ビズリーチ(BizReach)という転職サイトがあります。企業やヘッドハンターからスカウトが届く転職サービスです。
積極的に転職を検討している場合はもちろん、自分の市場価値をチェックしたい場合、良い話があったら転職したい場合などにも便利です。
ビズリーチのサービス、評判、口コミについて、2024年11月の最新の情報をまとめます。
ビズリーチとは
ビズリーチ(BizReach)は会員制の転職サイトであり、世の中に流通しにくいハイクラスで良質な情報(求人、企業、ヘッドハンター)を集約したサイトです。
非公開求人を含む掲載求人数65,000件以上、会員数670,000人以上、登録ヘッドハンター数5,500人以上という転職サイトです。
東証プライム上場企業からベンチャー企業まで、これまでに4,800社を超える企業がビズリーチで採用活動を行っており、企業人事と直接知り合えるのが魅力的です。
国内外の優良企業と、厳正な審査基準をクリアしたヘッドハンターが、登録した職務経歴書を見て直接スカウトする流れとなります。
自分の履歴書・職務経歴書などを登録しておけば、企業・ヘッドハンターから連絡が届きます。自分がどのような企業にスカウトされるのかをお手軽に試すことができます。
もちろん、見られたくない企業を個別に設定できるので、今の勤務先・関連会社・親密な取引先などから、自分の情報を見られる心配はありません。
ビズリーチは誰もが知っているような大企業も利用している転職(雇用主からは中途採用)サービスです。
一例としては、VISA・ワールドワイド・ジャパン、日産自動車、日清食品ホールディングス、楽天、横浜DeNAベイスターズ、ジェイティービー(JTB)、アクサ損害保険、フェデックス・エクスプレス、川崎重工業、パナソニック、ハウス食品、大和ハウスなどがビズリーチを使っています。
はてな、価格.com、オイシックス、ディー・エヌ・エー、freeeなどのベンチャー企業もビズリーチを使っています。
関西では、ユー・エス・ジェイ(USJの運営企業)、オムロン、LCCのPeach Aviation、キーエンス、ノーリツなどが利用しています。
中部地方では、デンソー、アイシン精機、マキタ、トヨタメディアサービス、エアアジア・ジャパン、ブラザー工業などが採用しています。
すかいらーく、日本HP、日本電産なども導入しています。
静岡県静岡市、大阪府大東市、広島県福山市、福岡県直方市、長崎県大村市などにおける公的団体の求人案件も取り扱っています。
ビズリーチに職務経歴書を登録しておけば、これらの有名企業からオファーが届く可能性があります。
日本国内の在住者だけではなく、海外に住んでいる場合でもサービスを利用できます。企業側はグローバル人材を求めているケースもあります。
ビズリーチのサービス内容
ビズリーチには2つのプラン(スタンダード・プレミアム)があります。転職活動状況に合わせて利用できます。完全無料で利用することも可能です。
「スタンダード」は、まず一度試してみたい方、転職を検討中の方に向いているプランです。スカウトを受け取ることで自身の市場価値を確認できます。
料金が無料である点が大きなメリットです。公募や特集の閲覧・応募は可能です。一部のスカウトへの返信や求人への応募はできません。
「プレミアム」は、積極的に転職活動をしたい方に向いているプランです。スカウトを受け取ることはもちろん、秘匿性の高い求人に自ら応募することも可能になります。
プレミアムの料金は現在の年収によって分かれます。
- タレント会員(年収750万円未満):3,132円(税込)/30日間
- ハイクラス会員(年収750万円以上):5,350円(税抜)/30日間
無料会員登録後、登録内容が承認されたら、プレミアムプランを無料で体験することもできます。課金前のお試しも可能です。
スカウトを受け取ることで自身の市場価値が分かるため、よりふさわしい企業・ポジションを見つける指標となります。
スカウトをより多く受け取るには、職務経歴書を適当に書かずにきちんと入力するのがベターです。
ビズリーチの会員登録は無料です。登録後、職務経歴書にこれまでの経歴を入力します。登録内容の審査が完了すると、サービスを利用できるようになります。
