2018年11月21日から、LINE PayはQUICPay(クイックペイ)と提携した非接触型決済サービスを開始しました。
Google Payに登録することで、LINE Pay残高でQUICPay+加盟店での支払いが可能になります。対応OSはおサイフケータイ搭載のAndroid端末のみです。
お得なキャンペーンも開催されています。LINE PayのQUICPayについて、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
LINE Payで使えるQUICPay+とは
LINE PayをGoogle Payに登録すると、全国のQUICPay+加盟店で支払いが可能になります。QUICPay+に対応した端末は、国内約81万箇所(2018年11月時点)に設置されています。
Google PayのQUICPayにLINE Payの残高を利用できるようになるイメージです。
注意点としては、通常のQUICPayのみの店舗では利用できず、QUICPay+対応店舗のみとなる点です。QUICPay+対応の主な店舗は下表の通りです。
ジャンル | 店名 |
---|---|
コンビニ | セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップ、ポプラ、生活彩家、ローソンストア100、デイリーヤマザキ |
スーパー | イトーヨーカドー、イオングループ、オーケー、アピタ、ピアゴ、アークス、平和堂 |
百貨店等 | ドン・キホーテ、名鉄百貨店、ジェイアール名古屋タカシマヤ、近鉄百貨店、JRセントラルタワーズ/JRゲートタワー/ゲートウォーク、ル・トロワ、なんばCITY、なんばパークス |
ガソリンスタンド | ENEOS、apollostation、ENEOS(セルフSS) |
ドラックストア | ツルハドラッグ、マツモトキヨシ、スギ薬局、ジャパン、ウエルシア薬局、ココカラファイン、富士薬品グループ(セイムス・スマイル・アメリカンドラッグ等)、くすりの福太郎、ドラッグユタカ、大賀薬局、新生堂薬局 |
食事 | マクドナルド、タリーズコーヒー、ドトール、吉野家、リンガーハット、すき家、壱番屋、すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、かっぱ寿司、コメダ珈琲、サガミグループ、鳥どり、海鮮三崎港、味の民芸 |
本・CD/DVD | HMV&BOOKS、明林堂書店、八重洲ブックセンター |
家電 | ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、エディオン、ヨドバシカメラ、PC DEPOT |
空港 | ANA FESTA、新千歳空港ターミナルビル、中部国際空港セントレア、大分空港 |
レジャー | 東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、MOVIX、ジャンカラ、スーパージャンカラ、USJ、スパリゾートハワイアンズ、京セラドーム大阪、快活CLUB、福岡 ヤフオク!ドーム、東京ドーム、コロナワールド、東京タワー、阪神甲子園球場、キッザニア東京・甲子園、アドベンチャーワールド |
アパレル | ユニクロ、ライトオン、コナカ、マックハウス、マックハウスプラザ、OUTLET-J |
タクシー | JapanTaxi、東京無線タクシー、国際自動車、チェカーキャブ、宝交通、日本交通 |
その他 | auショップ、カクヤス |
QUICPay、QUICPay+の詳細については、以下で徹底的に解説しています。
0.5%~2%のLINEポイントを獲得可能
LINE PayのQUICPayで決済すると、LINE Pay マイカラープログラムに応じたLINEポイント還元を享受できます。
具体的には、前月利用実績に応じて0.5~2.0%のLINEポイントを得られます。
前月の支払い金額 | バッジカラー | インセンティブ |
---|---|---|
1万円未満 | ホワイト | 0.5%(100円あたり0.5ポイント) |
1万円以上5万円未満 | レッド | LINEポイント0.8%(100円あたり0.8ポイント) |
5万円以上10万円未満 | ブルー | LINEポイント1%(100円あたり1ポイント) |
10万円以上 | グリーン | LINEポイント2%(100円あたり2ポイント) |
iPhoneやおサイフケータイ非搭載Androidでは利用不可
LINE PayのQUICPayを利用可能なのは、おサイフケータイアプリ(6.1.5以上)に対応しているAndoroid5.0以上のデバイスです。
おサイフケータイ非対応のAndroid、iPhoneでは利用することがミッション・インポッシブルです。
お得なキャンペーン
2018年11月21日~12月31日の期間中、Google Pay(QUICPay)連携開始記念キャンペーンが開催されます。
LINE PayアカウントをGoogle Payに登録完了すると、初回登録時に限り、一律で1,000ポイントのLINEポイントを得られます。
LINEポイントは利用登録が確認され次第、すぐに連携した「LINE」アカウントに付与されます。
LINEポイントは1ポイント1円分の「LINE Pay」残高として、街中のお店やオンラインショッピング、LINEの友だち間での送金などに利用できます。
また、メトロポイント、Pontaポイント等に交換することができるので、ANAマイルやJALマイルにも移行することが可能で流麗です。
おサイフケータイのAndroidを持っていて、手間を許容できるならば、サクッと1,000LINEポイントをゲットしちゃいましょう!
