上場!網屋(4258)のIPOの初値予想

更新日: IPO

網屋

網屋(4258)のIPOが決定しています。ブック・ビルディング期間は2021年12月7日(火)~12月13日(月)、上場日は2021年12月22日(水)です。

網屋が新規上場する市場は東証マザーズで、想定価格は1,970円(1単元19.7万円)です。公募価格は2021年12月14日(火)に決定。

仮条件は1,700円~1,970円と下振れました。予想PERは44.9~52.0倍です。

初値予想は「やや小さ目のプラスリターン」です。以下のレンジを想定しています。

2,200円~2,900円(仮条件の上限比+11.7%~+47.2%)

網屋は“重要データの記録”に着目し、AIテクノロジーをログ分析に活用して、お客様のセキュリティレベルを向上する「データセキュリティ事業」と“ICTインフラのクラウド化”に着目し、SaaSネットワークでセキュリティを向上する「ネットワークセキュリティ事業」を展開しています。

監査法人は仰星監査法人で、本社所在地は東京都中央区日本橋浜町3-3-2 トルナーレ日本橋浜町 11Fです。

網屋とは

革新性の高いDX(デジタルトランスフォーメーション)化の実現には、情報漏洩やサイバー攻撃に対抗した高度なセキュリティ対応が不可欠です。

また、企業の働き方は、テレワークなど場所を限定しないニューノーマルなワークスタイルへと変化しており、安全性と可用性を両立した新しいICT(情報通信技術)インフラの対応も欠かすことができません。

網屋は、このような社会環境変化の中、AIやクラウド環境を活用して、「通信」と「データ」を守るセキュリティソリューションプロバイダとして、ユーザーのDX活動を支援しています。

網屋の強みは、自社開発の製品/サービスが提供できるテクノロジーメーカーであることです。

自社開発の推進による高い利益率が特長で、収益は保守やサービスなどによるストック構造によって安定したリカーリングモデルを実現しています。

また、顧客は国内の上場企業が中心で、販売代理店も大手ITベンダーであるため、安定した債権回収体質をもちます。

従業員数は128名、平均年齢は37.4歳、平均勤続年数は5.4年、平均年間給与は614.3万円です。

網屋のIPOの諸データ

網屋の業績推移

業績面では売上高・経常利益・純利益は、大局的には右肩上がりの傾向となっています。

網屋の業績推移

主要な経営指標等の推移は下表のとおりです。

回次第20期第21期第22期第23期第24期第25期
決算年月2016年3月2017年3月2018年3月2018年12月2019年12月2020年12月
売上高(千円)1,541,0491,560,4281,698,2501,309,9902,161,9812,314,581
経常利益(千円)55,26033,41445,861△105,945129,167185,808
当期純利益(千円)63,35615,16331,333△82,70476,186125,931
資本金(千円)50,00050,00050,00050,00050,00050,000
発行済株式総数(株)5,0005,0005,0005,0005,00050,000
純資産額(千円)300,873296,687326,928244,224337,110472,922
総資産額(千円)1,170,2091,079,6621,186,6911,144,5021,435,6881,863,216
BPS(円)70,101.0472,985.7880,663.4360,257.6496.05132.46
1株配当(円)
EPS(円)14,761.643,669.717,717.52△20,405.7923.4335.83
自己資本比率(%)25.727.527.521.323.525.4
自己資本利益率(%)23.55.11026.231.1
配当性向(%)
営業CF(千円)211,759273,326
投資CF(千円)△116,889△97,302
財務CF(千円)△11,296217,611
現金等(千円)528,184921,819
従業員数(人)6679828494111

市場トレンド

市況面では、上場直前3ヶ月間のインデックスが上昇トレンドの状況だと初値リターンが高い傾向となっています。

東証マザーズ指数はここ数ヶ月ボックスでの推移となっていましたが、足元では崩れています。

軟調な推移になるとIPOにおいて向かい風となり、堅調な展開に回帰すれば追い風となります。

東証マザーズのチャート(過去3ヶ月)

上場規模

網屋のIPOの規模は最大で約23.3億円であり、東証マザーズとしては中型です。小型であればある程、初値リターンは良い傾向があります。

公募株式数は429,600株、売出株式数は600,000株、オーバーアロットメント(OA)は154,400株です。

公開比率(オファリングレシオ)は最大で約25%と標準的です。公開比率が低ければ低いほど、初値リターンが高い傾向があります。公募株式数に占める売出の割合は50%です。

株主名保有割合ロックアップ
(株)チャクル28.55%
石田晃太17.82%
伊藤整一11.14%
投資事業組合オリックス9号9.80%
(株)セキュアヴェイル4.31% 
網屋従業員持株会3.67%
柴﨑正道2.86%
新納隆広2.47%
加藤光栄2.08%
山﨑勝巳1.73%

※制度ロックアップによる継続保有を含む

初値予想

網屋の事業は“重要データの記録”に着目し、AIテクノロジーをログ分析に活用して、お客様のセキュリティレベルを向上する「データセキュリティ事業」と“ICTインフラのクラウド化”に着目し、SaaSネットワークでセキュリティを向上する「ネットワークセキュリティ事業」ということで、IPOにおける業種の人気度は高めです。

