LINE Payと三井住友カードが提携して、2020年4月13日からVisaブランド搭載の「Visa LINE Payクレジットカード」を発行開始しました。
JCBブランド搭載型プリペイドカードの「LINE Pay カード」に続いて、クレジットカードも導入されます。
クレカなので入会時の審査は必要です。2022年4月末までは2%のLINEポイント還元で高還元のクレジットカードと評価できましたが、現在は特筆に値するわけではありません。
実店舗でのLINE Payコード決済(チャージ&ペイ)が5%還元のVisa LINE Payクレジットカード(P+)の方がお得。ポイントサイトで還元を受けられる時期があります。
Visa LINE Payクレジットカードについて、注意点を網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
63枚のクレジットカードを保有した経験があり、年会費の最高額は118万円の専門家が、机上の空論ではなく実際に活用した経験にもとづいた口コミです。
目次
年会費
Visa LINE Payクレジットカードの年会費は無料です。
コスト負担は発生しないので、幅広いユーザーにとってお気軽に使うことが可能なクレジットカードです。
追加可能カード(税抜)
- ETCカード:年会費500円、利用時は翌年無料/再発行1,000円
- 家族カード:1人目は無料、2人目以降は400円/再発行1,000円
なお、東京オリンピックを記念したスペシャルバージョンとして、日の丸をイメージした赤のカード、サッカー日本代表を想起させる青のカードが枚数限定で発行されました。
デザイン一覧
- スタンダードデザイン(WHITE / GREEN / YELLOW / BLACK)
- 東京2020オリンピックエンブレムデザイン」(RED / BLUE)
シンプルで先進的なデザインがコンセプトとなっており、LINEの緑色に加えて、4種類が用意されています。
国際ブランド
Visa LINE Payクレジットカードの国際ブランドはVisaのみです。Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースクラブはありません。
VISAは世界中で加盟店が多いのがメリットです。地球上で幅広く使える圧巻の決済力があり、一枚で世界中を飛び回れます。
JCB・アメックス・ダイナースクラブは海外での利用時は使えない加盟店も多く、結局サブカードとしてVISAかMastercardを持たざるを得ません。
事実、クレジットカードの売上高の世界シェアは、Visaが約39%で圧倒的なNo.1となっています(NILSON REPORT 2023年5月)。
- Visa:38.73%
- Mastercard:28.97%
- UnionPay(銀聯):23.45%
- Amex:4.61%
- JCB:2.53%
- DinersClub/DISCOVER:1.72%
カードショッピングで1%還元のLINEポイント
Visa LINE Payクレジットカードは、カードの利用に応じてLINEポイント還元を享受できます。基本還元率は1%と合格水準です。
ポイント二重取りが可能なTOYOTA WalletやKyash Card、高還元のクレジットカードと比較しても、LINEポイントをためたい方なら許容範囲となっています。
クレジットカードで貯めたLINEポイントは、通常のLINE Pay残高と同じように、LINE Pay加盟店でのコード決済に利用できます。
LINE Pay残高、LINE Payボーナスとの比較は以下のとおりです。
名前 | LINE Payの支払い | 送る | 出金 |
---|---|---|---|
LINEポイント | ◯ | × | × |
LINEボーナス | ○(優先的に消化) ※JCB加盟店やQUICPay+は× | ◯ | × |
LINE Pay残高 | ◯ | ○(優先的に消化) | ◯ |
決済基本情報
- 支払い方法:1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い
- 支払い日:月末締め翌月26日払い
Visa LINE Payクレジットカードのポイントは1利用ごとに付与されるので、100円未満の端数は切り捨てとなります。
大きな影響はありませんが、コンビニ等での99円未満の決済、199円といった決済の場合、月間利用額に応じてポイントを得られるクレジットカードの活用が選択肢です。
Kyash、モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuica、モバイルPASMO、SMART ICOCA、税金の支払い、国民年金保険料などが対象外である点に注意が必要です。
ポイント対象外
- 電子マネー/プリペイドカード/Walletサービス等へのチャージ(WAON・Edy・Suica・PASMO・Kyash等)
- 金融商品の購入(投資信託、証券等)
- 税金/保険において、1回あたりの支払につき5万円を超える分
- 国民年金保険料
- 寄付
- 年会費(クレジットカード年会費、ETC年会費等)
- 手数料(リボ払い分割払い手数料等)
- キャッシング
- その他、特別に指定する商品/サービス
税金の上限5万円はクレジット決済の場合であり、LINE Payの請求書払いでは満額のポイントを得られます。
チャージがポイント対象外の電子マネーは、対応クレジットカードを使いましょう。
電子マネー | カード名 | 還元率 | 年会費(税抜) |
---|---|---|---|
nanaco | セブンカード・プラス | 0.50% | 無料 |