ビズリーチの会員登録手順のポイント・コツについては、以下で徹底的に解説しています。
受け取れるスカウトには、プラチナスカウト、スカウトの2種類があります。
「プラチナスカウト」とは、経歴やスキルなどを見て、求める経験やスキルを備えていそうだと判断し、高い関心を持ったヘッドハンターや企業から届く、面談もしくは面接が確約されたスカウトです。
スタンダード(無料)を利用している場合でも、メッセージの閲覧と返信が可能です。YESと回答すると、企業・ヘッドハンターとの面談・面接へと進むことができます。
「スカウト」は、経歴やスキルに関心を持ったヘッドハンターから届く案内で、プレミアム(有料)にアップグレードすると、内容の閲覧と返信が可能です。
企業・ヘッドハンターは採用したい人材を舌舐めずりして探していますので、ビズリーチに登録しておけばチャンスが拡大します。
企業サイドは年代、経験職種、業種などの様々なワードで検索したり、基本情報・職務経歴書をチェックすることで、ニーズに合った人材を選んでいます。
より多くのスカウトを受け取るためには、職務経歴書を充実させることがポイントです。職務経歴書とは、「自分は何ができるか」を誰が見ても明確に分かるように示すプレゼンテーション資料です。
これまでの経歴を棚卸して、どのような経験・知識・スキルを有しており、どのような成果を出せるのかを具体的に記載すると見栄え良くなります。
作成のポイントは、自分が伝えたいことではなく、企業やヘッドハンターが知りたいことは何かを意識して書くことです。
経験した業界、業務、スキル、担った役割と責任、これまでの成果などを数字と共に定量的に記載することで、自分が企業に貢献できる可能性を強調するのがベターです。
企業、ヘッドハンターが掲載している求人を検索することも可能です。検索は、「求人検索」ページより行えます。
応募企業の求人条件と、職務経歴がマッチした場合に送られてくる「求人案内」メールから、興味のある求人に応募することもできます。
ヘッドハンターには「ビズリーチスコア」という参考指標がついています。ヘッドハンターの評価を可視化した指標です。
「直近6カ月間の採用決定人数」「採用された会員の決定年収」「送信したプラチナスカウトの返信率」など、複数の指標からなる評価を5点満点で表し、SからDまでランク分けされています。
イメージ的には、ヤフオク、メルカリ、Uberなどにおける評価と同じです。評価が高いヘッドハンターですと安心感が出てきます。ヘッドハンターからスカウトを受け取った際に、返信の参考として確認できます。
ヘッドハンターに会って、これまでの経歴や希望の条件を伝えると、よりマッチした求人や、スカウトにも書けないような秘匿性の高い非公開求人を提案してもらえる可能性があります。
また、職務経歴書の書き方、面接対策などサポートを受けることもできます。ヘッドハンター経由で内定した場合は、年収などの条件交渉や入社日調整などをヘッドハンターが行ってくれます。
内定承諾後は、ビズリーチを通じて転職が決まった会員に用意しているお祝いを受け取ることも可能です。
ビズリーチは無料のスタンダード会員でも、ヘッドハンターや企業から届く、面談もしくは面接が確約された「プラチナスカウト」を受け取って返信できます。
基本的にはいきなり課金はせずに、まずは無料のスタンダードでビズリーチに登録して、使い勝手を試すのがいいでしょう。
ビズリーチのメリット
あらためて自分の強み、現在のポジション・待遇が適切かなどを把握できるようになります。
企業の人事担当者やヘッドハンターは、自分の職務経歴書に魅力を感じてスカウトを送信しています。「自分のどこに興味を持ってスカウトを送ったのか」を聞くことができます。
友人、同僚、家族ではどうしても評価に情が入ってしまいますが、より客観的な評価を確認できます。
受け取るスカウトのなかには、自分が想像していなかったポジションを提示しているものがあるかもしれません。
そのような際には、返信したり面談してコミュニケーションをとると、今までに築いてきたキャリアが思わぬ形で花開くことがあります。
読売新聞でも、ビズリーチを利用して転職を成功させた事例が取り上げられていました。
タイトル
- 大企業から中小・ベンチャーで活躍…転職で注意するポイントは?
