ネット証券での売買手数料は着実に自分の資産に跳ね返ってきて、資産形成においてマイナス要素となります。
個人投資家にとっては株式取引の売買手数料が低ければ低いほど望ましいので、大歓迎となります。どの証券会社の手数料が安いのか気になりますよね。
そこで各インターネット証券の株の手数料(税抜)について、徹底的に比較します。信用と現物を一覧にし、手数料の違いについて解剖します。
目次
現物取引手数料(1約定ごと)
まずは最もスタンダードな現物取引手数料(1約定ごとプラン)について比較します。
スタンダードプラン、取引毎手数料コースなど各社によって名前が異なりますが、注文の約定金額に対して手数料を計算する料金体系に関する比較です。
証券会社名 | 5万 | 10万 | 20万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
むさし証券 | 75 | 75 | 95 | 175 | 175 | 320 | 440 | 750 |
DMM株 | 50 | 80 | 90 | 180 | 180 | 340 | 600 | 800 |
SBIネオトレード証券 | 50 | 80 | 90 | 180 | 180 | 340 | 600 | 800 |
GMOクリック証券 | 88 | 88 | 98 | 241 | 241 | 436 | 834 | 834 |
SBI証券 | 50 | 90 | 105 | 250 | 250 | 487 | 921 | 921 |
楽天証券 | 50 | 90 | 105 | 250 | 250 | 487 | 921 | 921 |
立花証券 | 100 | 100 | 150 | 225 | 325 | 575 | 1,100 | 1,100 |
岡三オンライン | 99 | 99 | 200 | 350 | 350 | 600 | 1,500 | 2,100 |
SMBC日興証券 | 125 | 125 | 180 | 250 | 400 | 800 | 2,000 | 3,000 |
auカブコム証券 | 90 | 90 | 180 | 250 | 250 | 487 | 2,790 | 3,690 |
岩井コスモ証券 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 |
丸三証券 | 200 | 200 | 200 | 300 | 500 | 1,000 | 3,000 | 5,000 |
※むさし証券はトレジャーネット、丸三証券はマルサントレード(以下同様)
SBI証券と楽天証券は、約定代金5万円以下の場合は50円(税抜)となります。
約定代金 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
5万円 | SBI証券 楽天証券 DMM 株 SBIネオトレード証券 | むさし証券 | GMOクリック証券 |
10万円 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 DMM 株 | SBI証券 楽天証券 マネックス証券 |
20万円 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 DMM 株 | GMOクリック証券 |
30万円 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 DMM 株 | GMOクリック証券 |
50万円 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 DMM 株 | GMOクリック証券 |
100万円 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 DMM 株 | GMOクリック証券 |
200万円 | SBIネオトレード証券 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 DMM 株 |
300万円 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 DMM 株 | GMOクリック証券 |
400万円 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 DMM 株 | GMOクリック証券 |
500万円 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 DMM 株 | GMOクリック証券 |
1000万円 | SBIネオトレード証券 DMM 株 | GMOクリック証券 | SBI証券 楽天証券 マネックス証券 |
むさし証券とSBIネオトレード証券のデットヒートとなっており、約定代金が小さいゾーンはむさし証券が圧巻のNo.1となっています。
埼玉地盤で埼玉県では店舗数No.1のむさし証券は、インターネット口座の手数料は著しくリーズナブルです。知名度は高くありませんけれども、キラリと光る魅力があります。
2位のSBIネオトレード証券は手数料の安さが光るネット証券でGMOクリック証券よりも少し安い手数料が魅力的となっています。
むさし証券に勝っている優位性としては、1日定額プランも安い点です。定期的に切り替えたい場合は最有力候補です。
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2018年に登場したDMM 株は、5万円以下のゾーンはSBIネオトレード証券よりも安く最安値です。5万円超はSBIネオトレード証券と同一です。
GMOクリック証券は参入以来、リーズナブルな取引手数料と使いやすい取引ツールで良好な評価を獲得してきました。凄腕投資家でも活用している方が多いです。
貸株サービスがある点がむさし証券、SBIネオトレード証券と比較した場合の優位性です。
現物取引手数料(1日定額)
続いて1日の約定金額の合計に応じて手数料が決まる1日定額制の売買手数料について比較します。
