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エメラダ・エクイティを使ってみた口コミ!株式型クラウドファンディング!未上場企業に投資可能

更新日: 金融機関

ビジネス・オフィス

エメラダ・エクイティという株式投資型クラウドファンディングがあります。未上場企業の新株予約権を購入できます。

投資した会社が将来IPOしたり、M&A等で事業売却した場合、大きなリターンを得られる可能性があるのがメリットです。

他方、確定利回り型の金融商品ではなく、配当、株主優待などのインカムゲインは約束されていません。また、新株予約権の価値がなくなって損失を被るリスクがあります。

クラウドファンディング、ソーシャルレンディングは匿名組合に基づく業者が多く、悪意があったらやりたい放題なので、みんなのクレジットなどの問題が多発しています。

そうした中ではエメラダは信頼性が高いサービスを運営しており、フォーブス ジャパン、TechCrunch、ダイヤモンド・オンライン、ZUU Online、日経トレンディなどで取り上げられています。

エメラダ・エクイティが取り上げられたメディア

フォーブス ジャパンでは「スタートアップの有望株 厳選50社」、日経トレンディでは「2018年ヒット予想100」に選出されています。

エメラダ・エクイティのメリット、デメリットについて、実際に使ってみた口コミをまとめます。


エメラダ・エクイティとは

エメラダは「テクノロジーと金融ナレッジで金融市場の99%に透明性を」というミッションを掲げている企業です。

企業数ベースで99%を占める未上場企業に対して、オンライン上のプラットフォームを通じた株式性資金や借入等の幅広い資金調達の機会の提供するサービスを運営しています。

資金を提供する投資家側に対して、投資企業の必要な情報が開示される透明性を確保する方針です。

第一弾として、株式投資型クラウドファンディングのサービス「エメラダ・エクイティ」がサービス開始しました。

個人投資家が未上場のベンチャー企業に1社49万円まで投資でき、「エメラダ型新株予約権」を取得できます。

エメラダエクイティの案件画面

従来はベンチャーキャピタル等の一部の投資家に限られていたベンチャー企業への投資機会を得られます。

ただし、非公開株式、未上場株式というのは玉石混交であり、キラリと光るスーパーエースはごく一部であり、自転車操業で破産回避で必死という企業も多いです。

上場株式への投資以上にハイリスク・ハイリターンであり、目利き力が標準的な一般投資家にとってはハードルが高いです。

エメラダ・エクイティでは、基準をクリアしたベンチャー企業のみを取扱っているのが特徴です。

経営者・スタッフはゴールドマン・サックス証券、野村證券、三菱UFJフィナンシャル・グループ、シティバンク、日興証券、三井住友銀行など金融機関での業務経験がある方が集結しています。

氏名 所属・役職 前歴
澤村帝我 共同創業者兼CEO 野村證券およびゴールドマン・サックス証券の投資銀行部門にて企業買収および資金調達の助言業務に従事
古川直樹 共同創業者兼COO ゴールドマン・サックス証券の投資調査部門にて証券アナリスト業務、日本GEにて財務・経営管理業務に従事
五嶋宏通 共同創業者兼CTO ソニーにてソフトウェア開発に従事
齋藤菜々 CSO ゴールドマン・サックスの資産運用部門の東京およびシンガポールオフィスにて、資産運用提案および市場分析業務に従事
前田孝治 取締役 三菱UFJフィナンシャル・グループ常務執行役員、三菱UFJ証券常務取締役を歴任
鈴木崇正 監査役 三菱UFJ証券常務執行役員、三菱UFJ・モルガンスタンレー証券と三菱UFJ証券ホールディングスの監査役
進藤武志 コンプライアンス・グループ 三菱UFJ証券にてホールセール部門のコンプライアンス業務等に従事
畠山弘 オペレーションズ・グループ シティバンクでリテールバンキング業務、東京スター銀行では支店統括部門で支店管理業務に従事
澤田一成 アドバイザリー・グループ 東京都民銀行にて審査企画、経営企画部門で信用リスク管理、ポートフォリオ管理に従事。その後、株式会社日本格付研究所にて数理・システム室長等を歴任
水澤春樹 アドバイザリー・グループ 秋田銀行審査部に22年間在籍。信用格付制度の構築、伝統的な財務分析手法の精緻化・審査プロセスの標準化、事業融資担当者の育成等に従事
河合弘一 コンテンツ・マネジメント 日興証券にて証券アナリスト業務に従事。東海東京フィナンシャル・グループにて執行役員・取締役・監査役等を歴任し、経営企画、財務、人事、研修領域の統括に従事
田島慎也 アドバイザリー・グループ 三井住友銀行の法人営業部にて融資業務等、企業調査部にてクレジットアナリストとして業界調査業務および企業の信用調査業務等に従事
野澤真季 広報担当 野村證券のリテール部門で富裕層向け資産運用コンサルティング業務に従事