LINE PayのQUICPayを使うための登録手順は簡単です。
まず対応スマホに「おサイフケータイ」「Google Pay」をダウンロードします(既にダウンロード済みなら不要)。
次にスマートフォンの「LINE」アプリ内、「ウォレット」の残高表示部分を選択します。
そして、LINE Payメインメニュー内の「QUICPay」を選択して、「Google Payに登録」を選んで「LINE Pay」をメインカードに登録すれば設定完了となります。
その他、LINE Payのお得なキャンペーンについては、以下にまとめています。
まとめ
2018年11月21日から、LINE PayをGoogle Payに登録することで、LINE Pay残高でQUICPay+加盟店での支払いが可能になりました。
国内約81万箇所でサクッと簡単にモバイル決済サービスが利用できて流麗。
Payサービスとは異なり、QUICPayはかざすだけで爆速で支払いが完了するため、スムーズ&スピーディーな支払いが可能です。
LINE Pay残高は、LINE Payカード、QR/バーコード決済、QUICPay+と幅広い用途で使えるようになり、縦横無尽にお買い物ができます。
LINE Payカードの改悪以降、度重なる制度変更で迷走している感が拭えませんでしたが、今回のQUICPay+対応は明白な改善です。
特にコンビニ、ドラッグストア、タクシー等での小口決済で便利です。東京ディズニーランド、東京ディズニーシーでもQUICPay払いが可能となっています。
LINE Payを積極的に使いたくない方には、クレジットカードやデビットカードがおすすめです。
VisaデビットカードやJCBデビットカードの中には1%~2%還元のカードも存在しています。
原則として審査はなく、銀行の普通預金口座があれば作成できます。クレジットカードの審査に通らない方でも保有することが可能です。
デビットカードは事前のチャージが不要ですし、ポイント還元の上限も無制限か月20万円なのがメリットです。
原則として膨大なVisaもしくはJCB加盟店でのお買い物が可能で、日本国内だけでなく海外の加盟店でも使えますし、海外のATMでの現地通貨の引き出しも可能です。
ただし、デビットカードは高コストなので、海外ATMでの通貨引出しは最も低コストであるセディナカードがベストです。
年会費無料で基本還元率が最も高いデビットカードは、楽天銀行デビットカードであり、1%で楽天ポイントが付与されます。
JCBブランドは1種類、VISAブランドは楽天銀行ベーシックデビットカード、楽天銀行シルバーデビットカード、楽天銀行ゴールドデビットカードの3種類です。
セブン銀行のデビットカードは、セブン‐イレブン、そごう・西武、セブンネットショッピングでは1%、それ以外の加盟店も0.5%還元でnanacoポイントが得られます。
イオン銀行のデビットカードは還元率0.5%でイオンでの5%OFFの特典があります。
ただし、楽天市場や、マクドナルド・ミスタードーナツ・apollostation・大丸・松坂屋・ツルハドラッグなどの楽天ポイントカード加盟店を使わない場合は、楽天銀行のデビットカードは使い勝手が悪いです。
イオン銀行のデビットカードの方は、イオングループの店舗が近くにないとメリットが著しく減退します。
現金還元を重視しており、ポイント還元ではなくキャッシュバックがいい場合は、ネット銀行だとソニー銀行の「Sony Bank WALLET」が候補となります。
優遇プログラム Club S のステージに応じて、利用額の0.5%~2.0%がキャッシュバックされます。上限は20万円/月です。
住信SBIネット銀行のVisaデビットカードはいつでも0.6%の還元で、会員制度スマートプログラムのランクアップに役立つのがメリットです。
Mastercardデビットカードであるミライノデビットは0.8%還元、ミライノデビット PLATINUMは1.0%還元です。
メガバンクのデビットカードなら、還元率が低くても、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のデビットカードが候補となります。
その他、おすすめのデビットカードの比較については、以下で徹底的に解説しています。
ただし、デビットカードは還元率が低めなのがデメリットです。年会費無料で還元率が1.25%のクレジットカードがあります。
ポイント還元率に関しては、デビットカードはクレジットカードに負けます。高還元率のクレジットカードを日常の生活で使っていけば、家計が堅牢化します。
年会費が無料で1%~1.5%還元のクレジットカードもゴロゴロあります。
飛行機に乗る機会がある方なら、マイルが貯まるクレジットカード、航空系クレジットカードがお得です。