アクティブプラン、いちにち定額コース、一日定額手数料コースなど各社によって名前が違っています。
証券会社名 | 10万 | 20万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SBI証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,562 | 2,362 |
GMOクリック証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,538 | 2,076 |
岡三オンライン | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,800 | 2,800 |
楽天証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3,000 | 5,000 |
auカブコム証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3,000 | 5,000 |
松井証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,000 | 3,000 | 5,000 |
SBIネオトレード証券 | 400 | 400 | 400 | 400 | 600 | 1,400 | 2,200 |
岩井コスモ証券 | 80 | 159 | 240 | 400 | 800 | 2,400 | 4,000 |
丸三証券 | 240 | 240 | 240 | 400 | 800 | 2,400 | 4,000 |
立花証券 | 200 | 200 | 300 | 500 | 900 | 2400 | 3000 |
むさし証券 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 2,400 |
むさし証券、SBIネオトレード証券、GMOクリック証券が席巻していた1約定ごとプランと比較すると、大手ネット証券が顔を出しています。
約定代金 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
10万円 | SBI証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券 岡三オンライン GMOクリック証券 | 岩井コスモ証券 | 立花証券 |
20万円 | SBI証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券 岡三オンライン GMOクリック証券 | 岩井コスモ証券 | 立花証券 |
30万円 | SBI証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券 岡三オンライン GMOクリック証券 | 岩井コスモ証券 丸三証券 | GMOクリック証券 |
50万円 | SBI証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券 岡三オンライン GMOクリック証券 | SBIネオトレード証券 | GMOクリック証券 |
100万円 | SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 岡三オンライン GMOクリック証券 | マネックス証券 | SBIネオトレード証券 |
200万円 | SBIネオトレード証券 | SBI証券 楽天証券 | GMOクリック証券 |
300万円 | むさし証券 | SBIネオトレード証券 | GMOクリック証券 |
400万円 | SBIネオトレード証券 | GMOクリック証券 | SBI証券 |
500万円 | GMOクリック証券 | SBIネオトレード証券 | むさし証券 |
1000万円 | SBI証券 | GMOクリック証券 | 岡三オンライン |
50万円もしくは100万円以下のゾーンは、無料のネット証券が多いです。
昔と比べると100万円以下の単元株も増えてきましたし、ETFはほとんどが1単元100万円以下で購入できます。完全無料で売買できるのは大きなメリットです。
SBI証券はリーズナブルな取引手数料以外にも、一般信用取引、IPO、PTS取引、充実の商品ラインナップ、充実の投資情報など多数のメリットがあります。
SBI証券は当サイト限定でお得なタイアップ・プログラムを実施しています。なんと3,000円分で、ネット証券としては破格の内容です。
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口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
SBI証券は1000万円までは銀行預金のような公的な保護(投資者保護基金)があるので安心・安全です。銀行預金と同じで万が一破綻しても保護されます。
SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
松井証券は10万円以下手数料無料の他、一般信用売りが可能でIPOに申し込めるのが大きなメリットです。
以前には松井証券に取材に行き、松井証券株式会社 営業推進部 課長代理の服部さんにインタビューしました。
サービス内容から役立つ情報ツールまで徹底的に取材しました。
「あったらいいな」という仕組みを他社に先駆けて導入する先進性が素晴らしいと感じました。
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楽天証券はSBI証券と並んで、リーズナブルな取引手数料と豊富な商品ラインナップ・サービスを両立させている総合ネット証券です。
2017年12月25日からは、岡三オンラインがなんと20万円以下まで手数料無料となりました。
その他、岡三RSSなどの取引ツール、事前入金不要のIPOが魅力的なネット証券です。