楽天Edy | リクルートカード | 1.20% | 無料 |
エポスカード | 0.50% | 無料 | |
WAON | イオンカードセレクト | 0.50% | 無料 |
JALカード (JCB/ TOKYU/DC) | 0.5-1.0% | 2,000-31,000円 | |
モバイルSuica | ビックカメラSuicaカード | 1.50% | 年1回の利用で無料 |
「ビュー・スイカ」カード | 1.50% | 477円 | |
PASMO | TOKYU CARD ClubQ JMB | 1.00% | 1,000円 |
ANA To Me CARD PASMO JCB | 0.5-1.0% | 2,000円 | |
To Me CARD Prime PASMO | 0.50% | 年50万円以上利用で無料 | |
OPクレジットカード | 0.50% | 年1回の利用で無料 | |
JALカード OPクレジット | 0.5-1.0% | 2,000円 | |
モバイルPASMO、 SMART ICOCA | リクルートカード (VISA / Mastercard) | 1.20% | 無料 |
Delight JACCS CARD | 1.00% | 無料 | |
オリコカードザポイント | 1.00% | 無料 |
LINEクレカ(P+)なら最大5%還元
Visa LINE Payクレジットカードを「LINE Pay」と連携すると、事前に残高のチャージをせずにPayサービスのLINE Pay払いを利用可能。「チャージ&ペイ」という名前です。
LINE Pay加盟店でスマホ決済も利用できるようになり、面倒なチャージをせずにモバイル決済が可能になります。
ただし、2023年7月1日からチャージ&ペイの利用は一律で0%になりました。
今後は年会費無料カードでサブカードとしても有用な「LINEクレカ(P+)」なら、LINE Payのコード支払い(チャージ&ペイ)が5%LINEポイント還元です。
上限は1ヶ月500ポイントなので、10,000円利用分が上限となります。
LINE PayはPayPay加盟店でも利用可能です。ポイントサイト経由で申し込むとお得な時期があります。
LINE Payのスマホ決済を利用可能な主な店舗は下表のとおりです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ポプラ・生活彩家、セイコーマート、デイリーヤマザキ・ニューヤマザキデイリーストア・ヤマザキデイリーストアー |
スーパー | イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライス、コンフォートマーケット、サミット |
雑貨・家具 | 東急ハンズ、イケア |
SC・百貨店 | 小田急百貨店、そごう・西武、阪急阪神百貨店、アクアシティお台場 |
エンタメ | ラウンドワン、ジャンカラ、ゲオ、ゲオモバイル、コミックシーモア |
カフェ | コメダ珈琲店、おかげ庵、PRONTO、上島珈琲店、カフェプラザ、カフェコンフォート、MELLOW BROWN COFFEE |
フード・弁当 | ガスト、吉野家、松屋フーズ、すき家、ケンタッキーフライドチキン、はなまるうどん、リンガーハット、コメダ珈琲店、ロイヤルホスト、ファーストキッチン、ウェンディーズ、ほっともっと、ほっかほっか亭、日本美食、 CoCo壱番屋、あんかけスパゲッティ パスタ・デ・ココ、らーめん 麺屋ここいち、鉄板ハンバーグ にっくい亭、 キッチンオリジン、オリジン弁当、れんげ食堂Toshu、中華東秀 |
居酒屋 | 和民、坐・和民、ミライザカ、TEXMEX FACTORY モンテローザグループ(白木屋・魚民・笑笑・山内農場など)、 三光マーケティングフーズ(金の蔵・アカマル屋・月の雫など)、世界の山ちゃん |
ドラッグストア | マツモトキヨシ、サンドラッグ、ツルハドラッグ、ウエルシア、ココカラファイン、セイジョー、セガミ、薬王堂、ジップドラッグ、ライフォート、スズラン薬局、コダマ、キリン堂 |
書籍 | ブックオフ |
アパレル | AOKI、はるやま、P.S.FA、フォーエル、セカンドストリート |
メガネ等 | メガネスーパー、中央コンタクト、フラワーコンタクト、メアシス、ピジョンメガネ、メガネのアイガン |
家電 | ビックカメラ、ヤマダ電機、エディオン、ケーズデンキ、コジマ、ソフマップ、 ジョーシン、Joshinアウトレット、J&P、DISC・PIER、スーパーキッズランド、マザーピア、スーパーでんでんランド、楽天モバイル ジョーシンギア |
レジャー・宿泊 | エアトリ、東横INN、アパホテル、東京ドームシティ アトラクションズ、スパ ラクーア、ラクーア、東京ドームホテル、熱海後楽園ホテル他、上野動物園 |
交通 | MKタクシー、京都バスチケットセンター、大阪駅JR高速バスターミナル、三宮バスターミナルチケットセンター、みんなのタクシー (国際自動車・大和自動車) |
その他 | 出前館、サイクルベースあさひ、トイザらス、東海キヨスク、ミュゼプラチナム、キリンの一部自販機(Tappiness)、セレッソ大阪、アルビレックス新潟 |
ビックカメラ等のポイントが減少する店舗では、Suicaが使える場合はビューカードでチャージしたSuica払いがおすすめです。
イチオシは年会費が年1回の利用で無料、基本還元率1%、Suicaチャージ・JR東日本の定期券やきっぷ等の購入は1.5%還元のビックカメラSuicaカードです。
おサイフケータイ、Apple Pay対応端末をお持ちの方なら、東日本に住んでいなくてもおすすめです。Suica・モバイルSuica・Apple PayやGoogle PayのSuicaチャージに活用するとお得!
