ラグジュアリーカードという高級クレジットカードがあります。年会費が高額なだけ合って、限度額が高いか否か気になる方もいらっしゃるでしょう。
2018年8月6日にはカード運営業務に携わっているアプラスが新システムに移行してて、利用限度額の仕組みが見直されました。
アプラス発行のクレジットカードを複数枚保有している方、個人用カード、ビジネスカードのラグジュアリーカード2枚持ちを行っている方、キャッシングを利用している方は、より一層便利に使いやすくなりました。
ラグジュアリーカードの利用限度額について、2025年4月の最新の状況をわかりやすく徹底的に解説します。
目次
Luxury Cardの利用限度額の目安
ラグジュアリーカードにはチタンカード、ブラックカード、ゴールドカードの3種類があります。
初期の利用可能枠の目安
- チタンカード:50万円~
- ブラックカード:100万円~
- ゴールドカード:300万円~
低くても年会費5万円(税抜)のチタンカードで50万円、年会費10万円(税抜)のブラックカードで100万円、20万円(税抜)のゴールドカードで300万円の利用限度額は確保される傾向にあります。
なお、2018年8月5日まではクレジットカードごとに限度額が設定されており、その枠内でキャッシング利用可能枠が設定されていました。
2018年8月6日からの新システムではカードショッピング専用の限度額と、キャッシング専用の限度額が分離して、それぞれ別々に設定されることになりました。
一例としてはショッピング限度額500万円(うちキャッシング限度額100万円)の場合、システム移行後はショッピング利用可能枠500万円、キャッシング限度額100万円(総与信枠600万円)となる例が挙げられています。
基本的には現在のキャッシング限度額が独立した利用枠となり、ショッピング利用限度額には変更がない形になります。
ラグジュアリーカードの限度額は、会員サイト「Luxury Card Online」か「NETstation*APLUS」、もしくは利用明細書で確認できます。
ログインしたらトップページの左側の「お客さまの情報」欄にある「カード利用可能枠」に記載されています。
利用明細書でも左側の会員番号の下に表示されています。
複数枚のカード保有時の限度額
これまでラグジュアリーカードの限度額は、クレジットカードごとに設定されていました。
つまり、個人用カードとビジネスカード(法人カード・個人事業主向けカード)の2枚持ちを行っている場合、それぞれにショッピング利用可能枠が設定されていました。
私の場合は個人用ラグジュアリーカードが300万円、ビジネス用カードが100万円で合計400万円でした。
システム移行後は複数枚のラグジュアリーカード保有者は、持っているカードのうち最も大きな利用可能枠を設定したカードの限度額が「お客さまのご利用可能枠」となり、限度額が各カードで共通となりました。
これはJCBと同じシステムです。当方はJAL・JCBカード プラチナを持っているので、一般カードのソラチカカードも利用限度額が250万円となっています。
カードごとに設定されるよりも、総利用枠があってその範囲で自由に使える方が便利だと思うのでこれは改善だと考えます。
これから新しくビジネスカードに申し込む場合、法人用ラグジュアリーカードには個別に利用限度額が設定されます。
ただし、合算して限度額が高い方までしか利用できません。
例えば個人用のラグジュアリーカードが300万円で、新しく発行したビジネスカードが200万円だった場合、合計で300万円まで(ビジネスカードは200万円まで)となります。
既存のラグジュアリーカードの限度額では低くて、追加で新しい枠をほしい場合、2枚目のラグジュアリーカード追加発行ではなく、他社のクレジットカード、ビジネスカードを発行するのが無難です。
限度額の増枠申請は電話で申し込み可能
ラグジュアリーカードの利用限度額は、6か月間は変更できません。
半年が経過したらコールセンターに電話したら利用限度額の増枠申請が可能です。会員サイトでのネット申し込みはできません。
勤務先変更の有無、年収、他社からの借り入れ、住宅ローン、世帯人数、勤続年数、居住年数などの確認があり、その後審査が行われる流れとなります。
クレジットカードの利用限度額の増枠審査は、会員ページからポチッと申請するだけカードも多いので、電話のみで不便になっています。
限度額UPの可否については1週間程度の期間を目安として、登録先住所に書面で結果が通知されます。
また、管理画面で確認したら、結果をいち早く把握可能です。
実際に1ヶ月間に2,831,687円の利用実績を積んだ後に増枠申請を出しました。
3ヶ月合計では4,922,516円の状況だったので、正直100万円か200万円程度はUPしてくれると予想していました。
しかし、結果はNGでした。中小企業経営者に対しては、ラグジュアリーカードの利用限度額の増枠申請は厳しい印象があります。
事前入金すれば1回あたり9999万円まで決済可能
2020年10月中旬からは事前入金サービスが導入され、振り込んだ範囲内で最大9999万円まで決済可能になりました。

