ゆうちょ銀行は日本最大級の預金量を誇っています。ATMの入出金手数料が365日無料である点、ネットバンキングはゆうちょ銀行間の振込手数料が月5回まで無料である点に人気があります。
ゆうちょ銀行の口座を保有しているという方も多いでしょう。そんなゆうちょ銀行はお得なキャンペーンを定期的に開催しています。
ゆうちょ銀行のキャンペーンについてまとめます。
目次
定番のキャンペーン
ゆうちょ銀行では、以下のジャンルで定期的にキャンペーンを開催しています(最新のキャンペーン)。
代表例
- JP BANK カード 入会キャンペーン
- ゆうちょデビットのキャンペーン
- 預金の金利のキャンペーン
- 投資信託のキャンペーン
- ゆうちょ銀行が媒介する住宅ローンの金利引き下げキャンペーン
- 年金新規お受け取り特典(景品のプレゼントなど)
- J-Debit利用のキャンペーン(抽選でプレゼントなど)
過去のキャンペーン
以下ではご参考までに、過去のゆうちょ銀行のキャンペーンについて掲載します。
ゆうちょでNISA!現金プレゼントキャンペーン
キャンペーン期間中、ゆうちょ銀行にNISA口座を開設すると、もれなく現金1,000円がプレゼントされます!
NISA口座とは、株式や株式投資信託等にかかる税金が無税となる制度ですね。「非課税口座」と呼ばれています。
他の口座との損益通算ができないため損してしまった場合はメリットがなくむしろデメリットが生じてしまいますが、約20%の税金が無税になるのはメリットが大きい制度です。
口座開設だけで1,000円プレゼントは銀行のキャンペーンとしては美味しい以外の何物でもありません。NISAには興味が無い方でも、手間を許容できるならゆうちょ銀行のNISA口座を開設すると1,000円をゲットできます。
ゆうちょ銀行の投資信託にはeMAXISシリーズなどの低コストインデックス投信もあります。申込手数料も0円なので、メインとしても利用可能です。
ゆうちょ銀行のNISA口座を申し込むには、窓口等で「NISA口座開設キット」を受け取り、必要書類を専用封筒に入れて申しこめばOKです。
2015年1月から1年単位でNISA口座を開設する金融機関を変更することができるようになっています。 他の金融機関から口座を変更される場合は、店頭での受け付けとなります。
キャンペーン期間は、2015年9月1日(火)から2016年3月31日(木)迄です。郵送の場合は、キャンペーン期間中にゆうちょ銀行に到着した分が対象となります。
ご利用は計画的に、期間には余裕を持つことが大切ですね。
NISA口座の開設までは1か月程度の期間がかかります。NISA口座は1人1口座が原則であり、金融機関への申し込み後、所轄税務署の確認を経て、口座が開設されます。
プレゼントの現金は、口座の開設が完了した月から2か月後以降に、投資信託口座の決済口座(通常貯金口座)に入金されます。
ただし、現金プレゼントを行う時点で口座解約などによって入金できない状況となっている場合は、キャンペーンの対象外となります。
ちなみにゆうちょ銀行で取扱いがあるeMAXISシリーズはSBI証券でも購入可能です。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
口座開設と5万円以上の入金・SBIハイブリッド預金への振替だけで、3,000円分のAmazonギフト券がプレゼントされます。
口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
NISA口座利用で最大2,000円CBキャンペーン!
