トーマツで、本社所在地は東京都渋谷区渋谷2-16-1 Daiwa渋谷宮益坂ビル 10Fです。

マクアケとは

マクアケは「生まれるべきものが生まれ、広がるべきものが広がり、残るべきものが残る世界の実現」というビジョンのもと、「世界をつなぎ、アタラシイを創る」をミッションとして掲げています。

事業展開を通じて、様々な企業や個人に対してマーケティング、PR及びファンの創出、資金獲得にかかる手段や機会を提供していくことを目指しています。

マクアケの事業はクラウドファンディング事業の単一セグメントで、「Makuake」サービス、「Makuake Incubation Studio」サービス、その他のサービスの3つのサービスにより構成されています。

従業員数は60名、平均年齢は31.2歳、平均勤続年数は1.5年、平均年間給与は581.7万円です。

「Makuake」サービス

クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」の運営を通じて、資金の受け手と出し手をインターネット上でマッチングするサービスです。

  • 新しいアイデアや優れた技術等を用いた製品又はサービスの実現及びその加速を希望する企業や個人(プロジェクト実行者)
  • そのプロジェクトを支援する複数の個人等(プロジェクト支援者)

プロジェクト実行者が予め設定した支援額に応じたリターンを目的としてプロジェクト支援者が支援(購入金額の前払い)を行う仕組みであり、新製品・新サービスにかかる予約購入サービスの側面を有しています。

 

マクアケは、プロジェクト支援者がプロジェクト実行者へ支援金を提供することが決定(プロジェクト成立)した場合に、プロジェクト実行者から一定のプラットフォーム利用料を受領しています。

当該サービスにおけるプロジェクト支援者からプロジェクト実行者への支援金提供の決定方式には2種類があります。

  • プロジェクト掲載の終了期日までに集められた支援額がプロジェクト実行者に提供(支援総額が目標額に達していない場合を含む)されるAll-in方式
  • 支援総額が設定された目標額に達した場合にのみプロジェクト実行者に提供されるAll or Nothing方式

「Makuake」サービスにおいては、事業開始以来「ものづくり」領域へ注力してきたことから掲載プロジェクトの内訳として、プロダクト系(各種新製品の開発等)分野のプロジェクトが多く、その他にも飲食分野(会員制や新規飲食店舗)等の多様なジャンルのプロジェクトを取り扱っています。

なお、2018年5月に地方自治体がプロジェクト実行者となりプロジェクトへの寄附を募る「ふるさと納税型クラウドファンディング:Makuakeガバメント」を立ち上げ、各地方自治体における活用も円滑にする試みを開始しています。

「Makuake Incubation Studio」サービス

企業等が有する研究開発技術を活かした新事業を創出するため、新製品の企画、企画を実現するためのパートナーマッチング、プロジェクトの戦略立案や事業計画、マーケティングレポートの作成等、製品開発領域における各種インキュベーションサービスを提供しています。

マクアケは、企業の研究開発テーマや成果の中に有用な技術であるにも拘らず事業化に至っていない案件が数多く存在していると考えています。

「Makuake」サービスの運営を通じて蓄積した顧客ニーズのデータやノウハウ等を活用し、企業の有用な技術を活用した新しい発想の製品開発をサポートすることで、報酬を受領しています。

なお、当該サービスによる製品開発サポートを通じて、「Makuake」サービスにおけるプロジェクト導出に注力しています。

その他のサービス

「Makuake」サービスの運営に関連して以下のサービスを展開しています。

  • EC(電子商取引)サイト運営サービス
  • 広告配信代行サービス
  • Makuake SHOPサービス
  • 販路紹介サービス

マクアケのIPOの諸データ

マクアケの業績推移

業績面では売上高・純利益は美しい右肩上がりとなっています。経常利益は減益の年度があるものの、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

マクアケの業績推移

主要な連結経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期
決算年月 2014年9月 2015年9月 2016年9月 2017年9月 2018年9月
売上高 (千円) 25,142 109,982 204,721 478,961 958,003
経常利益 (千円) -97,106 -83,859 -87,459 61,579 156,189
当期純利益 (千円) -71,813 -65,578 -61,452 43,478 112,890
資本金 (千円) 65,000 97,500 97,500 132,995 132,995
発行済株式総数 (株) 2,600 3,900 3,900 4,993 9,986,000
純資産額 (千円) 30,927 30,348 -31,103 83,365 196,255
総資産額 (千円) 78,631 173,106 254,603 576,655 957,124
BPS (円) 11,895 7,782 -7,975 8.35 19.65
1株配当 (円)
EPS (円) -32,892 -20,123 -15,757 4.61 11.3
自己資本比率 (%) 39.33 17.53 -12.22 14.46 20.5
自己資本利益率 (%) 166.39 80.75
株価収益率 (倍)
配当性向 (%)
営業CF (千円) 216,104 323,176
投資CF (千円) -14,957 -91,958
財務CF (千円) 70,990 -2,500
現金等 (千円) 465,931 694,649
従業員数 (人) 11 17 20 30 48