ビックカメラSuicaカードは、Suicaチャージが1.5%還元と日本最高峰で、一般加盟店でも1%還元となり、かつ年会費無料で維持できます。
ビックカメラはほとんど使わない方でもお得なクレジットカードです。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、ビックカメラSuicaカードがSuicaチャージにおすすめとおっしゃっていました。

クレジットカードのレジェンドがプライベートでも保有するのがビックカメラSuicaカードです!
活用すると家計改善に大活躍してくれるクレジットカードであり、大量のポイントが得られるお得な入会キャンペーンも魅力的です。
その他のビューカードでは、アトレ等のJRE CARD優待店・ルミネを使うなら3.5%還元のJRE CARD、そうでなければボーナスポイントの「ビュー・スイカ」カードが魅力的です。
Visaのタッチ決済を利用可能
Visa LINE Payクレジットカードは、三井住友VISAカードと同様にVisaのタッチ決済を利用できます。
他のカードでは年会費・発行手数料が無料であることが大多数なので、LINE Payのクレジットカードも同様だと予想します。
Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。
日本で普及しているiDやQUICPayのように、店舗のレジに設置された専用端末に「ピッ」とかざすだけで支払いが完了します。
サインも暗証番号の入力も不要で、スピーディかつ安全に支払いが完了します。ただし、一定金額を超える支払いの際には、暗証番号の入力かサインが必要となります。
日本国内だけでなく、海外でも利用できます。日本国内ではあまり普及していませんけれども、海外では幅広く普及しているので活躍する機会があります。
米国、カナダ、シンガポール、韓国、香港、台湾、オーストラリアなど、日本人がよく旅行する国々で普及が進んでいます。
Visa payWaveは国際標準規格なので、ワールド・ワイドに幅広い国々で利用できます。以下のマークがある交通機関や飲食店などで、サインレスにて電子マネー決済ができて便利です。
クレジットカードを相手に渡す必要がなく、スキミングなどのリスクもありません。不正利用などに対する安心感もあります。
日本国内の主な加盟店
- ローソン、マクドナルド、TSUTAYA、郵便局
- セブン-イレブン、ミニストップ、ポプラ・生活彩家、セイコーマート、アズナス
- イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズ、ヨークプライス、コンフォートマーケット
- イオン、ダイエー、まいばすけっと、マックスバリュ、ウエルシア、カスミ、マルエツ、Peacock Store
- ドン・キホーテ等のパン・パシフィック・インターナショナルHDの店舗
- ドトール、エクセルシオールカフェ、ビックボーイ
- コカ・コーラのマルチマネー対応自動販売機
- ゼンショーグループの一部店舗(※)
- 関西国際空港、東京空港交通 Airport Limousine、京都丹後鉄道、急行バス志賀高原線、京福バス(一部)
- イケアストア全店(IKEA Touchpoint 熊本を除く)
- 阪急阪神第一ホテルグループ、ホテルヴィラフォンテーヌ
- メガネストアー、Phiten、文教堂、ヒマラヤ
- 京王百貨店、表参道ヒルズ、東急プラザ銀座
※ゼンショーグループ対象店舗
すき家、ココス、ビッグボーイ、ジョリーパスタ、ヴィクトリアステーション、華屋与兵衛、エルトリート、牛庵、いちばん、宝島、はま寿司、久兵衛屋、カフェミラノ、モリバコーヒー、たもん庵、瀬戸うどん等
決済通知がLINEに届く
Visa LINE PayクレジットカードをLINE Payアカウントに登録したら、自動的にLINEウォレットのアカウントから利用内容を受け取れます。
他の「LINE Pay」の支払い方法同様に、支払いと同時にLINEウォレットのLINEアカウントから決済通知を受け取れてユーザーフレンドリーです。
万が一の不正利用があった場合、迅速に察知できるので、いち早くカード会社に連絡してカードを停止することが可能です。
また、その都度LINEで通知があると、使い過ぎの抑止的効果が出るという方もいらっしゃるかもしれません。
クレジットカードだと使い過ぎるという方で、通知があると抑制できる場合は便利な機能となります。
Pay対応
Visa LINE Payクレジットカードが対応しているQR/バーコード決済は、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、PayPayです。au PAY、メルペイ、ファミペイには対応していません。
