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自民党圧勝!2014年衆院選後、株価は上昇するか下落するか

投稿日: マーケット・経済の分析

駅に差し込める日差し

2014年12月14日に行われた第47回衆院選は事前の予想通り、自民党が300議席前後の圧勝となりました。円安批判、金融緩和への批判が起こる中での圧勝であり、異次元緩和、一定の財政支出の継続が見込まれます。


民主党党首の海江田万里氏が選挙区で敗北というのが象徴的です。あまり悪口は言いたくないのですが、やはり他の政党の議員から委員会で批判を受けたら号泣するようなパーソナリティだと、わが国のような経済大国のトップは荷が重いでしょう。他の方が党首だったらもう少し違っていたような気もします。

オバマや習近平やプーチンに「ゴルァ」と凄まれたら、涙目になりかねないのではと少し冗談抜きに心配してしまいます。

さて、余談はさておき、過去のアノマリーとしては、解散後、衆院選までは株価が好調なアノマリーがあります。しかし、選挙後は下落することも多いです。

20世紀に入ってから、衆院選の直前の日経平均株価の終値と比べて、選挙の3ヶ月後に株価が上昇したのは2005年と2012年の2度だけです。

下表は衆院選前営業日・翌日・5営業日後・1か月後・2ヶ月後・3ヶ月後の日経平均株価と、衆院選直前を基準とした騰落率です。

2000年 2003年 2005年 2009年 2012年
衆院選前日 16,963.21 10,628.98 12,692.04 10,534.14 9,737.56
衆院選翌日 16,925.40 10,504.54 12,896.43 10,492.53 9,828.88
騰落率 -0.22% -1.17% 1.61% -0.40% 0.94%
5営業日後 17,411.05 10,167.06 12,958.68 10,187.11 9,940.06
騰落率 2.64% -4.35% 2.10% -3.29% 2.08%
1か月後 16,811.49 10,373.46 13,556.71 10,009.52 10,801.57
騰落率 -0.89% -2.40% 6.81% -4.98% 10.93%
2か月後 16,436.65 10,757.82 14,155.06 10,075.05 11,307.28
騰落率 -3.10% 1.21% 11.53% -4.36% 16.12%
3か月後 15,818.25 10,460.92 15,404.05 9,081.52 12,381.19
騰落率 -6.75% -1.58% 21.37% -13.79% 27.15%

2005年と2012年に共通しているのは、選挙翌日に株価が上昇し、5営業日後も上昇していたことです。初動が重要ということでしょうか。

世界的に株価が調整しており、シカゴ日経平均先物の終値(円建)は17,155円です。日経平均株価の終値(17,371.58)と比較すると、-1.25%です。

自民党圧勝は事前に大々的に報道されていたので織り込み済みと思われますが、それは郵政解散時も同様でした。

2014年の衆院選後の株価の行方を占うにあたっては、明日と19日の株価に大注目です。もし明日、世界同時株安の逆境をはねのけて1%近く上昇することがあり、週末も株価の上昇をキープしていたら、今後も堅調な推移を期待できるかもしれません。

逆に来週が軟調な展開になったら、しばらくは調整含みになる可能性があるでしょう。その場合、10月以来の株価の加熱感を抑える調整局面になり、ちょうどよくありがちな展開です。

調整一巡があったとしても、来年2015年は再び株価が上昇すると予想します。大局的には日経平均株価2万円突破に向かっていくと考えます。

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