au PAY プリペイドカード(旧au WALLET)というMastercard搭載のプリペイドカードがあります。
インターネットショッピングでも原則として利用可能です。
ただし、サブスク等の会員費やケータイ料金・保険料などの継続的支払いなど、一部を除いてマスターカード加盟店で幅広く利用できます。
クレジットカードやauかんたん決済によるチャージでポイント二重取り等のメリットもあり、活用すると家計改善に役立ちます。
しかし、au PAY プリペイドカードにはデメリットも存在しています。
主な欠点
- クレカ・auかんたん決済によるチャージに上限あり
- 海外決済手数料が高い
- ICチップ非搭載
- 紛失時の補償が弱い
- モバイルSuicaはポイント対象外
- 払い戻し・キャンセルに時間がかかる場合あり
- 海外旅行傷害保険が未付帯
どちらか片方が必要→(1)auの契約、(2)au ID&auじぶん銀行の口座(UQ mobileとpovoのみでは作成不可)
au PAY プリペイドカードのデメリットについて、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
目次
クレジットカード・auかんたん決済によるチャージに上限あり
au PAY プリペイドカードはチャージ残高が100万円なので、それを超えるお買い物はできません。
高額決済が不可能なのはデメリットですが、100万円を超えるカード決済を行う方はほとんどいないので、大多数の方にとっては無関係です。
しかし、auかんたん決済は月10万円(auひかりのみだと月1万円)、クレジットカードは月25万円というチャージの上限が設定されているのは大きなデメリットです。
au PAY プリペイドカードのコアのメリットは、これら2つのチャージ手段によるポイント二重取りです。
しかし、それぞれ上限が設定されているので、ポイント二重取りが可能なのは最大で月35万円迄となります。
コンビニ・スーパーでの日常の支払いや、デパートでのちょっとした自分へのご褒美であれば問題なく決済できます。
しかし、海外旅行、アーロンチェア等の高級家具、性能が良いパソコン、自由診療、引っ越し等の高額決済はミッション・インポッシブルです。
海外決済手数料が4%と割高
auウォレットを海外で利用した場合、海外決済手数料が4%かかります。
これはデビットカードと比べると標準的ですが、クレジットカードと比較すると著しく高額です。
これがau PAY カードと比較したデメリットです。外国で利用するのは止めましょう。
インターネットの決済では日本語のサイトで購入やサービス利用した場合でも、海外で利用したことになるサイトや決済方法もある点に注意が必要です。
ICチップ非搭載
au PAY プリペイドカードにはICチップが搭載されていないので、スキミングによる偽造に脆弱な状況となっています。
国際ブランド搭載型プリペイドカードでも、マネパカード、JALグローバルウォレット、GAICA等はICチップに対応しています。
セキュリティに弱いのがau PAY プリペイドカードのデメリットです。
安全性を重視する方におすすめなのは、クレジットカードの三井住友VISAカードです。
セキュリティ専門の部署があり、独自の不正検知システムが24時間365日稼働しており、全世界のカード利用のトランザクションをチェックしています。
VISAインターナショナルから、セキュリティが高い会社に対する表彰があり、アジア・パシフィック地域では、三井住友カードだけが表彰されたことがあります。
セキュリティの部分では国際ブランドの運営元のVISAからも高い評価を受けています。三井住友カードにインタビューした際に頑健性を強く感じました。
紛失時の保障に「auスマートパス」が必要
au PAY プリペイドカードを盗難・紛失した場合、カスタマーセンターに連絡したら、カード残高の利用停止手続きを行った上で、カードが再発行されます。
新しいカードの利用開始手続きを実施した時点で、残高は自動移行します。
「auスマートパスプレミアム」会員だと、盗難・紛失時の第三者による不正使用分を補償額上限100万円まで補償する「au PAY プリペイドカード カード盗難紛失補償」が適用されます。
しかし、auスマートパスの会員ではないとこの保障がありません。紛失・盗難で不正利用された場合は、丸々損となってしまいます。
楽天EdyやSuicaと同じ仕組みになっています。補償にコストが発生する点が、原則として無料で補償があるクレジットカードと比べた場合の大きなデメリットです。
