
言わずと知れたANAはクレジットカード「ANAカード」を発行していますね。
ANAカードマイルプラスでの高還元率、フライト・継続ボーナス、各種付帯特典が魅力的な航空カードです。
ANAカードに申し込むと、なんとカード到着前にも空港店舗「ANA FESTA」、「ANA DUTY FREE SHOP」での割引サービスを利用できます!
旅行や出張の際には極めて便利です。お得な割引を享受でき、手土産や各種グッズの購入がはかどります。ANAカードの事前利用サービスについてまとめます。
空港店舗での割引概要
ANAカードには多様なサービスが付帯しており、ANAを利用する上でお得なベネフィットが満載となっています。その中で空港店舗での割引サービスを、カードが届く前に利用可能です。
- 空港内店舗「ANA FESTA」10%OFF
- 空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」5%OFF
割引には一部対象外の商品があります。1,000円(税込)以上の購入時が対象となります。また、「ANA FESTA内スターバックスコーヒー」は対象外です。
ネット上で「ANAカード事前体験サービスカード」を表示できます。カード入会申し込み後に案内が出ます。また、送られてくるメールにもリンクがあります。

カード会社より届く「申し込み完了のお知らせメール」に記載のURLよりカード画像を表示できればいつでも利用可能です。

利用する際には対象店舗で本人確認のため、以下を持参すればOKです。
- クレジットカード会社からのお申込み完了メール
- 事前体験サービスカード画面
- 利用当日のANAの搭乗券(空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」のみ)
各カード会社から自動配信される「申込完了のお知らせメール」を受け取れるように設定しましょう。再送信はされませんのでご注意ください。
事前体験サービスの有効期限は、登録から約1カ月間の利用となります。私の場合、6月6日に入会したところ6月30日迄でした。
いちいち印刷する必要はなく、スマホや携帯電話で画像保存のうえ店舗で提示すればOKです。
スマートフォン時代においては、スマホの画面提示でOKなのは便利でうれしいですね!

新規でANAカードを申し込んだ方が対象です。割引は何度でも使えますが、1店舗あたり1個のみの利用となります。
ANAカードを2枚発行したとしても、合計して20%割引ということはできません。また、他の割引や特典(クーポン券・株主優待券など)との併用はできません。
万が一ANAカードの審査に落ちてしまった場合でも、事前割引は享受できます。後で返金する必要はありません。
ANAカード 事前体験サービスの対象カード

ANAカードはANAがJCB、三井住友カード、ビューカード、東急カード、三井住友トラストクラブ、アメリカン・エキスプレスと提携して発行・運営しています。
これらANAカードのうち、個人用カードでは以下のANAカードが対象です。
ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)、ANAダイナースプレミアム、ANAアメックス プレミアムカードは対象外となっています。
これらのANAカードはオンラインで申し込めないため対象外となります。

空港内店舗「ANA FESTA」

ANA FESTAは全国34のANA就航空港で、各地の名産品や飛行機グッズ・旅行カバンなどを販売する「ギフトショップ」や、スピーディーに食事できる「フードショップ」を展開しています。
| エリア | 空港名 |
|---|---|
| 北海道 | 新千歳空港 |
| 函館空港 | |
| 釧路空港 | |
| 旭川空港 | |
| 稚内空港 | |
| 東北・北陸 | 仙台空港 |
| 秋田空港 | |
| 大館能代空港 | |
| 庄内空港 | |
| 富山空港 | |
| 小松空港 | |
| 関東 | 羽田空港 |
| 成田空港 | |
| 近畿・中部 | 中部国際空港 |
| 関西国際空港 | |
| 伊丹空港 | |
| 神戸空港 | |
| 中国・四国 | 岡山空港 |
| 広島空港 | |
| 宇部空港 | |
| 鳥取空港 | |
| 米子空港 | |
| 松山空港 | |
| 高松空港 | |
| 高知空港 | |
| 九州・沖縄 | 福岡空港 |
| 熊本空港 | |
| 大分空港 | |
| 長崎空港 | |
| 佐賀空港 | |
| 宮崎空港 | |
| 鹿児島空港 | |
| 那覇空港 | |
| 石垣空港 |
ANA FESTAで1店舗1回の精算が1,000円(税込)以上の場合、代金が10%割引になります。

郵便製品・書籍類・酒類・煙草などの一部商品、ANA FESTA内スターバックス コーヒーは対象外です。
ANAカードが手元に届いた後は、カードの提示・支払いで空港店舗「ANA FESTA」でのお買い物(税込1,000円以上)がいつでも10%割引となります。

2018年3月13日からは、羽田空港の対象店舗で100円(税抜)あたり1マイルが貯まるようになりました。
| 場所 | お土産 | お食事 |
|---|---|---|
| 国内線ターミナル | ・羽田B1フロアギフト店 ・羽田到着ロビーギフトショップ |
・羽田魚米処 旬 |
| 国内線ターミナル(制限エリア内) | ・羽田北バスラウンジギフト店 ・羽田南バスラウンジギフト店 ・羽田53番ゲートギフト店 ・羽田61番ゲートギフト店 ・羽田65番ゲートギフト店 ・羽田66番ゲートギフト店 |
・羽田52番ゲートフード店 ・羽田59番ゲートフード店 ・羽田60番ゲートフード店 ・羽田北バスラウンジフード店 |
| 国際線ターミナル | ・羽田国際ロビーギフト店 | - |
国際線「ANA DUTY FREE SHOP」等での割引

