アメックスが、米国発行のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードでメタルカードを導入しました。
既にアメリカでは金属製カードのアメックスビジネスプラチナが届いています。
日本でも2018年11月12日からメタルカードが発行開始しました。
アメックス・ビジネス・プラチナの日本とアメリカでのメタルカード発行について、注意点を完全網羅してわかりやすく徹底的に解説します。
アメックスビジネスプラチナのメタルカードは本会員のみであり、追加カード会員、ACカードはこれまで通りプラスチック製カードです。
メタルカードのアメックス・プラチナはこれまでのプラスチック製のカードからは格段に質が向上しました。
これまでは指で折り曲げるとヘニャヘニャと曲がっていましたが、メタルカードはそのようなことはできません。無理に曲げようとすると折れます。
これまでのアメックス・ビジネス・プラチナは、個人用カードとはカードフェイスが異なっており、アメックスのシンボルのセンチュリオンはカード左上に描かれていました。
カード中央には大きい白文字で「BUSINESS」という刻印があり、カード名の下に法人カードの場合は会社名が刻まれるのが特徴でした。
好みは分かれるところですが、個人的には個人用のプラチナ・カードの方が圧倒的にかっこいいと感じていました。
新しいメタルカードのアメックスビジネスプラチナにおいては、個人用のアメックス・プラチナとほぼ同一のカードフェイスとなります。
アメックスの象徴のセンチュリオンがカード中央に君臨しています。「大切な資産を守る」、「安心を提供する」という意味が込められています。
個人用のプラチナ・カードとの相違点は、以下の3つとなります。
- カード上部中央に「PLATINUM」という言葉がなくなり、そのかわりに上部右側に「BUSINESS」という文字が入る点
- カード左下の氏名の下に会社名が刻印(法人カードの場合/個人事業主用カードはなし)
- センチュリオンの右側にある「Member Since」のデザイン
- セキュリティコードの位置
- カード周囲の模様の厚さ、重量
個人用アメックスプラチナのメタルカードは以下のとおりです。
金属製のメタルカードになったことで、「AMERICAN EXPRESS PLATINUM」という文字がブラックになり、クール感と落ち着きがアップしました。
ロゴや会員取得年はレーザー刻印となっており、風雅で優美です。
実際に個人用アメックス・プラチナのメタルカードを手にしたところ、予想以上のクオリティで大満足でした。
個人用のプラチナ・カードの感想については、以下にまとめています。
その後、アメックスビジネスプラチナ・カードのメタルカードも届きました。ビジネスカードの中で最高峰にゴージャスですよ!
アメックスビジネスプラチナと個人用プラチナ・カードを比較すると、細部のディティールが微妙に異なります。
どちらもカードの質感は抜群に良好であり、高級感に溢れています。驚異のスケール感があり、まさにプラチナ・カードという様相を呈しています。
個人向けカードと比較すると、周囲の枠の模様が短いので、お財布に入れている場合はそれで見分けることが可能です。
カード裏面はほぼ同一となっています。重量はビジネスプラチナの方が若干軽いです。
アメックスの券面デザインは定期的にアップデートされており、現在はセンチュリオンの表情が引き締まったタイプに変更されました。
特徴的なのはカード番号がカード表面にないことです。メタルの材質上の問題なのでしょうか。番号は裏面に掲載されています。
確かに店頭で使う分にはカード番号が表になくても全く問題ないですよね。斬新でカッコ良さがアップしました。前例にとらわれず果敢に攻めるアメックスらしさがあります。
セキュリティコード、MEMBER SINCE、名前はこれまで通りカード表面に掲載されています。
個人用アメックス・プラチナの素材はステンレス製であり、アメックスビジネスプラチナもこれに準じるでしょう。
同じく金属製のラグジュアリーカードの重量は約22gとなっています。
プラチナ・カードのメタルカードとラグジュアリーカードを比較すると下表のとおりです。
カード名 | 素材 | 重量 |
---|---|---|
アメックスビジネスプラチナ | ステンレス | 約18g |
ラグジュアリーカード | ゴールドカード:24金の純金メッキ&カーボン ブラックカード:ステンレススチール&カーボン(マットブラック) チタンカード:ブラッシュドステンレススチール&カーボン | 約22g |
日本でのアメックスビジネスプラチナのメタルカードの導入時期は、2018年11月中旬~12月となっています。激しく期待して待ちます。
アメリカ以外の国においては、日本は世界的にも早くメタルカードが導入されました。試験導入のオーストラリア以外では、日本が世界2位のスピードです。
おそらく金属製のラグジュアリーカードが日本に上陸していることから、その対抗措置でしょう。
実際に私自身、ラグジュアリーカードのブラックカードとゴールドカードをフル活用していますが、金属製の上質の質感はファンタスティックです。
プラスチック製のクレジットカードは、いくら素晴らしいカードでも「所詮プラスチック」という感覚すら浮上するのが恐ろしい程です。
この点でアメックス・ビジネス・プラチナのメタルカード、金属化はスペシャルです。ワクワクして待ちきれません!