例えば、9999万円を事前入金しておけば、限度額9999万円のクレジットカードとして使えます。高額の税金の支払いがある場合、事前入金しておけば限度額の制限でカードが使えないという事態はありません。
事前入金は必要でクレジットカード特有の支払いの後払いはできませんが、ポイントが貯まるというメリットがあります。余った入金額は次回以降の支払いに利用できます。
ラグジュアリーカードなら利用限度額の壁を突破できます。

クレジットカード会社に課せられた制約によって支払いに支障をきたす事態はなくなります。高級車や家なども販売業者が対応していたらラグジュアリーカードで購入可能です。
事前承認手続きを行う場合は、フリーダイヤルで通話料無料のデスクに電話をかければOKです。
国税のクレジットカード払いに使うクレジットカードとしても有力です。

利用限度額の関連豆知識
ポイントの有効期限
ラグジュアリーカードの利用限度額が気になっている方は、カードショッピングの利用額が大きい方でしょう。
大量に獲得したポイントが失効するともったいないので、有効期限についても注意しておきましょう。
ラグジュアリーカードのポイントの有効期限は、獲得した月から5年後の14日となります。末日ではないので期限ギリギリのポイント失効に注意しましょう。
なお、新システム移行前に獲得した交換可能ポイントの有効期限は、特例で2018年8月より5年後の2023年8月14日となりました。
無条件でポイント有効期限が伸びるので嬉しい措置ですね!
現在のポイント数は会員サイトのトップページ中央右側「交換可能ポイント」で確認できます。有効期限など詳細は「ポイントの明細をみる」ボタンを選択したら表示されます。
ラグジュアリーカードのポイントは、一度に1,000ポイントをフィラディスワインお買い物クーポンに交換すると最もお得になります。


個人的には1,000ポイントを目指して貯めていましたので、有効期限が伸びるのは嬉しいです。マイラーならJALマイル、ANAマイル、ユナイテッド航空MileagePlus、HawaiianMilesも有力な選択肢です。
ワイン・マイルに興味がない方は、dポイント、EdyギフトID、nanacoギフト、クオカード、ジェフグルメカード、図書カードNEXTあたりが使い勝手が抜群です。
ショッピング利用代金の請求月
ラグジュアリーカードのショッピング利用代金の請求は、締切日(毎月5日)の当月27日となります。
利用明細書
利用代金等のお知らせは、毎月17日に登録しているアドレスでメールで連絡があります。
利用明細書の作成日(毎月14日)からアプラスの処理日までに利用金額などの変更があった場合、変更後の内容が毎月22日に改めて送られてくる流れとなります。
紙の利用明細を郵送してもらっていた方は、毎月19日~23日に一度届いた後、利用金額の変更があった場合、変更後の内容が毎月24~26日に改めて届くことになります。
なお、ラグジュアリーカードは5,000円以上の利用があった際はメール通知してもらう設定も可能です。不正利用を迅速に発見できてユーザーフレンドリーです。
また、定期的にサービスに関して紹介メールがあるので、ベネフィットを把握・確認することができます。
ラグジュアリーカードの限度額まとめ
ラグジュアリーカードにはチタンカード、ブラックカード、ゴールドカードの3種類があります。
初期の利用可能枠の目安
- チタンカード:50万円~
- ブラックカード:100万円~
- ゴールドカード:300万円~
低くても年会費5万円(税抜)のチタンカードで50万円、年会費10万円(税抜)のブラックカードで100万円、20万円(税抜)のゴールドカードで300万円の利用限度額は確保される傾向にあります。
2018年8月6日からはカードショッピング専用の限度額と、キャッシング専用の限度額が分離して、それぞれ別々に設定されることになりました。
また、ラグジュアリーカードには事前入金(デポジット)のシステムがあり、高額決済が承認されて事前に振り込めば、1回あたり9999万円まで決済可能です。
アプラス発行のクレジットカードを複数枚保有している場合、「お客さまのご利用可能枠」が設定されて、利用可能枠が共通となります。
最も利用限度額が高いカードに限度額がサヤ寄せされます。また、ポイント有効期限が付与月から5年後になります。
ラグジュアリーカードはライバルのクレカに一歩差をつける流麗な制度が満載であり、人生がもっと楽しくなるクレジットカードです。一度使ったらもう手放せません。
本物の高貴なクレジットカードであり、珠玉のベネフィットの良さには、ただもう溜息をつくばかりです。人類垂涎の至高の芸術作品といっても過言ではありません。
特典・カードの材質に徹底的にこだわっており、魅力的なクレカになっています。「神は細部に宿る」を体現するクレジットカードで、おすすめのステータスカードの一角。
ラグジュアリー・リムジン、ラグジュアリー・アップグレードといったゴージャスなダイニング特典が付帯しています。