キャンペーン期間中、ゆうちょ銀行の所定の方法でNISA口座で投資信託を購入すると、もれなく現金1,000円がプレゼントされます。しかも2年度にわたって適用されます。
- 2015年分のNISA投資枠の利用→現金1,000円プレゼント
- 2016年分のNISA投資枠の利用→現金1,000円プレゼント
最大2,000円となります。ただし、1年間に複数回購入した場合でも、現金1,000円のプレゼントは各年分でそれぞれ1回限りです。
例えば、2015年に5回に分けて買ったとしても、プレゼントは1,000円×5の5,000円ではなく、1,000円だけです。
対象はスイッチング専用商品を除く投資信託全ファンドです。窓口だけではなく、ゆうちょダイレクト・ゆうちょ投信WEBプレミアでの購入、自動積立による購入を含みます。
自動積立による購入については、既に自動積立を契約しているファンドと同一のファンドを新規で申し込んだ場合は、本キャンペーンの対象外です。
口座開設の1,000円と合わせて合計で3,000円をゲットできます。3,000円あったらランチだとかなり美味しい料理が食べられますね^^
0歳限定!はじめてのお年玉キャンペーン
新規で0歳の子供名義で通常貯金口座を開設すると、現金1,000円がもらえるキャンペーンです。開設時点の年齢が0歳(1歳未満)である方が対象です。
キャンペーン期間は2015年11月30日(月)迄です。いずれゆうちょ銀行の口座はどこかのタイミングで開設する可能性が高いですし、手間を許容できるなら、1歳未満の子供がいる方は開設しておきましょう。
普通預金口座開設だけで1,000円もらえるキャンペーンは、ゆうちょ銀行のみならず、わが国の全銀行・信金・労金までウイングを広げても滅多にありません。
残念ながら私は子供ができるのは遠い未来という情勢ですヽ(´ー`)ノ
「お年玉」という名目で入金されるので、入金のタイミングは2016年1月です。
このキャンペーンに参加すると、ゆうちょ銀行から年賀状が届きます。年賀状が不要な方は、12月10日(木)までに「はじめての年賀状」事務局(電話:0120-266-240)に連絡が必要です。
年賀状のくじもありますし、受け取っていいでしょう。複数回申し込んだ場合も、お年玉の入金は、一人あたり1回限りです。口座開設&解約を繰り返したとしても、もらえるのは1,000円だけです。
子供名義の口座開設には以下3点が必要です。
- 来店する方(親など)、子供の本人確認書類(健康保険証、運転免許証など)
- 来店する方が、口座名義人となる子供の親権者、法定代理人等であることが確認できる書類(健康保険証、住民票など)
- 届け出る印章
年金新規受取りで金利優遇
赤ちゃんだけではなく、年配の方向けのキャンペーンもあります。
自動継続扱いの1年定期預金の金利が+0.1%となる金利優遇クーポンがプレゼントされるキャンペーンです。上限は以下2つです。
- 2016年3月31日までに郵便局の貯金窓口またはゆうちょ銀行へ年金受取口座指定予約票を提出
- 2015年7月1日(水)〜2016年6月30日(木)までに、公的年金(国民年金・厚生年金・共済年金・恩給等)の自動受取りを新たに開始
金利優遇クーポンは、初回年金受給月の翌月中旬頃に、年金受取口座指定予約票に記入した住所に送られてきます。
転居先不明等により、金利優遇クーポンをお届けできない場合は無効となります。預入受付期間は、金利優遇クーポン到着後〜2016年8月31日(水)までです。
預入期間内に払い戻す場合は、優遇金利ではなく、一般の定期貯金の預入期間内払戻利率が適用されます。本キャンペーンは他のキャンペーンと重複して利用できます。
通常貯金からの預け替えも、本キャンペーンの対象です。満期後の定額貯金・定期貯金からの再預け入れ、満期日が到来していない定額貯金・定期貯金(担保定額貯金・担保定期貯金を含む)からの預け替えは本キャンペーンの対象外です。
ATM・ゆうちょダイレクトでの預け入れは本キャンペーンの対象外となります。窓口で申し込みましょう。
カードローン「したく」わくわくキャンペーン
2015年10月31日までにカードローン「したく」と契約して、10月31日時点で借入残高があると、図書カードがプレゼントされます。
- 利用残高5万円以上:図書カード500円
- 利用残高10万円以上:図書カード2,000円
10月31日時点で借入残高があればいいので、10月31日に借り入れて、11月1日に返済したら、支払利息は10万円の場合で数十円しかかかりません。
それで2,000円分の図書カードが戴けます。ただし、信用情報機関に借り入れ履歴が残る点には留意が必要です。
また、「ご返済遅延など、正常にお取引いただけない場合には、本キャンペーンの対象外とする場合がございます」という注意書きがあります。
もしかすると1日で返済したら、「正常にお取引いただけない場合」と判定されて対象外となる可能性はあります。
既にカードローン「したく」を契約していて、2015年7月末時点で利用残高が0円の方もキャンペーン対象です。
更に10月31日時点の利用残高5万円を1口として、10名に郵便局の「選べるギフト 河コースA」(2万円相当)が当たります。
JP BANK VISAカード/マスターカードのキャンペーン
ゆうちょ銀行は三井住友VISAカードと提携して、JP BANK VISAカード/マスターカードというクレジットカードを発行しています。
キャッシュカードとクレジットカードの一体型カードです。カードの枚数を減らすことが最優先事項という方に向いているクレカです。