届いたらラグジュアリーカードとの徹底的な比較を実施します。
米国では既存のアメックスビジネスプラチナのユーザーも、カード更新時までメタルカードを待つ必要はありませんでした。
会員サイトや電話でリクエストすれば新しいメタルカードが届きました。
金属製のクレジットカードなので、更新時にはハサミを入れて処分できません。専用の封筒が送られてくるので、その封筒に入れて送り返す流れとなります。
ラグジュアリーカードと同じ仕組みとなっており、送ったカードは溶解処理されます。以下はラグジュアリーカードの例となります。
金属製カードはプレミアムクレジットカードの新潮流です。
デメリットはプラスチック製カードよりも重量があり、お財布が重くなる点ですが、実際に使ってみたところほとんど負担感は皆無です。
アメックスのカード券面は原則として世界共通となっていることから、日本でもアメックスビジネスプラチナにメタルカードが導入されます。
ちなみに米国ではアメックス・ビジネス・プラチナのメタルカードが届いています。
アメリカではアメックスゴールドのメタルカードも導入されています。これらもいずれ日本にも導入される可能性があるでしょう。
アメックス・プラチナの上位カードであるアメックス・センチュリオンは金属製のメタルカード(旧チタンカード)が人気を博しています。
やはり金属製クレジットカードというのは質感、クオリティがプラスチック製よりも段違い。上質感があるアイテムで身の周りを固めたいというハイセンスな方には大きなメリットが有る材質です。
アメックスビジネスプラチナのメタルカード導入は、ラグジュアリーカードのビジネスカードに対抗してのことだと思います。
ラグジュアリーカードは金属製デザインと構造で特許を取得した技術が用いられている金属製のクレジットカードです。「ブラックカード」の商標も保有しています。
チタンカードはブラッシュドステンレススチール&カーボン、ブラックカードはステンレススチール&カーボン(マットブラック)、ゴールドカードは24金の純金コーディング&カーボンが用いられています。
金属プレートの加工はNASAに技術を提供している会社が行なっています。
ゴールドカードはアカデミー賞のオスカー像を作っている金属会社が作成しており、傑出したクオリティです。美しいゴールドを作れる会社として定評がある企業がハイ・クオリティーのカードを生産しています。
純金コーティングの素材力を遺憾なく発揮しており、光に反射してキラキラと輝いてゴージャス。24金クレジットカードらしく、光の当たり具合で表情が変化してラグジュアリーです。
ラグジュアリーカードは2016年2月に始まったばかりの新興カードですが、おそらくアメックスを動かした程の存在感があります。
Mastercardのワールドエリートと最上級の材質のパワーを遺憾なく発揮して、情報感度が高い方々に好評を博しています。
以前にラグジュアリーカード日本支社の林 ハミルトン 代表取締役社長に取材しました。充実の特典、イベントなど、Luxury Cardについて色々と聞き倒しています!
