JALは2023年4月12日から、「どこかにマイル」「どこかにマイル南の島」の必要マイル数を改悪します。
2023年4月11日搭乗までは、「どこかにマイル」「どこかにマイル南の島」を往復6,000マイルで利用できましたが、2023年4月12日搭乗より往復7,000マイルに増加。
往路が2023年4月11日以前、復路が4月12日になる日程は申し込めません。
JALどこかにマイルの必要マイル数が+1,000マイルとなり、これまでより約+16.67%のマイルが必要になりました(公式ページ)。
どこかにマイル、JALマイルの代わりの候補について解説します。
ANAトクたびマイル
JALどこかにマイルとはコンセプトが異なりますが、ANAトクたびマイルは片道3,000マイルから予約できます。
直前予約で対象路線に少ないANAマイル数で特典航空券を発見可能。エアラインの直前予約は高いので、抜群に効果を発揮して著しくお得です。

ANAマイルが高還元なのは、スマリボの活用で最大1.54%のソラチカカード、最大1.5625%のソラチカゴールドカードです。
Oki Dokiボーナスポイント→メトロポイント→ANAマイルと交換することで、ANAマイル還元率が高還元になります。
スマリボの活用によって、ソラチカ一般カードは最大1.54%、ゴールドカードは最大1.5625%となるので、手間をかけるのも選択肢です。

ただし、毎月ATMで繰り上げ返済が必要なのが難点。お得な入会キャンペーンが開催されています。

ANAアメックスは、年会費を超える還元を受けることも可能なアメックスオファー、お得な入会キャンペーンが魅力的です。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんは、おすすめのゴールドカードとしてANAワイドゴールドカードを挙げていらっしゃいました。

よりANAに搭乗する機会が多い場合は、ANAプラチナ・プレミアムカードも候補となります。
あらゆるANAカードの比較については、以下で徹底的に解説。ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードが揃っています。

ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。

以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。以下にまとめています。

なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
- ANA JCB一般カード
- ANA To Me CARD PASMO JCB
- ANA VISA一般カード
- ANA マスター一般カード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
JCB・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。
ANAカード以外では、JQ CARD エポスゴールドも最大1.75%ANAマイル還元で魅力的な年会費無料ゴールドカードです。
ユナイテッド航空マイレージプラス
JALどこかにマイルとは違う角度で面白みがあり、工夫すると著しくお得なフライトが具現化するのが、ユナイテッド航空のマイル「MileagePlus」です。
日本国内ではANA国内線の搭乗に使うことが可能です。800マイル以下の路線は片道5,500~6,000マイルだけでOKであり、800マイル以上でも片道8,800マイルで発券できます。
東京発着路線では、800マイルを超えるのは沖縄(那覇・宮古・石垣)だけです。ほとんどのANA国内線を片道5,500マイルで利用できます。
大阪発着路線の場合は関空→石垣だけであり、名古屋発着路線は那覇・石垣だけです。
12時間以内の乗り継ぎが発生する場合でも同じマイルで搭乗できるのがメリットです。例えば、羽田→松山(1泊)→伊丹というフライトが5,500マイルで可能です。
ストップオーバー(12時間以上の滞在)を行う場合は、片道の特典航空券が必要となります。
しかも、マイレージプラスの国内線の特典航空券は、出発地と最終目的地の間の距離で計算されます。したがって、沖縄にタッチしていても、東京・大阪・名古屋→那覇→福岡ならばOKです。
やるかどうかは別にして、5,000マイルで2区間・3区間をフライトすることも可能です。各地で12時間の滞在を楽しめます(路線によっては一泊も可能)。
代表例
- 羽田→那覇→神戸
- 石垣→羽田→鹿児島
- 羽田→函館→千歳
- 八丈島→那覇→対馬
- 羽田→松山→伊丹
ユナイテッド航空マイレージプラスの有効期限は、ANAやJALとは異なり無期限です。
デルタ航空スカイマイルと同様に、生涯に渡って失効する心配がありません。
したがって、MileagePlusが貯まるマイレージプラスカードは、お得な有効期限が無期限のクレジットカードの筆頭です。

MileagePlus JCBゴールドカードは19,500円(税抜)というリーズナブルな年会費で、高いマイル還元率が魅力的なクレジットカードです。
マイレージプラスカードの魅力、JCBカードのT&E特典が融合しており、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
主なメリット
- 一般加盟店で1.5%マイル還元
- ユナイテッド航空の航空券が3.0%マイル還元
- 毎年4,500MileagePlusのコミットメントボーナスマイル
- ANAグループ空港内免税店で10%OFF
- JCB Gold Basic Service
- 充実の付帯保険
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。