羽田空港国際線ターミナル、成田空港、関西国際空港の免税店で1,000円(税込)以上お買い物する際に5%の割引を受けられます。
| 空港名 | 場所 | 店名 |
|---|---|---|
| 成田空港 | 第1ターミナル 南ウイング | ANA DUTY FREE SHOP ANA DUTY FREE SHOP MEN |
| 第1ターミナル 南ウイング 第4サテライト |
ANA DUTY & TAX FREE SHOP | |
| 羽田空港 | 国際線ターミナル 南側 | TIAT DUTY FREE SHOP SOUTH |
| 国際線ターミナル 北側 | COSMETIC BOUTIQUE NORTH | |
| 関西空港 | 北ウイング | ANA DUTY FREE SHOP |
| 本館北側 | ANA DUTY FREE SHOP LONGCHAMP・TUMI |
ANAカードが届いた後は、カードの提示・支払いでお買い物(税込1,000円以上)が5%~10%割引となります。カードの券種によって割引率は変わります。
ANA一般カードは5%であり、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANAカード プレミアムは10%OFFです。
まとめ

ANAカードに申し込むと、カードが届く前でも国内線、国際線の空港売店店舗で割引を受けられます。ANA FESTAは日本各地の34店舗が対象と幅広いです。
国際線の免税店は羽田、成田、関空の店舗が対象となっています。審査に落ちてしまった場合でも割引はそのまま受けられるので安心です。
ANAカードは、ANAオリジナルアロマ、ファーストクラス・ビジネスクラス搭載ワイン等が魅力的なネット通販「ANA ショッピング A-style」でも5%OFFを享受できます。

ANAに搭乗する機会がある方は、ANAマイルが最強に貯まるクレジットカードの一角であるANAカードの活用がおすすめです。

ショッピングマイル、フライトボーナス、継続ボーナスなどで、陸でも空でもドンドンとANAマイルを貯められて、本気一本槍で新たな地平へフライトできます。
世代を超えて愛される傑出した航空系カード、マイルが貯まるクレジットカードであり、順風満帆・視界良好で新しい世界へ雄飛する機会を手に入れられます。
ANAカードの種類は数多く、ANA一般カード、ANAワイドカード、ANAワイドゴールドカード、ANAプラチナ プレミアムカードまで幅広いラインナップとなっています。
国際ブランドごとのANAカードの一覧は下表の通りです。
| カード名 | 運営会社 | 国際ブランド | 独自機能 |
|---|---|---|---|
| ANA JCB 一般カード等 ANA JCB CARD FIRST | JCB | JCB | |
| ANA To Me CARD PASMO JCB ソラチカゴールドカード | JCB、To Me CARD | PASMO メトロポイント | |
| ANA VISAカード | 三井住友カード | Visa | |
| ANA Mastercard | Mastercard | ||
| ANA VISA Suicaカード | 三井住友カード ビューカード | Visa | Suica |
| ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 三井住友カード 東急カード | Mastercard | PASMO TOKYU POINT |
| ANA VISA nimocaカード | 三井住友カード nimoca | Visa | nimoca |
| ANAアメックス | アメックス | Amex | |
| ANAダイナース | 三井住友トラストクラブ | Diners Club |
主な特徴
- 利用可能店舗が多い→ANA VISAカード、ANA Mastercard
- 手間はかかるがリボ活用で高還元→ソラチカカード、ソラチカゴールドカード
- 一般/ワイドカードのマイル1%手数料が安価・ゴールド以上は保険が充実→ANA JCBカード
- 入会キャンペーンが豪華→ANAダイナースカード
- トラベル関連のベネフィットが充実→ANA アメックス
ワイドカード以上はSFCとしても活用できます。ANAアメックスは家族カードの範囲が広いので、同居していない既婚の子供などにも発行することが可能です。
これは他社ANAカードにはない利点であり、SFCの家族カード発行時に大きな効力を発揮します。家族がSFC修行なしでANA上級会員の資格を得られます。

ANAカードは入会キャンペーンがお得なのも利点です。

各ANAカードは以下で比較しています。

ANAカードの比較の結果として、グレードごとにおすすめANAカードを厳選した記事は以下になります。

以前ANAに取材して、ANAの安全運航に対する取り組み、搭乗までのサービス、ANAカードのお得な仕組みを伺いました。

なお、ANA一般カードのうち、三井住友カード、JCBが発行しているクレジットカードはリーズナブルな年会費で維持できます。
以下のANAカード7枚を保有すると、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルを得られます!
マイ・ペイすリボに登録して年1回手数料を発生させれば、年会費がSuica・nimoca・TOKYU POINT ClubQは751円(税抜)、VISA、マスターは1,025円(税抜)まで下げられます。
ANA JCB一般カード・ソラチカはスマリボの活用で年会費負担は750円(税抜)に低下します。
これらのANA一般カードは毎年1,000マイルの継続ボーナスが1枚ごとにもらえるので、これだけで元は取れます。
多くのクレカを保有することに抵抗がなければ、7枚すべてを発行するのも手です。
7枚全て発行したら、1マイル1円弱のコストで毎年7,000マイルが手に入ります。1マイルの価値を2円以上と考えるならお得です。