- 女性管理職、外部から
ビズリーチでは、前述のとおりヘッドハンターの「ビズリーチスコア」が明示されています。S、A、B、C、Dの5段階のランクであり、上位2つのSとAは全体の2%しか存在しません。
SもしくはAランクのヘッドハンターからスカウトが届いた場合は、大きなチャンスです。
自分が持つスキルや経験がどのように生きるのか、どんな企業から求められているのか、一度直接話す機会を設けて面談したら、自分のキャリアの新たなフロンティアが開ける可能性があります。
優秀なヘッドハンターは多くのコネクションや実績を持っているため、今すぐ転職したいという考えでなくてもビズリーチは役に立ちます。
評判・口コミ
ビズリーチの評判・口コミについてチェックしてみましょう。
うっすら転職に向けて活動してるが、DODAはダメだね。システムはおろか、プロジェクト担当?ってのが微妙…
ビズリーチとかのほうが使いやすい。昔みたいな大企業至上主義でもなくなりつつあるし、転職システム(インフラ)は変わりつつある。DODAはすでにおワコンか。— konyan (@madamkonyan) 2016年7月19日
ポケモンするよりビズリーチみてる方が楽しい
— misaaaaa (@misaaaaa_misa) 2016年7月31日
昨日はたくさんの企業の人事の方々とお話しする機会があって、とても貴重な体験が出来た!
ただ、ビズリーチのキャンペーンガールにめっちゃ綺麗な人がいてそれが1番頭に残ってる?笑 pic.twitter.com/27buxTDXBX— Kazuma Horiue (@88_stb) 2016年7月15日
求人に関しては、ビズリーチはかなり突っ込んで残業とかも厳しい査定があったから、どうしても探すならビズリーチで探すのが良いのかも。
— ルーファ@VATER (@rufa_1059t) 2016年6月16日
スケジュールも積みたい経験もやってみたい業務もビズリーチとマッチングしてしまった
ミートアップだなあ。いやはや。
— 松岡修造になりたい (@truegareden) 2016年7月19日
ビズリーチにスカウトされた
— 開発室Graph (@studio_graph) 2016年6月16日
ビズリーチいったらPやRなどいろんな人材業界の人いていろんな会社から人材業界について話聞けて面白かったし、ビズリーチってこんな面白い人たちの集まりだったと知らずにニクリーチキャンセルした過去の自分を殴ってやりたい。
— ねづっち (@tomochi67) 2016年6月15日
最近話題だね!会社の人事が不透明との不満はつきもの。ここに目をつけたAIサービスが登場。ビズリーチ、ヤフーなどは仕事ぶりなどのデータをもとにコンピューターが採用や評価、配属を決める事業を始める。いずれ人事部もAIに取って代わられるのか?って!AIの作り手も人間だと思うけど、違う?
— たけぞう (@noatake1127) 2016年6月14日
ビズリーチに登録してみたんだけど、すごいメール来るんだな。あと転職コンサルって本当にたくさんいるんだなぁ。
— ぱんだ (@n_p_a_n_d_a) 2016年7月29日
ビズリーチからのお知らせ。マーケター、1000万。そう来なきゃね。
— 彩香 (@ayaka_love) 2016年7月26日
即戦力採用ならビズリーチっていう宣伝文句だから企業相手にはもちろん、転職する側も企業側に即戦力だと思ってもらえると考えるから登録したいなと思うだろうし!その中でも一番すごいのはその事を短い時間に俺でもわかるように伝える力だと思ったヽ(´o`;
— いろき (@M_i6i) 2016年7月6日
ビズリーチに登録しようかしら?
— クラゲ (ry (@tn814) 2016年7月4日
「DODAよりもビズリーチの方が使いやすい」、「マーケター、1000万のお知らせが来た」、「メールがたくさん来る」、「どうしても探すならビズリーチで探すのが良いのかも」という評判・口コミがありました。
職務経歴書を登録すればオファーが届くので、受け身でいい点はメリットです。
自身の市場価値がどれほどなのか、実力を発揮できるのはどの業界なのかを知るという目的でも、ビズリーチは活用できます。