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また、低い約定代金では岩井コスモ証券も検討しています。岩井コスモ証券は一般信用売り、IPOが魅力的なネット証券です。
信用取引手数料(1約定ごと)
続いて信用取引の1約定ごとに手数料が決まる体系での売買手数料は下表のとおりです。
証券会社名 | 10万 | 20万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SMBC日興証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
SBIネオトレード証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
立花証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
DMM 株 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 | 0 |
GMOクリック証券 | 89 | 130 | 170 | 170 | 240 | 240 | 240 |
SBI証券 | 90 | 135 | 180 | 180 | 350 | 350 | 350 |
楽天証券 | 90 | 135 | 180 | 180 | 350 | 350 | 350 |
むさし証券 | 75 | 95 | 175 | 175 | 320 | 440 | 750 |
岡三オンライン | 99 | 300 | 300 | 300 | 500 | 1,000 | 1,200 |
岩井コスモ証券 | 80 | 400 | 400 | 400 | 800 | 1,000 | 1,000 |
丸三証券 | 200 | 200 | 300 | 500 | 1,000 | 3,000 | 5,000 |
信用取引は買いも売りも一律で手数料無料のSMBC日興証券、SBIネオトレード証券が圧倒的な最安値となっています。
日興では2019年3月18日からは一般信用売りが導入されて、より一層便利で使いやすくなりました。
三井住友FG傘下の証券会社だけあって主幹事のIPOが豊富であり、大型株やREITだと当たる実績が多いIPOも魅力的です。
20万円~300万円のゾーンは、どの価格帯でもその次がSBIネオトレード証券とDMM株、3位がGMOクリック証券と分かりやすいランキングとなっています。
約定代金 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
10万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | むさし証券 | 岩井コスモ証券 |
20万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
30万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
50万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
100万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
200万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
300万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | DMM 株 | GMOクリック証券 |
400万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 DMM 株 | GMOクリック証券 | SBI証券 楽天証券 |
500万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 DMM 株 | GMOクリック証券 | SBI証券 楽天証券 |
1000万円 | SMBC日興証券 SBIネオトレード証券 立花証券 DMM 株 | GMOクリック証券 | SBI証券 楽天証券 |
制度信用金利はSMBC日興証券よりもDMM 株、SBIネオトレード証券が低いです(大口優遇の適用がない場合)。
証券会社名 | 買いの金利 | 売りの貸株料率 |
---|---|---|
DMM 株 | 2.10% | 1.10% |
SMBC日興証券 | 2.50% | 1.15% |
GMOクリック証券 | 2.75% | 1.10% |
SBIネオトレード証券 | 2.30% | 1.10% |
むさし証券 | 1.35% | 1.15% |
SBI証券 | 2.80% | 1.15% |
マネックス証券 | 2.80% | 1.15% |
楽天証券 | 2.85% | 1.10% |
松井証券 | 3.10% | 1.15% |
auカブコム証券 | 2.98% | 1.15% |
岡三オンライン | 2.60% | 2.00% |
したがって、厳密には信用買いの場合、約定代金300万円以上ならDMM 株が最安値です。
信用売りの場合は500万円以上でもSBIネオトレード証券とGMOクリック証券が同一です。
また、約定代金が大きく一定期間、建玉を維持する場合は、金利の差も重要になってきます。
この点、信用取引の金利にエッジ・優位性があるのがむさし証券です。無条件で買い方金利が1.35%という圧倒的な低金利となっています。
例えば500万円の買い建玉を作った場合、むさし証券のトレジャーネットとSBI証券を比較すると、4日目から金利差でコストが逆転します。
一定期間買い建玉を保持する場合は、むさし証券は低コストです。
むさし証券は大手証券と比較すると知名度は高くないものの、キラリと光るエクセレントな魅力が燦然たる輝きを放っています。
リーズナブルな取引手数料と金利で、資産形成に八面六臂の活躍を見せてくれます。
ただし、東海東京証券は買い方金利が0.9%と更に低くなっています。こちらも有力な選択肢です。
信用取引手数料(1日定額)