レフェルヴェソンス・銀座小十・茶禅華などの高級店でリムジン送迎サービスを使えて、卓越したホスピタリティで快適に帰宅できます。VILLA FOCH銀座、VILLA FOCH 西麻布の優待も秀逸。
ラグジュアリーソーシャルアワーではリーズナブルな料金でワイン等を堪能でき、ストリーマーコーヒーの優待(1杯無料)、コース料理1名分無料サービスのLuxury Diningもあります。
以前にはレーシングドライバーのレジェンド、佐藤琢磨さんにラグジュアリーカードの魅力について聞きました!

ラグジュアリーカードは金属製デザインと構造で特許を取得した技術が用いられている金属製のクレジットカードです。
「ブラックカード」の商標も保有しており、金属プレートの加工はNASAに技術を提供している会社が行なっています。
ゴールドカードはアカデミー賞のオスカー像を作っている金属会社が作成しており、傑出したクオリティです。美しいゴールドを作れる会社として定評がある企業がハイ・クオリティーのカードを生産しています。
純金コーティングの素材力を遺憾なく発揮しており、光に反射してキラキラと輝いてゴージャス。24金クレジットカードらしく、光の当たり具合で表情が変化してラグジュアリーです。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュは、メールでの依頼が可能である点にエッジ・優位性があります。

実際に多様な案件を依頼したところ、ラグジュアリーカードのコンシェルジュには大満足でした。他のプラチナカード・ブラックカードと比較して秀逸です。

ラグジュアリーカードのコンシェルジュのメール対応については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、Mastercard Titanium cardを「尊敬の念を感じる」と言わせるカードと高く評価しています。
なんと最新クレジットカード&電子マネー&ポイント攻略ガイドで、「今持つべき最旬カード」第1位に選定されています。
プライオリティパス、VIP HOTEL & TRAVEL、The Ryokan Collection、往復3個の手荷物無料宅配、海外への手荷物配送、Hotels.com 9%OFFなどトラベル特典も充実しています。
ブラックカード以上の会員はハワイアン航空の上級会員資格も取得でき、ハワイ旅行で役立ちます。
TOHOシネマズの映画館無料特典をフル活用する場合は、年会費を上回るお得さがある稀有な高級カードです。使わなくてもお得なクレジットカード、年会費を取り戻せるプラチナカードの筆頭です。
Luxury CardのTOHOシネマズの無料特典に関しては、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも絶賛しています。
ラグジュアリーカードはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

2017年11月からは法人代表者・個人事業主向けのビジネスカードも登場しました。

その他、SBI新生銀行のプラチナ会員、国立美術館、LUXURY MAGAZINE、カフェ・ワインバー優待、ホームソーシャルアワー、プライベートジム優待、EARTH、家事代行、フラワーギフトなど充実の特典があります。
ポイントをワイン購入に使う場合、ポイント還元率はチタンカード2.2%、ブラックカード2.75%、ゴールドカード3.3%となります。


ブラックカード以上だとハワイアン航空の上級会員資格、名医紹介サービス、ウェルカムギフトも利用できます。
その他、ラグジュアリーカードの特徴、3種類のカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。


ラグジュアリーカードを実際に使ってみた感想については、以下にまとめています。総合的に大満足のステータスカードでした。

以前にラグジュアリーカード日本支社の林 ハミルトン 代表取締役社長に取材しました。充実の特典、イベントなど、Luxury Cardについて色々と聞き倒しています!

実際に使ってみて年会費を上回る価値があると確信しています。ラグジュアリーカードがある生活は優美でエレガントです。
ブラックカードは、マットな質実剛健さがスラムダンクのように力強く、蝶のように舞い蜂のように刺す「黒のカリスマ」です。
まさに「溢れる生命力と優雅さが調和」「最高のバリューの結晶」と評価できるハイ・クオリティー・カードです。特にユニークなダイニングサービスに強みがあります。
MastercardのWorld Eliteのステータス、豊富な各種特典、上質の素材に魅力を感じる方にとって、ラグジュアリーカードは有力候補となります。金属製のクレジットカードは稀有でエッジ・優位性があります。
最上位カードのブラックダイヤモンドカードはインビテーション制となっています。その他は自分から申し込めます。
ビジネスカードでも、24金のゴールドカードに申し込めます。
レストランでの食事後に送迎車で帰宅できる独自特典を利用したい場合、交通事故傷害保険(賠償責任保険付き)、美術館の企画展・常設展、24金仕上げの素材などを重視する場合などは、ゴールドカードが候補となります。