JALマイルが貯まるクレジットカード、ANAマイルが貯まるクレジットカードの他、ダークホースとしてはマイレージプラスカードもバリューが高いです。
ポイントやマイルに興味がない方は、キャッシュバックのクレジットカードがお値打ち。ポイントを貯めて交換という作業も省きたい場合、自動キャッシュバックのクレジットカードだと手間フリーです。
高級カードになるとコース料理1名分無料サービス、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、コート預かりなどの充実した特典が魅力的です。
おすすめのゴールドカードについては、ゴールドカードのランキングをご参照ください。年会費無料のゴールドカード、年会費が安い格安ゴールドカードもあります。
これらの中でも特に優れたゴールドカードは以下で丹念に論述しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめゴールドカードは以下でご紹介しています。
おすすめのプラチナカードについては、プラチナカードのランキングをご参照ください。その中でも特に特筆に値するカードは以下で徹底的に解説しています。
クレジットカードの頂点であるブラックカードについては、以下で精緻に分析しています。
数多くのブラックカードの中から日本で発行されているカードのランキングを以下にまとめました。
実際にブラックカードを活用したところ、お金では買えない類稀なエクスペリエンスが可能でした。
その他クレジットカードを比較検討したいという場合は、以下のクレジットカード一覧をご参照ください。おすすめクレジットカードについて徹底的にまとめています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
国際ブランドごとのおすすめクレジットカードについては、Visa・Mastercard・JCB・アメックス・ダイナースにまとめています。
どれか一つを挙げるならば、QUICPayの運営会社であるJCBのプロパーカードのJCB CARD Wがおすすめです。
JCBのプロパーカードであるJCBオリジナルシリーズは、卓越したT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が魅力的なクレジットカードです。
また、Amazon・セブン-イレブン・スターバックス等のJCBオリジナルシリーズパートナーでは還元率が高い隠れ高還元カードです。
セブン-イレブン、高島屋、AOKI、apollostation、スターバックス、ニッポンレンタカー、小田急百貨店、ワタミグループ等のJCBオリジナルシリーズパートナーでは屈指の高還元で流麗。
18歳以上39歳以下の方はJCB CARD W、JCB CARD W plus Lを発行できます。解約しない限り自動更新されるので、40歳以降も継続利用可能です。
年会費が無条件で無料、基本ポイント還元率が2倍と優遇されており、plus Lの方は女性向け特典・有料保険(女性疾病保険など)が付帯しているのが特徴です。
どちらも年会費無料かつ高還元であり、秀逸なハイ・クオリティー・カードです。
Amazonではポイント最大7倍キャンペーンを開催しています。キャンペーン終了後も4倍でファンタスティックです。
セブン-イレブンではQUICPay(nanaco)を使うと還元率2.5%になり、なんとセブンカード・プラスの1.5%を上回っています。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「メインカード」としてJCB CARD W、女性向けカードとしてJCB CARD W plus Lを挙げられていました。
また、クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんの「おすすめの若年層向けカード」はJCB CARD W、女性向けカードはJCB CARD W plus Lでした。
JCB CARD W、JCB CARD W plus Lはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。
以前JCBに取材に行き、イシュイング本部 イシュイング推進部 商品企画グループ 副主事の新宮さんにインタビューしました。
JCBカードの魅力、JCBの歴史・強み、安全・安心の信頼性と充実した特典を両立させている点について取材しています。
新宮さんもJCB CARD Wをご利用なさっていました。JCB CARD Wは中の人が保有するほどの魅力があります。
JCB CARD W / W plus Lは2024年9月30日(月)の入会まで、期間限定でお得な新規入会キャンペーンを行っています。