米国では富裕層がこぞってラグジュアリーカードに申し込んでいます。保有者の平均年収は、2017年時点でなんと約42万ドルとなっています。
日本での保有者の平均年収も著しく高くなっており、ステータスシンボルのアイコンです。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュは、メールでの依頼が可能である点にエッジ・優位性があります。
電話は不要ですし、会員サイトにログインして決められたフォームに入力する手間もありません。ユーザーフレンドリーで便利です。
最初の対応が自動音声のコンシェルジュだと、人間のオペレーターにつながるまでに2分程度はかかることが多いので、メール依頼できるのは傑出しており特筆に値します。
実際に多様な案件を依頼したところ、ラグジュアリーカードのコンシェルジュには大満足でした。他のプラチナカード・ブラックカードと比較して秀逸です。
ラグジュアリーカードのコンシェルジュのメール対応については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
ラグジュアリーカードは法人カード、個人事業主向けのビジネスカードも発行可能です。
長らく富裕層御用達のクレジットカードといえばアメックスです。ラグジュアリーカードへの顧客流出を危惧して、メタルカードの導入に踏み切ったと状況からは考えられます。
このような競争は大歓迎ですね。今後もアメックスとラグジュアリーカード、その他ハイステータスカードが切磋琢磨して魅力を上げていってほしいと思います。
私もアメックスビジネスプラチナを保有しているので、メタルカードが今から楽しみです。
日本ではアメックス・センチュリオンのビジネスカードは発行されていません。アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードが最上級カードです。
これまで日本では金属製のビジネス・アメックスカードを保有するのはミッション・インポッシブルでした。
しかし、アメックスビジネスプラチナのメタルカード発行で、ついに具現化することになりました。歴史的な瞬間がもう間もなく到来します。
個人事業主・中小企業経営者向けのアメックスのビジネスカードには3種類があります。
- アメックス・ビジネス・グリーン:自己申し込み可能
- アメックス・ビジネス・ゴールド:自己申し込み可能
- アメックス・ビジネス・プラチナ:インビテーション制
個人向けアメックスプラチナは、既存のアメックスゴールド保有者、カード未保有者のいずれもインビテーションを待たずに申し込み・突撃が可能になりました。
アメックスビジネスプラチナはこれまでも突撃が可能でしたが、今後はより一層開放されて誰でも申し込めるようになりました。
日本のアメックスビジネスプラチナにはメタル製カードが導入されて、より一層魅力がアップしました。
類稀なプラチナ・エクスペリエンスが可能になり、白金の風が巻き起こります。
ベネフィットは個人向けアメックスプラチナとほぼ同一ですが、細部で相違点があります。
アメックスビジネスプラチナの幾多の特典の中で、特に大きいメリットは以下のとおりです。
- 秀逸なコンシェルジュ(プラチナ・セクレタリー・サービス)
- 有名ホテルの上級会員の資格(ホテル・メンバーシップ)
- ファイン・ホテル・アンド・リゾート
- フリー・ステイ・ギフト(年1回の無料宿泊2名分)
- 予約困難店の照会・予約などのダイニング特典
- 上質の金属製メタルカード、ACカード
- メンバーシップ・リワードプラスのボーナスポイント(Amazon・Yahoo!ショッピング・JAL・HIS・iTunes等が3%還元)
- デルタ航空の「デルタスカイクラブ」を利用可能(※デルタスカイクラブ羽田)
- プライオリティ・パス(追加カード会員・同伴者1名も無料)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション(センチュリオンラウンジ等)※例:香港のセンチュリオンラウンジ
- 東京・新宿・博多駅からホテルへの手荷物宅配サービス(当日)
- KIWAMI 50、ダイニング・イベント、フランス大使館でのカクテルレセプションなど限定イベント
- 阪急メンズ大阪 プレミアム サービス、パーソナル・インポート・サービス
- エアポート送迎、インターナショナルエアラインプログラム、プライベート・クルーズ、プレミア・ゴルフ・アクセス
- 高級スポーツクラブを都度料金で利用可能(スポーツクラブ・アクセス)
- プラチナ・カード限定のボーナスポイント・パートナーズ
- 最上級の付帯保険(ビジネス家電・カーピッキング・ゴルフ保険も)
- セカンドオピニオン・優秀な専門医の紹介
- 海外旅行先での24時間日本語サポート
- 手荷物無料宅配サービス(往復)
- ポイントの有効期間が無期限(マイルも無期限で貯められる)
特にトラベル関連特典は圧巻の内容であり、他社のクレジットカードではブラックカード級のサービスとなっています。
アメックスのコンシェルジェの航空券手配については、クレジットカードの専門家・菊地崇仁さんも高く評価しています。
クレジットカード界のレジェンドであり、キャッシュレス決済のカリスマであるプロ中のプロが、アメックスのコンシェルジェの航空券手配について高く評価なさっています!
