ファミリーマートが楽天ポイントカード、dポイントを導入する方針であると日本経済新聞が報じました。
時期は2020年夏までに順次対応となっていましたが、前倒しで2019年11月26日から導入されました。
ファミマはこれまで共通ポイントはVポイントを導入していましたが、一気に拡大して圧巻の利便性を確保できるようになります。
今後はVポイント、楽天ポイント、dポイントのうち好きなポイントを貯められるようになります。まさに闘魂三銃士という様相を呈しています。
dポイントは2対1(50%)の交換レートでJALマイルに移行でき、ファミリーマートはJALカード特約店なので、JALマイラーにとって最強のコンビニとしての地位を不動のものにします。
Vポイントは導入店舗に他の共通ポイントとの併用を認めていませんでしたが、競争激化によってこの原則は撤廃となりました。
目次
ファミリーマートの新たな共通ポイント導入
2019年11月26日以降、ファミリーマートでは、Vポイント、楽天ポイントカード、dポイントから好きな一つのポイントを貯められるようになります。
還元率はどれも0.5%(税込200円ごとに1ポイント)であり、ローソンなど1%のコンビニもある中で低いのがデメリットです。
税抜ではなく、税込なのが地味なメリットです。税抜980円(税込1,078円)といった場合は端数が無駄になりにくく効率的にポイントが貯められます。
これまでファミマで利用できたVポイントの大きなデメリットは、期間固定Vポイントをリアル店舗で利用できない点です。
他方、楽天ポイントカード、dポイントはいずれも期間固定ポイントをリアル店舗の加盟店で使えてユーザーフレンドリーです。


ユーザーの立場では小口の期間限定ポイントを身近な店舗で使えるのは絶大な利点があり、コンビニにとっても集客効果が高いと思います。
利便性が卓越しているので、付与ポイントを利用ポイントが上回ってコストをペイすることも十分に可能だと推察します。
共通ポイントの導入を10年近く頑なに拒み続けたマツモトキヨシが、重い腰を上げてdポイントを導入したのはそのような狙いもあるでしょう。

ファミマが共通ポイント四天王のうち、Pontaポイントを除く3つに対応するのは素晴らしい措置であり、トリデンテ(三又の槍)のようなパワーがあります。
ザクザクとポイントを貯めることが可能です。新鮮な喝が入り、ファミリーマートが再加速するステージに突入しました。
なお、ファミマではスマホによるモバイル決済サービスが導入されて、2018年12月4日には全店で利用可能になりました。

ちなみにスマホアプリ「楽天ペイ」もしくは「d払い」を活用すれば、楽天ポイントカード・dポイントの導入前でも、期間限定ポイントを消化できます。
- 楽天ペイ:期間限定の楽天ポイントを利用可能
- d払い:期間・用途限定のdポイントを利用可能
ただし、モバイル決済サービスはアプリをインストールして初期設定する作業が面倒に感じられて、ハードルが高いのがデメリットです。
この点、楽天ポイントカードやdポイントはカードを提示するだけでOKなので、多くの方にとって簡単で分かりやすいのがメリットです。
dポイントはローソンに加えてファミリーマートにも導入されることになり、コンビニ3強のうち2つを抑えることになりました。手抜きなしの真剣勝負的なパフォーマンスを発揮しています。
また、楽天ポイントも一気に利便性がストップ高。かつてはサークルKサンクスで利用できたので使い勝手が抜群でしたが、ファミリーマートへの完全統合によって脱退されました。

現状でのコンビニはポプラ・生活彩家・デイリーヤマザキ等のみで、Vポイント・Pontaポイントと比較すると旗色が悪い状況でした。
しかし、ファミリーマートへの導入で一気に挽回することができてグレートです。
楽天ペイ・楽天Edy・楽天カードで支払うと更にポイントを獲得可能
2019年11月26日以降は楽天ポイントカードの提示によって、ファミマで楽天ポイントを貯められるようになります。
現金ではなく楽天グループのキャッシュレス決済で支払うことで、更に楽天ポイントを獲得できます。
スマホ決済の楽天ペイ
ファミリーマートでは流行りのPayサービスである楽天ペイを利用できます。キャンペーンを定期的に開催しているのがメリットです。
楽天カードからチャージした楽天キャッシュで決済すると、1.5%と高還元となるのが最大のメリットです( おすすめの楽天カード)。
また、貯めるだけではなく、SPU、楽天スーパーセール等で得た楽天ポイントをセブン-イレブン・ファミマ・ローソン等のコンビニで使うこともできます。
楽天Edy
ファミリーマートは電子マネーの楽天Edyも利用可能。Edyで支払うと、0.5%の楽天ポイントを得られます。
更にチャージの際に別途ポイントを得られて、ポイント二重取りが可能になります。
楽天カード
クレジットカードの楽天カードは、カード利用で1%の楽天ポイントを得られます。
楽天カード+楽天ペイだと1.5%還元なので、そちらの方がお得です。
しかし、スマホを持っていない方、アプリの設定・操作が面倒という方の場合、シンプルなクレジットカード決済が有力な選択肢です。

