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材料出尽くし!悪いニュースで上がるマーケットは強い。良いニュースで下がったマーケットは弱い。

投稿日: 資産運用の考え方

 鍋の材料

金曜日の日銀の金融政策決定会合では追加緩和はなく、現状維持が決まりました。昨年の追加緩和とのコントラストが鮮明です。ちょうど一年前の夜が、昨日の事のように今はっきりと思い出しています。

ちょうどお昼休みに現状維持が発表されたので、スマホ・トレードで参戦して成果を上げることができました。

イベントやニュースと市場の値動き、材料出尽くしという格言について考察します。


昨年は追加緩和で今年は追加緩和なしというのは、最大級に好意的に解釈しても、やはり論理崩壊でロジックエラーが発生していると個人的には思います。

ただし、追加緩和なしという結論自体については、違和感はありません。現状のままでも異次元緩和が問題なく続けられるのは後1年程度であり、2017年には臨界点に到達するという説が強くなっています。

もちろん、法人税・所得税・消費税などの減税・廃止などによって財政赤字を拡大させれば、それ以降も余裕で続けられます。

しかし、それは将来的に逆にインフレが高進した時に強烈な財政引き締め・金融引き締めが必要になり、経済に大ダメージというリスクも生じることから、ルビコン川を渡る選択肢となりますね。

それはさておき、追加緩和なしというのは株式市場にとっては悪材料です。しかし、現状維持のニュースが流れてからは、一旦は下落したものの、即座に切り返してむしろ株価は上昇を続けました。

日経平均先物5分足チャート(2015年10月30日)

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投資で大成功した「マーケットの魔術師」の中の一人は、「良いニュースを聞いて下がった時のマーケットはとても弱い。悪いニュースが出ても上がるマーケットはとても元気だ」と述べています。

上昇に繋がる特別なニュースが何もないのに上昇した場合は、その方向に株式市場が動くシグナルのことがあります。

悪いニュースでも、予想していたことがその通りに起こると、マーケットの懸念材料ではなくなり、予想と逆方向に行く場合があります。いわゆる「材料出尽くし」ですね。

材料出尽くしとは、株価に影響を与えるとみられていた事項が実際に明らかになっても、株価が無反応であったり、逆の方向に動いたりすることです。

株価を動かしていた事項が実際に公表された時は、すでに事項の影響は株価に反映されており、追加の影響はなくなる現象です。材料は新鮮な間が株価への影響が大きいと言われています。

日銀政策委員会の現状維持の後、逆に行ったのを見て株価は強含むと考えて日経平均をロングしました。レバレッジは先物よりかけられませんが、税金の兼ね合いで先物ではなくETFにしました。

その後、増し玉をして14時過ぎにトイレに行った時にスマホでチェックしたら垂れてきていたのでクローズしました。

2015年10月30日の売買注文

今回は「日本政府が補正予算を3兆円超で調整」というニュースが出たのも株価にプラスだったのかもしれません。

こうしたトレードの留意点は、逆に行ったら即座の損切りが重要である点です。

買う理由は「値動きを見たら上がると思ったから」ですので、下がったらすぐに損切る必要があります。下がったら突如として「中長期投資」に切り替えてはいけません。

「悪いニュースで上がるマーケットは強い。良いニュースで下がったマーケットは弱い」というセオリーは意識しておくと役に立つ場面が多いと考えています。

ニュースよりもマーケットの反応の方が大事」という名言を頭に刻み込んでいます。

この点については、世界トップトレーダーの心得をまとめたことで大人気のシリーズ「マーケットの魔術師」の4冊のエッセンスを1冊にまとめたエッセンシャル版にも掲載されています。


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