ポイント二重取りが可能なのはd払い・ファミペイであり、2022年4月30日までは基本2%+0.5%=2.5%となります。
ただし、d払いのキャンペーンは、ドコモのクレジットカード(dカード・dカードGOLD)、携帯電話料金合算払い、残高払いに限定されているので、キャンペーンが非適用になる点は注意しましょう。
PayPay、楽天ペイでは支払いでも2%を得られるのがメリットですが、それぞれのキャンペーンが非適用になるのが欠点です。
7以降のiPhone、Series 2以降のApple Watchをお持ちの方は、Apple Payを利用可能です。
Visa LINE PayクレジットカードをApple Payに登録すると、iDとして割り当てられて、全国のiD加盟店でお買い物でき、LINEポイントも貯まります。
iDの利用分はポイントの対象ですが、Suicaチャージ・Suicaグリーン券・定期券など、Apple PayのSuica利用分はポイント付与の対象外。
Apple PayのSuicaがポイント対象のクレジットカードは以下で解説しています。
友だちへの送金は不可
Visa LINE PayクレジットカードをLINE Payと連携させたとしても、LINEの友だちへの送金に利用することはできません。
リアル店舗、オンラインショッピングでの支払いには使えますが、あくまでクレジットカードなので送金はミッション・インポッシブルです。
利用限度額
Visa LINE Payクレジットカードの利用限度額は低い傾向にあります。
- カードショッピングの利用可能枠:10万~80万円
- リボ払い・分割払い利用枠:10万~80万円
- キャッシング利用枠:0~50万円
私は三井住友カード プラチナを保有しているにもかかわらず50万円でした。
利用限度額が圧迫される場合は、銀行振り込みで前払いすることにより、利用可能枠を回復させることが可能です。
カードフェイス
Visa LINE Payクレジットカードのカードフェイスは、何も模様や文字がなく、国際ブランドのロゴ、オリンピックのマーク(限定デザインのみ)とシンプルです。
カード表面は氏名のみで、カード番号・有効期限・セキュリティコードは裏面なのが特徴です。
なお、裏面カード右下の「VISA」という文字がホログラムになっており、艶やか&華やかに光に反射してきらめきます。
これはなんと海外で発行されているVisa最上級のInfinite カードと同じロゴとなっています。
デメリット
Visa LINE Pay クレジットカードには利点が多い反面、欠点も存在しています。
主なデメリット
- ポイント付与の単位が1回ごと!1%時は99円以下は切り捨て
- 電子マネーチャージ等はポイント付与対象外
- LINE Payのコード決済は0%
- 初期設定しないと還元対象外
- 満18歳未満は申し込めない!審査落ちの可能性も
- 特典のLINEポイントの使い道が限定的
- 年1回も利用しないと年会費が発生
- 紙の利用明細が有料
- 利用限度額が低い
- 4桁の暗証番号を突破された場合は原則として補償なし
- あんしん利用制限サービスは利用不可
2023年5月1日からは、LINE Pay 請求書払いでの税金の支払いは0%還元となりました。今後は楽天ペイ、au PAYがおすすめです。
その他、nanacoチャージに使えるクレジットカードは、新規登録できるのが0.5%のセブンカード・プラスのみですが、Apple Payなら幅広いカードでポイントを得られて、税金の支払いでも得できます。
カードのWAONはイオンカードセレクトとJALカードのみですが、こちらもApple Payなら幅広いクレジットカードでチャージがポイント対象です。
LINEクレカの短所の詳細は以下で丹念に論述しています。
-
Visa LINE Pay クレジットカードのデメリット!やばい落とし穴を解説
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マイラーにとっては他のクレジットカードの方がお得
Visa LINE Payクレジットカード利用で得られるLINEポイントは、マイルへの交換が不可能です。
ANAマイル・JALマイル・デルタ航空スカイマイル・ユナイテッド航空マイレージプラスはもちろん、マイナーなLCCのマイル・ポイントにも移行できません。
したがって、2022年4月末までの2%還元は妙味がありますが、それ以降の1%還元は、マイル重視なら他のクレジットカードが有力候補と言わざるを得ません。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