セキュリティを重視する場合は、会員サイトやスマホアプリでau PAYの利用を一時停止しておき、使う場合だけ解除し、使い終わったらすぐに一時停止する運用を行うと、安全・安心です。
モバイルSuicaはポイント対象外
au PAY プリペイドカードは、モバイルSuica、Apple PayのSuica、Google PayのSuicaへのチャージはポイント付与の対象外となります。
モバイルSuicaへのチャージでポイントを得たい場合は、ビューカード等のクレジットカードをサブカードとして保有する必要があります。
ただし、au PAY プリペイドカードへのチャージがポイント対象のクレジットカードの場合は、au PAYチャージ時にポイントが付きます。
モバイルSuicaへのチャージ時はポイント付与の対象外ですが、au PAY プリペイドカードへのチャージ時にポイントを得ることは可能です。
ビューカードを作成するのがイヤな場合で、メインカードがau PAY プリペイドカードへのチャージがポイント対象の場合、au PAY プリペイドカード経由ならモバイルSuicaへのチャージで得することが可能です。
払い戻し・キャンセルに時間がかかる場合あり
お店やネットでau PAY プリペイドカードを使って決済した後、キャンセルすることがたまにありますよね。
私は日本旅行やJTBのネット予約でau PAY プリペイドカードを使い、一度残高が減った後にキャンセルしたことがあります。
東海道新幹線の切符を買って予約の日を前日に変更する場合、一度決済をキャンセルして再度決済することになります。この場合もキャンセルになります。
決済をキャンセルした場合、au PAYの残高にすぐに払い戻しされず、数日間の時間がかかることがあります。
海外旅行傷害保険が未付帯
au PAY プリペイドカードには、クレジットカードには付いていることが多い海外旅行傷害保険がついていないのがデメリットです。
海外は医療費が高額な地域が多く、病院に運ばれて入院したら数百万円といった費用になることもあります。ジェイアイ傷害火災保険の海外旅行保険事故データを抜粋します。
国・都市 | 事故の内容 | 治療・救援費用 |
---|---|---|
ハワイ | ディナークルーズで食事を喉に詰まらせ救急車で搬送 | 372万円 |
食物の誤嚥と診断され3日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
シンガポール | クルーズ中に嘔吐・吐血、下船し救急車で搬送 | 440万円 |
胃炎と診断され7日間入院 | ||
家族が駆けつける | ||
オーストラリア | レストランで転倒し腰を強打 | 388万円 |
大腿骨頸部骨折と診断され12日間入院・手術 | ||
家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送 | ||
フランス | 夕食後に気分が悪くなり倒れ、頭を強打。翌朝もめまいが続き受診 | 561万円 |
ウィルス性内耳炎・硬膜下血腫と診断され13日間入院 | ||
家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送 |
3~7日間の入院でも400万円前後の費用が発生することもあります。このようなデータを見ると、海外旅行傷害保険に入っておきたいですね。
au PAY プリペイドカードをメインカードに使う場合は、海外旅行保険が自動付帯の年会費無料カードを持てば、最高保険金額を上乗せ可能。使わなくてもお得なクレジットカードなので、サブカードとしておすすめです。
au PAY プリペイドカードのデメリットまとめ
au PAY プリペイドカードは利点がある反面、デメリットも存在しています。弱点については事前に把握しておくのが無難です。
auウォレットの主な欠点
- クレカ・auかんたん決済のチャージに上限
- 海外決済手数料が高い
- ICチップ未搭載
- 紛失時の補償が弱い
- モバイルSuicaが還元対象外
- 払い戻し・キャンセルに時間がかかるケースあり
- 海外旅行傷害保険が未付帯
こうした欠点を緩和したい場合は、やはりクレジットカードの利用がベターです。
プリペイドカードよりもポイント還元率が0.5%高いので、高スピードでWALLETポイントがドンドン貯まります。
au PAY カードは年会費無料のクレジットカードカードで、サブカードとしてもおすすめです。