アメックスのトラベル関連の特典が優れていることもあり、ホテル・旅館の手配も秀逸です。アメックス・プラチナのコンシェルジェはトラベル関連で卓越したクオリティを発揮しています。
今後はコンシェルジェのデジタル化対応が検討されており、メールや会員サイトからのフォーム入力で依頼できるようになる可能性があり、より一層便利になるポテンシャルがあります。
ホテルメンバーシップでは、Marriott Bonvoy、ヒルトン・オナーズ、クラブ・カールソンの上級会員資格を取得できます。
セントレジスホテル大阪、クラブラウンジが秀逸なウェスティンホテル東京、エグゼクティブ・ラウンジがナイスな東京マリオットホテルなど秀逸なホテルにお得に宿泊できます。
オリジナルのイベントも充実。人気番組「料理の鉄人」の企画、食に関する書籍等で有名な小山薫堂氏が総合プロデューサーの「ダイニング・イベント」が開催されたこともあります。
実際に参加したところ、日本で最も予約が困難なお店の一つであり、2018年のJAL国際線ファーストクラス 日本発の洋食も担当した「SUGALABO」の圧巻の食事を堪能できました。
会員限定のイベント「DISCOVERY」は、ゲストを招いてビジネスの糧となる一時を過ごせるイベントです。楽しめて実用的でバリューが高い内容となっています。
実際にこのイベントの第一弾に参加してきました。ワインの選び方を学ぶことができ、かつ美味しいワインとコース料理を堪能しました。
日本では最高峰のビジネスカードであり、アメックスの上級カードならではのメリットが満載。バリューの雨を降らせるレインメーカーです。
国際ブランド |
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電子マネー・Pay・NFC決済 |
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- ETC
- 追加カード
- リボ払い
- 国内旅行保険
- 海外旅行保険
- ショッピング保険
- 航空便遅延保険
年会費(税込) | 発行スピード | |
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本会員 | 追加会員 | |
165,000円 | 4人無料 | 約2週間 |
基本還元率 | マイル還元率 | ポイント名 |
1.0% | 0.4~1.0% | メンバーシップ・リワード |
- 4つのホテルの上級会員資格
- フリーステイギフトで年1回無料宿泊
- ファイン・ホテル・アンド・リゾート
- 充実の付帯保険(ビジネス家電・サイバー攻撃・カーピッキング・ゴルフ・返品・旅行キャンセルまで補償)
- アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
年会費13万円(税抜)が気になる場合は、まずはアメックスビジネスゴールドに申し込んで、そこからプラチナ・カードに切り替えるのも方法の一つです。
なぜならば、アメックス・ビジネス・ゴールドはお得なキャンペーンが満載で、初年度は実質コスト0円で利用できるからです。
アメックス・ビジネス・ゴールドの年会費は31,000円(税抜)ですが、1日あたりのコストを出すと約92円です。
1日92円のコストでアメックス・ビジネス・ゴールドの有形無形のサービスを受けられることを考えると、高い年会費は十分にペイできます。
充実の保険はお守りのような安心感をもたらしてくれます。こうして考えると、アメックス・ビジネス・ゴールドの年会費は高いわけではないと評価できます。
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