マイルは価値にレバレッジがかかるのが魅力的です。特典航空券へ交換すると、1ポイントの価値が数円に昇華します。
国内線特典航空券で利用すると1マイルの価値が1.5円~2円程度、国際線のビジネスクラスだと1マイル2.5~6円程度、ファーストクラスなら7~16円程度に跳ね上がります。
特に一人旅をする機会がある方の場合、1人だと複数名よりも格段に特典航空券を取りやすいので、大きなメリットがあります。
例えば、1ヶ月前でもハワイのANA特典航空券を土・日が絡む日程で取れたりします。
実際に私はふと思い立って、2019年1月の正月の特典航空券を12月末に取って海外旅行に行きました。ハイシーズンの時期でも直前に取れました!
LINEポイントが改悪されていなければANAマイルが貯まりやすいクレジットカードとなりましたが、残念な結果となりました。
ANAマイル還元率1.5%~2%のダイナースプレミアム、1.5%のANAダイナースプレミアムを凌駕するマイル付与率となる可能性がありましたが、幻に終わりました。
カードを受け取ったら必ず行うべき作業
Visa LINE Payクレジットカードに申し込み、自宅に送られてきたら、必ずLINE Payアカウントにクレジットカードの情報を登録しましょう。
登録しないまま利用した場合、LINEポイント還元を受けられず、1円たりとも得しない点に注意が必要です。
Visa LINE Payクレジットカードの評判・口コミまとめ
「Visa LINE Payクレジットカード」は、年1回の利用で年会費が無料となり、実質無料と評価できます。
クレジットカードの発行後は、初期設定としてLINE Pay内で連携する必要があります。
基本還元率は1%で競争力はありません。
LINEポイントが改悪されたので、ソラチカカードと併用してLINEポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換すると高マイル還元とする技は使えません。
現在はソラチカカード、ソラチカゴールドカードが高還元でANAマイルを得られます。
Visa LINE PayクレジットカードはLINE Payのモバイル決済も可能であり、事前チャージが不要で各種支払いが可能になります。
これまではLINE Payの決済サービスはプリペイドが必須でした。
しかし、やはりチャージするという手間は面倒なので、Visa LINE Payクレジットカードを保有すれば無駄な時間を撲滅できるのは大きなメリットです。
インターネットの普及・深化で面白いコンテンツや役に立つ記事は無限に膨張しており、とにかく時間がないという方も多いと思います。
忙しい現代人はウルトラマンと同様に3分たりとも無駄には出来ません。面倒な作業は極力避けたいのが人情です。
可能な限りのショートカットが可能なのは便利でユーザーフレンドリーです。
Visa LINE Pay クレジットカードはApple Payも利用でき、スマホ1つでiD加盟店での支払いもできます。
カード利用があった場合、自動的にLINEウォレットのアカウントから即時で通知を受ける機能もあるので、カードの使い過ぎ防止・不正利用の早期発見でも便利です。
LINE Payにはモバイル決済サービス、プリペイドカード、LINE PayのQUICPayに加えて、クレジットカードも用意されており、幅広い決済手段が備わっています。
クレジットカードの導入でLINE Payの決済関連サービスが充実しました。デメリットはLINEとの連携が必須となっている点です。
LINEの利用に抵抗がある方の場合、基本的には還元率1.2%以上になる高還元クレジットカードがおすすめです。LINEポイントが貯まるクレジットカードもありますよ!
年会費無料カードで還元率が1%以上のクレジットカードもゴロゴロ存在しています。特におすすめクレジットカードについては以下にまとめています。
各共通ポイントを得やすいクレジットカードもあります。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
クレジットカードの諸々のファクターに着目してランキングを作成しました。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、VISA・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
多様な項目での最強のクレジットカード、その中で特にお得な一枚については、以下で論述しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。