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数は2016年2月以降は長らく上昇トレンドが続き、2006年の高値を目指して爆進中となっていましたが、2018年1月下旬をピークとして下降トレンドが続いていました。

記事交換時点までの数ヶ月はボックストレンドとなっています。

軟調になると向かい風となり、底打ちして堅調な相場に回帰すれば、IPOにおいて追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

マクアケのIPOの規模は最大で約45.4億円であり、東証マザーズとしては大型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は980,000株、売出株式数は1,565,000株、オーバーアロットメント(OA)は381,700株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約27%とやや高めです。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は62%です。

株主名 保有割合 ロックアップ
(株)サイバーエージェント 71.36%
KSK ANGEL FUND LLC 13.71%
中山亮太郎 5.05%
坊垣佳奈 2.45%
木内文昭 2.45%
堀越寶世 1.83%
生内洋平 0.55%
矢内加奈子 0.37%  
森恵 0.37%  
中村剛
佐藤啓
木曽恵里夏
0.27%  

初値予想

マクアケの事業は、、国内NO.1購入型クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」等ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業であり、比較的信頼性が高いクラウドファンディングということで新規性があります。

予想PERは50.5倍であり、類似企業と比較すると割高感があります。ただし、PERは成長期待によって大きくぶれます。

コード 銘柄名 PER PBR 配当利回り
3482 ロードスターキャピタル 9.83 2.58 1.39%
3494 マリオン 8.46 0.63 2.13%
8938 グローム・ホールディングス 6.97 1.02 0.44%

上位株主にVCが名を連ねているものの、万遍なくロックアップがかかっています。

約45.4億円という上場規模は東証マザーズとしてはかなりの大型です。

東証マザーズの35億~50億円未満の大型IPOの初値結果は以下のとおりです。

  • ダブルエー:-0.2%
  • ツクルバ:±0%
  • Delta-Fly Pharma:-8.1%
  • マネーフォワード:+93.5%
  • ティーケーピー:+74.3%
  • ソレイジア・ファーマ:+26.5%
  • うるる:+11.0%
  • MS-Japan:+5.8%
  • グローバルグループ:+60.0%
  • オープンドア:+23.3%
  • 中村超硬:+11.8%
  • U-NEXT:+31.7%
  • ムゲンエステート:+10.0%
  • GABA:-6.0%
  • ネクスト:+35.5%
  • エムケーキャピタルマネージメント:+157.8%
  • ナノ・メディア:+62.7%
  • クリエイト・レストランツHD:+28.6%
  • フィンテック グローバル:+103.0%
  • ディー・エヌ・エー:+210.0%
  • コスモス薬品:+5.5%
  • シコー技研:+66.7%
  • ディップ:+100.0%
  • 日本ケアサプライ:+23.1%
  • 日本ベリサイン:+108.3%
  • メディネット:+260.0%
  • トランスジェニック:+30.6%
  • ウォーターダイレクト:+200.0%

以上を総合考慮して、初値予想は「公開価格近辺で若干のプラスリターン」です。


主幹事は大和証券です。その他は、みずほ証券、SBI証券、三菱UFJモルスタ証券、SMGC日興証券、マネックス証券、岩井コスモ証券で申し込めます。

証券会社名 割当株式数 割当比率
大和証券 2,290,700 90.01%
みずほ証券 101,800 4.00%
SBI証券 50,900 2.00%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 25,400 1.00%
SMBC日興証券 25,400 1.00%
マネックス証券 25,400 1.00%
岩井コスモ証券 25,400 1.00%

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野村證券

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<投資スタンス>
中立
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、S級銘柄の当落に影響がない対面証券では申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)※回数制限やS級狙いで回避することも
  4. やや弱気:SBI証券以外は原則回避、対面証券はバーター取引ならOK(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも)
  5. 弱気:SBI証券以外は回避

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