お得な入会キャンペーンも開催されています。

リーズナブルな一般カードの中では、「MileagePlusセゾンカード」が最有力候補となります。
年会費は1,500円(税抜)と安く、追加で5,000円(税抜)のマイルアップメンバーズを利用するとマイルが高還元になるのがメリットです。
合計年会費が13,000円(税抜)で、一般加盟店でのマイル付与率が1.5%と高還元となります。
年間30,000マイル(約300万円の利用)を超えると0.5%になってしまいますが、多くの方は問題ないでしょう。
コスモ石油では還元率が2%に上がります。アメックスブランドの場合はアメリカン・エキスプレス・コネクト、セゾンアメックスキャッシュバックを利用できます。
また、多種多様な店舗での優待特典、会員限定チケットなどセゾンカードの共通特典を利用できます。

ユナイテッド航空、セゾンカードのベネフィットが融合したハイ・クオリティー・カードです。
クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめの「マイル・航空系カード」としてMileagePlusセゾンカードを挙げられていました。

低いコストで高いマイル還元率を誇っており、活用するとトラベルを豊かに彩ることが可能になります。
実はMileagePlusセゾンカードは、クレディセゾンの社員の保有率が高いクレジットカードです。社員が殺到するようなカードはお得です。

JR東日本どこかにビューーン!
JALどこかにマイルと似たコンセプトのサービスとしては、JR東日本の「どこかにビューーン!」があります。
JR東日本の新幹線に限定されてしまいますが、4つの行き先候補駅からランダムに1駅が選ばれ、6,000 JRE POINTで往復できるサービスです。
自分で行き先を選べず、4つの中から1つとなりますが、通常のJRE POINT特典チケットよりも少ないポイントで利用可能です。
東京駅~秋田駅の場合
- 通常のJRE POINT特典チケット(往復):24,220ポイント
- どこかにビューーン!(往復): 6,000ポイント
ビューカード、Suica、JRE POINT加盟店などで貯めたポイントをお得に利用できる手段です。

Marriott Bonvoyアメックスプレミアム
なお、JALマイル・ANAマイル・MileagePlusなど、複数の航空マイルに交換したい場合、アメックスの種類一覧の中で最高峰のコストパフォーマンスを誇るマリオットボンヴォイアメックスプレミアムもおすすめです。
プラチナカード並みの保有コストが発生しますが、お得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。

国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
ANAマイル、JALマイルを含む約40の航空マイルに、リボ払いの手間なしで1回払いでも還元率1.25%で移行できます。
移行可能な航空マイルは、ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、シンガポール航空、ハワイアン航空、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空など多種多様です。

マリオットアメックスのポイントは、世界一のホテルグループのマリオットボンヴォイのポイントだけあって、幅広い航空会社と提携があり、使い方によっては高還元です。
- 無料宿泊:3%前後(ホテル・時期によっては1ポイント1円程度で宿泊可能)
- マイルへの交換:1.25%(外資系航空会社の移行レートUPキャンペーン時に交換すると1.6%前後になることも)
マイルに交換するとレートがアップするキャンペーンが定期的に開催されており、その時に移行するとマイル還元率が1.5~1.6%まで上昇することもあります。
航空会社名 | 増量 | 期間 |
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日本航空 JALマイル | +10% | 2020年3月2日~5月10日 |
ブリティッシュ・エアウェイズ Avios | +25% | 2022年4月 |
+35% | 2019年10月28日~12月2日 | |
+30% | 2019年3月1日~3月31日 | |
ユナイテッド航空 MileagePlus | +30% | 2023年10月 2022年9月 2021年9月 2019年10月9日~11月30日 |
アメリカン航空 AAdvantage | +25% | 2021年6月 2019年9月頃~10月30日 |
エアカナダ Aeroplan | +35% | 2019年6月20日~6月26日 |
一例として+30%の時に移行すると、なんとマリオットアメックスのマイル還元率がユナイテッド航空なら1.95%、その他でも基本1.625%に昇華します。
航空会社 | +30%の場合の移行レート | マイル還元率 |
---|---|---|
ユナイテッド航空 | 60,000ポイント→39,000マイル | 1.95% |
その他エアライン | 60,000ポイント→33,750マイル | 1.625% |
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは年会費が高いものの、コストを圧倒的に上回るお得なメリットが満載であり、年会費を超える価値があります。
主な特典
- Marriott Bonvoy ゴールドエリートが自動付与
- Marriott Bonvoy プラチナエリートを獲得可能(年400万円以上のカードショッピング)
- 宿泊実績が年15泊プレゼント
- 世界中で利用可能な5万ポイントの無料宿泊特典が毎年1回プレゼント(年150万円以上のカードショッピング&継続で)
- 無料宿泊特典に手持ちのポイントを加えて65,000ポイントのホテルまで宿泊可能(5万ポイント+α)
- ザ・リッツ・カールトンとセントレジス2連泊以上の宿泊で100ドル相当のプロパティクレジット(1米ドル115円だと11,500円)
- 海外旅行の手荷物無料宅配サービスは羽田空港も対象(羽田・成田・中部・関空)
なんといっても素晴らしいのは、通常は年50泊必要なプラチナエリート資格をカードショッピングで獲得・維持できる点です。

ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換でき、旅行・出張に役立ちます(マリオットボンヴォイのポイントの価値)。
付帯保険も充実しています!
主なプロテクションの最高補償額
- スマホ修理保険:年3万円
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 国内旅行傷害保険:5000万円
- ショッピング保険:年最高500万円
- キャンセル・プロテクション:年最高10万円
- リターン・プロテクション:1商品3万円
- オンライン・プロテクション
主な特典
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(2名分)が毎年1回プレゼント
- ポイントをよいレートで、ホテル宿泊や数多くの航空会社のマイルに交換可能(マリオットボンヴォイのポイントの価値)
- 保有しているだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
毎年、世界中のMarriott Bonvoy参加ホテルで利用可能な「無料宿泊特典」(2名分)がプレゼントされて、これだけで年会費を上回る金額を得することが可能です。
三連休、ゴールデンウィーク、年末年始などの繁忙期で、ホテル代が高い時に利用すると大きな価値があります。
過去の無料宿泊の実績
- 伊豆マリオットホテル修善寺:40,692円(税・サ込。以下同様)
- ウェスティン都ホテル京都:60,929円
- ルメリディアン台北:39,571円
- HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクション:133,798円(現在は対象外)
- メズム東京、オートグラフ コレクション:53,555円
- JWマリオット奈良:54,331円
- W大阪:70,963円
- ニューヨーク・マリオット・マーキス:トップオフ利用+1万ポイントで101,515円
ザ・リッツ・カールトン、ウェスティン、シェラトン、マリオット、ルネッサンス、ラグジュアリーコレクションなど、秀逸なホテルが日本国内はもちろん世界中に揃っています。

年会費が高いクレジットカードではありますが、無料宿泊・上級会員資格・ハイスペックのポイントの特典が大きいため、年会費をペイできるカードと言われることもあるほどです。


なお国際ブランドはアメリカン・エキスプレスのみですが、日本国内ではJCBと提携しているため、JCBの使えるお店なら原則としてアメックスも使えます。
プロパーのアメックス・プラチナを持っている方の中では、マリオットアメックスも保有して無料宿泊特典を満喫している方もいます。

マリオットアメックスプレミアムは、至高の煌きがあるアメックス・プラチナのホルダーも魅力を感じるカードなのです。
もちろんマリオットアメックスプレミアムには、空港ラウンジ、手荷物無料宅配、無料ポーター、空港クローク、海外での日本語電話サポート(オーバーシーズ・アシスト)などの特典もあります。
クレジットカードの専門家である岩田昭男さんも高く評価しており、おすすめのアメックスの筆頭にマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを挙げています。

お得にホテルに宿泊できて家計が頑健化します。トラベルを豊かに彩ることができます。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマ・菊地崇仁さんも、おすすめのアメックス、マイル・航空系カードとして挙げていらっしゃいました。
マリオットアメックスはクレジットカードのレジェンドも高く評価しているハイ・クオリティー・カードです。

マリオットボンヴォイアメックスは、お得な入会キャンペーンを開催しています。

ポイントはお得に航空マイルへ交換できますし、高級ホテルへの無料宿泊にも使えます。コスパが最強のアメックスであるマリオットアメックスへお得に入会できる特典です。

国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 家族カード
- リボ払い
- ショッピング保険
- 海外旅行保険
- 国内旅行保険
- 航空便遅延費用補償
年会費(税抜) | 発行スピード | |
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本会員 | 家族会員 | |
45,000円 | 1枚無料 | 約1週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
3.0% | 1.25% | マリオットボンヴォイのポイント |
- 世界中で利用可能な無料宿泊特典(5万ポイント迄)が毎年1回プレゼント(年150万円以上の利用)
- 無条件でMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員(通常は年25泊必要)
- 年400万円の利用でプラチナエリート
- 年15泊の宿泊実績
- 対象ホテルでポイント2倍
※SPGアメックスは新規募集が終了し、2022年2月24日からはMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード、プレミアカードになりました。