口座開設費用・維持費用は無料です。また、投資に際しての手数料も不要です。

エメラダ・エクイティは手数料を企業側から得る仕組みとなっており、発行価額総額の15%(税込)のフィーでサービスが運営されています。 

口座開設時点で満20歳以上75歳未満で、日本国籍を持っていて日本在住の方が申し込めます。

口座開設後に満75歳以上となった方は、エメラダ・エクイティ内で新規投資ができなくなります。

エメラダ・エクイティで投資すると、「エメラダ型新株予約権」を得られます。一定の事由が生じた場合に新株予約権を会社が取得する定めがある取得条項付新株予約権です。

一般的な新株予約権とは異なり、発行者が上場を承認された場合もしくは発行から10年間が経過する最後の1ヵ月の間のみ権利を行使することができます。

おーいと呼びかけるOL

権利を行使した後に発行者が上場した場合には、権利行使により取得した株式を市場で売却することができます。

また、発行者がM&Aにより売却されたときは、取得条項の発動により新株予約権が譲渡され発行者から金銭を取得することができます。

投資期間中は換金・権利行使は不可であり、相続以外では第三者への譲渡は企業の承認が必要です。

投資単位は1企業当たり上限は49万円であり、下限は14万円という例があります。

株式会社ラントリップ エメラダ型新株予約権

エメラダ・エクイティでは配当は支払われません。日本では確定利回り型の金融商品のニーズが高いですが、配当はありません。

配当はないとしても、商品の送付などの優待サービスがあるといいですね。今後に期待します。

メリット

VCやエンジェルが既に投資している案件に限定

ベンチャー企業は、上場企業に比べて収益基盤が確立されておらず、将来性の評価が困難です。

エメラダ・エクイティでは、プロの投資家(ベンチャー・キャピタルやエンジェル投資家)が既に出資している企業に投資することができるのがメリットです。

既に一定の知名度があるVCやエンジェルが投資した案件に限定されており、一定のキュレーションが行われています。

第一号はクラフトビールの製造、販売、直営飲食店の運営を実施している「Far Yeast Brewing株式会社」でした。

直営飲食店「Far Yeast Tokyo – Craft Beer & Bao –」、自社工場「源流醸造所」を有しており、世界16カ国で「馨和 KAGUA」を展開しています。もちろん日本でも販売しています。

製品の一つである東京ブロンドはグランドハイアット東京のクラブラウンジでも提供されていました!

グランドハイアット東京のグランド クラブのビール

第ニ号はリクルート出身の元箱根駅伝ランナーが立ち上げたスポーツテック企業「株式会社ラントリップ」です。

Webサイト/アプリの開発及び運営、スポーツイベント/ツアーの企画及び実施、ランニングを中心としたスポーツツーリズムコンサル等を展開しています。

KDDI∞Laboへの採択、近畿日本ツーリストとの連携事業発表などの実績があります。

ランニングアプリ「Runtrip」、アプリ連動型イベント「Runtrip via」の開催、オウンドメディア「Runtrip Magazine」の運営などを展開しています。

投資先企業に関する詳細な情報を確認可能

エメラダ・エクイティの画面では、経営者の熱意・ビジョン・戦略、事業内容、資金使途の内訳、財務諸表&事業計画、暫定時価総額、EXIT戦略などの情報を確認できます。

充実の情報が提供されており、投資判断を下すのに役立ちます。クラウドファンディング業者の中では、情報の豊富さは際立っています。

エメラダエクイティの投資画面

投資に際しては新株予約権の内容について詳細な説明があり、また契約締結前交付書面でリスク等を把握できます。

投資後も投資先企業の重要なイベントに関する情報・ニュースを受け取れます。

投資先企業を直接サポートできる仕組み

エメラダ・エクイティで投資すると、株主優待のような特別な権利が付与されることもあります。投資先企業を直接サポートできるような仕組みが用意されています。

一例として株式会社ラントリップは、「Runtrip Founders」(株主/新株予約権者)に対して、以下の権利を提供します。

名前 内容
Founders Lounge 参加権 Founders限定のFacebookグループに招待。運営チームへのフィードバックやアドバイスが可能
Founders Meetup 参加権 事業報告会を兼ねたFounders限定イベントを定期的に開催
Runtrip via 招待枠 全国で開催される「Runtrip via」への招待枠の提供(予定)
Runtrip Store 商品企画参画権 商品ラインナップ拡充予定のRuntrip Storeで取り扱う新商品の開発に対し、企画時に意見が言える機会と先行予約機会を提供(予定)