「マイ・ペイすリボ」「安心オプション」登録で1,000円
2015年9月30日(水)までエントリーのうえ、新たに「マイ・ペイすリボ」か「安心オプション」(お支払いご指定金額3万円以下)に登録し、ショッピングで合計3万円以上を利用すると、もれなく1,000円がキャッシュバックされます。
「安心オプション」から「マイ・ペイすリボ」にお切り替えの方も対象です。
「マイ・ペイすリボ」とはリボ払いですが、初回(最初の支払い)の手数料は無料です。毎月の支払額は最低お支払金額以上であれば、自由に変更できます。
リボ払いの金額を利用限度額と同じに設定しておけば、リボ手数料は一切かかりません。1回払いと同じように使えます。
「安心オプション」とは、毎月の支払金額の上限をあらかじめ決めておき、上限を超えた利用分は自動的にリボ払いとなるサービスです。
ドコモポイント25%増量キャンペーン
2015年10月15日までのキャンペーン期間中に、JPバンクカードポイントを「ドコモポイント」に移行すると、移行ポイントの25%が増量します。詳細は以下で徹底解説しています。
ドコモポイントは2015年12月に「dポイント」になり、Tポイント・Pontaポイント・楽天ポイント(楽天ポイントカード)のように、ローソン等の加盟店にて1ポイント1円で使えるようになります。
また、ドコモ契約者以外も持てるようになります。詳細は以下をご参照ください。
海外利用でポイント3倍!キャンペーン
2015年9月30日(水)までのキャンペーン期間中にエントリーのうえ、海外でJP BANK カードをショッピング利用すると、海外ショッピングご利用分のJPバンクカードポイントが最大3倍になります。
ゴールドカード・ALente会員は、海外でのショッピング1,000円のご利用につき通常付与されるポイントに加え、さらに2ポイントが上乗せで付与されます。
海外のショッピングで通常付与されるポイントは支払い月に付与し、上乗せとなるポイントは、2016年1月にまとめて付与されます。
入会で1,000円キャッシュバック
8月末までは、キャンペーン期間中にJP BANK VISAカード/マスターカードに申し込み、2015年11月30日までにエントリーのうえ、合計5万円以上(税込)のショッピング利用でもれなく1,500円がキャッシュバックされるキャンペーンがありました。
3%相当のお得なキャンペーンでした。対象の公共料金等の支払いをすると、更に600円がキャッシュバックされます。対象となるお支払いは下表のとおりでした。
業種 | お支払い料金の種類 |
---|---|
電気 | 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力 |
ガス | 北海道ガス、京葉ガス、東京ガス、東邦ガス、大阪ガス、広島ガス、四国ガス、西部ガス |
水道 | 東京都水道局、多摩地区都営水道、横浜市水道局 |
携帯電話 | NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル |
固定電話 | NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、KDDI、ソフトバンクテレコム |
新聞 | 読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、日本経済新聞 |
放送 | NHK、スカパー!、WOWOW、J:COM |
国民年金 | 日本年金機構 |
ホームセキュリティ | セコム、ALSOK |
インターネットプロパイダー | au one net、ぷらら、Yahoo! BB、So-net、@nifty、BIGLOBE、OCN、ADSL‐direct、HomeAccess、Aol. |
「公共料金等」の中には、意外にもスカパー!、WOWOW、J:COM、セコム、ALSOKも含まれています。
新聞は主要新聞・四天王と日本経済新聞が対象であり、地域紙は対象外です。スカパーやWOWOWは対象なのに、例えば東京新聞や伊勢新聞は対象外というのは不思議ですね。
新生活応援キャンペーン
2015年5月29日までは、「新生活応援キャンペーン」が開催されていました。来年も類似のキャンペーンが行われる可能性が高いでしょう。
キャンペーン期間中、新たに1件10万円以上の給与受取が1回以上あると、抽選で1万円がプレゼントされました。
新たに1件3万円以上の給与受取が1回以上あると、抽選で5千円か1千円が当たりました。
また、キャンペーン期間中に、対象カード(JP BANK VISAカード ALente・JP BANK JCBカード EXTAGE)に入会し、かつ、2015年8月末までにエントリーのうえ、以下の条件に該当するとそれぞれ現金がキャッシュバックされました。
- 対象カードで3万円以上利用→1,000円
- 新たに1件3万円以上の給与受取が1回以上→5,000円
この他、定期預金(定期貯金)で品物がもらえるキャンペーンも開催されていました。この手のキャンペーンは定期的に開催されています。
まとめ
ゆうちょ銀行は銀行としてお得なキャンペーンを開催しています。
条件が限定される傾向にあり、誰でも申し込めるわけではありませんが、条件に該当する場合は参加すると地味にお得です。
もちろん手間はかかります。ただし、手間を許容できるなら、こういうキャンペーンにコツコツと参加すると、家計が着実に堅牢化します。
ゆうちょ銀行と親会社の日本郵政は2015年11月に上場します。ゆうちょ銀行、日本郵政のIPOについては以下で徹底解説しています。