ファミランクは終了!ファミペイは7月開始
ファミリーマートには「ファミランク」という制度がありました。
月間のお買い物金額に応じて、次月のVポイント還元率がUPしてヘビーユーザーの方にとって便利な仕組みでした。
ファミランク | 月間のポイント 対象利用金額 | 付与ポイント | 還元率 |
---|---|---|---|
ブロンズ | 5000円未満 | 200円あたり1Vポイント | 0.5% |
シルバー | 5000円以上 1万5000円未満 | 200円あたり2Vポイント | 1.0% |
ゴールド | 1万5000円以上 | 200円あたり3Vポイント | 1.5% |
楽天ポイントカードやdポイントでもファミランクが導入されるのか、並びにVポイントで継続されるのかに注目が集まっていましたが、ファミマTカードは2019年7月31日で終了します。

したがって、楽天ポイント・dポイントでもファミランクは無関係となっています。
かつてファミリーマートでお得になるクレジットカードの筆頭は、Vポイントがお得に貯まるクレジットカードである「ファミマTカード」でした。
しかし、2019年6月~7月にかけて相次いで特典が終了して妙味はなくなりました。
- 2019年6月30日:ファミマTカード会員特別価格が終了
- 2019年7月30日:火曜・土曜はポイント3倍の「カードの日」が終了
- 2019年7月31日:ファミランク、レディースデー、若者応援ポイントが終了
今後は各共通ポイントと、別のクレジットカード・Pay・クオカード等の組み合わせがお得です。
年会費無料カードの三井住友カード(NL)が特におすすめです。

ファミペイに共通ポイント機能が搭載
今後はファミリーマートで貯められるポイントの選択肢が拡大します。
Vポイント・楽天ポイント・dポイントは、2019年7月に導入されるモバイル決済サービス「ファミペイ」とも連動します。

各ポイントカードはファミペイにも登録でき、1つのバーコードで3つのアクションが完了します。
- FamiPayでの決済
- 共通ポイントカード提示
- クーポン提示
ファミペイのアプリ一つで、ポイントカード提示・決済までを一気通貫で行えて便利です。
「FamiPayを使う」をOFFにしている場合、ポイントカード提示+クーポン提示の利用となります。
ファミペイでTカード・dポイントカード・楽天ポイントカードを利用する場合、「共通ポイントカードを登録する」ボタンをタップすればOKです。
まとめ
ファミリーマートがVポイントに加えて、楽天ポイントカード、dポイントを2020年11月26日から導入しました。
やはり人によって貯めたいポイント・使いたいポイントは異なるので、ニーズに応じて利用できる選択肢が幅広いのは素晴らしいです。
従来のコンビニ業界では、決済手段の多様化、共通ポイントの側面ではローソンが秀でていました。
しかし、2018年以降ファミマが水を得た魚のように躍動しており、一気にキャッチアップしています。
この度の新ポイント導入は「便利」かつ「お得」であり、両方を高い次元で充足しているのが素晴らしいです。
サッカーで例えると、ツートップよりスリートップの方が攻撃力が増しますね。トリデンテ(三又の槍)のようなパワーがあります。
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- スターバックスカード、ドトールバリューカードへのチャージは4%還元
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クレジットカードの専門家・岩田昭男さんも、おすすめのゴールドカードとしてdカード GOLDを挙げられていました。
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海外旅行においても充実した特典が付帯しており、便利に活用できるクレジットカードです。
Visa・Mastercard・JCBブランドですと、お買いものパンダデザインも選択できます。
ディズニー・デザイン、YOSHIKIデザイン、楽天イーグルスデザインもあります。ディズニーはJCBのみです。
楽天カードは学生、主婦、パート、アルバイトの方でも本会員カードを発行できます。

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女性向けのオプションを付帯できる楽天PINKカード、カード利用でANAマイルを貯めることもできる楽天ANAマイレージクラブカードもあります。


格安ゴールドカードの楽天ゴールドカードは年会費が2,000円(税抜)で、誕生月は楽天市場・楽天ブックスの還元率が+1%、国内主要空港・ホノルル・仁川のラウンジが年2回無料というメリットがあります。

楽天カードと楽天ゴールドカードの比較については、以下で徹底解説しています。

ゴールドカードに相当する「楽天プレミアムカード」は、選べる3つのコースや誕生月特典があり、低コストインデックス投信の積立が1%です。
また、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,400ヵ所以上の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが無料になります。
空港ラウンジを使えるゴールドカードの一角であり、楽天関連サービスでの優遇が受けられるのがメリットです(楽天プレミアムカードの空港ラウンジ特典)。

プライオリティ・パスで世界中のラウンジを使えるので、使わなくてもお得なクレジットカードです。空港ラウンジを無料で使えるクレジットカードの中でもエッジが利いています。
楽天カードと楽天プレミアムカードの違いについては、以下で徹底的に比較しています。

楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの相違点については、以下にまとめています。

楽天カードの種類は多様です。各カードの比較については、以下で精緻に分析しています。

実際に楽天カードを使い倒したところ、諸々の特典の賜物で大量の楽天ポイントを得られたのが嬉しかったです。

なお、セブン-イレブンでは共通ポイントは導入されていないので、クレジットカードか電子マネーnanaco、クオカードの活用がおすすめです。

セブン-イレブンでお得なクレジットカードは、やはり自社カードのセブンカード・プラスです。
その他、JCBオリジナルシリーズ、セディナカードにもポイント3倍の仕組みがあり、お得にポイントを貯められます。