面倒な事務手続きはエメラダが代行

通常、ベンチャー企業に投資するためには、煩雑な事務手続きが発生します。

しかし、契約締結のための手続きや投資時の資金の払込み等はエメラダ・エクイティが代行するので面倒な手間は一切不要です。

エメラダ・エクイティで投資したベンチャー企業が将来上場またはM&Aにより他の企業に売却された場合は、投資のリターンを得ることができます。

入金した投資のための資金は、日証金信託銀行で分別管理されています。万が一、エメラダが破綻した場合は、原則として資金は保全されて返還されます。


デメリット

タブレット端末とパソコンで調査する男女

IPOやM&Aがなく損失となるリスク

エメラダ・エクイティは確定利回り型クラウドファンディングではなく、投資しても上場や他企業への売却がなされず、リターンが生じない場合もあります。

ベンチャー企業のすべてが事業に成功するわけではなく、失敗して破産する例も多々あります。

投資で取得するエメラダ型新株予約権は、IPO時か10年間が経過する最後の1ヵ月の間のみ権利を行使できます。

IPOやM&Aがない場合、10年経過時に権利を行使しないと全損となってしまいます。忘れないようにエメラダから通知メールが届く状態にしておきましょう。

パソコンを操作する男女

取得株式は譲渡や企業の上場により換金できる可能性があるものの、未上場株式であるため一般的に換金性が著しく乏しい可能性が高いです。

株式取得後も投資先企業についてのエメラダからの定期的な情報提供が継続される予定となっています。

割当てられる株式数が投資時点では定まっていないのもデメリットです。

一般的な新株予約権では投資家が将来受け取る株式数が発行時に決められますが、エメラダ型新株予約権では「転換価額」に基づき決定されます。

したがって、まずベンチャー企業に対して資産の中から総額でいくら投資をするのかを決めた上で、多くの企業に投資金額を分散させるのが無難です。

利益は確定申告が必要

確定申告の準備

この新株予約権の法令上のスキームは「店頭有価証券」であり、リターンが出た時にかかる所得税は申告分離課税となるのが原則です。

証券会社における特定口座(源泉徴収あり)のような仕組みはなく、利益が出たら確定申告を行う必要があります。

投資者保護基金には未加入

エメラダは投資者保護基金に未加入となっています。したがって、投資家保護基金による1000万円までの保護は対象外となります。

エメラダ・エクイティに入金したお金は、日証金信託銀行で分別管理されています。

したがってエメラダが破綻しても返還されるのが原則ですが、悪意で信託していなかったようなケースでは保護されない可能性もゼロではありません。

口座開設手続きは簡単

エメラダ・エクイティの口座開設手続きは手間がかからずスムーズです。

オンラインで確認事項を同意して、投資の経験、氏名・住所・電話番号・メルアド等の投資家情報を入力して、本人確認書類をアップロードします。

エメラダ・エクイティの投資家情報の入力画面

数日で登録先住所に簡易書留で認証コードが記載された書類が届きます。

エメラダ・エクイティの認証コードの郵便

後はスマホやパソコン、タブレット等でマイページにアクセスして、認証コードを入力すればOKです。

注意点としては認証コードに半角スペースがある場合があり、半角スペースも入れないとエラーとなる点です。

スマホの場合はQRコードを読み込むと自動的に認証コードが入力されて便利です。

まとめ

オフィスビル

エメラダ・エクイティという株式投資型クラウドファンディングがあります。未上場企業の新株予約権を購入できます。

投資した会社が将来IPOしたり、M&A等で事業売却した場合、大きなリターンを得られる可能性があるのがメリットです。

他方、確定利回り型の金融商品ではなく、配当、株主優待などのインカムゲインは約束されていません。また、損失を被るリスクがあります。

基本的には一獲千金を狙って大金を投じるのではなく、ビジネスの応援の趣旨も込めて、資産の一部を投資するというスタンスが無難です。全財産の大部分を投じるようなのは避けましょう。

クラウドファンディング、ソーシャルレンディングは匿名組合に基づく業者が多く、悪意があったらやりたい放題なので、みんなのクレジットなどの問題が多発しています。

そうした中ではエメラダは実際に使ってみて、スムーズで情報量も多くて安心感が高いと感じました。

著名メディアでは、フォーブス ジャパン、TechCrunch、ダイヤモンド・オンライン、ZUU Online、日経トレンディなどで取り上げられています。

フォーブス ジャパンでは「スタートアップの有望株 厳選50社」に選出されています。

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