訴求力の高い東証マザーズネット企業の範疇に属しています。

予想PERは44.9~52.0倍であり、類似企業と比較すると割安感はありません。

コード銘柄名PERPBR配当利回り
2158FRONTEO74.1317.430.30%
2326デジタルアーツ46.5612.190.68%
3682エンカレッジ・テクノロジ20.861.312.88%
4493サイバーセキュリティクラウド97.2420.610.00%
6199セラク19.415.250.49%
7518ネットワンシステムズ19.623.992.14%
9450ファイバーゲート18.365.960.37%

上位株主にはVCが名を連ねていますが、万遍なくロックアップがかかっています。

約23.3億円という上場規模は東証マザーズとしては中型です。

東証マザーズの15億~25億円の中型IPOの初値結果は以下のとおりです。

過去実績

  • レナサイエンス:+45.7%
  • モビルス:+43.0%
  • ブレインズテクノロジー:+134.0%
  • ラキール:+77.1%
  • i‐plug:+129.0%
  • ファンペップ:+10.0%
  • いつも:+134.4%
  • ココペリ:+125.6%
  • スタメン:+133.1%
  • さくらさくプラス:+47.4%
  • rakumo:+204.0%
  • 日本情報クリエイト:+70.0%
  • MacbeePlanet:+28.3%
  • NexTone:-2.4%
  • ヴィス:-8.0%
  • ドラフト:-22.7%
  • フォースタートアップス:-8.0%
  • Kids Smile Holdings:+20.9%
  • AI inside:+250.0%
  • global bridge HOLDINGS:+49.4%
  • HENNGE:+42.9%
  • サイバー・バズ:+73.9%
  • Link-U:+104.3%
  • ピアズ:+51.9%
  • トビラシステムズ:+125.8%
  • NATTY SWANKY:+20.2%
  • 日本ホスピスホールディングス:+46.6%
  • ギークス:+50.3%
  • カオナビ:+100.5%
  • サーバーワークス:+276.6%
  • フロンティアインターナショナル:+12.7%
  • スマレジ:+135.4%
  • テクノスデータサイエンス・エンジニアリング:+98.4%
  • リーガル不動産:+42.9%
  • ギフト:+77.5%
  • イーソル:+138.1%
  • CRGホールディングス:+63.6%
  • and factory:+56.0%
  • GA technologies:+130.3%
  • キャンディル:+52.5%
  • ライトアップ:+32.1%
  • アイペット損害保険:+57.9%
  • RPAホールディングス:+207.7%
  • フェイスネットワーク:+128.6%
  • ジーニー:+98.1%
  • SKIYAKI:+147.1%
  • シルバーライフ:+85.2%
  • ロードスターキャピタル:+37.4%
  • シェアリングテクノロジー:+86.9%
  • GameWith:+133.9%
  • オロ:+129.5%
  • ジャパンエレベーターサービスHD:+61.8%
  • イントラスト:+35.6%
  • スタジオアタオ:+25.7%
  • ユーザーベース:+15.9%
  • シンクロ・フード:+41.4%
  • 串カツ田中:+13.5%
  • デファクトスタンダード:+41.1%
  • ベガコーポレーション:+25.0%
  • エボラブルアジア:+48.3%
  • LITALICO:+88.0%
  • フィット:-7.9%
  • ソネット・メディア・ネットワークス:+139.1%
  • マイネット:+19.3%
  • ダブルスタンダード:+128.8%
  • インベスターズクラウド:+93.3%
  • AppBank:+45.8%
  • デザインワン・ジャパン:+50.9%
  • リンクバル:+27.9%
  • モバイルファクトリー:+99.4%
  • イード:+46.4%
  • KeePer技研:+49.1%
  • インターワークス:+16.7%
  • クラウドワークス:+73.2%
  • GMOTECH:+135.2%
  • 弁護士ドットコム:+215.4%

以上を総合考慮して、初値予想は「やや小さ目のプラスリターン」です。

主幹事は岡三証券です。その他は、下表の証券で申し込めます。

証券会社名割当株式数割当比率
岡三証券824,40080.07%
SBI証券51,4004.99%
みずほ証券41,1003.99%
SMBC日興証券41,1003.99%
楽天証券30,8002.99%
マネックス証券10,2000.99%
むさし証券10,2000.99%
水戸証券10,2000.99%
香川証券10,2000.99%

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<投資スタンス>
中立+
(※強気・やや強気・中立・やや弱気・弱気の5段階)

  1. 強気:対面証券・ネット証券で全力申込
  2. やや強気:ネット証券・対面証券で申込
  3. 中立:ネット証券、回数制限に問題なくS級銘柄の当落に影響がない対面証券で申込(大量獲得を狙える場合は妙味あり)
  4. やや弱気:ネット口座以外は原則回避(ただし、マイナス覚悟の勝負で申し込むことも) ※安全重視ならSBI証券のみ
  5. 弱気:SBI証券以外は回避(対面証券はバーター取引ならOK)

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