ライフコーポレーションが、ポイントカードと一体化の電子マネー「LaCuCa」を導入しました。「ラクカ」と読みます。
おサイフケータイはなく、カードタイプの「LaCuCaカード」をお店のレジで提示して使うことになります。
ライフでのお買い物が便利でお得になります。2023年の最新のLaCuCaについてまとめます。
LaCuCaはnanaco、楽天Edyと同様にプリペイド式の電子マネーであり、事前にチャージした金額内でお買い物することができます。チャージした残高は「LaCuCaマネー」と呼ばれます。
ライフ限定の電子マネーであり、ライフ以外では使えないハウス電子マネーです。ライフ直営売り場・サービスカウンターで利用でき、ライフ内のテナントでは使えません。
ライフのポイントカードの機能で、ライフでの買い物200円(税抜)ごとに1ポイント(還元率0.5%)が得られます。
これに加えて、LaCuCaマネー決済時に300円(税抜)ごとに1ポイント(還元率0.333%)を獲得できます。ポイント二重取りが可能です。合計で最大約0.833%が得られます。
利用金額 | 獲得ポイント | 合計 還元率 | ||
---|---|---|---|---|
ポイント カード機能 | 電子マネー 決済 | 合計 | ||
200 | 1 | 0 | 1 | 0.500% |
300 | 1 | 1 | 2 | 0.667% |
400 | 2 | 1 | 3 | 0.750% |
500 | 2 | 1 | 3 | 0.600% |
600 | 3 | 2 | 5 | 0.833% |
700 | 3 | 2 | 5 | 0.714% |
800 | 4 | 2 | 6 | 0.750% |
900 | 4 | 3 | 7 | 0.778% |
1,000 | 5 | 3 | 8 | 0.800% |
1,100 | 5 | 3 | 8 | 0.727% |
1,200 | 6 | 4 | 10 | 0.833% |
1,300 | 6 | 4 | 10 | 0.769% |
1,400 | 7 | 4 | 11 | 0.786% |
1,500 | 7 | 5 | 12 | 0.800% |
1,600 | 8 | 5 | 13 | 0.813% |
1,700 | 8 | 5 | 13 | 0.765% |
1,800 | 9 | 6 | 15 | 0.833% |
ポイントカード機能は200円ごと、電子マネー決済機能は300円ごとなので、200と300でちょうど割り切れる支払金額の時が還元率MAXとなります。
ポイント有効期限は購入月から約1年間となっています。正確には獲得月の翌年の月末までなので、最大13ヵ月です。
- 7月1日に獲得したポイント→翌年7月末まで有効
- 7月31日に獲得したポイント→翌年7月末まで有効
- 8月1日に獲得したポイント→翌年8月末まで有効
LaCuCa決済ポイントはライフポイントとして、レジでの支払い時に1ポイント1円で使えるので現金同様です。
LaCuCaへチャージできる上限額は5万円となっています。1回あたりの最大チャージ上限額は4万5000円です。
5万円という上限はnanaco、楽天Edyと同じで標準的です。Suicaの2万円の2.5倍の水準です。
ライフ直営売り場のレジ・サービスカウンター、店内の専用チャージ機で、現金1000円単位でチャージが可能です。クレジットカードによるチャージはできません。
LaCuCaマネーの残高の有効期限は5年間です。LaCuCaはライフ各店サービスカウンターでゲットすることができます。
LaCuCaのカード発行手数料は100円(税込)です。ただし、2018年3月末まではキャンペーンで無料となります。
16歳以上の方が作成できて、年会費は無料です。ライフ各店、セントラルスクエア各店、ビオラル靭店で利用可能です。
2016年7月15日に大阪・京都の5店舗、7月23日より東京の3店舗で先行導入されて、8月23日より全261店舗(当時の店舗数)で本格導入となります。
「クレジットカードだと使い過ぎる」という方は、事前にチャージした範囲でしか使えない電子マネーは、使い過ぎを防止できるというメリットがあります。
クレジットカードの審査に通らない方にとっても使い勝手がよいです。約0.333%のポイント還元の分、現金払いよりも着実にお得になります。
また、スーパーでお買い物すると、支払額1,377円といった端数になることが多いです。
そういう時に千円札で支払うと、小銭が山のように出てお財布が重くなってしまいます。したがって、できる限り手持ちの小銭をうまく組み合わせて、お釣りが出ないようにしますよね。
しかし、小銭をいちいち探すのは手間がかかるし、時間もかかります。混んでいる時だと無言のプレッシャーを感じることもあります。
また、現金で支払いをしていると、どんどんお財布の中のお金が減っていくので、定期的にATMでおろして補充する必要が生じます。
ATMが混んでなければいいのですが、お昼休みや夕方などの時間帯は待つことも多いです。人生の貴重な時間をATMに並ぶ時間に浪費するのは避けたいところです。
日常の支払いをカード払いにすると、財布の中の現金はあまり減らないので、ATMを使う頻度は減少します。いちいちATMに並んでおろす時間と手間が省けます。
LaCuCaがあれば、これらの意味のない時間と手間を省いて、その時間を好きなことや楽しいことに使って、人生を楽しむことができます!
2016年6月から一時的にライフコーポレーション以外のクレジットカード・デビットカードでの支払いでは、ライフのポイントが付かなくなりました。
しかし、嬉しいことに2023年1月現在はクレジットカードで払いでもポイントが得られます。
現金払い・クレジットカード払いでLaCuCa提示の場合、200円(税抜)ごとに1ポイントが得られます。還元率0.5%でライフポイントが貯まります。
したがって、電子マネー「LaCuCa」の意義は低下しました。高還元クレジットカードで支払い、LaCuCaを提示した方がお得です。
支払い方法 | ライフポイント | その他ポイント |
---|---|---|
現金支払い クレジットカード・デビットカード等での支払い | 200円(税抜)ごとに1ポイント | クレジットカード・デビットカード等のポイント |
LaCuCa | 200円(税抜)ごとに1ポイント | 300円(税抜)ごとに1ポイント |
クレジットカードに抵抗があったり作成が難しい場合でも、純粋な還元率では、審査なしで1%の楽天ポイントが得られる楽天銀行デビットカード(JCB)の方がお得です。
デビットカードは銀行口座から即座に利用代金が引き落とされるカードであり、LaCucaとメリットの類似性があります。
0.5%のANAマイルが貯まる「ANA VISAプリペイドカード」もお得な国際ブランド搭載プリペイドカードです。1マイルの価値を2円と考えるならば、実質的な還元率は1%となります。
楽天ポイントやANAマイルは不要という方ですと、0.2%キャッシュバックの「三菱UFJ-VISAデビット」が地道にお得なデビットカードです。
ただし、デビットカードは還元率は低めですので、あくまでメインの決済はお得なクレジットカードで行うのがおすすめです。
クレジットカードの保有に抵抗がない方は、やはりクレジットカードの活用がベストです。総合的なおすすめのクレジットカードについては、以下で徹底解説しています。
日本有数のクレジットカードの専門家でいらっしゃる岩田昭男さんのおすすめクレカについては、以下で徹底的に解説しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんのおすすめカードには、珠玉のクレジットカードが集結しています。
多様な項目での最強のクレジットカードについては、以下で論述しています。
年会費が無料のクレジットカードに限定したおすすめについては、以下にまとめています。
利用金額によっては年会費がかかっても高還元のクレカの方がお得になります。還元率が高いクレジットカードについては、以下で詳細解説しています。
また、ライフのクレジットカード「LC カード」なら、クレジットカードのポイントと、ライフのポイントを二重取りできます。0.5%+0.5%で還元率1%となります。