信用取引の1日定額制の売買手数料について比較します。1日の約定金額の合計に応じて手数料が決まるプランです。
証券会社名 | 10万 | 20万 | 30万 | 50万 | 100万 | 300万 | 500万 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
SBIネオトレード証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
立花証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
SBI証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,277 | 2,077 |
岡三オンライン | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,300 | 1,900 |
GMOクリック証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,200 | 2,000 |
auカブコム証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3,000 | 5,000 |
楽天証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3,000 | 5,000 |
松井証券 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,000 | 3,000 | 5,000 |
岩井コスモ証券 | 80 | 159 | 240 | 400 | 800 | 2,400 | 4,000 |
丸三証券 | 240 | 240 | 240 | 400 | 800 | 2,400 | 4,000 |
むさし証券 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 1,200 | 2,400 |
SMBC日興証券、SBIネオトレード証券、GMOクリック証券が席巻していた1約定ごとプランと比較すると、大手ネット証券が顔を出しています。
約定代金 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
10万円 | SBI証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券 GMOクリック証券 岡三オンライン SBIネオトレード証券 立花証券 | 岩井コスモ証券 | 丸三証券 |
20万円 | SBI証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券 岡三オンライン GMOクリック証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | 岩井コスモ証券 | GMOクリック証券 |
30万円 | SBI証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券 岡三オンライン GMOクリック証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | GMOクリック証券 | 岩井コスモ証券 丸三証券 |
50万円 | SBI証券 楽天証券 松井証券 auカブコム証券 岡三オンライン GMOクリック証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | GMOクリック証券 | SBI証券 |
100万円 | SBI証券 楽天証券 auカブコム証券 GMOクリック証券 SBIネオトレード証券 立花証券 | GMOクリック証券 | マネックス証券 |
200万円 | SBIネオトレード証券 立花証券 | 岡三オンライン | GMOクリック証券 |
300万円 | SBIネオトレード証券 立花証券 | GMOクリック証券 むさし証券 | SBI証券 |
400万円 | SBIネオトレード証券 立花証券 | GMOクリック証券 岡三オンライン | SBI証券 |
500万円 | SBIネオトレード証券 立花証券 | GMOクリック証券 | 岡三オンライン |
1000万円 | SBIネオトレード証券 立花証券 | 岡三オンライン | GMOクリック証券 |
現物株式と同様に信用取引も、一定額以下のゾーンは5つのネット証券が無料(0円)。僅かな金利・貸株料のみで取引可能です。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
- auカブコム証券
- 岡三オンライン
- GMOクリック証券
- SBIネオトレード証券
- 立花証券
100万円以上のゾーンは全てSBIネオトレード証券、立花証券が完全無料で最安値となっています。
SBIネオトレード証券はネット証券全体の中でも、手数料が秀逸な低コストである点が絶大なメリットです。やはり手数料を第一に考える場合は最有力候補です。
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現物と信用が合算される定額サービス
以下のネット証券の1日定額コースは、現物株式取引と信用取引の約定代金が合算されて計算されます。
- 岩井コスモ証券
- 丸三証券
- 楽天証券
- 松井証券
- むさし証券
- マネックス証券
現物取引と信用取引の両方を合算して手数料が算出される場合、それぞれ個別に計算するよりも有利になる場合があります。
ただし、高くなる場合もあります。例えば楽天証券、松井証券は48万円+47万円=95万円だと手数料が発生します。
他方、SBI証券・GMOクリック証券だと現物取引48万円、制度信用取引47万円、一般信用取引46万円だと、それぞれが50万円以下なので完全無料となります。
SBI証券・GMOクリック証券は、それぞれ1日最大150万円まで完全無料とファンタスティックです!