還元率1.0%でPontaポイントを獲得でき、auカブコム証券での投信積立は1%還元と高還元なのが最大のメリットです。
マツモトキヨシ、apollostation、スターバックスカードへのチャージなどau PAY プリペイドカードポイントアップ店だと通常より増量でポイントが貯まります。
ポイント増量店を頻繁に利用する場合は、検討し得るクレジットカードです。
得られるポイントはau PAY プリペイドカードにチャージするとMastercard加盟店で現金同様に使えるのが便利です。
また、au PAY カード限定の特典もあり、紛失・盗難保険、お買物あんしん保険、海外旅行あんしん保険などが充実しています。
海外旅行傷害保険は最も利用頻度が高くて重要な疾病・傷害治療費用が200万円とパワフルです。
月会費1,000円(税抜)のアメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
au PAY カードは、実用性が高い保険が年会費無料カードとしては卓越しており、質実剛健なスペックです。
au PAY プリペイドカードクレジットカードは、auじぶんcardの進化版のようなクレジットカードです。利用金額にポイントを充当できるようになり、便利になっています。
カードフェイスもシックでシンプルでかっこよくなりました。変なマークがゴテゴテ記載されているよりはかっこいいです。
カードの引き落とし口座をauじぶん銀行にすると、引き落としの度にWALLETポイントがもらえます。詳細は以下で徹底解説しています。
こうして考えてみると、本当にお得ですよね。このような良いクレジットカードを使えば、長い目で見ると10万円・20万円といったリターンを得ることができます。
au PAY カードはお得な入会キャンペーンも魅力的です。
空前の低金利の時代には、au PAY プリペイドカードクレジットカードのポイント還元、各種付帯特典は絶大な威力があります。
お得な生活を送れて、浮いた分を貯金したり他のことに使えるようになり、人生を豊かに彩ることができます。
au PAY ゴールドカードは、auの最上級のクレジットカードで、至れり尽くせりのベネフィットを享受できます。
au PAY カードのスペックに加えて、ゴールドカードならではの特典が付帯しています。
- au通信料とauひかりなどの固定回線が+10%還元
- au PAY 残高へのチャージが+1%還元
- au PAY マーケットで7%還元
- auでんき、都市ガス for auの支払いは+2.0%還元
- 海外アシスタンスサービス(ハローデスク)
- 宿泊予約サイト「Relux」の割引
- 空港ラウンジ無料サービス(国内主要空港+ハワイ)
- 充実の旅行傷害保険・ショッピング保険、レンタカー優待
スタンダードカードのau PAY カード、Mastercard搭載型のau PAY プリペイドカードにはないベネフィットが豊富です。
一般の加盟店でも還元率1.0%で、現金同様のPontaポイントが貯まるのが使い勝手良好です。利用金額にポイントを充当することも可能となっています。
入会特典として最大20,000円分のポイントを得られます。
対象料金プランによっては、月額のau利用料金が10,000円(税抜)の場合、年間のポイント還元の上乗せが12,000円となるので、au PAY ゴールドカードの年会費をフルにカバーできます。
このような方ですと、au PAY ゴールドカードは持たないと損といっても過言ではないハイ・クオリティー・カードです。
au PAY ゴールドカードはauで至れり尽くせりのベネフィットを享受できます。auでの最強クレジットカードです。
auユーザーにとっては絶大なメリットがあるゴールドカードです。ドコモのdカード ゴールドと比較してもエッジが効いています。
慈愛さえ感じるようなお得さ、プライスレスのスペシャルな特典が満載であり、無尽蔵に湧出される豊潤さには身震いする程です。
オンリー・ワン、スペシャル・ワン、エアフォース・ワンのパワーがあります。歴史の偉人で例えると、ジャンヌ・ダルクのようなパワーがあります。
au PAY ゴールドカードの卓越したポイント還元、スペシャルな特典お得度は絶大な威力があり、ふつふつと喜びが湧き上がってくる世界へ雄飛することが可能になります。
慈愛さえ感じるようなお得さがあり、無尽蔵に湧出される豊潤さには身震いする程です。
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