1日定額制プラン限定とはなりますが、6つのネット証券の現物・信用を駆使すると、1日最大1050万円まで無料で取引することが可能になります。
証券会社名 | 現物取引 | 信用取引 | 合計 |
---|---|---|---|
岡三オンライン | 100万円 | 100万円 | 200万円 |
SBI証券 | 100万円 | 制度100万円 一般100万円 | 300万円 |
GMOクリック証券 | 100万円 | 制度100万円 一般100万円 | 300万円 |
松井証券 | 合計で50万円 | 50万円 | |
楽天証券 | 合計で100万円 | 100万円 | |
auカブコム証券 | 合計で100万円 | 100万円 | |
合計 | 1050万円 |
小口個人投資家の方には、この6つの証券会社の活用がおすすめです。
その他、購入手数料が無料なのはLINE証券、100万円以下なら無料なのは日興フロッギーです。ただし、いずれも売却手数料は有料です。
スマートプラスならスマホアプリでのSOR注文のみとなりますが、売買手数料が完全無料となっています。SMBC日興証券、SBIネオトレード証券は信用取引の手数料が0円。
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口座開設時に以下の項目(無料)に申し込めば、SBI証券に入金するだけで自動的に振り替えられるので面倒な手間はありません。
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SBI証券の口座開設・維持・入出金は無料です。まだ口座をお持ちでなければ、この機会にぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。
岡三オンラインは現物取引と信用取引の約定代金50万円ずつ、1日あたり最大100万円までの手数料が0円です!
岡三オンラインは、当サイト限定タイアップでお得な入会キャンペーンを行なっています。口座開設と1回以上の取引だけで3,500円+特別レポートがプレゼントされます。
ネット証券のキャンペーンとしては破格の内容でおすすめです。まだ口座をお持ちでない方は、ぜひこの機会に開設してみてはいかがでしょうか。
↓
楽天証券、松井証券は現物・信用合わせて1日50万円迄ですが、それでも大きなメリットがあります。
現物取引ではなく、信用取引&現引・現渡という選択
株式やETFを売買する場合、初心者は買う時は株式やETFを普通に現物買いし、売る時は現物売りします。
しかし、これは高コストな取引方法であり、もっと安く株式を売買する方法があります。
信用買い&現引
信用買いが約定した後に、建玉の返済画面で「現引き」あるいは「品受」と呼ばれている注文をすると、信用買いの建玉を現物の株式に手数料無料で交換できます。
証券会社によって「現引き」か「品受」かは名前が異なります。
一般的には現物取引の手数料よりも信用取引の手数料の方が安価な証券会社が多いため、現物買いよりも、信用買い&現引きの方が手数料が安くて済むケースが多いです。
株式を売る際は、普通に株式を現物売りする方法もありますが、「信用売り」して、信用建玉画面から「現渡し」あるいは「品受」と呼ばれている注文をすると、株式を普通に売ったのと同じ結果となります。
信用売り&現渡し
買いと同様に売りも、普通の現物売りよりも信用売り&現渡の方が手数料が安くて済むケースが多いです。
注意点としては、信用取引を約定した当日に決済した場合でも、1日分の金利もしくは貸株料が発生することです。しかし、それを考慮しても信用取引の方が現物よりも低コストのことがほとんどです。
例外は松井証券など、現物取引と信用取引の1日の合計売買金額に応じて手数料が発生する手数料体系・コースの場合です。
現物取引も信用取引も手数料が同じなので、金利が発生する分、信用取引が不利になります。
また、証券会社によっては現物取引の方が手数料が安価な売買価格帯があることがあります。ただし、多くの価格帯では信用取引の方が安価です。
信用取引&現引・現渡の手順
まずは株式を買いたい場合は信用買い、売りたい場合は信用売りをします。
地方市場の銘柄などで信用買いができない場合は、現物買いのみです。また、非貸借銘柄の場合は信用売りはできません。非貸借銘柄の場合は大人しく現物売りをしましょう。
SBI証券、auカブコム証券、松井証券、岩井コスモ証券、大和証券では一般信用売りができます。制度信用売りはできない銘柄でも、一般信用売りは出来る場合があります。
信用取引注文が約定したら、信用取引の建玉画面にいきます。証券会社によって画面は異なりますが、どの証券会社にも建玉一覧の画面があります。
以下の画面は信用取引(1約定ごとプラン)で、手数料が安価でツールが使いやすいGMOクリック証券です。
「株式」→「信用建玉一覧」と進み、現引きしたい建玉を選択して、返済注文画面で「現引」か「品受」を選択肢ます。
現引・現渡は基本的にはいつでも注文可能です。約定する時間は証券会社によって異なります。
ネット証券最大手のSBI証券の場合、営業日の0:00~15:30までに発注された注文は当日注文として取扱われます。当日約定となります。15:30以降は翌営業日注文となります。
現引・現渡注文の取消は、営業日の15:30から翌営業日の8:00までの間は可能です。営業日の8:00から15:30までに発注した注文は取消できません。
証券会社によっては当日約定が可能な時間が15時だったり、15時15分だったりします。引成注文をしている場合は、15時15分や15時半までだと金利が1日分で済むのでありがたいです。
スマートプラスの「STREAM」は売買手数料が無料
スマートプラスという金融商品取引業者があり、「STREAM」という株取引サービスを提供しています。
スマホアプリ内でのユーザー同士の交流・SNS的な機能もあるのが特徴となっています。
投資者保護基金の対象であり、万が一の破綻時も1000万円までは確実に保護されます。
スマートプラスのSTREAMは現物取引手数料、信用取引手数料のどちらも無条件で無料です。
STREAMでも注文はSOR(スマート・オーダー・ルーティング)となり、東京証券取引所、東証立会外取引(ダークプール)の2箇所から有利であると判断された価格で約定します。
東証よりも有利に約定できた場合、その半額が手数料となります。得した場合しか発生しないので、屈指の低コストで株式の売買が可能です。
信用取引の際には、金利と貸株料は発生します。スマートプラスのSTREAM上でのアクションに応じて付与されるソーシャルステータスに応じた変動制となっており、上野ランクになるほど金利が低下します。
- 買方金利:1.89%~3.49%
- 売方金利:0.00%
- 貸株料:1.15%
複数のニュースソース、適時開示に、銘柄ごとの掲示板、Twitterなど多様な情報源が用意されており、情報収集も可能なユニークなサービスです。
公式サイトスマートプラス「STREAM」なら取引手数料が完全無料!
LINE証券は購入手数料が無料
LINE証券はその名の通りLINE Financial株式会社と野村ホールディングスが提携したネット証券です。スマホでサクサクと取引できるのが魅力的。
主なメリット
- 1株数百円から投資できる単元未満株取引
- 株式を7%OFF等のお得な価格で購入できるタイムセール
- 現物取引の買付手数料は無料(売却時は税抜90円~)
- 直感的でシンプルなデザイン
- LINE Pay・LINEポイントに対応
- 厳選された投資信託を購入可能
LINEポイントを1ポイント1円としてLINE証券に入金し、株式取引・投信購入に使えるのがメリットです。
公式サイトLINE証券 公式ページ
まとめ
主要なネット証券の現物株式取引、信用取引の手数料について、徹底的に比較しました。
低コストのオンライン証券を上手く活用すると、取引コストを低減して、その分、複利効果を発生させて資産形成に役立てることができます。
最後に株式取引の手数料比較について、結論をまとめます。
現物取引手数料(1約定ごと)
現物取引手数料(1売買ごと)をよく使う場合は、むさし証券、SBIネオトレード証券、DMM株、GMOクリック証券がリーズナブルです。
むさし証券は600万円を超えると割高になるので、それ以上の取引が多い場合はSBIネオトレード証券、DMM株が候補となります。
現物取引手数料(1日定額プラン)
現物取引手数料(1日定額プラン)は群雄割拠となっており、売買価格帯によってお得なネット証券が目まぐるしく入れ替わります。
100万円以下無料である点はSBI証券、楽天証券、岡三オンライン、GMOクリック証券、auカブコム証券にエッジ・優位性があります。
また、松井証券も50万円以下は無料です。6社に口座を開いたら、1日最大1050万円までの取引が無料になります。
1日100万円超の部分については、全体的な安さの安定度でSBIネオトレード証券、GMOクリック証券がリーズナブルです。
信用取引手数料(1約定ごと)
信用取引手数料(1回ごと)の場合は、SMBC日興証券が完全無料で圧倒的な優位性があります。ただし、制度信用買い方金利は2.5%と若干高めなのがデメリットです。
SBIネオトレード証券、立花証券もリーズナブルであり、300万円以上ならDMM株も無料となります。
長期間、建玉を維持する場合は、制度信用買い方金利が0.9%の東海東京証券、1.35%のむさし証券もお値打ちです。
信用取引手数料(1日定額)
信用取引手数料(1日定額)の場合、SBIネオトレード証券、立花証券は常に無料です。GMOクリック証券は有料ですが、安定的に安いです。
100万円以下はSBI証券・楽天証券・岡三オンライン、50万円以下は松井証券が無料です。
SBIネオトレード証券が金利・貸株料込みで圧倒的な低コストでおすすめ。100万円以下はSBI証券・楽天証券・岡三オンライン、50万円以下は松井証券もお得です。
以上のネット証券を上手く活用すると、取引コストを著しく抑えて、着実な資産形成が可能になります。100万の資産運用でも大活躍します。
取引頻度が多い方向け
取引頻度・売買代金が多い方ですと、各証券会社で提供している信用取引の優遇サービスで一定水準をクリアするとお得になります。
売買手数料無料、信用取引の金利・貸株料の低下などのメリットがあります。
大口優遇は楽天証券が秀逸
数千万円や数億円といった一定の取引金額をクリアすると、取引手数料の割引を受けられたり、信用取引の金利が低下する証券会社があります。
その中で最もエッジが効いているのは楽天証券です。
楽天証券の超割コースは、下表の5つの条件のうち1つでも達成すると「大口優遇」が適用されて、手数料が優遇されます。
区分 | 大口優遇の取引項目 | 達成条件 |
---|---|---|
毎月判定 | 貸株平均残高 | 3,000万円以上 |
投資信託平均残高 | 3,000万円以上 | |
毎日判定 | 本日の新規信用建玉平均残高 | 3,000万円以上 |
本日15時時点の信用建玉残高 | ||
信用新規建約定金額1ヶ月間の 合計(毎月26日~翌月25日) | 3億円以上 |
大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用されるので便利です。他社は1ヶ月間というネット証券ばかりです。
一度でも1日の新規建玉残高(当日中に決済してもOK)、もしくは15時時点での信用建玉残高が3000万円以上になったら、3ヶ月も手数料の優遇を受けられます。
信用取引手数料は約定金額にかかわらず無料となります。現物取引手数料は下表のとおりです。
約定金額 | 手数料(税抜) |
---|---|
10万円まで | 無料 |
20万円まで | 100円 / 1回 |
50万円まで | 238円 / 1回 |
100万円まで | 426円 / 1回 |
150万円まで | 509円 / 1回 |
3,000万円まで | 806円 / 1回 |
3,000万円超 | 851円 / 1回 |
更にポイント還元が1%から2%にアップするというメリットもあります。メールでも適用の連絡が来るので安心・安全です。
資金量が多い方の場合、キーエンス(6861)、任天堂(7974)、SMC(6273)、ファーストリテイリング(9983)等の値嵩株をクロス取引すると簡単に条件をクリアできます。
1日信用取引でもOKなので、特別空売り料がない銘柄だとコストなしで大口優遇を達成することも可能です。
大口優遇の期間中に再び1日でも条件をクリアしたら、その月末から3ヶ月後まで期間が延長されます。
大口優遇を達成できる方の場合、楽天証券は非常に低コストで取引できるのでおすすめのネット証券です。
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